■エンジンオイルを汚れたままにするとどうなってしまう?
クルマの消耗品にはさまざまなものがありますが、なかでもエンジンのコンディションを左右する重要なもののひとつとして「エンジンオイル」が挙げられます。エンジンオイルは、金属パーツ同士をスムーズに動作させる「潤滑」の役割を担います。また、カーボンのカスや不純物がパーツに付着するのを防ぐ「洗浄」、エンジン内部を循環してエンジン熱を放出する「冷却」、エンジン内部をサビから守る「防錆」、ピストンとシリンダーの隙間を埋める「密閉」など、さまざまな面においてエンジンオイルは重要です。
もしエンジンオイルの交換を怠ると、どのような事態になってしまうのでしょうか。エンジンが動作しているとき、その燃焼がさまざまな要因で不完全になる場合があります。このとき発生するのがカーボンスラッジという燃えカスです。この燃えカスがエンジン内部でエンジンオイルに溶け込むほか、金属の摩擦を潤滑することで生まれるゴミや、小さな金属の粒子も発生し、これらが混入することでエンジンオイルは汚れてしまうのです。また、エンジンオイルの粘度も劣化が進むと徐々に低下していきます。
都内のディーラーで働く整備士に、劣化したエンジンオイルについて話を聞くと「オイルが油膜を保持できなくなり、エンジンのパーツ同士が上手に潤滑されず、これが原因でピストンやシリンダーを痛めてしまったり、最悪は焼き付きを起こしてエンジンブローしてしまう可能性もあるのです」と話します。それではここでクイズです。エンジンオイルの交換の際に、注意する点として正しいものは次のうちどれですか。
【1】ドレンボルトにつくワッシャーは再利用できないので、ボルトを外す前に購入しておく
【2】完全に古いオイルを抜いてから新しいオイルを入れる
【3】クルマ用オイルならば種類を確認せずに使ってもよい
【4】5000kmを超えなければ2年間交換しないでも大丈夫
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正解は【1】の「ドレンボルトにつくワッシャーは再利用できないので、ボルトを外す前に購入しておく」です。ドレンボルトとは、排液用の口を塞ぐボルトのことで、ドレンボルトを締めるときには隙間をなくす目的でワッシャーを挟みます。オイル漏れを防ぐために、ワッシャーは都度交換することが推奨されています。
ほかの選択肢について見ると、とくに【4】に関連するエンジンオイルの交換時期について、誤解しているユーザーもなかには少なくないといわれています。たとえクルマに乗っていなくても、エンジンオイルが劣化しない訳ではありません。また、短距離の繰り返し走行などが多い「シビアコンディション」に該当するクルマでは、むしろクルマへの負担は大きいといわれます。メーカー推奨の交換サイクルが走行1万kmであれば5000kmに早める、1年に1回であれば半年に早めるなどを目安として、早めにエンジンオイルを交換するのがおすすめです。(※クイズの出典元:くるまマイスター検定)
車の交換部品は大体メーカー推奨で交換している。エンジンオイルは、良質のオイルを使って交換時期を長めにする、・・というのと、安いオイルで頻繁に交換する、・・というものがある。どっちがいいのか分からないが、一時期はカストロールなどのオイルを入れていたが、最近はトヨタ純正のオイルで6ヶ月ごとに交換している。コペンの時は排気タービン過給機装備の車だったので3ヶ月で交換していた。今度の86では6カ月でいいと思う。使うオイルはトヨタ純正でカストロールだのモチュールは使ってはいない。純正のオイルでも100%化学合成オイルで結構性能はいいと言う。バイクのオイルもホンダ純正でこっちも点検に合わせて6ヶ月で交換している。交換期間ごとの走行距離は、コペンが2000キロほど、CB1300が3000キロ強、86は今のところ4000キロくらいになりそうだ。オイルフィルターは1年に1回、この程度でこれまでエンジンに問題が起こったことはない。まあレースをするわけではないし、普通に走るならこの程度で十分だろうと思う、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2020/10/10 18:09:27 | |
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