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2017年01月18日 イイね!

張りぼてじゃない空母の1隻や2隻作っても中国は米国の足元にも及ばない。




中国海軍の虎の子、空母「遼寧」が、悠々と台湾を一周した。米大統領交代直前というタイミングに重なったが、“張り子の虎”との評価も。

 
2012年9月に就役した中国の空母「遼寧」(5万9千トン)が、4年以上たった昨年12月25日、初めて太平洋に姿を現した。普通このような大型艦は、就役後間もなく外洋に出て訓練、実験を始めるが、何かと不具合が多かったのだろう。

 
同艦はロシアの唯一の空母「クズネツォフ」の2番艦として1988年に進水したが、ソ連崩壊で工事は中断、港内に放置されていた。中国がそれをスクラップとしてウクライナから購入、02年に大連に曳航した。さび付いた半完成の艦を、図面・資料もなしに修復、装備し、なんとか10年後に就役させただけでも感心だ。


●ソ連が造った失敗作

同型艦の「クズネツォフ」自体がほぼ失敗作で、90年末に就役後、26年間で長期外洋に出たのは9回ほどだ。「クズネツォフ」も「遼寧」も艦載機を加速して発進させる「カタパルト」を持たないのが最大の弱点だ。米空母は長さ76メートルの鋼管(シリンダー)4基を飛行甲板の下に設置、高圧蒸気を吹き込んでピストンを前進させ、それとつながる甲板上の金具(シャトル)で重さ約30トンの艦載機の前輪を押して、一気に時速約270キロに加速して射出する。私もカタパルト発進を経験したが、すさまじい衝撃で「乗用車なら2.7キロも飛ぶ」という。このカタパルトを造るノウハウは米国にしかなく、国産にこだわるフランスの原子力空母「シャルル・ドゴール」も米国製のC13カタパルトを使っている。

 
垂直離着陸ができる戦闘・攻撃機「ハリヤー」(英国開発)や米海兵隊用の「F35B」を使えばカタパルトなしでも空母はできるから、旧ソ連も同種の航空機を開発しようとしたが、失敗に終わった。そこでソ連はSu(スホーイ)27など新鋭戦闘機のエンジン2基の推力が、戦闘機の重量を若干上回り、垂直上昇も可能であることを利用、飛行甲板の先端を14度上に反らせ、力まかせに発進させる手を考えた。「クズネツォフ」「遼寧」はこのタイプだ。


●満タンでは発進できず

だが、遼寧が搭載する「J15」戦闘機(ロシアのSu33を国産化)は燃料を減らし、ミサイル、爆弾も最小限にしないと発艦できない。また大型レーダーをつけ、高空から敵機を見張る早期警戒機は、エンジンの出力が低く、カタパルトがないと発艦できない。早期警戒機がないと、敵機が低空飛行で水平線の下に隠れて接近し対艦ミサイルを発射するのを防げず、空母は容易な標的になる。

 
ロシア、中国、インドはやむなく、レーダーをつけたヘリコプターを使っているが、米空母などの早期警戒機と比べ、ヘリは飛行高度が低く、航続時間は短く、レーダーも非力で遠くは見張れず、「ないよりまし」程度でしかない。

 
米空母は飛行甲板に何十機もの艦載機を上げ、4基のカタパルトで20秒に1機を発進させる。だが、「遼寧」などでは戦闘機が飛行甲板の後部から滑走を始めるから、甲板上には数機しか待機できず、一度に出撃する機数はごく限られる。米空母は有事には戦闘・攻撃機55機を搭載、近く「ジェラルド・フォード」が就役し、空母は11隻になるから計605機、一方、「遼寧」は戦闘機約20機を搭載可能だから雲泥の差だ。

 
中国は空母1隻を建造中で、さらに1隻を造る気配だが、飛行甲板先端を上に反らせているようで、カタパルトはないのだろう。米海軍は新型空母に「リニアモーター」列車の原理による「電磁カタパルト」を採用し、中国も研究はしているようだが、実現するとしても相当先の話だ。

 
空母の戦力差だけでなく、中国海軍の対潜水艦能力は極めて低いから、艦船攻撃用の優秀な原潜57隻を有する米海軍に対抗し、中東などとの長大な海上通商路を守ることは将来もまず不可能だ。

 
最大の貿易国家である中国は輸入資源と海外市場に対する依存度を高めれば高めるほど、世界的制海権を握る米国との協調をはからざるを得ない立場にある。




中国海軍の遼寧は空母の運用のノウハウを得るために作った練習艦のようなものでこれで米国の空母と対抗しようなど棒切れを振り回して戦車に打ちかかるようなもので暴挙としか言いようがない。そんなことは中国が一番よく承知しているだろうから第一列島線を超えるとすぐに回れ右をして台湾を威圧して海南島に戻ってしまった。2隻目の空母は少しはましになるかもしれないが、米海軍の空母機動部隊と対抗しようなど夢のまた夢ではある。大体空母機動部隊など空母の維持に金がかかる。艦載飛行隊の整備維持に金がかかる。護衛艦船の維持に金がかかる。人件費に金がかかる。それはそれは莫大な金額の金が必要だ。10万トンの原子力空母を11隻も持っている米国は大したものだ。世界中の海軍が束になってかかっても鎧袖一触と言うのも理解できる。中国もあまり米国にケンカを売らずに協調の道を探った方が良い。

Posted at 2017/01/18 18:09:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2017年01月18日 イイね!

大型二輪に乗ろう(自立するホンダのバイク技術、大反響にホンダが驚く。)




2輪なのに立ってる、どうして!?

3点で平面を決定する、というのは世の中の常識。2輪車はこいでないとバランスを崩して倒れちゃうから足をついて3点にするわけですが、なんと2輪のまま静止できる二輪車がCESでホンダから登場しました。実はジャイロを使えば倒れず静止することは可能です。代表的なジャイロを使ったものといえば地球ゴマですね。ところが、地球ゴマを見てわかるようにジャイロはそれなりの質量をもったものが高速回転して初めて成り立つため、二輪車に適用するのはちょっと無理。しかもこのバイク、どっからどうみても普通のバイクっぽい。じゃあどうやっているの?その魔法はフロント部にありました。


復元力をどう作るか

二輪車の前輪は通常寝ており(キャンバー角)、キャンバーの先の仮想接地点から実際のタイヤの接地点が後ろ側になる、トレールがポジティブの状態です。これは直進安定性を高めるための仕組みで、駆動力をかけると前輪はまっすぐになり車体は安定します。またステアリングを切り込むと車体も倒れ、傾けてコーナリングをするバイクの自然なハンドリングを楽しめます。ショッピングカートの車輪をイメージしてもらえればわかりやすいでしょう。今回Hondaが着目したのはこのトレールを逆にネガティブにすること。この状態にするとハンドルを動かすと逆に車体を起こす力「復元力」が生まれたのです。そうなったらもうこっちのもの。HondaにはASIMOやUNI-CUB(ユニカブ)で培った姿勢安定制御技術があるので、復元力さえ生み出せればあとは同様の装置で姿勢を安定させるだけです。


ネガティブトレールをどう作るか

とはいえ、バイクとして楽しく走るにはトレールはポジティブでなければならないわけです。しかもハンドルをモーターで勝手に制御したらバイクの持つ素直なハンドリングを楽しめなくなってしまいます。ということで切り替え方式を発案。通常走行時は普通のバイクと同じくステアリングはハンドルと直結、ダイレクトでナチュラルなハンドリングを楽しめますが、極低速時はフロントフォークがハンドルから切り離されると同時にホイールベースを伸ばし、トレールをネガティブにしました。ハンドルから物理的に分離されたステアリングはステアバイワイヤとして、車体に内蔵されたサーボモーターでコンピュータ制御、自立するというわけです。もちろんこの時もライダーのハンドル操作に反応し、操作することは可能。


どこで使えるのか

想定しているシチュエーションは3km/h程度の極低速時の取り回し、車庫入れや停止直前時など。初心者や筋力に自信がないライダー、背の低い女性など弱者救済のためのシステムです。つまりストレスをなくし、バイクのもつ操る感覚、楽しみを際立たせようというのが狙い。ステアバイワイヤだ、自立だ、というとシステムがすべての領域で介入してハンドリングをスポイルしそうに思いますが、ご安心ください。極低速時以外はいたって普通のバイクです。だから無理な運転すれば当然コケますし、自立しているときも無茶すれば倒れます。あくまでも補助的な機能、だから「Riding Assist」という名前なのですね。


市販化はいつ、どうなの

あまりもの周りの反響にもっとも驚いているのがHonda。

「面白い技術だからちょっと見てみて、どうどう?」

みたいな軽い気持ちでCESに展示したそうで、実際にいつ、どんな車種に対応するかはまったくの未定。今回ベースとなったバイクはNC750Sですが、これは「たまたま」なだけで特にリリース予定は現時点ではありません。またデモンストレーションでは自動でステージに移動していったり、ライダーの後をついてきたりしましたがこれはわかりやすくするためのショーであり、市販の際にこの機能がつくかどうかもわからないとのこと。


このシステムのいいところは後ろ半分、バイクの本体は生産モデルをそのまま流用できる点。フロントフォーク、ステム部分だけ付け替えればできちゃうところ。だからヨーロピアン、アメリカン、レーサーなどタイプを問いません。デモで自走するときはフロントハブに内蔵したモーターで駆動しているということで、エンジンは使っていませんでした。実際にはエンジンを使うことになるとすると、エンストしない程度の速度で走行することになるんでしょうね。まあエンストしてもすぐに立ちゴケしないのは安心感があります。


とにかく市販化されるかどうかすべては我々の反応にかかっているということで、まわりが盛り上げていって市販化にこぎつけたいですね。だってこれがあれば、足が届かない大きめのバイク、重いバイクだって乗れるんですよ。選択肢が広がるじゃないですか。もちろん初心者が苦手な一本橋のような状況だって、プレッシャーになりません。そういう意味でまさに二輪車の革命的技術。Honda Riding Assistの市販化に大期待です。




ネガティブトレールの状態でステアリングを動かすと復元力が生じるという原理を使って後はアシモなどのロボット開発で培った制御技術を使ってバイクを安定させるんだそうだ。何となく分かったような分からないような、・・。記事には写真があるのでそちらも見てほしい。そう言えば動画ではバイクがぐっと沈み込む場面があったが、あれでフロントフォークをステアリングから切り離してネガティブトレールの状態を作っているんだろう。この機能は低速でのみ作動するので通常走行では普通のバイクだそうだ。この自立機能はフロント部のみで作動させることができるのでどんなバイクにも取り付け可能とのこと、またライダーの後をついていく機能は自立機能をアピールするためのショウであり、自立機能と合わせて実際にこうした機能を実用化するかどうかは全くの未定とのことだが、バイクが自立するだけでもびっくりなのにさらには自分でライダーを探しながら後を追いかけていくなんて極めて感動的ではある。ホンダ自身、反響の大きさに驚いているそうだが、あれを見せられれば普通は感動するだろう。何かの記事にバイクと一緒に散策できるなんて言うのがあったが、それってバイクの領域を逸脱していないか。それにしても楽しい技術ではある。
Posted at 2017/01/18 14:12:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | バイク | 日記
2017年01月18日 イイね!

どうして主観と感情で物事を考えるのか、お隣さんは、・・。




京畿道議会の「独島に少女像を設置」方針に 岸田外相「国際法上日本固有の領土」と反発 韓国政府、駐韓総括公使呼んで強く抗議


昨年末、釜山(プサン)の日本総領事館前に設置された「平和碑」(少女像)で再燃した“歴史問題”をめぐる韓日間の軋轢が、独島(日本名・竹島)をめぐる“領土問題”に拡大する兆しを見せている。京畿道議会が独島に少女像を設置する方針を明らかにしたことに対し、日本政府が「竹島は日本の領土だ」として強く反発し、これを受けた韓国政府は日本総括公使を外交部に呼び、強く抗議した。

 
京畿道議会傘下の「独島愛・国土愛会」所属の議員たちは16日、「京畿道議会と独島に平和の少女像を建設するための募金開始式」を開き、早ければ年末までに独島に「平和の少女像」を設置する方針を明らかにした。同会の会長であるミン・ギョンソン議員は「独島や慰安婦問題は日本の歴史歪曲と関連するもので、独島と京畿道議会に平和の少女像を建立し、生きた教育の場にしたい」と話した。

 
韓国の地方自治体が慰安婦懸案を独島にまで拡大する構えを見せていることに対し、日本政府は強く反発している。岸田文雄外相は17日の記者会見で、京畿道議会が竹島に少女像を設置する方針を発表したことについて、「竹島は、そもそも、国際法上も、歴史的にも、日本固有の領土である。(少女像の設置は)受け入れられない。これが、我が国の立場」だと述べた。李明博(イ・ミョンバク)前大統領も野田佳彦当時首相から慰安婦問題に対する十分な譲歩を引き出せず、2012年8月に独島を電撃訪問して、韓日関係に荒波を呼び込んだことがある。

 
岸田外相の“独島発言”に対して、今度は韓国政府が直ちに反応した。チョ・ジュンヒョク外交部報道官は17日、定例記者会見で「日本政府が独島について、再び不当な主張を行ったことについて、慨嘆を禁じ得ない。明らかに韓国固有の領土である独島に対する由無い主張を直ちに断念することを日本政府に求める」とする論評を出した。外交部は同日、鈴木英夫・駐韓日本大使館総括公使を外交部に呼んで抗議した。



今ここで竹島に切れ目の娘像など設置したらそれこそ日韓の関係に修復不能な亀裂ができる。普通冷静に考えれば今のこの状況で慰安婦問題を領土問題に絡めるべきではないと思うだろう。しかし、あちらの人たちは物事を主観的かつ感情的に考える人が多いのかこうなってくると手が付けられなくなってくる。朴大統領の問題も日本であればあんなに十万単位の人間が集まって連日デモることはないだろう。政権が半身不随で国内は不安定、こんな時に問題を大きくするのは考えられないが、それがお隣さんの常識なのかもしれない。

Posted at 2017/01/18 14:09:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治 | 日記

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