2020年10月05日
Go to travelで旅が割安になるので86GRで出かけてみようと福井の小浜まで行って来た。往復で950キロ、なかなかのドライブだった。考えてみれば車であまり遠出したことがない。仕事の関係もあったし、出かけると言うといろいろついてくるものがあったので休みに近所を走ると言うのがほとんどだった。
しかし、今回、「せっかくそれなりにいい車を買ったんだから、たまには遠出して見るか」と言うことでバイクでお馴染みのコースを走ってみることにした。天気はあまりよくはないが、車だからと言うことでさっさと出かけた。東名集中工事でどうかと思ったが、特に渋滞に引っかかることもなくスイスイと走る。
驚いたことは86GRと言う車、高速を走っていると全くストレスがない。速度を上げれば上げるほど路面に張り付いたようにビシッと安定して走る。1×0キロほども出してみても車は何事もないように滑らかに走る。まああまり飛ばすとお上のお手を煩わせて恐れ多いのでほどほどにしているが、直進の安定性は並ではない。バイクは速いことは速いが、スピードを上げるととんでもない風圧と戦わないといけないが、車は完全空調の密室で楽勝で運転ができる。やはりその点でバイクは四輪には相当な気合がないと勝てない。
またステアリングも正確で足もしなやかなのでコーナリングは楽勝ではある。そして86GR、シートもレカロのSR7でとても座り心地がいいし、腰もそれほど痛くはならない。思うにこの車、やはりサーキットを走るための車かもしれない。今時のスポーツカーにしてはエンジンのパワーはそこそこだが、踏めば結構加速するし、あの面構えで後ろから迫って来ると圧迫感があるのか、皆さん、よけてくれる。決して煽っているわけではないが、・・。
それからSAやPAに停めておくと黒いホイールから赤いデカいブレーキキャリパーとツインローターのドリルドブレーキディスクがのぞいていると低い車高と相まって獲物に飛びかかろうと構える野獣のように精悍でなかなかの異彩を放っている。
まあ車もピンからキリまでいろいろあるだろうし、上には上があるのも分かるが、あの86GRと言う車、並の車ではない。950キロ走って給油は66.15リッター、燃費は14.35キロ、これもなかなかのものではある。86GRと言う車が日本で何台販売されたか分からない。概ね1千台未満だろうと思う。エンジンに手を入れないで500万円は高いと言うが、あの走りを経験すると500万は決して高くはない。もう新車では手に入らないが、貴重な車ではある。86GRに乗っていると車は決してパワーだけじゃないと言う気がしてくる。いやあ、86GR、ただものではない、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2020/10/05 22:46:57 | |
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自動車 | 日記