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2019年12月07日 イイね!

生みの苦しみにあえぐ三菱スペースジェット、・・(^。^)y-.。o○。

三菱航空機が開発する国産初のジェット旅客機「スペースジェット(旧MRJ)」。これを米国で売る際の「難敵」が存在する。米国の航空会社とパイロット組合間にある労使協定なのだが、その中身とは。【毎日新聞経済プレミア・平野純一】

◇機体の大きさを制限
スペースジェットはいま、航空機の安全性について航空当局のお墨付きを得る「型式証明」の取得に手間取り、納入が遅れているが、予定では2020年半ばにANAグループに1号機が納入される。ただ、現在開発中の「M90」は、航空機の最大マーケットである米国に、事実上“売れない”状況になっている。米国の大手航空会社とパイロット組合間にある労使協定の「スコープクローズ」が、地方路線で飛ばせる機体の大きさを制限しており、M90はそれをオーバーしているからだ。

そこで三菱航空機は、M90をANAに納めた後は、一回り小さい機体で制限をクリアできる「M100」の開発を急ぐ。だが、M100を世に送り出せるのは早くても23年。そこまではひたすら我慢の日々が続くことになる。三菱航空機にとって「難敵」というべき「スコープクローズ」は、いったいどのような内容で、なぜこれが設けられているのか。

◇航空会社とパイロット間で細かい協定
米国の航空大手3社(アメリカン、デルタ、ユナイテッド)とパイロット組合間で結ばれている労使協定の中に「スコープクローズ」がある。米国では、大都市間を結び大型機で運航する基幹路線と、拠点空港からさらに小さな空港との間を結ぶ地方路線とが連携する形で、航空ネットワークが作られている。地方路線の運航は主に、大手航空会社傘下の地方運航専門の航空会社や、独立系の航空会社に、大手が運航を委託する形で行われている。その委託を行う際に、労使協定で機体の大きさなどに一定の制限を設けているのが「スコープクローズ」だ。「スコープ(scope=範囲、領域)」の「クローズ(clause=条項)」というわけだ。

制限は、機体に関しては大手3社とも共通で最大離陸重量を8万6000ポンド(約39トン)以下、席数は最大76席としている。さらに各社で、委託できる総枠の機体数が細かく決められている。たとえばアメリカンの場合、自社が持つナローボディーの単通路機(ボーイング737など機体の真ん中に通路が1本の機体)の機数の75%までしか委託できない。デルタとユナイテッドは、50席以下クラスの枠を設けるなどして席数ごとに委託できる上限機数を決めている。

◇「いずれ緩和される」見通しだった
ではなぜ、この協定が結ばれているのか。労使協定なので、基本的には大手航空会社に勤めるパイロットが自分たちの職を守るためのものだ。仮に制限を緩和して、例えば70席クラスのボンバルディアCRJ機で運航している路線に、100席を超えるボーイング737の運航が可能になったとしよう。そうすると、現在は大手が運航している路線まで、委託している地方航空会社が乗り入れてくる可能性が出てくる。それは大手のパイロットにとって職を奪われることにつながるので、パイロットは制限をかける協定を結んでいるのだ。

スコープクローズの制限は1990年代は50席クラスだったが、00年代に入り70席クラスまで緩和されてきた歴史がある。08年にMRJの開発が始まった当時、制限はいずれ緩和されるだろうという見通しだった。そこでローンチカスタマー(新型機を最初に購入する航空会社)のANAの意見も参考に最も需要があると見込まれた90席クラスのM90の開発を始めた。緩和を想定していたのは三菱航空機に限らず、ライバルのブラジル・エンブラエルも同様に考えていた。新しい設計のE2ジェットは、やはりスコープクローズの制限を超えている。

◇ライバルのエンブラエルにも影響
だが予想に反して、緩和は進まなかった。恒常的なパイロット不足で、パイロット側の要求が通りやすい環境があることや、原油価格が落ち着き、運航効率がよい大きな機体に変更するインセンティブが薄れていることなどが要因のようだ。現状ではスペースジェットを米国で売ることは難しい。スペースジェットを200機購入予約している米スカイウェスト航空も、現在保有するのはすべてスコープクローズをクリアする機種だ。

ただ、これはライバルのエンブラエルも同じ。エンブラエルの小型機事業は、ボーイングが80%出資し、ボーイング傘下に入っている。米国の航空業界に強い影響力を持つボーイングは、制限オーバーのE2ジェットが売れるようにスコープクローズを緩和するよう、今後圧力をかけるかもしれない。もちろん、その時は三菱航空機もM90を売ればいいのだが、米国の小型機の市場が今後どうなるのか、まだ誰も見通せないでいる。



三菱重工がまずやらなければならないことはM90の型式証明を取ってカスタマーに納入すること。これしかない。米国の労使の協定については先行きを見ながらM100を早く開発すること。機体開発が遅れているのは旅客機開発の空白期間が長すぎたからだろう。技術は継続して続けないと意味がない。これでスペースジェットを諦めたら日本は永久に民間旅客機が作れなくなる。がんばれ、三菱重工、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2019/12/07 11:42:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2019年12月07日 イイね!

2019-2020日本カー・オブ・ザ・イヤーをトヨタ「RAV4」が受賞、(^。^)y-.。o○。

トヨタが「プリウス」以来となる日本カー・オブ・ザ・イヤーを獲得
今年のクルマにふさわしい1台を決める「第40回2019-2020日本カー・オブ・ザ・イヤー」に、トヨタのSUV「RAV4」が選ばれました。トヨタ車が日本カー・オブ・ザ・イヤーに選出されるのは、「第30回2009-2010日本カー・オブ・ザ・イヤー」の3代目「プリウス」以来、10年ぶりとなります。

2019年12月6日に、2019-2020日本カー・オブ・ザ・イヤーの最終選考会が東京国際交流館で開催され、RAV4をはじめとした各賞が決定されました。

※ ※ ※
 
イヤーカーと各部門賞を受賞したクルマは、以下の通りです。

●2019-2020日本カー・オブ・ザ・イヤー トヨタ「RAV4」
 2019年4月に日本で発売されたミドルサイズのSUVです。日本市場では3年ぶりの復活となるモデルで、トヨタが採用をすすめるTNGAの技術が多数取り入れられているほか、世界初の機構を持つ「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を採用しています。日本自動車販売協会連合会の発表する2019年上半期(4月から9月)の販売台数ランキングで、SUVにおいて首位を獲得しました。

●インポート・カー・オブ・ザ・イヤー BMW「3シリーズセダン」
2019年3月に新型モデルが国内導入されたFRセダンです。エンジンは、3リッター直列6気筒ガソリンや2リッター直列4気筒ディーゼル、出力違いの2リッター直列4気筒ガソリンが搭載されます。「運転支援システム」や「インテリジェント・パーソナル・アシスト」など、先進装備が多数用意されている点も特徴です。

●部門賞
・イノベーション部門賞 日産「スカイライン」
・エモーショナル部門賞 ジープ「ラングラー」
・スモールモビリティ部門賞 日産「デイズ」/三菱「eKクロス」「eKワゴン」 

●実行委員会特別賞
該当なし

※ ※ ※
 
なお、前回および前々回はスウェーデンの自動車メーカーであるボルボのモデルが2年連続で日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したことから、日本車の受賞は3年ぶりとなります。RAV4のチーフエンジニアを務めた佐伯禎一氏は、今回の受賞を受けて次のようにコメントします。

「まず最初に10ベストカーとしてトヨタ『カローラ』にも点を入れていただいたことを感謝しています。ミッドサイズビークルカンパニー(トヨタの社内カンパニー)の中で、RAV4とカローラという二つのクルマが競い合うことは大変きついことでしてトヨタの中で各自が競い合って『良いクルマをつくろうよ』としていることは良い反面、こういった場所では少し辛いです。カローラにも評価をいただきましてありがたく感じております。
 
2019年4月にRAV4を発売した前後、色々な人と話をしながら、私自身も勉強させていただきました。中には良いアドバイスもあれば辛口のコメントもありましたが、そうした中でこれはRAV4の良し悪しだけではなく、『もっとトヨタ頑張れよ』というような、ここにおられる皆様の想いや期待を、改めて感じました。大切なことは、RAV4だけでなく、トヨタだけでなく、ものづくりをおこなう我々が『もっといいクルマ』をつくる、そして皆様に『最近頑張っているな』と感じていただくことだ、というように思い、勇気をいただいたわけであります。改めて、トヨタだけでなく、日本の自動車メーカーも含めて、頑張ってまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。本日はありがとうございました」

※ ※ ※
 
2019年11月7日に選出された、「2019-2020日本カー・オブ・ザ・イヤー」の10ベストカーは以下のとおりです。
・ダイハツ「タント」「タント カスタム」
・トヨタ「カローラ」「カローラ ツーリング」
・トヨタ「RAV4」
・日産「デイズ」/三菱自動車「eKクロス」「eKワゴン」
・ホンダ「N-WGN」「N-WGN カスタム」
・マツダ「MAZDA3」
・BMW「3シリーズ セダン」
・ジャガー「I-PACE」
・ジープ「ラングラー」
・メルセデス・ベンツ「Aクラス」「Aクラス セダン」
(くるまのニュース編集部)



以前、゛COTY"と言う単語のようなものが無暗に出てくるので辞書で調べたが、どこにも出ていない。何だろうといろいろ検索したら"Car of the year"の頭を取った造語だった。最近はあまり車に興味を持って見ていないのでどんな車が出ているかもよく分からないが、トヨタのカローラはなかなかよくできた車だなとは思った。RAV4はディーラーが「良い車です」とは言っていたが、シャープなデザインで目を引く車ではある。4WDシステムも凝ったものになっているらしい。個人的にはRAV4は初代のモデルが一番よかったように思う。ちょっとおどろおどろしい昆虫っぽいあのデザインが良かった。それから車のサイズも、・・。最近はユニバーサルモデルと言うのか、世界中で販売するので車が大きくなりがちだが、日本の道路の幅員はそう変わってはいないし、最近のドライバーは車2台が何とかすれ違える程度の狭路だと左に寄せずにど真ん中を走って来るのでちょっと怖い。多分寄せられないんだろう。それはともかく10ベストカーを見るとまあ順当な選考ではないだろうか。来年はヤリスかな、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2019/12/07 11:37:41 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記

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