安倍晋三首相の後継を選ぶ自民党総裁選で、石破茂元幹事長(63、石破派19人)が劣勢に立たされている。報道各社の世論調査では、「ポスト安倍」に期待する人物としてトップに名前が挙がるが、党内の評判・評判は違うようだ。どうやら、「自民党離党の過去」「派閥結成の経緯」「後ろから鉄砲を撃つような言動」が影響しているようだ。
石破氏は4度目の総裁選挑戦に並々ならぬ意欲を見せて、テレビやラジオに頻繁に登場している。だが、党内では孤立気味だ。なぜ、これほど嫌われているのか。
まず、露骨に「倒閣」に動いた過去が大きい。
石破氏は1993年、宮沢喜一内閣の不信任案に賛成して離党し、「政界の壊し屋」こと小沢一郎衆院議員と行動をともにした。このため、党内には、「党が苦しい時に出ていった裏切り者」との声が根強い。復党後の2009年には、麻生太郎内閣の農水相でありながら、与謝野馨元財務相と官邸に乗り込み、麻生氏に退陣を迫った。寝首をかきに来た石破氏に、麻生氏らはいまも不信感を募らせている。
言行不一致も指摘される。
安倍内閣の幹事長時代、「派閥政治を解消する」と言いながら、15年には自らの派閥を立ち上げて、党内であきれられた。発言・発信内容が、疑心暗鬼を生んでいる面もありそうだ。昨年8月23日付のブログでは、韓国政府が日本との軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めた背景について、「日本が敗戦後、戦争責任と正面から向き合ってこなかったことが問題の根底にある」と発信して話題となった。党内で疑問視されただけでなく、ネット上では「鳩山由紀夫元首相とソックリだ」などと批判された。
今年7月2日の共同通信加盟社論説研究会での講演では、安倍政権の「米軍普天間飛行場の危険性除去には、名護市辺野古への移設が唯一の解決策」とする方針に、「これしかない、とにかく進めるということだけが解決策だとは思わない」と疑義を示した。
左派野党やメディアと重なる発言内容が、沖縄や野党支持者の評価を得た可能性はある。ただ、中国の軍事的覇権拡大が強まるなか、日本の安全保障のためにも同盟国・米国との約束を重視する自民党主流派とは距離を広げたようだ。
石破のおっさんは人気があると言うがどうしてあのおっさんが人気があるんだろうか。石破のおっさんも口ではきれいごとを言うが、本心は結構権力欲が強いのかもしれない。一番いけないのはその場の状況で旗色を変えることでこれでは信用ができない。政治家は揺るがない信念を持って政治に取り組んでもらいたい。右だと思って支持していたらいつの間にか左になっていたんじゃあ困ってしまう。それなら左系で誠心誠意頑張った方がいい。それと外交姿勢も問題がある。どうもこのおっさんは中韓にすり寄りたいようだが、今、中韓に、特に韓国はともかく、今、中国にすり寄るのは自由主義陣営の一員である日本の立場を危うくする。何となくその場の受けを狙った発言が目につくが、この辺はあの宇宙バトに似ているのかもしれない。自民党総裁選挙もあれこれやかましいが、党としては石破氏はとんでもない、岸田氏では線が細くてアピールが効かない、そうすると派手さ、カリスマ性はないが、実務肌で堅実性のある菅氏しかいないと言うところだろうか、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2020/09/02 18:38:08 | |
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