2015年01月03日
今日は仕事で早出、自宅を午前6時に出たが、辺りは真っ暗、おまけに寒いのなんのって半端じゃない。道路はきらきら光って凍結している。この寒さの中、バイクで出勤など正気の沙汰ではない。
しかし、正月で路線バスもないので方法はこれしかない。実際は歩いて駅まで行くか、四輪で行くと言う手もあるのだが、ここは何としても初乗りしなければライダーとは言えない。
雪が積もったカバーを外し、バイクを引き出してエンジンをかける。一発でかかるが、車体は凍るように冷たい。ヘルメットをかぶるとバイザーが一気に白く曇る。バイザーを上げると顔が寒い。ライトが照らす道路はきらきらと光っている。
慎重に発進して西湘バイパスに向かう。バイザーを下ろすと白く曇って前が見えない。上げると寒気が目に凍みて涙で前が見えない。西湘バイパスは路面が全面真っ黒できらきら光っているので凍結しているのだろう。
さすがに0-100ダッシュは控えてそろそろと加速する。速度は控えめに70キロ程度で流すが、これでも滑ってこけたら無事では済むまい。しかし、ここまで来たらば行くしかない。それにしても寒い。さすがのグリップヒーターも壊れたんじゃないかと思うほど熱が伝わって来ない。レーンチェンッジもできるだけ車体を傾けないようにそっと行う。
途中、日が昇ったが、気持ちは暖かくなるだけで温度が上がるわけでもない。一般道は路面も乾燥していて凍結の心配はないようだ。しかし寒い。でも寒い、寒いと泣き言を言っているのは乗っている人間だけでバイクは何事もなかったように凍るような朝の寒気の中を走り切った。
ところで冬は冬山用のストームジャケットを着ているが、これを着ていると全く寒さを感じない。やはり厳冬期用に作られたストームジャケットは大したものだと思っていたが、どうもチェストプロテクターがかなり防寒に役立っているようだ。
そう言えば夏はこれを着けているとむちゃくちゃ暑かった。バイクであれだけぶっ飛ばしていても寒くないのにプロテクターを外して街を歩いたら何だかすうすうして寒かった。体の防護だけでなく防寒にも役に立つのでぜひ試してみたら良いと思う。まあそんなわけで初乗りは悲惨しかも恒例職場往復ツーリングながら無事に終わった。今年もバイクに乗るぞ。
Posted at 2015/01/03 22:20:17 | |
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バイク | 日記