オスプレイ墜落を受け、翁長雄志知事は15日、防衛省に稲田朋美防衛相を訪ね、胴体着陸などトラブルが相次ぐ同機を「欠陥機だ」と指摘し「県民が配備に強く反対してきたオスプレイがこのような事故を起こしたことに怒りを禁じ得ず、直ちに飛行中止と配備撤回を強く要請し、強く抗議したい」と改めて配備撤回を求めた。稲田氏は「防衛省としても情報収集、その公表、安全確認にしっかり取り組みたい」と述べるにとどめた。一方、県庁で同日、安慶田光男副知事と会談した若宮健嗣防衛副大臣は配備撤回要求を事実上拒否した。若宮氏は宜野湾市に佐喜真淳市長を訪ね「普天間の危険性除去を第一に考えている。そのために辺野古移設を最優先して前に進めたい」と述べた。墜落事故後、政府関係者が辺野古推進に言及するのは初めて。
翁長知事はオスプレイが訓練するヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の移設が条件となっている米軍北部訓練場の過半返還を巡り、22日に予定されている式典の自粛も求めた。首相官邸で翁長知事と面談した杉田和博官房副長官は自粛要請を拒否し「開催したい」と明言した。翁長知事が会談後、記者団に明らかにした。翁長知事は外務省で小田原潔政務官にも同様に抗議した。
政府の対応について翁長知事は「今までの政府のやり方と全く一緒だが、今回(の事故)は違うよということはしっかり受け止めてほしい」とくぎを刺した。
一方、若宮氏は安慶田副知事との面談で県が求める配備撤回については「東アジアの不安定な安全保障環境で、欠くべかざる装備になっている」と否定した。
面談後、若宮氏は記者団に「安全性を高めるという意味でも大きな意義があると思う。辺野古移設を極力、一歩でも早く前に進めていきたい」と辺野古移設を進める意向を示した。
また宜野湾市では、佐喜真市長が「何よりも重要なのは市民、県民の命だ。20年間も我慢してきた市民にとって何を優先すべきかということを真剣に考え、普天間の一日も早い返還を実現してほしい」と訴えたことに対し、「省庁を超えて安倍政権としてできることは全て行う」と応じた。
何だか日米開戦前の「鬼畜米軍討つべし」状態になってきたな。辺野古訴訟で敗訴が決まって落ち込んだ沖縄県知事始め沖縄サヨクがこの事故で復活してエネルギー充填100%になってしまったようだ。でもこれは事故だからねえ。オスプレイでもほかの航空機でも100%安全などあり得ない。イデオロギーの問題だからやむを得ないんだろうけどもう少し冷静に議論ができないのかねえ。けんか腰じゃなくて、・・。あ、そう言えば最近の政治は何でもかんでもけんか腰が多いなあ。
Posted at 2016/12/16 14:14:33 | |
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