2019年08月05日
昨日、今日と今年2回目のロングツーリングに出かけてきた。出かけた場所はいつもの通り福井の小浜から鯖街道を通って近江に泊まって安土城で信長さんにご挨拶して帰って来た。「同じところばかりで飽きないのか」と言うのがいるが、基本走るのが目的なんでどこでもいい。2日で1,000キロを走破するのが目標なんでそうして走れればそれでいい。
しかし、今回は何とも暑かった。気温が36度とか37度、それだけでも十分な暑さなんだけどバイクはむき出しのエンジンを抱えている。四輪の場合は「ボンネットで目玉焼きができる」などと言うが、1300ccの巨大なエンジンをむき出しで抱えているCB1300は目玉焼きどころか焼肉だろうがローストビーフでもローストチキンでもできそうだ。それが足から10センチほどのところにあるので暑いなんてものじゃない。上から下から熱気に攻められて熱中症どころの騒ぎじゃない。
バイクに乗るのだから当然のこと長袖のシャツにプロテクター装着、手足も付けて上にはジャケットの完全武装、頭にはフルフェイスのヘルメット、それだけでもたくさんだが、37度の気温にエンジンの熱気、高速ではSAに寄った際には水分補給だけではなくトイレで体に水をかけて着ているものを濡らして走るが、すぐに乾いでしまう。恐るべしではある。以前に敦賀に行ったときに、この時はフェーン現象で敦賀の気温が42度だったそうだが、熱中症になりかけて頭がくらくらしたことがあるが、気をつけないとバイクに乗っていて熱中症になって事故なんてことにもなりかねない。
それからバイクに長時間乗っているとケツが痛くなってくる。これは乗っていればある程度慣れてくるが、完全に消えることはなく1日10時間も乗っているとやはり痛くなって居心地が悪くなってくる。高速などでは立ち上がったりして姿勢を変えたりしているが、まあこれは我慢するしかないだろう。それからこれも座り方なんだろうけど股間、もっとはっきり言うと「チ×コ」、に痺れが切れることがある。
これは男にしか分からないと思うが、極めて具合が悪い。タンクなどに触れようものなら普段は筋肉で押さえているものがみんな出てきてしまいそうで、実際に出たことはないが、まこと落ち着かないというか、居心地が悪い。こうなったら腰を浮かせて血行をよくして何とか回復させるのだが、その間、なんとも力が入らず腰が浮いているようで具合が悪い。
これほどの苦労があるのだから「バイクに乗ってみたい」などと言う手合いを乗せると1回でもう二度と乗らないそうだ。それも分からないでもないが、・・。まあ完全空調、飲み食い自由の四輪に比べてこれほど苦労があるのになんでバイクの方がいいんだろう。それはバイクに乗っていると何とも自由な気持ちになるからなんじゃなかろうか。昔、馬に乗って旅に出たように今は鉄の馬に乗って身軽に自由な旅に出る。この身軽さは四輪では真似ができないだろう。
四輪も嫌いじゃないけどバイクの様に身軽に出かけようという気にならないのはヤドカリの様に家を背負っていくような重さがあるからなんだろうか。まあはっきりよくは分からんけどバイクは楽しいね。今年はあと2回は行きたいのだが、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2019/08/05 19:04:11 | |
トラックバック(0) |
バイク | 日記