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2019年11月15日 イイね!

「そうりゅう型」潜水艦のX舵について、・・(^。^)y-.。o○。

そうりゅう型潜水艦のX舵が優れているワケ
2019年11月6日(水)、川崎重工業神戸工場において、そうりゅう型潜水艦の12番艦「とうりゅう」が進水しました。同艦はそうりゅう型の最終艦として2021年3月に就役予定です。特徴のひとつは、艦尾の「X」舵で、これはそうりゅう型潜水艦に共通した特徴のひとつでもあります。実はこれが画期的なもので前型であるおやしお型潜水艦までは十字の形をしていました。
 
X舵と十字舵、単純に取り付け角度が異なるだけにも見えますが、もちろん両者には大きな違いがあり、わざわざそうしているのにも大きなメリットがあるからです。「X」と「十」で何が違うのでしょうか。そもそも潜水艦の舵は、海中という3次元空間を動き回れるように作られたものです。水上の艦艇とは異なり、潜水艦の舵には前後左右だけでなく上下への動きも求められるのです。従来の「十字舵」の場合、上下に設けられた縦舵が左右の動き、左右の横舵が上下の動きを担い、舵に求められる機能としては、これで必要十分なものです。
 
これを「X舵」にする理由のひとつは、ダメージコントロールの観点からです。十字舵の場合、2枚ひと組で上下と左右の動きを担っているため、1枚が壊れると単純に可動部分が2分の1に減少することになります。これがX舵の場合、4枚で上下左右の動きを制御しているので、仮に1枚が損傷してもほかの3枚で舵の動きを補え、可動部の減少は4分の1で済むことになります。実際、十字舵は、海底に鎮座する場合は下の舵、接舷する場合は左または右の舵が接触するリスクが高いのです。これがX舵ならば、舵の接触率そのものが低くなるため、損傷リスクも低減します。

潜水艦、X舵の方が十字舵よりも機動性も向上
また十字舵では舵を動かすのに油圧シリンダーを上下用1本、左右用1本の計2本用いていました。これは上と下、左と右の舵で同じ動きをするからです。それに対し、X舵は4枚の舵が全て異なる動きをするため、油圧シリンダーも4本あります。
 4本あると構造が複雑になる欠点はありますが、仮に1本が駄目になっても、動かなくなるのは4分の1です。ところが十字舵で油圧シリンダーが1本駄目になった場合、上下もしくは左右のどちらかが動かなくなってしまいます。ダメージコントロールという観点から、どちらが優れているかは明らかです。
 
X舵にするもうひとつの理由は、X舵の方が十字舵よりも、舵1枚当たりの面積を大きくすることができるからです。上述したように舵は接舷時や海底へ鎮座した際にぶつけて破損する可能性があります。よって従来の十字舵の場合、船体からはみ出させることはできず、船体の縦横最大寸法までに収める必要がありますが、X舵の場合、同じく船体の縦横最大寸法に収めても、√2倍の大きさにすることができるというわけです。同じ艦体サイズであった場合、舵が大きくなると、それだけ機動性も高くなります。十字舵のおやしお型と比べると、X舵のそうりゅう型は水中旋回性で約30%向上し、浮上する際の角度も15%大きくなっています。要はおやしお型よりも小回りが利き、浮上する際は素早く行えるということです。

4枚の舵を制御するのが難しい理由
ではなぜ、潜水艦は最初から「X」舵を取り入れてこなかったのでしょう。それは「X」舵は制御が難しいからです。十字舵は、前述したように上下2枚の縦舵で左右の動き、左右2枚の横舵で上下の動きを行います。ということは、上下の舵と左右の舵は動きが一緒で済み、細かな制御は必要ありません。だからこそ油圧シリンダーが2本のみで済むともいえるでしょう。
 
コンピューター制御される前のはるしお型潜水艦までは、縦舵と横舵で各々操舵手が操作し、2名が連携しなければ潜水艦は3次元に動くことができませんでした。次のおやしお型ではコンピューター制御が導入されて1名の操舵手で縦舵と横舵の両方を操れるようになりましたが、それでも細かい動きの制御までは難しく後舵は十字のままでした。
 
それに対しX舵は、4枚それぞれが違う動きを担うことで、上下左右に動いています。この4枚の舵、すなわち4本のシリンダーを同時制御するのが難しいため、そうりゅう型の登場まで海上自衛隊の潜水艦には採用されていませんでした。それがそうりゅう型で可能になったのは、舵の制御に、おやしお型以上に高性能なコンピューターが導入されたからです。コンピューターが4枚の舵を一括して制御するため、そうりゅう型の操舵はゲーム機のようなジョイスティックに一新され、ハンドル式の舵輪と比べてより細かな操舵が可能になっています。
 
X舵はこのように十字舵と比べて構造が複雑で制御が難しいというデメリットがあるため導入している国は少ないですが、日本やヨーロッパでは主流です。性能的にはメリットが大きいため今後日本の潜水艦はX舵になっていき、十字舵はおやしお型潜水艦が見納めになりそうです。(柘植優介(乗りものライター))



潜水艦のX舵も随分と研究したようだ。機動性、冗長性に優れ、着底時や接岸時に損傷しにくいなどの利点があるが、コントロールが複雑になり難しいという。それもコンピューターの発達でクリアして採用になったようだ。日本の潜水艦も次からは3千トン型に移行する。通常型潜水艦としては恐るべき性能のものになるのだろうが、その恐るべき性能を実戦で発揮することがないよう祈りたい、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2019/11/15 15:48:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2019年11月15日 イイね!

韓国が始めたことの責任は韓国が取ればいい、・・(^。^)y-.。o○。

日韓関係が悪化するなか、安倍晋三首相と韓国の文在寅大統領が言葉を交わした。「政治判断」で実現した11分間の会話だったが、事態は好転しなかった。 AERA 2019年11月18日号に掲載された記事を紹介する。
*  *  *
韓国が、今月23日午前0時をもって破棄すると通告していた日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA=ジーソミア)の延長を巡り、もがいている。文在寅(ムンジェイン)大統領は11月4日、タイ・バンコク郊外で開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)プラス3(日中韓)首脳会議が開かれる前、控室にいた。文氏は、遅れて入場した安倍晋三首相に近づくや、そばにあったソファに誘った。2人は通訳を交え、11分間会話した。韓国大統領府は「会談は真摯な雰囲気だった」「文氏が高位級協議も可能と言及した」とアピールした。
 
目を引いたのが通訳と写真だった。文氏も安倍氏も随行していたのは英語通訳。側近によれば、文氏が知っている日本語は「こんにちは」程度だ。会談では文氏が話す言葉を韓国側通訳が英語に直し、それを日本側通訳が日本語に直すという手順で行われた。日韓両政府関係者は「外交当局が事前に準備しなかった会談だからだ」と証言する。事前に接触があると予想していれば、お互いに日本語と韓国語通訳を随行させる。今回、安倍氏を待ち伏せしたのは文氏。韓国大統領府の政治判断で実現した会談であったことは間違いない。

次に写真だ。白いソファに座り、膝詰めで話す2人の首脳。真剣な表情だが、穏やかな雰囲気が感じ取れた。写真は、随行していた鄭義溶(チョンウィヨン)韓国大統領府国家安保室長が携帯電話で撮影した。控室への入場者は制限されていたが、長官級の鄭氏が写真を撮影したのは、どうしてもこの写真をアピールしたかった意図が感じられる。事実、韓国メディアは一斉に翌日の朝刊で、会談を大きく報じた。特に、日本に厳しい論調を取る進歩系のハンギョレ新聞も「両国関係が転換点を迎えているという期待感も高まっている」と伝えた。複数の日韓関係筋は「文政権はGSOMIA延長の名分を探している」と証言する。文政権は従来、GSOMIA破棄の理由を日韓間の信頼関係が破壊されたからだとし、「日本が輸出管理規制措置の強化を撤回すれば、GSOMIA見直しも考える」としてきた。
 
だが、日本は譲らず、米国政府からも憂慮の声が相次いだ。6日にはスティルウェル国務次官補がソウルで韓国政府当局者と相次ぎ会談し、GSOMIA延長を訴えた。韓国政府元高官は「米韓関係が悪化したら、北朝鮮の脅威に対抗できない」と危ぶむ。ただ、何もしないでGSOMIA延長を決めれば、文在寅政権の支持者が黙ってはいない。下手をすれば来春の総選挙で敗北する。破棄を決めた韓国政府関係者の責任問題も発生するだろう。
 
日韓関係筋の一人によれば、文政権が探した名分は、文氏が4日に提案した「高位級協議」だったという。日本が受け入れれば、「輸出問題で今後の日本の善処に期待するとして延長する」としたかったのではないか。だが、「大人の外交」を掲げる安倍政権には現在、「救命ブイを投げる雰囲気はない」(日韓関係筋)。6日、スティルウェル氏と会談した韓国大統領府の金鉉宗(キムヒョンジョン)国家安保室第2次長は、「我々が譲歩しているのに、日本は何も反応しない」と不満をぶちまけたという。
 
今週にはエスパー米国防長官も米韓定例安保協議に出席するため訪韓する。エスパー氏はGSOMIA延長に向け、最後の働きかけをするだろうが、厳しい展開が続きそうだ。このまま韓国がGSOMIA破棄で突っ走れば、北東アジアの安全保障に重大な影響を及ぼす。米政府関係者の一人はそう語った。((朝日新聞編集委員・牧野愛博)※AERA2019年11月18日号)



こんなところで中途半端に妥協することはない。徹底的にやってやればいい。GSOMIA破棄して困るのは韓国で日本ではない。国民レベルで反日は仕方がないし自由だろうけど政府レベルでそれを煽るというのはいただけない。徹底てきにやって誰がどう困るのかしっかりと思い知らせる必要がある。韓国がやり始めたことで韓国が困るのになぜ日本が救命ブイを投げてやらなければいけないのか。自己責任だろう、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2019/11/15 15:46:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治 | 日記

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