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2020年12月27日 イイね!

純ガソリンエンジン搭載のスポーツカーの時代は終わった、‥(^。^)y-.。o○。

次世代ピュアFRスポーツがついにその姿を現した。スバルは日本時間11月18日23時、新型BRZの米国仕様車を世界初公開した。初代86/BRZが登場した2012年2月から8年半ぶりとなるフルモデルチェンジである。

そもそも初代86/BRZは、スバルとトヨタとの協業によって生まれてきたスポーツモデル。2005年に両社の業務提携が発表され、2008年4月には両社の開発と生産の協力関係が強化されて共同開発がスタートしていた。その分担はスバル側が開発と生産、トヨタ側が企画とデザインを担当するというものだった。低い位置に搭載されるスバル独特の水平対向エンジンにFRパッケージを採用することで、軽量コンパクトかつ低重心なハンドリング性能を持つFRスポーツとして評価された初代86/BRZ。すでにBRZは8月に生産を終了しているが(現在は在庫販売のみ)、86は販売継続中だ。

前置きが長くなったが、新型BRZは何がどう進化しているのか、ポイントを踏まえてみていこう。
※本稿は2020年11月のものです
文/ベストカー編集部、写真/SUBARU、ベストカー編集部、撮影/ケニー中嶋
初出:『ベストカー』 2020年12月26日号

■注目のパワートレーンは予想どおり水平対向4気筒の2.4L DOHCを採用
初代ではFA20型水平対向4気筒DOHCを採用し、そのパワー&トルクは前期型で200ps/20.9kgm、後期型でMT車が207ps/21.6kgmだった。新型は新開発の直噴2.4L DOHCに排気量を拡大し、最高出力228hp(231ps)、最大トルク184lb-ft(25.4kgm)に向上。吸排気性能の強化とフリクションの低減を徹底したことにより、最大トルクは初代のFA20から15%アップさせている。レスポンスの速さと滑らかに吹け上がるスポーツモデルらしさが特徴とのことで、その進化ぶりが楽しみ。6速AT車はSPORTモードの制御が進化し、クルマがスポーツ走行中であると認識された場合、ドライバーの意志や操作に応じた最適なシフト操作を行う。

ダイレクト感のあるコーナリングが可能となっている。
シャシーについては初代モデルのキャリーオーバーとなるものの、SGP(スバルグローバルプラットフォーム)の開発から得られたノウハウが取り入れられ、インナーフレーム構造に構造用接着剤を使用してボディを再構築。初代からフロント横曲げ剛性を約60%、ねじり剛性を約50%と大幅に向上している。ステアリング操作の応答性、旋回時のトラクション性能を高め、「操る愉しさ」を進化させている。また、ルーフとエンジンフード、フロントフェンダーには軽量アルミ素材を採用。エンジン排気量アップと安全性向上に伴う重量増を抑え込んでいる。

ボディサイズは全長167.9×69.9×51.6インチ(4265×1775×1311mm)、ホイールベース101.4インチ(2576mm)となっており、4240×1775×1320mm、ホイールベース2570mmの初代からほぼ変わらないボディサイズを保っている。エクステリアデザインは、初代の正常進化版といえるもので、より躍動感を高めたスポーツカーらしいデザイン。フロントマスクのヘキサゴングリルは低重心を表現し、グリルから始まって後方へ連なる造形で体幹の力強さを感じさせる。サイドシルスポイラーやWRX系を彷彿とさせるフロントフェンダー後方のエアアウトレット、特徴的なダックテールのリアビューなどはベストカーのスクープCGにきわめて近いデザインだ。トランスミッションは6MTと6ATが設定されるのも初代と同様。サスペンション形式もフロントがストラット、リアがダブルウィッシュボーンとなるのも初代を踏襲している。

■AT車にはアイサイトを歴代初導入! 
インテリアでは、初代モデルに近い印象ながらシンプルな水平基調のインパネや低いメーターフードで広い視界を確保し、より洗練されたデザインに進化。メーターには7インチTFT液晶パネルを組み合わせたデジタルメーターを採用し、センターコンソールには8インチ「SUBARU STARLINK」マルティメディアインフォテイメントシステムを採用。Apple CarPlayやAndroid Autoにも対応する。そして新型ではついに先進安全装備のアイサイトを6AT車に標準装備。衝突被害軽減ブレーキと全車速追従機能付きクルコンで快適なドライブをサポートしてくれる。米国でのグレードはタイヤが215/45R17インチの「Premium」、215/40R18インチの「Limited」と2グレード展開。

■ミッドレンジでのパワーアップを体感
現地でテストドライバー、スコット・スピード氏による同乗試乗をしたケニー中嶋氏のコメントは以下のとおり。 
「ボディサイズは現行型を継承しているがデザインの第一印象はより塊感のあるものになり、大きく見える。内装はグレードアップを実感、ドアパネル、ダッシュボードなどの質感は現行よりも格段に上。スコットによれば、『パワーアップが一番嬉しい。特にミッドレンジのパワーだね。これでパワーウェイトレシオが最適化された。ギアボックスの見直しでシフトフィールもよくなっている。サーキットで走ってみてパワーの向上、特に中間域での曲線カーブの落ち込みがなくなってよりスムーズに吹け上がる。ボディ剛性のアップを体感するより、タイヤのグリップ性能アップでのコーナリングでの粘りを感じた。オーバーステアでの侵入の際、グリップの高いタイヤでもあくまでもコントローラブルで、同じくタイヤのグリップ力アップでノーマルのブレーキングもしっかり止まる』
とのことだ」

日本導入時期は未定だが、2021年秋と予想。今から登場が楽しみだ! 
●スバル 新型BRZ(Limited・米国仕様)主要諸元
・全長×全幅×全高:4265×1775×1311mm
・ホイールベース:2576mm
・車重:─
・エンジン:水平対向4気筒、2.4L DOHC
・最高出力:231ps
・最大トルク:25.4kgm
・駆動方式:FR
・タイヤ:F)R)215/40R18
・トランスミッション:6MT/6AT
・サスペンション形式:F)ストラットR)ダブルウィッシュボーン


持ち上げるねえ。まあそれが商売だから仕方がないか。新型BRZは現行とそれほど変わっていないと思うけどねえ。ボディの強化は走りよりも重くなったエンジンとトランスミッションの重量を支えて吸収するためだろうし、エンジンのパワーアップはATとのマッチング改良のためだろう。パワーアップは加速にも効果はあるだろうけど、・・。後はアイサイトの導入くらいでこれと言ってないだろう。ボンネットとルーフ、フロントフェンダーなどへのアルミの採用は重量増に対する相殺でフロントとリアのデザインはフルモデルチェンジをより強く印象付けるためだろう。ボディサイズが一緒で足回りも同じ、エンジンのパワーをアップしてATとの改善して頭が重くなった分ボディを強化し、重量増を相殺するためにボンネット、ルーフなど一部にアルミを採用し、アイサイトを導入した、‥とこの程度だろう。86/BRZ、スポーツカーとしての役割は終わったように思う。鳴り物入りのGRヤリスはWRCには出場できず、スープラも25年でBMWとの協業は終了、そして30年代には純ガソリン車の販売終了とスポーツカーには暗黒の時代が来るねえ。次世代スポーツカーはEVかHVあるいはFCVになるんだろうか。いずれにしてもガソリンエンジンのスポーツカーは現行型で終了だろう。一つの時代が終わるんだねえ、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2020/12/28 00:43:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2020年12月27日 イイね!

「意見交換に酒」と言うのは過ぎ去った過去の幻影だろう、‥(^。^)y-.。o○。

自民党の二階俊博幹事長は27日放送のBS朝日番組で、自身を含む菅義偉首相らとの大人数会食に批判が出ていることについて「会食を目的にやっていない。意見交換を考えてやっている。全く無駄なことをしているわけではない」と述べ、反論した。

衆院解散・総選挙に関しては「新型コロナウイルス対策をどうするか、みんな毎日心配している。こういうときに選挙だと言うわけにはいかない」と語った。番組は25日に収録された。 


意見交換するなら会食抜きで意見交換の場を設ければいい。今は国家非常事態で飲み会宴会が新型コロナの主な感染源になっていることは明らかだ。そんなときに何も会食しながら意見交換する必要など全くない。お上がそう言う態度だと主体性のないお上依存の日本国民は「意見交換ならやってもいいんだ。じゃあ僕らも意見交換を兼ねて、‥(^。^)y-.。o○」と言うことになり感染はますます広がって行く。ここはお上がしっかり手本を示して当面の感はしっかり飲み会宴会とは手を切って毅然としたところを国民に見せるべきだろう。第一、意見交換でなんで酒が必要なんだ。国家を仕切っているんだから気合を入れてやってもらいたい、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2020/12/27 22:43:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治 | 日記
2020年12月27日 イイね!

冬場はスタッドレスに交換した方がいいのは分かっているのだが、‥(^。^)y-.。o○。

どのタイミングでスタッドレスタイヤを購入するべきなのか……というと、それはまさに今なのだ。もっと言ってしまうと冬が始まる前に購入してしまうのが最もベストタイミングと言える。(text:Kouichi Kobuna(小鮒康一))

毎年確実に積雪するような地域にお住まいの方でなければ、スタッドレスタイヤを購入しようかどうかというのは非常に悩ましい問題ではないだろうか。当然ながら冬になったらスタッドレスタイヤに交換することがベストではあるが、地域によっては一冬全く積雪がない年もあったりする。そうなると数万円(サイズによっては十数万円)もするスタッドレスタイヤを用意するというのはなかなか懐に厳しいものだ。雪が積もったら絶対にクルマに乗らない、というのも1つの選択肢ではあるが、緊急事態でクルマでの移動が必要になるケースも考えられる。

数年前の首都圏のように2週連続で大雪に見舞われてしまうとそうも言っていられない状況になってしまう。また雪が積もらないとしても、外気温が7℃を下回ると、サマータイヤはゴムが硬化して本来の力を発揮できなくなる。それに伴って減りが早くなるという話もあるので、できることならばスタッドレスタイヤに交換しておきたいというのが筆者の本音である。では、どのタイミングでスタッドレスタイヤを購入するべきなのか……というと、それはまさに今なのだ。もっと言ってしまうと冬が始まる前に購入してしまうのが最もベストタイミングと言えるのであるが、その理由をご説明しよう。

スタッドレス、年中製造していない
首都圏で雪の予報が出ると毎回発生するのが、カー用品店の大混雑だ。慌ててタイヤ交換を依頼する人や、タイヤチェーンやスタッドレスタイヤを購入しようとする人が殺到し、「完売しました」という張り紙が出されているシーンを目にした人も多いのではないだろうか。この「完売しました」というのは、当然、店舗にある在庫がすべて売り切れてしまったことを示しているわけだが、場合によってはメーカーの在庫がすでになくなってしまっているということも実は少なくないのだ。

そもそもタイヤというのは製造年月が刻印されていることからもわかるように、使用していなくても徐々に劣化が進んでしまうもの。そのため過剰な在庫を保有してしまい、古いタイヤが売れ残ってしまうというケースは避けたいというのがメーカーの本音だ。それを避けるために、メーカーは夏前くらいからその年のスタッドレスタイヤの生産をスタートさせ、その年の天候の状況を鑑みながら生産数を調整しているのだ。つまり、冬になって大雪の予報が出たとしても、そこから急ピッチで生産ということはしないのである。となれば、当然在庫のスタッドレスタイヤが売れてしまえば、その年のスタッドレスタイヤは終了ということになる。そうならないためにも早めの購入がオススメというワケなのだ。

早めに買うとお得に買える可能性も?
非積雪地帯では必要に迫られないとなかなか買う気にならないスタッドレスタイヤではあるが、実は夏くらいからその年のスタッドレスタイヤの販売は始まっていることがほとんど。このタイミングで購入すれば、希望の銘柄やサイズがないということはほぼないし、ショップやブランドによっては早期購入キャンペーンなども実施しているため、お得に買うこともできるのだ。また、若干ではあるが前年に生産したスタッドレスタイヤがディスカウントされていることもあり、大処分価格で新品のスタッドレスタイヤを入手できる可能性もある。前年のスタッドレスタイヤというと心配に思う人もいるかもしれないが、タイヤ公正取引協議会のテストによれば、適正な環境に保管されてさえいれば、2シーズン前のスタッドレスタイヤでも新品のスタッドレスタイヤと同等の性能を保つことが確認されている。もちろんタイヤショップであれば適正な環境で保管されていることは間違いないから、安心して購入することができるだろう。このように早めにスタッドレスタイヤを購入しておけば確実かつお得に購入でき、いざという時も慌てることなくクルマに乗ることができるといいことづくめなのである。さすがに今からではキャンペーンなどはやっていないかもしれないが、降雪の予報が出てから慌てないためにも早めの行動をオススメしたい。(AUTOCAR JAPAN)


スタッドレスタイヤの購入はまさしく悩ましいところではある。この辺りの地域はほとんど雪は降らない。たまに降っても路面にうっすら積もる程度で特に問題はない。10年に1回くらいは大雪が降るが、そんな時は車に乗らなければいい。4WDに乗っていた時は多少の雪では特に問題はなく走ったので近所走り程度なら困ることもなかった。そんなわけで来れませスタッドレスタイヤを購入したことはない。コペンを購入してから「買おうかな」とは思ったが、コペンにしてからは雪は降ってはいないし、雪が降るようなところに出かける予定もないのでそのままになっている。4WDの時は雪が降ると面白がって無暗に走ったりもしたが、最近は近所でも雪が降ったら乗らなければいいと思っている。今回86GRになってディーラーやイエローハットでスタッドレスの見積もりを取ったら30万ほどもかかるという。冬場は雪が降らなくても冬用タイヤがいいことは分かるのだが、30万といわれるとちょっと引いてしまう。今年は様子を見て来年は考えようか。スタッドレスの性能も相当に向上しているそうだが、凍結路や降雪路での走破性はやはりチェーンには敵わないそうだ。しかし86GRはチェーンの装着ができないので雪道や凍った道を走るにはスタッドレスしかない。まことに悩ましいところではあるが、安全のためにはやはり要検討ではある、‥(^。^)y-.。o○。

Posted at 2020/12/27 12:04:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2020年12月27日 イイね!

飲み会宴会を1ヶ月自粛すれば新型コロナ第3次感染は終息する、‥(^。^)y-.。o○。

「東京の感染者、なぜ減らないのか?」「年末年始はどう過ごせば良いのか?」をテーマに
厚生労働省の新型コロナに対策にたずさわる和田耕治さんに伺いました。

◇東京の感染者、なぜ減らないのか?大阪・北海道との違いは?
(和田耕治さん)
北海道と大阪は、自衛隊の派遣などもあったため、地元での様々な協力、
そして時短要請の呼びかけも強かった。
そういったことで人出も減って、成果が得られたんだろうと考える。
重症者のピークも北海道、大阪は超えている状況も見え始めている。
ここまで3週間程度はかかったことが教訓としてある。

東京でも多くの人が協力したので、
海外の状況を見るともっと増えてもおかしくはなかった。
もう少し厳しい対策を早めに行うことで、ここまで皆さんに年末年始の医療の状況であったり、
感染の広がり、不安にさせることなく新年を迎えられるような
チャンスもあったのではないかなと考える。

東京都は、2つのメッセージが流れていた。
1つは「なるべく会食に行かないで」というもの。もう1つは「会食に行くなら5人以下で」などのメッセージ。
結局都民には「どちらなんだ?」と十分に伝わらなかったのではとみる。また、会食を減らすことが、感染を減らすことにどうつながっているのかというのが、「事業者」にも「都民」にも十分に情報が行き届かなかったとみる。

◇年末年始はどう過ごすべき?
(和田耕治さん)
まずやはり、体調に敏感になっていただきたいと思う。
風邪のような症状、特に咳がでる、のどが痛い、熱が出る、
こういった場合は外出をしない、当然、帰省もしない。
特にクリスマスや忘年会などで友人との会食のあった方には、
ぜひしっかりと気をつけていただきたいと思う。

◇年末年始の感染者数は増える?
(和田耕治さん)
この年末年始は特にPCR検査の数が減る可能性があるので
例えば お正月の元旦などは感染者の数の報告数が減る可能性はある。
しかしながら それにごまかされて初詣に行っていいというわけではないので気を緩めないで頂きたいのだが、
やはり1月の4日以降、医療がまた戻ってくる中で6日、8日あたりで
感染が広がらないことを願っているが、
こちらは想定をしながら準備をしていく必要があると考えている。(テレビ朝日)


東京で感染者が減少しないのは「飲み会宴会するな」とはっきり厳しく言わなかったから。これに尽きる。一次感染の8割は飲み会宴会で発生してそれが家庭や職場などに拡散していくんだろう。新型コロナは「直接触れ合う、飲食物を共有したり器具を共用したりする直接接触」や「至近距離で感染者の唾液の飛沫を浴びることで感染する近接接触」が感染の主な形態であり、広くもない換気も不十分な空間でテーブルを囲んで大声を出すような飲み会宴会はうつしてくださいと言っているようなものだ。人が多数滞留するような場所や閉鎖空間に長時間滞留しない限り普通に街を歩いたり電車に乗ったりしていても感染する可能性は低い。1ヶ月、飲み会宴会を止めれば新型コロナの第3次感染は終息する。ぜひ飲み会宴会は自粛しよう。そうでないととんでもないことにもなりかねない。もしもどうしても飲みたければ一人で黙って30分勝負で飲むか、海岸や山の上などできるだけ風が強いところで飲むといい。英国型変異種なども確認されたこの状況で感染を抑え込まないと取り返しのつかないことになる、‥(^。^)y-.。o○。

Posted at 2020/12/27 10:58:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2020年12月27日 イイね!

中国けん制に空母機動部隊を送り込んでEU離脱後のアジア経済圏に生き残りをかける英国、・・。

イギリス空母が日本近海含む西太平洋へ展開
共同通信は12月5日(土)、複数の日本政府関係者の話として、イギリス海軍が2021年初頭に、空母「クイーン・エリザベス」を中核とする空母打撃群を、日本の南西諸島周辺を含む西太平洋に長期展開させると報じました。2017年12月7日に就役した「クイーン・エリザベス」は全長284m、満載排水量6万7699トン。艦首のスキージャンプ傾斜を使用して艦載戦闘機のF-35Bを発艦させるSTOVL(Short Take Off and Vertical Landing、短距離離陸垂直着陸)空母で、30機以上のF-35Bを搭載する能力を備えています。

空母は通常、単独で作戦行動をすることはなく、敵の航空機や艦船、潜水艦から空母を守る水上戦闘艦、敵の潜水艦から空母を守る潜水艦、作戦行動に必要な弾薬などの物資を搭載する補給艦、燃料を補給するタンカーなどからなる「空母打撃群」として行動します。イギリス軍は2020年10月にNATO(北大西洋条約機構)軍との合同演習「ジョイント・ウォーリア」で、「クイーン・エリザベス」と45型ミサイル駆逐艦の「ダイヤモンド」「ディフェンダー」、23型フリゲートの「ケント」「リッチモンド」、補給艦「フォート・ビクトリア」、タイド級タンカー1隻、公にはされていませんがアスチュート級またはトラファルガー級潜水艦1隻の計8隻に、アメリカ海軍のミサイル駆逐艦「サリバンズ」を加えた全9隻からなる空母打撃群を編成しています。「ジョイント・ウォーリア」演習は、先述の2021年初頭に開始されると報じられた、西太平洋への長期展開のリハーサルと位置づけられており、おそらくイギリス海軍は、「ジョイント・ウォーリア」と同程度の規模の空母打撃群を、西太平洋に展開させるのではないかと筆者(竹内 修:軍事ジャーナリスト)は思います。

ひと粒でいくつ美味しいの? 「QE」派遣の背景にある「狙い」
イギリスは1968(昭和43)年に、スエズ運河より東の地域に駐留していたイギリス軍を撤退させ、それ以降アジア太平洋地域への軍事的な影響力の行使は行なってきませんでした。そのイギリスが「クイーン・エリザベス」を中核とする空母打撃群を西太平洋に長期展開させる最大の理由は、近年、自由主義国家に対して挑戦的な姿勢をとり続ける中国をけん制するためです。しかしその背後には、空母打撃群という「道具」を利用して新たな外交戦略を軌道に乗せたいという、イギリスの思惑も垣間見えます。スエズ運河以東の地域から軍を撤退させた後のイギリスは、1973(昭和48)年にEU(ヨーロッパ連合)の前進であるEC(ヨーロッパ共同体)に加盟し、ヨーロッパの一員という立場と、アメリカとの強固な関係を外交の両輪としてきました。しかしイギリスは2016年6月23日に行なわれた国民投票でEUからの離脱を決定し、2020年1月31日をもってEUから正式に離脱してしまいました。外交の両輪のひとつであるヨーロッパの一員という立場を失うことが決まって以降のイギリスは、アジア太平洋諸国と様々な形で関係を強化することで、新たな外交の車輪のひとつを手に入れようとしています。50年近くに渡って一線を引いてきたアジア太平洋での防衛協力の強化もそのひとつで、イギリスはかつての植民地であったオーストラリア、インドといった国々に加えて、日本との防衛協力強化にも力を入れています。イギリス軍は朝鮮戦争(1950年から1953年)にて編成された国連軍の地位協定により、在日アメリカ軍の横須賀基地などを使用することができますが、冒頭に挙げた共同通信は「クイーン・エリザベス」の艦載機であるF-35Bの整備を、アジア太平洋地域におけるF-35の整備拠点である三菱重工業の小牧南工場で行なう構想が浮上しているとも報じており、実現すれば日本とイギリスの防衛協力は、さらに深化することになります。

目的のひとつは対アメリカ 西太平洋での活動が「貸し」になるワケ
「クイーン・エリザベス」空母打撃群の西太平洋への長期展開には、アジア太平洋地域だけでなく、最大の同盟国であり、特別な関係であるとイギリスが自認する、アメリカに対して貸しを作るという狙いがあるとも見られています。アメリカは1979(昭和54)年から、他国が領海や排他的経済水域などの海洋権益を過剰に主張していると判断した場合、それを認めないという意思を示すため、当該国へ事前に通告せずに軍艦を航行させる「航行の自由」作戦を行なっています。南沙諸島などで権益を過剰に主張している中国に対しても、アメリカは「航行の自由」作戦を遂行していますが、近年では南沙諸島の所在する南シナ海を担当する、第7艦隊の負担の増加が問題となっていました。アメリカは中国をけん制するため、空母やF-35Bを搭載する強襲揚陸艦を派遣して、周辺諸国と共同訓練や共同演習も行なっているものの、空母は冷戦時代に比べて隻数が減少しており、強襲揚陸艦も、F-35Bの搭載能力を与えるため改修工事を行なっていた「ボノム・リシャール」を工事中の火災で喪失するなど、派遣する艦のやり繰りに苦慮しています。イギリスのボリス・ジョンソン首相は外相在任時の2017年7月にオーストラリアで、「2隻の新しい巨大空母(クイーン・エリザベス級)で最初に行うことのひとつは、この地域(南シナ海)に派遣して『航行の自由』作戦に参加させることだ」と述べています。その言葉どおりの展開をしているともいえますが、当時よりも自由主義諸国で中国の脅威が共有され、かつアメリカ海軍の負担も増加している中での今回の「クイーン・エリザベス」空母打撃群派遣は、日本を含めたアジア太平洋諸国とアメリカという、今後のイギリス外交の両輪を強化する策として、「絶妙」のひと言に尽きると筆者は思います。(竹内 修(軍事ジャーナリスト))


英国もEU離脱後の自らが身を置くべき政治・経済圏の確保に必死なんだろう。以前から英国はEU離脱後はかつての植民地であったアジア圏に注目していると言われていたが、EUに匹敵する巨大経済圏としては日本などが主導するアジアしかないだろう。そしてここで空母機動部隊を派遣することは中国の圧迫に苦しむ東南アジア圏の諸国に対する支援と同時に中国をけん制し続ける米国に対する支援ともなり、これらの国に対する信用度が高まることを期待しているのだろう。英国もかつての威容は消え失せたが、それでも核保有の大国で中国にとっても英国の進出は無視できないものだろう。日本にとっても英国との関係が深まることは政治的にも経済的にもいいことではあるし、英国にとってはアジアへの進出は国家の命運をかけた死活問題だろう。日英はアジア圏諸国を巻き込んでTPP加盟など経済的な連携を早期に達成し、政治的にも関係を深めて行くことは両国の発展と地域の安定化にも貢献するだろう。そして外交下手な日本も少しは英国の強かな外交手腕を学ぶといいのだが、‥(^。^)y-.。o○。

Posted at 2020/12/27 10:33:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 政治 | 日記

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ntkd29です。CB1300スーパーボルドールに乗って11年、スーパーボルドールも2代目になりました。CB1300スーパーボルドール、切っても切れない相棒にな...
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