
大手メーカーが新たな覇権を狙ってしのぎを削る電気自動車(EV)市場。トヨタ自動車が本格展開の意向を示して話題を集める一方、韓国最大手の現代自動車が、EVなどで日本への再進出を検討していると報じられた。「日韓EV戦争」が勃発するのか。
現代自は8日、〝鬼門〟といえる日本市場で12年ぶりに乗用車事業へ挑戦すると発表した。FCV(燃料電池車)とEVの2車種を展開し、製品のネット販売やカーシェアに注力する。今年に入って「現代自動車ジャパン」から「現代(ヒョンデ)モビリティージャパン」に社名を変更し、日本のカーシェア企業と協業することから本気度もうかがえる。
大手メーカーが相次いで減産を拡大させるなどサプライチェーン(供給網)に不安が残るなか、同社は2021年12月期の連結純利益が5兆6931億ウォン(約5350億円)と前年比から約3倍の伸びとなった。北欧や欧州、インド、南米での販売が好調で、グループの21年の世界販売台数は666万8037台。CNNによれば、全米での販売台数が初めてホンダを抜いたという。一方で韓国国内ではEVモデルの火災事故も多発するといった問題も報じられている。
対するトヨタはグループの21年の世界販売台数が1049万5548台と2年連続世界一となった。トヨタ単独の世界販売は961万5157台。うちハイブリッド車(HV)が中心の電動車は33・8%増の262万1925台で、台数、比率とも過去最高。EVは4・3倍の1万4407台だった。また、日産自動車と三菱自動車、フランス大手ルノーの3社連合は、EVなど電動車の開発に今後5年間で計230億ユーロ(約3兆円)を投資すると発表。30年までに新型EVを計35車種投入すると明らかにした。日産や三菱自はEVの市販で先行したが、現在は他社が攻勢を強めている。3社の協力を強化して巻き返しを図る。
日韓メーカーの競争について、自動車ジャーナリストの佐藤篤司氏は「現代自はいくつかの問題を抱えるが、世界的にみれば、比較的安価でラインアップがそろうなど一定の評価がされており、日本メーカーも油断していると足をすくわれる可能性もなくはない。ただ日本進出については、日本の消費者はトヨタをはじめとする日本メーカーへの信頼が非常に高いため、簡単にはいかないだろう」との見方を示した。
EVについては充電ステーションなどの問題もあり、まだまだ普及には不安もある。日本ではHV、PHVなどハイブリッド車が主流でEVはまだ主流にはなり得ないが、今後は普及台数が増加するだろう。日産は頭がルノーなので主力をEVに振っているが、トヨタ、ホンダなども今後はEVの販売台数を増やしていくだろう。外国では既存の自動車メーカーのほかにテスラなど新興EVメーカーもあり、ソニーなども参入を目指している。このような状況でどうして韓国のEVを敢えて買う理由があるんだろうか。第一、走っていて燃えるだけじゃなくて止まっていても燃えるそうじゃないか。そんな車を誰が買うと言うんだ。買いたいと言う人がいたら教えてもらいたい。ただ価格を安く抑えればレンタカー、カーシェアリング、その他、業務用には可能性があるかもしれない。クロネコヤマトが都内などで配送に使用しているEVトラックは中国製だそうだから。ところで中国と韓国製EV、どちらかを買えと言ったらどっちを買うだろう。究極の選択だが、まあ中国かな、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2022/02/15 18:45:19 | |
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自動車 | 日記