2021年10月04日
今季2度目のロングツーリングに行ってきた。今回は東名、北陸道の集中工事であちこち渋滞予測が出ているだけでなく緊急事態宣言解除でどっと繰り出した渋滞も重なると言うのでどうしようかとぎりぎりまで悩んだが、「まあ行ってみるか」と言うことでぎりぎり土曜の晩にホテルの予約をして出かけた。
東名大井松田から御殿場、さらには清水辺りまで集中工事渋滞と言うので箱根を超えて伊豆縦貫道から長泉沼津ICを使って新東名に入った。山越えも早朝で箱根新道を使うとさほど時間がかからずに行ける。高速料金も多少は安くなるのでこのルートは使えるかも。
新東名は快調だったが、豊田から小牧まで集中工事と言うのでどうかなと思ったが、特に問題はなさそうだし、北陸道も渋滞はないと言うので伊勢湾岸道から新名神と言うルートではなく何時ものルートで朽木まで走った。今回は越前劍神社はパスした。
朽木では年配のご夫婦が、「湘南てどのくらい走って来たんですか」と言うので「450キロくらい」と言うと「へえ」とか驚いていた。そのご夫婦と話をすると旦那さんは去年までバイクに乗っていたんだそうだ。そして神戸から日光辺りまで出かけていたそうだ。乗っていたバイクはBMWのR1200GSだそうだ。すげえいいバイク乗ってるじゃん。なんで止めたのかと言うと他人がすっコケるのを見て怖くなったんだそうだ。「もったいないからもっと乗ればいいのに。バイクってそんなに危険な乗り物じゃないでしょう」と言うと奥方が、「余計なことは言わないように」と言う顔をしたので「そうですか」でやめておいた。
皆さん、バイクに乗ると言うと、「危ない」「気をつけろ」「事故しないように」「無事に戻って来い」など何だか米機動部隊攻撃に出撃する帝国海軍航空隊を激励するようなことばかり言うが、無茶さえしないで乗っていればバイクがそんなに危険だとは思わないけどなあ。どんなに気をつけても事故になる時はなるんだろうし、高速をバイクで走っていて「これで何かあったら間違いなく死ぬな」と思うときがあるが、四輪であれば助かるかと言うとそういう訳でもない。
四輪もキャビンに生存空間が残るのは55キロとか60キロ程度で衝突した場合で100キロで衝突した際に乗員が助かるような構造にはなっていない。時速100キロで衝突すると14階建てのビルから落っこちたくらいの衝撃があるそうだ。そうするとバイクなら路面に激突して死ぬか、四輪なら車の鉄板や重量構造物に押しつぶされて死ぬか、いずれにしても死んでしまうことには変わりはない。まあむき出しではないだけ四輪の方が助かる可能性が高いかもしれないが、どっちにしても大差がない。事故を起こさないようにできるだけ注意してライディングするのが一番いいんだろう。でもちょっとかっ飛ばしたくなることもあるけどね。
それから今回もすれ違うライダーにずいぶん「ヤエー」をしてもらった。中には両手を頭の上にあげて振り回しているライダーもいる。タンデムだと後席の人が派手にやっている。これって関西方面ではずいぶん見かけるが、関東ではほとんど見ない。富士箱根を走っていても挨拶するライダーはほとんどいない。たまにちょっと手を上げるくらいだが、関西ではずいぶん明るく挨拶してくれる。関東人は不愛想でシャイなんだろうか。これには賛否両論あるらしいが、個人的にはいいことだと思う。
まああまり大げさにやってバランス崩しても困るだろうけど、ライダー同士ちょっとご挨拶と言うのは悪いことではないと思う。中には挨拶しても無視するライダーもいるが、それはそれ、個人の問題なので仕方がないだろう。基本的にHD族は全くしないようだ。バイク乗り同士すれ違う時にちょっと挨拶と言うのは悪いことではないと思う。そんなこんなで今回も何とか楽しいロングツーリングができた。そしてちょっと新しいルートも開拓できた。それは新東名長沼沼津ICから箱根を超えるルートで時間もさして変わらず高速料金はちょっとお安くなる、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2021/10/04 19:06:49 | |
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バイク | 日記