2020年11月18日
欧州AWDホットハッチがGRヤリスのライバルに当たる
WRCから得たノウハウを注ぎ込んだ、本格ホットハッチのGRヤリス、2020年1月、東京オートサロンで世界初公開されたGRヤリスが公道を走りはじめた。WRCのマニュファクチャラーズタイトルの誇りにかけてトヨタがWRCテクノロジーを全面的にフィードバックして生み出したスポーツカーである。Bセグメントのプラットフォームを基本に、最高出力200kW(272馬力)の1.6リッターターボエンジンは、あえての3気筒としている(WRCで使っているエンジンは4気筒)ため、WRC直系ではないのは明らかだが、だからこそ市販車専用に生み出された贅沢なパワーユニットであることは間違いない。1.5リッター NAエンジンのFFグレードも用意されるが、やはり主役は1.6リッターターボであろう。
その1.6リッターターボ車の駆動方式は当然ながら4WDで、トランスミッションは6速MTオンリーの設定というのも漢らしいところ。「GR-FOUR」とネーミングを与えられた4WDシステムの基本構造はオンデマンド式に近いが、リヤ寄りの駆動配分も可能という非常に凝ったメカニズム。とにかく、4WDらしい走りを楽しむためだけに生まれたのがGRヤリスというわけだ。その純度の高い走りは、多くのモータージャーナリストから高い評価を受けているのもご存じのとおりだ。
それにしても、ハッチバックボディにハイパワーエンジンと4WDの駆動系を搭載するホットハッチというのは、じつは世界的トレンドになっている。具体的に言うとメルセデスAMG A45(2リッター 4気筒エンジン、421馬力)、アウディRS3(2.5リッター 5気筒エンジン、400馬力)、BMW M135i(2リッター 4気筒エンジン、306馬力)といったモデルが、プロフィール的にはGRヤリスのライバルと目される。もっとも、エンジンの排気量や最高出力を見るとGRヤリスがワンランク下に見える。全開性能でいうとライバル視するのはおこがましいだろう。
さらに言えば、価格的にもまったくライバルという雰囲気ではない。具体的に、日本でのメーカー希望小売価格を並べると、GRヤリスは396万円~456万円なのに対して、メルセデスAMG A 45が798万円~919万円、アウディRS3は850万円、BMW M135iは633万円と明らかに別次元となっているのは一目瞭然。さらにエンジンパフォーマンスの違いを鑑みれば、GRヤリスはライバルに対して力不足に思えてくる。
性能差をあれどコスパや価格満足度でみるとGRヤリスは魅力的!
ただ、逆の見方をすればコストパフォーマンス、価格満足度でいえばGRヤリスに軍配が上がるのも事実。価格を馬力で割ったパワーあたりコストでいうと、GRヤリスは約1万4500円で、A45は約1万9000円、RS3が約2万1000円で、M135iは約2万円となるのだ。そのほかの装備面での違いも考慮しないとフェアな比較にはならないが、GRヤリスのコスパは高い。
そもそも、ハッチバックボディにハイパワー4WDという共通点だけでGRヤリスと、これらドイツ系ホットハッチを比べるのは適切ではないともいえる。というのも、A 45は8速DCT、RS3は7速DCT、M135iは8速ATのトランスミッションとなっているが、前述したようにGRヤリスの4WD車は6速MTオンリーの設定となっている。単純にまっすぐの速さを求めるのではなく、愛車との対話を楽しむためのハイパーリンク4WDマシンとして仕上げられたのがGRヤリスである。しかも、その対話の楽しさの背景にあるのはWRCからのフィードバックである。メルセデス、アウディ、BMWいずれも過去をさかのぼればWRCで活躍したメイクスではあるが、現在進行形のWRCマニュファクチャラーではない。
一方で、GRのモータースポーツ部門であるTOYOTA GAZOO Racing WRCチームはコロナ禍によって変則的となった2020年シーズンにおいて、第6選終了時点で、マニュファクチャラーズランキングは201ポイントで2位(トップのヒュンダイは208ポイント)であり、ドライバーズランキングでは、エルフィン・エバンスが1位、セバスチャン・オジエが2位となっている。そうした活躍を支えるテクノロジーが愛車にフィードバックされていると感じられるのはGRヤリス・オーナーだけの特権。そうしたバックグラウンドに価値と喜びを見出すのであれば、ハイパワー4WDホットハッチのライバルは、ライバル足り得ない。GRヤリスには、オンリーワンの価値があるといえるのである。(山本晋也)
この手の車を買う人にとって車は単に移動の道具と言うのではなく趣味のものだからメルセデスがいいと言う人もあればBMWと言う人もあり、あるいはアウディがいいと言う人もいるだろうし、僕のようにトヨタがいいと言う人もいるだろう。ただ日本で一般道を走るには400馬力なんて言うのはあまり必要がないようにも思う。パワーはあればあるだけあった方がいいとも言うが、コスパを考えるとGRヤリスは妥当でコスパもいいのではないだろうか。今時はGRヤリスをもてはやす記事が多いが、トヨタのGRシリーズはなかなかいい車を出している。86GRも秀逸な走りをする車ではある。86GRMNはポルシェにも負けない走りをするとか言っている評論家もいた。4WDの1.6リッターターボで270馬力と言うのは日本で走るにはちょうどいいパワーではないだろうか。価格も800万だの900万だのと言うのではなく450万というのは庶民でもちょっと無理をすれば買える価格でその程度の価格でWRCのレーシングカーの原型(?)を買えると言うのはなかなか楽しいことではある。その他装備なども細かく見て行かないと分からないが、普通のドライバーが一般道で楽しむには十分だろう。86GRも価格が500万の車にしてはインパネが安っぽいと言うが、内装を含めて走ることに関しては十分すぎるほど十分ではある。最初に言ったようにこの手の車を買う人にとって車と言うのは趣味のものなので金がある人はこうした車ではなくもっと高額な車を買うのもいいと思うが、車好きの一般ドライバーが普通に楽しむにはGRヤリスはいい選択だと思う。86GRの方がもっといい選択と思うけどもう買えないからねえ、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2020/11/18 21:38:10 | |
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自動車 | 日記
2020年11月18日
東京都練馬区の区道でオートバイを酒気帯び運転したとして、東京区検は18日、人気アイドルグループ「TOKIO」の元メンバー、山口達也容疑者(48)を道路交通法違反で東京簡裁に略式起訴した。
山口容疑者は9月22日午前、練馬区内の交差点で、信号待ちの乗用車に追突。その後の呼気検査で基準値を超えるアルコール分が検出されたため、逮捕・送検された。その後、釈放されて任意で調べを受けていた。
今回は被害も軽微で事実を認めて反省もしていると言うことで事案勘案の上、しかるべく処分で正式裁判にはせずに罰金で終わりと言うことか。まあ今回はこれで済んだが次はそうはいかないだろう。我々が目にする芸能人と言うのは画面越しで虚像を見ているようなものだから実際の姿は見えないが、「鉄腕ダッシュ」では結構大工として頑張ってやっていたし、音楽の才能もあるようだ。この先どうするのかは知らないが、何をするにもまずアルコール依存症を治すべきだろう。そうすればまた道は開けるだろう。頑張れ、棟梁、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2020/11/18 21:35:49 | |
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