読売新聞社は東京都内の有権者を対象に、告示約1か月前となった都議選(6月25日告示、7月4日投開票)の世論調査(電話方式)を実施した。政党別の投票先では、自民党が最多の30%で、都議会第1党の地域政党「都民ファーストの会」は11%にとどまった。立憲民主党は8%、公明党は7%、共産党は6%で、無回答は25%だった。
2017年前回選時の調査(5月20~21日)では、自民党(25%)と都民ファーストの会(22%)が伯仲していたが、今回は自民が5ポイント伸ばし、都民ファは半減。都民ファを率いてきた小池百合子知事の支持率は57%だった。新型コロナウイルスへの都の対応については、「評価する」が45%で、「評価しない」は48%。都議選への関心は「大いにある」「多少はある」を合わせると73%だった。
調査は28~30日、東京都を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した1607世帯の中から1001人の回答を得た。回答率62%。
今回の東京都民への世論調査では、開幕まで2か月を切った東京五輪・パラリンピックについて望ましい対応も聞いた。「観客数を制限して開催する」(25%)、「観客を入れずに開催する」(24%)を合わせると、開催を支持するのは49%で、「中止する」の48%と拮抗(きっこう)した。
都議選での投票先でみると、自民党と公明党の候補者に投票するとした人で、「中止する」を選んだ人は4割前後にとどまった。都民ファーストの会も4割ほどだったが、共産党に投票するとした人では7割程度、立憲民主党では6割程度が「中止する」とした。
読売新聞社が今月7~9日に行っていた全国世論調査では「中止する」が59%を占め、「開催する」は39%にとどまっていた。五輪開催の是非を巡る議論も都議選での焦点となりそうだ。
都民ファーストはしょせんは素人の集まりだからこれと言ったことはできなかったんだろう。「緑のタヌキ」の化かしの術で命脈を保ってきたというところだろうか。前回の都議選では自民党はうまく悪役に祭り上げられたから今回は伸ばすだろう。麻生副総理は、「この国会が予定通り終わりますと、ほぼ一斉に東京都議選挙ということになって、前回、都民ファーストっていうのにボロ負けしたり、今はなんとなく、『自分ファースト、都民ラースト』みたいな形になってますけど」と述べ、「緑のタヌキ」をけん制しているようだ。オリンピックはやればいいと思う。アスリートはここに向けてすべてをかけているのだから開催してやるべきだろう。ただ今回はこういう状況なのでお祭りムードはすべて排除して純然たるスポーツ記録会的な大会にすればいい。また気の毒だが、選手、大会関係者には相応の厳しい行動制限を設けて感染防止に努めるべきだろう。観客は無観客と言うわけにもいかなければ会場定員の20%くらいで我慢してもらえばいい。観戦はTVまたはネットでテレ観戦と言うことで、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2021/05/31 16:10:09 | |
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