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ntkd29のブログ一覧

2019年02月09日 イイね!

大型二輪に乗ろう(ホンダのバイク、リコールだそうだ、・・(^。^)y-.。o○)




ホンダバイクのリコール

不具合の部位
ABSモジュレーター

不具合の状況及び原因
ABS(アンチロックブレーキシステム)モジュレーターにおいて、構成部品の組付け治具形状が不適切なため、組付け時にアルミ片が発生することがあります。そのため、ABS作動時に当該アルミ片が逆止弁へ噛み込むと前輪または、後輪がロックするおそれがあります。

2BK-MC51
CBR250RR
MC51-1200321~MC51-1200760
平成30年11月6日~平成30年11月28日
277台
2BL-SC54
CB1300 SUPER FOUR
CB1300 SUPER BOLD’OR
SC54-2400323~SC54-2400378
平成30年11月13日~平成30年11月26日
44台
2BL-RC82
NM4
RC82-1200530~RC82-1200556
平成30年11月21日~平成30年12月24日
22台
2BL-RC80
VFR800X
RC80-1200004~RC80-1200015
平成30年11月1日~平成30年11月21日
12台
2BL-RC79
VFR800F
RC79-1200006~RC79-1200030
平成30年10月30日~平成30年11月6日
10台
合計365台


Webikeからのメールでホンダのバイクのリコール通知が来た。CBR250RRかと思ったらCB1300SFとスーパーボルドールも対象になっているので「またか」と思ったが、時期がずれていてセーフだった。そう言えば400Xもカムシャフトの不具合でリコール、CB1300はスタータースイッチの不具合、クロスカブは燃料ポンプの不具合と必ずリコールがかかる。「磨き抜かれた伝統の走り」とかなんとか言っても結構いい加減なんだなと思う。排ガス規制のエンジンのバタつき以来、まあ、ホンダもそうだけどメーカーの技術と言うものに懐疑的になった。結構その場しのぎの間に合わせをしているんじゃないだろうかと、・・。日産やスバルなどの検査不正や三菱の燃費偽装などは故意なのでさらに悪質ではあるが、過失とは言え、こうしたリコールも場合によっては命にかかわることなので間違いのないようにしてもらいたい。レオパレスなどは組織ぐるみの究極の不正だが、商売と言うのは物を売る側がお客に対してどうして誠意を見せるか、それに尽きると思う。『そういう仕様なんで今後修正する予定はない』などと言ってはいけない。我々は商品とともにメーカーの誠意を買っていることを忘れないでほしい、・・(^。^)y-.。o○。


Posted at 2019/02/09 15:46:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2019年02月09日 イイね!

豚の殺処分に困惑の自衛官、・・(^。^)y-.。o○。




豚コレラをめぐる豚の殺処分の支援で延べ千人余りの隊員を3県に出動させていた自衛隊は9日にも支援を終え、隊員を撤収させる。豚コレラの発生は平成4年以来のため隊員にとって支援は未知の任務で、豚の断末魔の叫びに戸惑う隊員もいた。東日本大震災での対応の教訓で隊員の精神的負担を和らげるメンタルヘルスも重視した。

豚コレラの感染は5府県に広がり、このうち自治体だけでは対応できない愛知、岐阜、長野の3県の知事から自衛隊に災害派遣の要請があった。これを受け、陸上自衛隊の第10師団(愛知)や第12旅団(群馬)を中心に延べ1055人の隊員が6日から出動し、24時間態勢で支援活動にあたった。

活動内容は(1)豚舎内での豚の追い込み(2)殺処分した豚や餌などを埋却地に運搬して処理(3)養豚場の消毒支援-で、隊員に最も負担が大きかったのは豚の追い込みだった。獣医師が注射や電気ショックにより殺処分するにあたり、豚を集めたり、暴れないよう押さえたりすることが求められた。

ある自衛隊幹部は派遣された隊員から、「命あるものを処分せざるを得ないのは心苦しく、たとえようのないむなしさの中、心を無にして臨んでいる」との報告を受けた。愛らしい子豚を正視できない隊員や、豚舎に悲鳴が響き渡るのに悩まされる隊員もいた。

こうした経験は隊員に無力感を抱かせかねない。東日本大震災では多数の遺体を収容した隊員が精神的に消耗しないよう一日の活動を終えた後、隊員同士で苦しみや痛みを共有する時間を設けた。それを教訓に今回も同じような時間を取り、心理カウンセリングが専門の隊員も派遣した。

自衛隊が派遣されていた3県のうち岐阜、長野両県は8日に支援を終了し、愛知県についても早ければ9日に終える見通しだ。



豚コレラとは言って異常のない元気な豚を殺処分するのはやはり気持ちのいいものではないだろう。自衛隊もあれこれ使われ放題で何かあれば非難されて誠に大変ではある。もっとも税金泥棒呼ばわりされていた時代から見れば自衛隊もずい分と国民の支持を得てはいるが、・・。何はともあれ、がんばれ、自衛隊、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2019/02/09 12:16:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2019年02月09日 イイね!

韓国、自衛隊機の低空飛行で防衛省に抗議もやや控え目か、・・(^。^)y-.。o○。




韓国が海上自衛隊哨戒機の「威嚇飛行」に対する「自衛権的措置」に言及した1月23日以降、韓国軍が「海自哨戒機が威嚇飛行を行った」として自衛隊に再度抗議していたことがわかった。韓国の軍事関係筋が明らかにした。

韓国の軍事関係筋によると、「威嚇飛行」は1月末から2月初めにかけて起きた。海自哨戒機は従来と同じ高度と距離を保って韓国海軍艦艇に接近したとみられるが、韓国軍は「挑発行為」として自衛隊に抗議したという。

韓国国防省は1月23日付の声明で「自衛隊哨戒機による威嚇飛行を強く糾弾する」とし、鄭景斗(チョンギョンドゥ)国防相は同日、韓国記者団に「自衛権的措置」を取る可能性にも言及。今回の抗議は、韓国側の正当性を強調する狙いがあるとみられる。

ただし、韓国国防省は8日現在、この抗議について公表していない。背景には、公表すれば日韓関係のさらなる悪化が必至なことに加え、「韓国軍が公海上で他国の哨戒活動に強硬な対応を繰り返している」という印象が広がり、韓国の国際的な地位が低下するとの懸念があるとみられる。(ソウル=牧野愛博)




さすがの韓国も自国の行為があまりにも理不尽で説明がつかないことを憂慮し始めたのか。やればやるほど深みにはまって身動きが取れなくなるのだからいい加減にした方がいいだろう、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2019/02/09 12:14:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2019年02月09日 イイね!

外国人献金の辻元氏、「返せばいいだろう。辞任はしない」と開き直る、・・(^。^)y-.。o○。




立憲民主党の辻元清美国対委員長をめぐる、夕刊フジのスクープが永田町を激震させている。辻元氏の政治団体が、韓国籍の男性弁護士から政治資金規正法に抵触する「外国人献金」を受けていたのだ。辻元氏は「返金した」などと役職辞任を否定したが、閣僚の辞職を厳しく迫る同党の対応と比較して、「自分には大甘」「ダブルスタンダード」などと批判が噴出している。韓国海軍駆逐艦によるレーダー照射問題などを国会で取り上げない、同党の姿勢・体質を問題視する声もある。辻元氏側の「(外国人献金の一部は)後援会費として適切な会計処理をした」との主張にも、識者から疑問が浮上しており、辻元氏にはさらなる説明が求められそうだ。
 
夕刊フジは6日発行の1面トップで、辻元氏の政治団体「辻元清美とともに! 市民ネットワーク」(通称・つじともネット)が、13年と14年の2回、韓国籍の男性弁護士A氏から政治献金を受けていたことをスクープした。
 
「外国人献金」を放置すれば、日本の政治や政治家が、外国や外国勢力によって政治的圧力や干渉、影響を受けかねない。第二次世界大戦前夜の1940年代、日本は

「ゾルゲ事件」を経験しており、警戒は当然だ。
 
政治資金規正法は第22条の5で「外国人献金」を違法と規定し、寄付を受けた者は《3年以下の禁錮または50万円以下の罰金》と定めた。有罪確定した場合、選挙権や被選挙権といった公民権が停止される。つじともネットの政治資金収支報告書を確認すると、A氏からの2014年分の1万2000円は「訂正」「取消」されていたが、13年分の1万円は「違法状態」が放置されていたのだ。
 
本紙の報道を受け、マスコミ各社は辻元氏に記者会見を要求した。辻元氏側は「カメラなしのブラ下がり」や「文書配布」などを提案し、最終的に6日夕、「カメラなしの記者会見」が行われた。
 
ここで、辻元氏が「直ちに訂正できてよかった」「そこ(=国対委員長辞職)までは至らない」と語ったことで、永田町関係者はあきれ果てた。
 
「国会の爆弾男」こと、日本維新の会の足立康史衆院議員は「日ごろ、安倍晋三内閣の閣僚をはじめ、あれだけ他人を攻撃し、厳しく追及しておきながら、自分の法律違反となると『返金したら問題ない』と、進退問題をスルーするとは大甘だ。どれだけダブルスタンダードやねん。『人に厳しく、自分に甘い』。訂正して済むわけないじゃないか!」と、夕刊フジの取材に怒りを込めて語った。

■若狭勝氏「隠蔽、脱法行為の可能性も」
 
ネット上も、辻元氏や立憲民主党への批判であふれている。
 《これがまかり通ったら、政治資金規正法が揺らぐ》《外国人献金は、モリカケより重大案件だ》《極端な話、万引きしても「バレたらお金払えばいい」ってなってしまう》
 《厚労省の統計不正問題では「膿を出し切る」と大見得を切っていた。自らの外国人献金も膿を出し切ってほしい》《これでも(大阪府)高槻市民は彼女に投票するのか?》
 立憲民主党が、国会の代表質問や予算委員会の審議で、韓国海軍駆逐艦によるレーダー照射問題や、いわゆる「元徴用工」の異常判決を取り上げない「韓国スルー」を続けていることと関連づける意見も多い。
 《だから、立憲民主党は韓国のことは沈黙したままなんだな》《(所属議員を見ると)親韓・媚韓ばかり》
 
当然、辻元氏を擁護する声も多々ある。こうしたなか、辻元氏の活動ブログに6日掲載された、今回の件に関する説明に疑問が浮上している。韓国籍の男性弁護士A氏から受け取った14年分の1万2000円について、ブログでは「この方が外国籍の方であることが確認されたため、後援会の担当者が連絡し、外国籍の方からは寄付を受けられないことを説明し、了解をいただいた上で再度後援会費として適切な会計処理をしました」とあるのだ。
 
「後援会費として適切な会計処理」とは何なのか?
 
前出の足立氏は「理屈が分からない。後援会は本人と一体であり、後援会費ももちろん禁止されているとみるべきだ」と語った。元東京地検特捜部副部長で弁護士の若狭勝氏は「外国人でも後援会には入れる。ただ、『後援会費』であっても、他の会員とは違って、仮に、本来払うべき会費よりも上回る金額を支払ったりしていれば、『隠蔽、脱法行為』にあたる可能性も出てくる」と指摘した。辻元氏は立憲民主党国対委員長という要職にある。「カメラなしの記者会見」ではなく、国民が納得するような説明責任を果たしてほしい。

■辞任について「前原さんは前原さんの判断」
「外国人献金」問題に関する、立憲民主党の辻元国対委員長と記者団の主なやり取り。
 --今回の事態をどう受け止めているか
 「ショックだった。直ちに訂正できてよかった。外国籍の方については(寄付はできないと)会合のパンフレットや振込用紙に注釈を書いている。今後さらに注意しないといけないと強く思う」
 --2014年の段階で外国籍と認識していたが、前年の寄付金については把握していなかったのか
 「さかのぼって確認していなかった。(夕刊フジから指摘を受け)調べたらそのままだったので昨日、返金した」
 --献金を受けた外国籍の男性弁護士と面識はあるか
 「ちょっと分からない。どこかで名刺交換したのかなと思う」
 --外国籍だと気付いたきっかけは
 「会計処理担当の事務員が、どこかの会合で発言されているのを見て『外国籍の方かなと思い、その人に確認した』と言っていた」
 --執行部への報告は
 「福山哲郎幹事長に報告した。『速やかに訂正するように』ということだった」
 --どのように責任を取るのか。国対委員長を辞任する考えは
 「そこまでは至らないと思っている」
 --外国人献金をめぐり、民主党政権時代に前原誠司外相が辞任した
 「それぞれの判断だ。前原さんは前原さんの判断だ」



まあ辞任はしないだろうな。面の皮は人並み外れて厚いからなあ。立憲民主党は蓮舫だの不倫議員だのそんなのばかりでわき目も振らずに政権批判一筋だが、よく他人のことを追及できるものだなあ。もっとも党首も日本を破滅の淵まで追い込んだ元凶の一人ではあるが、・・。まあこんなことでは政権獲得など夢のまた夢ではある、・・(^。^)y-.。o○。


Posted at 2019/02/09 12:13:13 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治 | 日記
2019年02月09日 イイね!

滋賀の警察官射殺事件で被告に懲役22年の実刑判決、・・。




彦根市の警官射殺事件で、大津地裁判決の要旨は次の通り。

【主文】被告を懲役22年とする。

【犯行の経緯】 2017年4月に滋賀県警察官を拝命した被告は、警察学校卒業後、彦根署に赴任して同署管内で勤務し、18年3月26日から同署河瀬駅前交番に配置され、井本光巡査部長(以下「被害者」という)ほか1名の警察官と共に勤務していたが、書類の細部の訂正を繰り返し指示されるなどして被害者から指導、注意を受けることが続いていた。
 
被告は自信を失い、適性がないように感じて劣等感を強め、高校卒業後、念願かなって成就した任官がここで頓挫し、職を失うのは耐え難いとして自尊心にとらわれ、退職の選択もできないまま悩みを募らせるうち、むしろ被害者の指導が理不尽ではないかとの思いを抱き、反感を募らせていた。
 
同年4月7日、もう1名の相勤警察官が急きょ入院し、当面、被害者と2人きりで勤務をこなす機会が増えることとなった被告は、同様に思い悩む時間が続くものととらえて暗たんたる心境になっていた。同月11日、通報に応じて出向いた先の現場で被告は被害者の指示内容を果たせず、交番で被害者から厳しく叱責され、「お前のできの悪さは親のせいか」などとなじられ反感、憤りを一気に強め、うっ積していた自責、他責の念を晴らそうと考え、殺害を思い立った。

【責任能力の判断】
 
弁護人は、拳銃発射と殺人の犯行時の被告について、適応障害等の精神面の不具合により、意識狭窄(きょうさく)や衝動性の抑制が困難になるなどの状態に陥り、善悪の判断能力・行動の統制能力が著しく減退し、心身耗弱であった疑いがあると主張する。
 
精神鑑定や心理鑑定の結果によれば、精神疾患の病歴はないものの、その劣等感の強さなどから思い悩むうち出現した精神症状として想定できるものがあり、意識狭窄、現実感の欠落、離人感の出現、思考の硬直化等が挙げられる。これらの症状が出現し、被告の各能力を著しく減退させていたか否かを吟味してみたが、程度の強い減退があったとはいえない。
 
現場の様子が撮影された防犯カメラの映像や、全般的におおむね記憶を保持しているとうかがわれる被告の公判供述等によれば、犯行時と少し前にさかのぼる頃の言動に、周囲の状況の認識が欠けている様子を示すものはない。視野が極度に狭まっている様子もなく、むしろ、事態に対しある程度の見通しをもって整然と対応し、衝動の抑制が働いていたことを表す事実が以下のとおり多数認められる。
 
被告は交番で被害者と席を並べ、夕食用の弁当を食するなどして平静な行動状況を示したのち、気付かれないうちに被害者の背後の間近に位置し、拳銃発射の犯行に及んでいる。
 
その際、あらかじめ離れたところで拳銃の撃鉄を起こしておき、狙いをつけて引き金を引く動作で1発目の発射を遂げている。被害者が机に突っ伏すと再び狙いをつけ、撃鉄が降りている拳銃の引き金を強い力で引くことにより撃鉄が起き、これが降りて射撃に至るという動作で2発目の発射を遂げ、発射間隔7秒間にこれらの所作を意図的に選択している。
 
身に付けていた警棒等よりはるかに殺傷能力が高い拳銃を的確に用い、反撃に遭わないうちに確実に殺害を遂げる方法を、行動を統制しながら円滑に遂げたことを示す事実といえる。
 
また被告は弁当を食べ終わる頃に殺害を決意したが、拳銃発射までに約12分間が経過しており、傍らに被害者が存在する状況にもかかわらず、攻撃を直ちに開始しなかった。
 
被害者の背後に立っていったん拳銃を構えるも、その場面で発射せず、交番内の休憩室に戻って飲み物でのどを潤すなどしている。この行動は拳銃を発射して殺害に及ぶことの重大性を認識しているがゆえに踏み切れなかったことを示しており、衝動を抑え込む能力を十分に保持していたと認められる。
 
そうすると、当日も被害者の前で畏縮し、指示に返答するなどの反応もできず硬直する様子であったことなどの事情を考慮に入れても、犯行時に前記各症状の影響が強く及んでいたとは認められない。
 
防犯カメラが作動している交番内で犯行に及ぶなど意識範囲の一定の縮小はあったし、犯行自体が突発的で見通しを欠くことも明らかだが、少なからず切迫した心理に陥る犯罪の局面一般と比べて特に異常さがあるとはいえない。
 
射殺後の行動も、パトカーを運転して途中で水田に進入してしまう事態に陥るほか、歩いて逃亡する過程でも場当たり的に行動している節がうかがわれるが、交番から立ち去る際に施錠をしたり、折からの訪問者に整然と対応していったん退去させたりするなどの一定の深い思考を伴う所作も多く見受けられる。事後行動に程度の強い能力の減退を示すものがあるとはいえない。
 
犯行時、前記各症状の一部が幾らか現れていたとは認められるものの、それらが強く影響を及ぼし善悪の判断能力と行動の統制能力の双方、またはいずれかが著しく減退していた疑いはなく、心神耗弱であったとの合理的な疑いを入れる余地はないと判断できる。

【量刑の理由】
 
本件は当時19歳とはいえ現職の警察官であった被告が、勤務中に携帯する拳銃を凶器に用い、上司に当たる同僚警察官との関係で募らせていた悪感情を晴らすべく、拳銃発射の方法で殺害に及び、即死させた内容を含む空前の、絶後となるべき重大な事案である。
 
公の信託を受けて例外的に拳銃の携帯を許されている警察官が信託に背き、社会を揺るがせる不正な拳銃の使用や所持に及んだ要素が見過ごせない。
 
拳銃発射と殺人の犯行は2発もの弾丸を至近距離で撃ち込むという危険で悪質な犯情を備えている。突発的で計画性はないものの、強い殺害の意欲に基づく犯行で、この点の評価は当然に厳しい。
 
被告は現場勤務についてからさほど期間を経ていない新人の警察官であった。被告を含む新人警察官の指導・養成は、警察学校でも十分な教育を尽くすに至らず、残りを現場の指導担当者に委ねるものの、その個性や余力に依存するところが大きく、新人の特性との組み合わせ次第により達成度に差を生じかねないものであったとうかがわれる。
 
その未熟な警察官が拳銃を携帯していることを踏まえると、組織の指導、養成の在り方が検討されるべきであったと考えられる。結果として、言葉遣いは厳しいものの熱意を込めて指導に当たっていた被害者の思いは伝わらず、かみ合わないまま、いまだ社会性が乏しい上に劣等感が強い被告が感情をうっ積させ、犯行が引き起こされた側面も認められる。思い悩んだこと自体については一定の理解ができる。
 
しかしながら、周囲の同僚、上司、家族らに悩みを打ち明け、相談を持ち掛けるなどして事態の打開を図ることが、当時の被告にできなかったとは認められない。
 
被告と被害者が一緒に交番勤務をこなすようになってからわずか5回目の接触の機会に犯行に及んでいる。もう1名の相勤警察官の復帰が見込まれていたことにも照らし、事態の好転を待ちながら、穏当な対策を探る余地のある段階であったといえる。自尊心にとらわれていたというのであるが、他害を回避しない理由にはならない。年若い世代であったことを考慮しても大きくは変動しない。
 
年齢を考慮に入れつつも、拳銃を携帯する意義等に係る教育を受けていた被告は、最終的に犯行直前、腰に下げている拳銃の存在に意識を及ぼした時こそ、警察官の本分を思い起こし、凶行を思いとどまるべきであった。射殺を含む本件各犯行に及ぶこととしたその意思決定に向けるべき非難の程度は、強いものとならざるを得ない。


亡くなった被害者やその遺族の方からすれば懲役22年では何とも納得ができないかもしれないが、22年と言う時間は長い。出所すれば人生の半分が終わっているし、その後もたとえようもない重荷を背負って生きていかないといけない。職業と言うのは基礎教育を受けたからと言ってそれで一人前ではなくその後も現場でいいこと悪いこと、賞賛を受けたり叱責を受けたり、様々経験しながら長い時間がかかって「ああ、何があってもまあ一通りのことは何とかなりそうだな」と言う頃には人生も半分くらいまで過ぎている。「殺せば解決する」と言う致命的な短絡思考を実行してしまうというのは被告人に人間として欠陥があったとしか考えられない。殺人に銃刀法の加重所持、パトカーの窃盗など併合罪加重を考慮すれば22年と言う量刑は被告の年齢を考慮しても妥当だろう。被害者にはまことにお気の毒であった。


Posted at 2019/02/09 12:10:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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ntkd29です。CB1300スーパーボルドールに乗って11年、スーパーボルドールも2代目になりました。CB1300スーパーボルドール、切っても切れない相棒にな...
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