2019年11月11日
今日はあまり天気が良くないそうだが、起きたら晴れていたのでバイクで出かけることにした。走る場所は箱根、先日の観測史上第一位の24時間降水量924ミリの雨が降っていまだに相当の被害が残っていると思うが、まあ、それはそれ、バイクに乗って出かけた。
11月の中旬で気温はかなり低い。つい先日までのあのバカ暑さがウソのようだ。日本は夏と冬だけの国になりつつあるんだろう。バイクで箱根に行くのも久しぶりではある。箱根新道から旧道、遅い車をパスしたらその前に観光タクシーが2台いて、どうにもならないのでタクシーに追随しておとなしく走っていたら石畳の入り口で急に止まりやがって鬱陶しいことこの上ない。まあ商売だから仕方がないが、・・。
紅葉はかなり進んでいる。急に気温が下がったからだろうか。最近は箱根の紅葉もあまりぱっとしないが、今年はまあまあではある。芦ノ湖を回って仙石原を抜けて県道736号に入ろうとしたら全面通行止めになっていた。やはりこうした脇道の県道は被害があっても修復が遅いんだろう。
仕方がないので138号で静岡側に出て途中で静岡県道401号に入った。この道を登るのは初めてだが、逆光で先が見にくい上にいつもと勝手が違って走りにくい。路面が濡れているうえに落ち葉が多くて滑りそうでちょっと気味が悪い。それでも何だかんだで長尾峠まで上がってそこから今度は下ってきた。やはり下りは慣れた道で走り易い。
途中、前をベルファイアに塞がれたが、この車、結構気合を入れて下っているようで直線で加速してはコーナーで無暗にブレーキを踏む。こっちはほどほど車間を取ってのんびりと後についていく。やはり慣れた下りの方が走り易い。
御殿場に下りればあとは東名で帰るだけ、富士山は五合目から上はすっかり雪景色、こんな山をアイゼンもピッケルも防寒着も何もなく動画撮影のために登って落っこちたやつの気が知れない。冬の富士山はスケートリンクを斜めに据えたようで氷も硬くて滑ったら止まらない。以前9合目付近から2合目まで滑落した登山者がいたが、氷で削られて体が半分くらいになっていて雪面には赤い筋が一直線についていたそうだ。
冬の富士山はヒマラヤの匂いがするというが、実際にヒマラヤ遠征前のトレーニングによく使われるそうだ。雪の着いた富士山を甘く見てはいけない。昔一度登ったが、本当に氷はアイゼンの歯が立たないほど固いし、風は強いし、アイゼンとピッケルを持っていてもいつ落ちてもおかしくないと思った。恐ろしい、・・。
御殿場からは東名で帰って来た。通行料は710円かと思ったら720円で「おや」と思ったが、考えてみたら消費税が上がっていたんだと気が付いた。そう言えば先月福井に行った時も通行料金が何気に上がっていたのを思い出した。消費税も食料品は据え置きだが、ジワリと家計に効いてはいるようだが、納税は国民の義務だからやむを得ないだろう。
そんなこんなで90キロほど走ってきたが、やっぱりバイクは楽しいね。そう言えばバイクの教習生を集めるのに「バイクはエンジンがついたチャリンコです。CB1300だって1300ccのエンジンがついたチャリンコだからチャリンコに乗れれば誰でも乗れます」と言って集めようかと言ったら二輪の主任に「またそんなことを言って本当にそれを生徒に言ってないでしょうね。何かあったら責任を取ってくださいよ」と怒られてしまった。まあCB1300はチャリンコのように乗りやすいがチャリンコに乗れれば乗れるというものではない。一応誤解のないように、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2019/11/11 15:58:45 | |
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バイク | 日記