小型機市場に、世界の2大航空機メーカーが参入。
日本勢への影響は。
16日にイギリスで開催された世界最大級の航空ショー。
そこに登場したのが、日本の「MRJ」。
一般の顧客を前に初めてデモ飛行が行われたのは、三菱重工の子会社・三菱航空機が手がける、国産初の小型ジェット旅客機「MRJ」。
「MRJ」をめぐっては、全日空などの世界の航空会社から、およそ400機を受注しているが、安全性向上のための設計変更を繰り返し、これまで納入時期は、5度延期されていた。
一方、開発の遅れで納期が延期された間に、小型機市場は大きく様変わりした。
「MRJ」がデモ飛行を行った同じ日、アメリカのボーイングとヨーロッパのエアバスが、相次いで小型機部門の強化を表明した。
ボーイングは、ブラジルの航空機大手・エンブラエルの商用機部門を傘下に収めることで基本合意。
一方のエアバスは、カナダの航空機大手・ボンバルディアの小型機部門を買収した。
今回の2大航空機メーカーの動きは、ボーイングから顧客向けサービスなどの支援を受ける「MRJ」への今後の受注にも大きく影響があると、専門家は指摘する。
航空評論家・秀島一生氏は、「(エンブラエルを)なぜ傘下に入れたかというと、エンブラエルを売りまくる。MRJとエンブラエルは、真っ向からぶつかります。競争相手だから。これは深刻な打撃です」と話した。
現在、2020年半ばに納入を予定している「MRJ」。
2大航空機メーカーによる本格参入で、受注競争は、さらに激しくなるとみられる。
戦前、航空後進国だった日本が96式陸攻や零戦を作って世界をあっと言わせた。同じ会社が作っているんだからボーイングやエアバスを食ってやれ。飛行を見ていると非常に素性は良さそうな機体ではある。あとは三菱重工の社長が言うように「世界の人に好かれる飛行機」になることだろう。もう後はない。がんばれ、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2018/07/18 15:53:28 | |
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