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ntkd29のブログ一覧

2018年07月12日 イイね!

100年後も現役、・・??、F15E、・・(^。^)y-.。o○。




対空も対地もハイレベルな万能機

今年2018年、アメリカ空軍の戦闘爆撃機ボーイングF-15E「ストライクイーグル」が1988(昭和63)年の配備から30周年を迎えました。「戦闘爆撃機」とは戦闘機としての空中戦能力を持ちつつ対地攻撃用の爆弾やミサイル搭載能力を付加した機種であり「戦闘攻撃機」とも呼称します。実のところ全く爆弾を搭載できない戦闘機というのはほとんど存在しないので、あらゆる戦闘機が戦闘爆撃機たりえますが、たいていの機は空中戦寄りの性能であったり、対地攻撃を重視したりと、得意とする分野を持っています。しかしF-15Eは違いました。30年前の実用化当時、空中戦、対地攻撃どちらにおいても比類なき高性能を有し、まさに完全無欠の万能機として誕生しました。


まずF-15Eの空中戦能力はその原型機であるF-15「イーグル」によって担保されています。F-15は2018年現在、空中戦でただの一度も敗北することなく、100機以上の敵機を撃墜した記録を持っており、その空戦能力はほぼそのまま引き継がれました。また一時的にF-15Eの方が優れていたこともあり、F-15に対してF-15Eと同等の電子機器を搭載し空戦能力を引き上げる改修が行われたこともあります。そしてなによりF-15Eの真髄は対地攻撃能力です。原型機F-15から燃料タンクや兵装搭載量の増設/増量が行われていますが、こうした機体のメカニズムもさることながら、既存の戦闘機よりもはるかに優れる電子機器を搭載し、時代を超越した照準能力を与えられた点がより重要であると言えます。


その強みは先進的すぎたレーダーにあり 

各種電子機器において最も高価で重要な存在が、機首部に格納されたAN/APG-70火器管制レーダーです。このAN/APG-70は、戦闘機搭載用としては世界ではじめて「合成開口レーダーモード」を実用化しました。合成開口レーダーモードとは、地表のある領域を移動しながらレーダーで数秒間走査し、得られた多数の反射波データを1枚に合成することで、写真画質の「地図」を作ることを可能とします。この合成開口レーダーモードの視程は最大150kmであり、約40kmの距離であれば建物はおろか個々の自動車まで判別できる解像度を得ることができました。しかも、悪天候であろうが夜間であろうが一切関係なしにです。この合成開口レーダーモードを活用すれば、標的の座標を遠距離から取得し、GPS/INS誘導爆弾にそれをセットすることで、F-15Eは標的を一切目視で確認できなくとも正確に爆撃できる能力を獲得しました。


そしてもうひとつの重要な電子機器が、「ランターン(LANTIRN)」と呼ばれる2本の赤外線画像ポッドです。ランターンは分厚い雲を透過することができず、また比較的近距離でしか使えませんが、昼夜問わずより高精細なリアルタイム画像を取得できることや、移動目標を照準できるという点において合成開口レーダーモードに勝ります。またレーザー照準装置が組み込まれており、レーザー誘導爆弾を使った精密爆撃には必須の装備です。



F-15Eは配備開始の翌年1989(平成元)年末に実働体制にはいり、そのわずか1年後の1991(平成3)年1月に湾岸戦争で実戦デビューしました。湾岸戦争におけるF-15Eの活躍ぶりは伝説的です。ある一夜の作戦において2機のF-15Eがそれぞれ8発のレーザー誘導爆弾を搭載し、なんと16両の車両を破壊、撃破率100%を記録しています。またある作戦では、レーザー誘導爆弾を飛行中のヘリコプターに直撃させ、「爆弾で航空機を撃墜」してしまったことさえありました。




伝説的な実戦デビューの、その後は…?

2018年現在ではF-16やF/A-18、F-35などをはじめに合成開口レーダーモードやランターンないしそれと同種の赤外線センサーを搭載する機種が当たり前になってはいるものの、湾岸戦争の時点でこれを実現していたF-15Eは、まさに現代型戦闘爆撃機「マルチロールファイター」の歴史を築き上げた戦闘爆撃機であったと言えるでしょう。


F-15Eはあまりに強力すぎたため、1990年代にこれを導入したイスラエル空軍型F-15Iやサウジアラビア空軍型F-15Sでは合成開口レーダーモードやランターンの最大解像度を使用できないようソフトウェアで制限がかけられました。2000(平成12)年以降は規制も緩み、F-15Eと一部同等以上の性能を持つ韓国空軍型F-15K、シンガポール空軍型F-15SG、そしてサウジアラビア空軍が再びF-15SAとして導入しており、さらにカタール空軍もF-15QAの導入を決め、量産は継続中です。アメリカ空軍のF-15Eも数度にわたる性能向上によって、レーダーは新しいAN/APG-82へ、ランターンもより高性能なスナイパーXへ換装されており、30年が経過した今もなお卓越した空戦能力と対地攻撃能力を兼ね備えた最高クラスの戦闘爆撃機として各国の第一線で活躍しています。F-15Eの設計寿命は16000飛行時間でしたが、最大36000飛行時間へ拡張可能であると見られ、年間300飛行時間程度で酷使といえるレベルですから、現在生産中のF-15SAやF-15QAなどは優に100年は使えます。ドラえもんの誕生日(2112年9月3日)以降も「ストライクイーグル」は健在であるかもしれません。



100年後も現役かねえ。まあ、現在の戦闘機の飛行性能は人が乗るならほとんど限界まで進化しているから、後はエレクトロニクスの勝負になるそうだ。ただ形態的な進化はあるかもしれないが、新生児も含めて今生きている人で100年後にF15Eが現役で活躍しているかどうか、確認できる人間はごくわずかしかいないだろうなあ、・・(^。^)y-.。o○。



Posted at 2018/07/12 17:04:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2018年07月12日 イイね!

小笠原空港、1000メートル級で議論とか、・・(^。^)y-.。o○。




東京都は12日、小笠原諸島(小笠原村)での航空路開設について、同村との協議会を都庁で開いた。


空港建設をめぐっては、小池百合子知事が先月30日、自然環境に配慮し、滑走路を従来計画の1200メートルより短い1000メートル以下で検討する方針を表明。協議会では、父島の洲崎地区に滑走路を整備する方向で検討していくことを確認した。


都は会合で、同地区に造る滑走路を1000メートルにした場合、1200メートルに比べ、近くの峠を削って出る土の量が8割以上減り、環境に配慮できると説明。利用する航空機は、メーカーが最短で2020年の開発を目指しているプロペラ機(48座席)を想定しているとした。


現在、小笠原と本土との交通手段は、週1便程度運航される定期船のみで、村は航空路開設を要望している。一方、小笠原諸島は11年、世界自然遺産に登録されており、空港建設による生態系への影響も懸念されている。 




空港案もいろいろあったようだけどなかなかまとまらなかったようだ。1000メートル級の滑走路では使用できる航空機が限定されて使いにくくなってしまうだろう。1500メートル級くらいの空港を作っておけばいいんだろうけど観光客が増加して環境破壊が懸念されるとか。島の許容収容人員も考えないとねえ。旧島民は空港を切望し、小笠原の自然に引かれて移住してきた新島民は環境保護を優先と言うらしいが、1000メートルではすぐに拡張が論議されるだろう。作るのであればそれなりにしっかりしたのを作った方がいいと思うけどねえ、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2018/07/12 17:01:56 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治 | 日記
2018年07月12日 イイね!

三菱重工、民間航空機の生産を統一へ、・・(^。^)y-.。o○。




規模拡大でリスク軽減や生産性向上狙う

三菱重工業が民間航空機関連の事業再編を検討していることが明らかになった。国産初ジェット旅客機「MRJ」事業と米ボーイング向けを中心とする機体製造事業を統合する方向だ。三菱重工は2018年度内に債務の株式化により三菱航空機(愛知県豊山町、水谷久和社長)の債務超過を解消した上で、持続成長を続ける事業運営体制を構築する見通しだ。競争環境の変化やMRJの量産を控える中、規模拡大により民間機事業のリスク軽減や生産性向上につなげる。


三菱重工の民間航空機事業の売上高は2000億―3000億円規模とみられ、ボーイングなどの機体の一部製造を担う。これとは別に子会社の三菱航空機が「MRJ」を手がける。一体運営により、共通業務の合理化や需要変動への対応力を高める。


現状、機体製造事業は新型機への切り替えに伴う端境期で生産機数が減少し、収益の踊り場。21年までに同事業にかかわる2000人以上を配置転換するなど固定費圧縮を急ぐ一方で、自動化による生産性向上を進める。


三菱航空機は「MRJ」の度重なる納入延期で開発費用が当初想定の約3倍の累計6000億円に膨らみ、18年3月末の債務超過額は約1100億円。20年半ばの初号機納入に向け正念場を迎える。


三菱重工は三菱航空機の債務超過を解消し、型式証明取得後に三菱航空機のステークホルダーと「MRJ」の持続成長に向けた体制変更協議を本格化する見込み。事業再編の詳細は検討中だが「同じ民間旅客機であり相乗効果は大きい」(首脳)。機体製造事業を分社する可能性もある。




これは当然だろうな。下請けで部品を作る会社と新規で機体組み立てをする会社が別では生産効率が悪いだろう。どこが担当するかは検討だろうが、旅客機は下請けの部品製造にしろプライムの機体組み立てにしろ、同一の会社で生産した方がいいだろう。まあ民間機の製造はすべて三菱航空機に移管するんだろうけど、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2018/07/12 16:57:55 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治 | 日記

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ntkd29です。CB1300スーパーボルドールに乗って11年、スーパーボルドールも2代目になりました。CB1300スーパーボルドール、切っても切れない相棒にな...
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