2020年08月10日
86GRで富士山周辺を走ってきた。何時ものことながら素直なステアリング特性と滅多なことでは砕けないしっかりと粘り強い足回りには驚かされる。トヨタの車は面白味がないとか何とか言うが、こんな車が作れるとは恐るべきメーカーではある。86GRMNはポルシェにも負けない素晴らしい車だったと言うが、上には上があるとは言え、GRもなかなか素晴らしい車ではある。ただフロントのエアロとリアのデフューザーのフィンが段差や駐車場の車止めに当りそうで気が気でないにはちょっと疲れる。やはりサーキットを走るべき車なんだろうか。
まあそんなこんなで走りを楽しんできたのだが、ちょっと時間が半端でちょうど富士サファリパークの近くだったので寄ってみることにした。サファリバスとか言うバスで回るのかと思ったらバスは予約で満員で自分の車で回れと言う。中にいる間はドアをロックして窓は絶対に開けるなと言う。まあライオンやトラが放し飼いになっているのでそれは当然だろう。
園内はお盆休みで混み合っていて渋滞走行だったが、クマ、ライオン、トラ、チーターなどの猛獣のエリアは電気柵で道路に動物が出て来ないようになっている。その先の草食獣のエリアはそうした電気柵もなく動物が車道に出てきたり横断したりしている。
当然と思うかもしれないが、それはゾウ、キリン、サイ、バイソン、ヘラツノジカなどの大型草食動物もいる。アフリカサバンナで最強の猛獣は何かと言えば、それはゾウである。体重6トン、7トンの巨大草食動物は暴れ始めたら人間など手が付けられない。やや小型で性格が温厚と言うインドゾウも暴れると簡単に車などひっくり返す。飼われていたインドゾウが暴れた動画を見たことがあるが、車などおもちゃのようにひっくり返し、家は体当たりで潰すなどそれは人間など手の付けられない様だった。ゾウが暴れたら軍隊の出動を要請するレベルだと言う。
それでは2番目はと言うと何とキリンだそうだ。キリンの後ろ脚のキックはサイを一撃で蹴り倒す。その動画を見たことがあるが、カンという乾いた音が響いたと思ったら蹴られたサイがひっくり返った。ライオンの頭蓋骨を砕くなど朝飯前だそうだ。ライオンの群れが子供のキリンを襲ったところ、子供の急を知った母親キリンが駆けつけて7、8頭のライオンの群れをたった一匹で蹴散らしてしまった。子供を襲われて怒り狂った母キリンの前にライオンはなすすべがなかった。キリン、恐るべしである。
3番目はカバ、カバは凶暴でアフリカではカバのために命を落とす人間が最も多いそうだ。水中では船など簡単にひっくり返すし、ワニなども踏みつけられて木っ端みじん、陸上では40キロから50キロの速さで走って車などに体当たりしてひっくり返すと言う。
4番目はサイ、5番目はヌーやアフリカ水牛、要するに肉食草食の別なくでかいのが強い。百獣の王と言われるライオンなどは20番目くらいだそうだ。そうしてみると富士サファリパークって危険な動物ばかりが人の近くで放し飼いになっていないだろうか。
オスのキリンがちょうど車の前をこっちを見ながらゆっくりと横断していったが、その圧倒的な体格に気圧されてしまった。トラやライオンなどは車内にいればまずよほどのことがない限り安全だろうけどキリンに蹴飛ばされたら車などひとたまりもないだろう。ラクダや大型のヘラジカなども暴れたら手に負えない。ヒツジやヤギだって頭突きで人間を突き飛ばすなど朝飯前だ。ヒツジが一枚板のテーブルを頭突きで粉々に砕く動画もあった。ある動物学者曰く、「どんな動物であれ野生動物で危険のない安全な動物などいない」そうだ。心しておこうと思う、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2020/08/10 22:43:10 | |
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自動車 | 日記