◇米軍がCH53Eの飛行を近く再開させる方針に怒りあらわ
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に隣接する市立普天間第二小学校の校庭に米軍大型ヘリコプターCH53Eが窓を落下させた事故で、米軍が事故発生の13日から運用を見合わせていたCH53Eの飛行を近く再開させる方針を伝えてきたことについて、沖縄県の翁長雄志(おなが・たけし)知事は18日、県庁で記者団に「本当にとんでもないことで、米軍は『良き隣人』ではない」と怒りをあらわにした。
県は、県内の全米軍機の緊急点検と安全が確認されるまでの飛行中止を求めていたため、翁長知事は「防衛省や外務省、官邸に強く抗議し、それなりの理解を得られる言葉があったが、やはり政府には当事者能力がない」と飛行自粛を求めながらも米軍の運用を止められない政府を批判した。
県関係者によると、米軍は17日、「事故原因はヒューマンエラー(人為的な失敗)」と説明。機体に問題はないとしてCH53Eの飛行再開方針を伝えた。18日に正式に公表するという。
一方、米海兵隊幹部が18日午前、事故後に初めて普天間第二小学校を訪れて謝罪した。宜野湾市教委によると、クラーク政務外交部長(大佐)が、喜屋武(きゃん)悦子校長に「学校、地域に計り知れないご迷惑と不安を与え、おわびする」「今後は最大限、普天間第二小の上を飛ばないようにする」と述べた。
「全機を徹底的に点検し、全クルーへの安全教育も徹底した」とも述べたが、飛行再開や事故原因についての言及はなかった。
喜屋武校長は「(小学校上空を)『最大限飛ばない』では納得できない。飛ばないようにするという回答をいただきたい」と文書での回答を求めた。
まあ、そりゃあ沖縄の知事さんにとって良き隣人は米国よりも中国様だろうよ。でも米軍もあんなもの普通は落とさないだろう。
Posted at 2017/12/18 14:14:44 | |
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