ロシアのプーチン大統領は3日、北方領土問題について、安倍晋三首相との間で「問題を解決しなければいけない点では一致している」と述べた。ただ、平和条約締結後に歯舞、色丹の2島を日本に引き渡すとした日ソ共同宣言(1956年)に言及し、同宣言に沿った形で解決を図る姿勢を改めて示した。露極東ウラジオストクで開催された「東方経済フォーラム」の全体会合で語った。
日ソ共同宣言をめぐっては、日本側は国後、択捉両島の返還問題を解決していないとの立場を取っている。だが、プーチン氏は「(北方領土)問題を完全に終結させる合意がなされ、双方の議会が批准したにもかかわらず、日本が実現しない決定を下した」と述べ、領土問題が解決しないのは日本に責任があるかのような発言をした。ロシアはこれまでも、同宣言に沿って領土問題の幕引きを図る姿勢を繰り返し示しており、プーチン氏は同様の立場を強く示唆した格好だ。
プーチン氏は一方で、領土問題を解決する必要性も指摘し、同問題で日露が妥協できるという例を示すことができればいいとの趣旨の発言をした。解決方法をめぐっては「どちらかが負けたと思うようなものではならない」と指摘した。
また、安倍首相が5月の首脳会談で打ち出した8項目の経済協力について、「ただ一つの正しい道だ」とも語り、日本からの経済協力に強い期待を示した。
ロシアは日本の経済協力と孤立化防止が目的、歯舞、色丹の2島なら明日にでも返還するだろう。もう住民はほとんど引き上げていて警備隊だけが駐屯する程度のようだから、・・。いつでも返還できるだろう。でも、「どちらかが負けたと思うようなものではいけない」と言うなら2島+国後島でどうだとでも言ってやればいいんじゃないか。択捉は絶対に戻っては来ない。国後も相当に難しいが、・・。でもどこかで譲歩しないとこの問題って永遠に続くだろう。こうして話し合いに応じてくれるだけ中韓などよりはずっとましだと思うが、・・。まあそのたびに見返りもあるんだろうけどねえ。
Posted at 2016/09/04 12:19:45 | |
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