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2016年05月20日 イイね!

軽自動車って本当に必要なんだろうか。




三菱自動車に続き、スズキでも燃費データを巡る不正行為が明らかになり、自動車業界に危機感が広がっている。

 

スズキが不正なやり方で測定していた車種はマツダなど3社にも供給しており、車種は計27車種に上る。国内の乗用車メーカー8社のうち4社で不正測定車種を売っていることになり、日本車全体のイメージダウンにつながりかねないからだ。

 

「競争が厳しい中で仕事をするのは当然で、不正をするのは論外だ」

 

自動車メーカーが加盟する日本自動車工業会の西川広人会長(日産自動車副会長)は19日の就任記者会見で語気を強めた。三菱自は経営陣が掲げた高い燃費目標を開発現場が達成できず、軽自動車4車種の燃費を良く見せかけており、「信頼を揺るがす不正」(西川会長)と三菱自の行為を厳しく批判した。三菱自の相川哲郎社長は19日付で、自工会の副会長を辞任した。




燃費、燃費と大騒ぎだが、実力値とかけ離れたカタログ燃費がそれほど大事なのかねえ。車の売り方もいろいろとあるだろう。豪華でスペースユーティリティも十分、燃費だって悪くはないですよとか、気持ちよくワインディングを駆け抜ける走行性能、加速も機敏とか、おしゃれでかわいいとか、・・。




ただ、軽を買う人は実用性プラス経済性が主な理由なんだろうけど今の軽は大型化しているので重量も1トンを超えている。エンジンが小さければ燃費が良いと言うわけでもない。レンタカーを借りた時にヴィッツやマーチの1000と軽ではほとんど燃費に差はなかった。




軽自動車というジャンルが必要なのか、その点にも疑問がある。1000cc以下の排気量の車両を現行の軽自動車並みの課税にしてやれば車両設計の自由度も増すだろうし、使い勝手もよくなるのではないか。そうすれば海外でも売れるだろうし、・・。




今回の燃費偽装はメーカーの勝手な都合で行ったもので不届き千万ではあるが、お上も、ただ、訳の分からない燃費測定法を押し付けて、「上意に背くのは重々不届き、よって厳罰に処する」と言うだけではなく、メーカーにとってもユーザーにとってもより良い方法を考えてやるべきではないか。税制さえ見直してやれば軽自動車の存在理由はなくなるんじゃないのか。




全長3400×全幅1480mm以下、全高2000mm以下、排気量が660cc以下という軽自動車の規制の理由は何なんだ。税金が同じならもうちょっと余裕がある車が欲しいというユーザーもいるんじゃないか。せっかくの機会なのだから検討してみる価値はあるのではないか。





Posted at 2016/05/20 17:40:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年05月20日 イイね!

米軍属、沖縄県で女性を殺害。




沖縄県で起きた女性死体遺棄事件を受け、米政府からは「恐ろしい悲劇であり非道な行為だ」(アーネスト大統領報道官)と容疑者の米軍属の男を厳しく非難する声が上がった。

 

オバマ大統領の訪日のタイミングとも重なり、米政府は危機感を強めている。

 

アーネスト氏は19日の記者会見で「犠牲者の家族と友人に心から哀悼の意をささげる。最も深い悲しみを表したい」と表明。「米国は最大限深刻にとらえて状況に対処しており、米軍は地元当局の捜査に全面的に協力している」と説明した。

 

国務省のカービー報道官は「私たちも怒っている」と強調。国防総省のクック報道官は「ショックを受け、落胆している。ぞっとするような悲劇だ」と指摘した上で、「カーター国防長官は日本政府と地元当局に全面協力する決意だ」と語った。

 

どうしてこういうことをするのかねえ。神奈川でも平成18年と20年に米軍人の強殺があったが、米軍の事件はその影響が事件のみにとどまらないからなあ。悪党やバカはどこにもいる。警察でも大阪と埼玉で殺人があった。どんな組織でも個人の私生活や、ましては人格など完全に管理はできないだろう。だけどねえ、だれにも他人の人生を奪う権利はないだろう。犯罪は尽きないだろうけど殺しちゃあいけない。
Posted at 2016/05/20 15:41:48 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治 | 日記
2016年05月20日 イイね!

あり得ないことが、(78)




「澤本君のことはあなた達にはきちんと説明しなくてはいけないだろうな。」

 
社長はそう言ったが一体何を説明するというんだ。あれはさる銀行頭取のばか娘ではないのか。何だかとんでもない事実でも出て来そうで重苦しい上にどきどき動悸がして来た。


「そうだ、ちょっと早いけどどこかで一緒に昼を食べないか。森田さん、例の場所を予約してくれないかな。」

 
社長が北の政所様に向かって変なことを言い出した。この重苦しい雰囲気を引きずって昼飯なんか食いたくないのに。北の政所様は黙って社長室を出て行ってしばらくして戻って来た。


「予約が取れましたがすぐに出ますか。」


「ああ、そうだな。ちょっとお二人の上司に断っておこう。」

 
社長は電話を取って総務部長と企画部長に打ち合わせがあるから僕たちの身柄をしばらく預かると電話をした。社長に自分の部下の身柄を預かると言われてだめだと言う奴はいないだろう。こうして僕たちは晴れて勤務時間内に食事に出かけることになったが、僕にしても女土方にしてもこれから起こるであろうことを予測すると心は重かった。

 
社長に連れて行かれたところは会社から車で十分ほどのホテル内にあるレストランだった。そのレストランの個室に案内されて四人で席を占めた。


「さて何を食べようか。僕はランチで良いけど皆何にするのかな。ここのランチはなかなかいけるよ。」

 
ランチといっても一人前五千円もするんだからなかなかいけるのは当たり前だろう。もっと安いものをと探したが特に見当たらず決めかねていると社長が「皆ランチで良いかな」と言うので渡りに船とばかりこれに乗ってしまった。食物なんかどうでもいいんだ、本当のことを言えば。基本的に食物に執着はないし、僕にとって心地良い味と言うのは甘い味なんだ。注文したランチにはかなり豪華なデザートがついているから楽しめそうだ。

 
料理を注文し終わるとまたしばし沈黙が続いた。けっこうおしゃべりの社長だがこの件に関しては口が重い。それがまた僕の想像を掻き立てた。もっともクレヨンがこの二人の子供だったとしてもそれはそれで今更どうにもなることでもないし、関係のない僕が倫理や道徳云々でこの二人を責めようなんてことは欠片も考えてはいなかった。

 
兄弟なんてものはもっとも近い他人なのだし、姉と弟、兄と妹なんて者同士が好き合ったとしてもそれは起こるべくして起こったことと言えなくもない。ただあまりにも近すぎて相手の粗も見え過ぎることや遺伝学的に奇形や障害児が産まれる可能性が高いことなどから倫理的に悪とされたのだろう。ところが社長と北の政所様の場合はこの距離がちょうど幼なじみ程度だったようなので愛情が生またとしてもおかしくはない。

 
だっていくら社長と秘書だからと言っても海外に二人で出かけるなんていくらなんでもおかしいじゃないか。社内でもそんな話は耳に入るのだから誰だってそう思うのだろう。それでもそれはそれでいい、個人の問題なんだから。一番問題なのはその結果だ。二人の愛の結晶がクレヨンだったとしたら作品の出来については大いに問題があるかもしれないが。

 
前菜が運ばれて来ても誰も口を開かずに四人とも黙って食べ始めた。しばらくナイフとフォークが皿に当たって立てるカチャカチャという音だけが響いていた。


「あのね、あの子、私の子供なの。ごめんね、二人にはずい分迷惑をかけて。」

 
北の政所様が手を休めずにタイのマリネを口に運びながらぽつりと言った。それがあまりにも自然な言い方だったので僕は「ああ、そうかそうか」と言う感じで聞き流してタイを口に運んでいたが、女土方が凍りついたように動きを止めたのでしばらく考えてから、今、北の政所様が口にしたことがかなりとんでもないことだと気がついた。


「あの子の父親が誰かと言うことは言えないわ。いろいろ差障りがあるから。」

 
僕と女土方はほとんど同時に社長の顔を見てしまったが社長は特に困った顔も見せずにのん気にマリネを口に運んでいた。


「社長を見ても父親のことは知らないわよ。私、誰にも話していないから。」

 
そう言われてもこの場合どうしても見たくなるものは仕方がない。沖縄では社長は北の政所様とはそういう関係ではないと言ってはいたが、自分からそうだと言う奴もいないだろう。


「さっき佐山さんに言われたが、機構改編はあくまでも今後の会社の発展と生き残りのためで個人的な理由ではない。体制については僕自身も不満があったのでいろいろ検討してもらったが、現時点では諸般の事情もあってあれ以上のことは出来ないようだ。ただし一度体制が出来上がれば今後発展の余地はあるのだし今現在は不満足であってもしばし辛抱をお願いしたいと言うのがぼくの意見だ。」


社長は北の政所様の爆弾発言にも特に困惑も見せずごく普通だった。


「それから澤本君のこと、これについては私情を交えていることは間違いない。それは認める。あなた達にも迷惑をかけていることも十分に承知している。でも彼女もあなた達になついているようだ。きっと物心がついてから初めて心を開けそうな他人に出会ったのかも知れない。だからと言って彼女を君達に何とかしてくれとは言えた義理ではないが。」


「あの子は社長のお子様ですか。」

 
これは決定的な一言だったが、僕が口にしたこの言葉で衝撃を受けたのは女土方だけで社長も北の政所様も平然と食事を続けて特に動揺は見られなかった。


「僕の子供かもしれない。違うかもしれない。冴子は知っているんだろうけど何も言わないから僕には分からないんだ。」

 
社長はあっさりと北の政所様と関係があったことを認める発言をした。もっともそれは沖縄のホテルで見せた社長の北の政所様に対する態度でも知れていたことだったが、本人が事実を認めたにはやや驚いた。僕は北の政所様の顔を見たが特に変わった様子もなく料理を口に運んでいた。社長は何かを言おうとしたがそこにウエイターが料理を入れ替えに入って来たので一旦話は中断した。

 
ターキーなんていう珍しい料理が運ばれて来たので普通なら物珍しさも手伝ってすぐに手をつけるところだが社長発言で緊張していた僕たちは料理に手をつけずに畏まっていた。



Posted at 2016/05/20 00:33:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小説 | 日記

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