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2020年06月17日 イイね!

中国軍の尖閣諸島争奪シナリオだって、‥(^。^)y-.。o○。

(古森 義久:産経新聞ワシントン駐在客員特派員、麗澤大学特別教授)
中国海軍は日本の海上自衛隊に対して戦闘能力面で大幅に優位に立ち、日本が尖閣諸島を奪取される危険が高まった──そんな衝撃的な調査報告書が米国の主要研究機関から公表された。日米同盟の危機が懸念されるなか、中国側は米軍を介入させずに尖閣を占拠するシナリオを具体的に作成しているという。日本の安全保障への切迫した危険の警告だといえよう。

■ 日本に対して大幅な優位を獲得した中国海軍力
ワシントンの大手安全保障研究機関「戦略予算評価センター(CSBA)」は5月中旬、「ドラゴン 対 太陽~日本の海洋パワーに対する中国の見解」と題する調査報告書を公表した。報告書は、同CSBA上級研究員で中国海洋戦略研究の権威トシ・ヨシハラ氏が中心となって作成した。トシ・ヨシハラ氏は米国海軍大学校の教授を長年務め、中国の海洋戦略研究では全米有数の権威とされる。トランプ政権にも近い立場にある。ヨシハラ氏は日系米人だが台湾育ちのため中国語が堪能で、今回の研究も中国側の言明や証言、発表に基づいている。
 
報告書は「中国はこの5年ほどで海軍力を劇的に増強し、日本に対して大幅な優位を獲得した」と総括していた。報告書によると、中国人民解放軍の大規模な海軍増強は2010年ごろから始まり、習近平政権下のこの5年ほどで海軍艦艇の総トン数、性能、火力などが画期的に強化された。日本の海上自衛隊はこれまで、アジアの主要なパワーとして戦闘力や抑止力を保持してきたが、現在では確実に中国に後れをとっており、インド太平洋での重要なパワーシフトが起きているという。同報告書の内容は、ワシントンの他の研究機関の間でも議論の対象となり、一般のニュースメディアでも報じられた。日本でも海上自衛隊が同報告書の概要を内部資料として配布するとともに、その一部を海上自衛隊幹部学校のウェブサイトに掲載した。

■ 「日本を屈服させることは容易になった」
同報告書は中国側の研究や資料を基に、中国側が自国海軍の大増強をどうみて、日本への戦略をどう変えてきたかという点に焦点を合わせて考察していた。その結果として、以下の諸点を指摘する。
(1)中国は、尖閣諸島奪取でも東シナ海での覇権獲得でも日本を屈服させることは容易になったとみて、軍事力行使を抑制しないようになりつつある。
(2)中国は尖閣占領に関して日本側を敏速に圧倒して米軍に介入をさせない具体的な計画をすでに作成した。
(3)中国は日本との全面戦争をも想定し、その場合に中国側の各種ミサイルの威力で日本の防衛を崩壊させる自信を強めてきた。
同報告書は、中国海軍力のこうした画期的な強化は日本や米国にとってきわめて危険な動きだと強調する。そのうえで、中国を抑止するための日本独自の海洋戦闘能力の強化や日米連携による海上防衛強化の具体策を提案していた。

■ 尖閣諸島が占領されるまでのシナリオ
これまで米国では、中国の海軍力を米海軍のそれと比較する研究はあったが、日本の海上自衛隊の戦闘力と比較する研究は少なかった。今回の報告書の大きな意味は、アジアでは最強水準とされた日本の海上自衛隊がいつのまにか中国海軍に完全に追い越されていたという現実を提示したことだろう。とくに象徴的な例として挙げられるのが、艦艇配備の垂直発射ミサイルシステム(VLS)である。中国海軍のVLSは2000年にはゼロだった。しかし2020年にはセル(発射口)数で2000基を超え、日本側の約1500基を大幅に上回った。ヨシハラ氏は、章明、金永明、廉德瑰ら中国政府系の学者や専門家の最近の論文などを引用して、中国が日本に対して海軍力で優位に立ったことで「自信と誇り」を強め、好戦的な対日戦略の傾向を増してきたことを指摘する。同報告書によると、中国は尖閣諸島への上陸強行による占拠作戦をすでに複数パターン準備している。その例証として、中国海軍公認の海軍雑誌「現代艦船」の最近号に、軍事専門家2人による尖閣奪取の詳細なシナリオが掲載されていたという。
 
そのシナリオとは以下のような内容であった。
(1)日本の海上保安庁の船が、尖閣海域にいる中国海警の艦艇に銃撃を加え、負傷者が出る。すると、近くにいた中国海軍の056コルベット(江島型近海用護衛艦)が現場に急行し、日本側を攻撃し被害を与える。
(2)日中両国が尖閣を中心に戦闘態勢に入る。中国海軍空母の「遼寧」主体の機動部隊が宮古海峡を通過すると、尖閣防衛にあたろうとした日本側の部隊が追跡する。しかし、この機動部隊の動きは中国側の陽動作戦だった。
(3)日中の間で東シナ海での制空権争いが始まる。日本のE-2C早期警戒機とF-15が東シナ海上空で戦闘パトロールを始め、中国側が一方的に宣言した「防空識別圏」内に入り、中国のJ-20ステルス戦闘機と戦って撃墜される。
(4)中国軍のロケット軍と空軍が、日本の航空戦力主要基地である沖縄・那覇基地に巡航ミサイルの攻撃をかける。続いて中国軍は多数の弾道ミサイルを発射し、日本側のミサイル防衛システム「パトリオット」を無力化し、那覇基地を使用不能とする。中国側は周辺の制空権を24時間ほどで確保する。
(5)米国政府は日米安保条約を発動しない。大統領は、尖閣をめぐる日中紛争への全面介入は米国の利益に合致しないと判断する。ホワイトハウスは中国に対しておざなりの経済制裁の警告を発するが、それ以上には中国に対する行動はとらない。
(6)宮古海峡の西側で、日本と中国の海軍、空軍の部隊が激しく交戦する。中国側はフリゲート艦を撃沈され、艦隊をその海域から撤退させる。だが、中国側のJH7A戦闘爆撃機とSU30MKK多目的戦闘機が、尖閣に向けて上陸用部隊を運ぶ日本側の艦隊をみつけ、対艦巡航ミサイルで、こんごう型の誘導ミサイル装備護衛艦2隻を沈め、他の1隻を大破して、日本側の尖閣上陸作戦を阻む。
(7)米軍の偵察機が、日中両部隊の戦闘を遠距離から観察して、中国軍が攻めていない沖縄・嘉手納基地へ帰投する。中国は、嘉手納基地など沖縄の米軍基地には一切手を出さないことを米国に約束し、米軍不介入の言質を獲得していた。
(8)中国軍の上陸作戦艦隊を追尾していた日本側のそうりゅう型潜水艦が中国の対潜航空機に発見され、撃沈される。日本側は中国の尖閣上陸を必死で阻止しようと中国の沿岸警備用のコルベット艦1隻を沈めるが、大勢を変えられない。結局、戦闘開始から4日間で、尖閣諸島は中国人民解放軍に占拠されてしまう。
こうして最終的に中国軍が日本の部隊を撃退して尖閣諸島を占領するわけだが、このシナリオでは、中国軍は嘉手納基地など米軍の部隊や施設には一切手を出さず、米軍も日中衝突には介入しない、という設定となっていた。同報告書は、中国がこのように尖閣奪取作戦を遂行する場合、米国が介入してこないだろうと想定することの危険性を指摘していた。中国の日本に対する軍事優位の確立は中国側にこんな想定さえも抱かせる、という警告である。(古森 義久)


尖閣諸島だけを占領しても意味がない。あんな小さい島でせいぜい1個中隊程度の駐留が限度では補給を止められたら終わりである。尖閣だけを占領するのならその前に日本の海空戦力をせん滅しておかないといけない。また尖閣諸島だけを取っても自国の領土だとアピールするくらいであまり意味がない。中国としては太平洋への進出路として最低でも先島諸島を確保したいところだろう。先島諸島を押さえておけば尖閣諸島への補給も容易になる。ただ、そこまでやると局地紛争では終わらずに全面戦争になるので米国も傍観はできないだろうし、中国もそうそう簡単には手を出せないだろう。まあシナリオはどうにでも書ける。実際の戦闘はやってみないと分からない。ただ中国軍が優勢になっているという事実は変わらない。日本も相当に気合を入れて領土を守ることを考えないといけないだろう、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2020/06/17 23:07:44 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2020年06月17日 イイね!

ずい分久しぶりにメガウェブに行ってみた、‥(^。^)y-.。o○。

昨日、ずい分久しぶりにお台場のMEGAWebに行ってみた。この施設、1999年3月にパレットタウン街開きに同時にオープンした、「トヨタ・シティショウケース」「ヒストリーガレージ」「トヨタ・ユニバーサルデザインショウケース」の3館からなるトヨタ自動車の展示ショールームでパレットタウンの他施設と同様に当初より10年間限定での営業となっており、東京都との賃貸契約が切れる2010年5月までに廃止撤去し、更地にして東京都に返却することになっていたが、同地を森ビルとトヨタ自動車が取得したことやリーマン・ショックによる景気低迷の影響から、当面は同じパレットタウンにあるヴィーナスフォート等と同様、営業を継続する、・・んだそうだ。

まあパレットタウンもそれなりに好評のようだし、メガウェブは東日本のトヨタの中心的広報センターだからそうそう撤退もできないだろう。新型コロナ肺炎の影響で人が少なく試乗でもシミュレーション体験でも何でもすぐにできる状況だったが何もしないで見学だけにした。

特に目新しいものはなかったが、GRのブースではGRスープラがメインで飾ってあった。その脇にはLM-GTEクラスのGRスープラレーサーが置いてあった。GRスープラって幅が1865ミリもあるんだな。それではうちの実家の車庫には入らない。まああのスタイルがあまり好きじゃないのでどうでもいいけど、・・。SZってトルクが30キロもあるのでNAでなんでそんなにトルクが出るんだろうと思ったら過給しているんだな。だったらSZ-Rと一緒にすればいいのにねえ。

わが86GRは一番端っこの隅に置かれていた。でもきれいで精悍な車だと思うけどねえ。ディーラーさんが初めて86GRを見てから「なんだか普通の86がちょっとちゃちに見えるようになってしまいました。足回りやブレーキなどノーマルとは全く違うんですねえ。いやあ、なかなかすごい車ですよね」なんて言っていた。お世辞半分だろうけど半分は本音だろう。エンジンに手を入れないで500万は高すぎるという意見もあるけどあの車で500万ならまあまあじゃないだろうか。十分その価値はあると思う。乗ってみると分かる。足回りもブレーキも並じゃない。恐るべきる車ではある。あの車、500万でも赤字だろう。それからGRSportsがたくさん展示されていた。やはりGRはGRSportsで帳尻を合わせているんだろう。

そのほか、市販車やEV、フューチャーコミューターなどいろいろなものが展示されていたが、まあ、特に変わったものはなかった。トヨタはこの先フューチャーコミューティングシステムへと進んでいくんだろうか。まあ車だけではあの巨大企業を養っていくのは大変なんだろう。でもやっぱり車はスポーツカーだよな。この先も儲かる儲からないじゃなくてぜひスポーツカー作りを続けて行ってほしいね、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2020/06/17 22:54:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記

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ntkd29です。CB1300スーパーボルドールに乗って11年、スーパーボルドールも2代目になりました。CB1300スーパーボルドール、切っても切れない相棒にな...
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