トヨタ自動車の豊田章男社長が世界で初めて水素だけで動くエンジンの車でレースに臨みました。レース前に日本テレビの単独インタビューに応じ、その狙いを語りました。
モリゾウ選手こと、トヨタ自動車・豊田章男社長「一緒に未来をつくろうという同志たちの気持ちをのせて量産車カローラが走りますので」
トヨタ自動車は、国内で唯一の24時間耐久レースに、世界で初めて水素燃料だけで動くエンジンを搭載したクルマで参加しています。この狙いについて豊田社長は日本テレビの取材に応じ、「カーボンニュートラルを目指す中で、今エンジンを製造している人たちも含めて未来をつくるため」と語りました。
豊田章男社長「(カーボンニュートラルに向かう中で)エンジンがこの世からなくなりますと、550万人の雇用の中で約100万人も失われると言われている。そういう人たちの仕事も失わないよう、私はこの水素のエンジンのカローラで24時間レースに臨みたい」
この車はエンジンを搭載していますが、ガソリンではなく水素を燃やして動かすため、CO2をほとんど排出しません。カーボンニュートラルと雇用の維持を両立する選択肢として、トヨタのエンジン技術を活用していきたいとしています。レースは夜通し走り続け、23日午後3時すぎまで続きます。
水素は酸素と化合させると爆発して水ができる。CO2は一切発生しないのでカーボンニュートラルには適合する。自動車会社各社がEVへと志向する中、トヨタはFCVや水素燃料エンジンなど水素へとシフトしている。水素は供給インフラが問題だが、都バスではけっこうな数の水素バスが走っている。今回の車は水素を燃料とした内燃機関でFCVとは全く違い、現在のエンジン車と基本的には一緒だろう。トヨタがそんなものに拘るのはこれまで蓄積してきた内燃機関のノウハウを簡単に捨ててしまうのが惜しいことと内燃機関で飯を食ってきた様々な下請け企業の救済があるんだろう。EVはモーターとバッテリーがあれば簡単に作れるそうだが、こうした水素を燃料とした内燃機関はそうはいかないだろう。でもまあこれまでの技術の蓄積を捨て去るよりも可能性として研究開発していくのもいいことだろうと思う。この辺はさすがにトヨタと言うことだろう。この先移動の移動のシステムとして様々なものが出てくるだろうが、内燃機関搭載の車両と言うのは趣味的なものとして生き残っていく可能性がある。水素の供給の問題や燃費、価格などいろいろな問題が出て来るだろうけど一つの可能性として成功してほしいと思う、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2021/05/22 22:25:31 | |
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自動車 | 日記