ロシアが「独立」を承認したウクライナ東部の親露派地域に軍部隊を派遣する懸念が高まるなか、ウクライナ政府は23日、全土に30日間の非常事態宣言を発令することを決め、24日午前零時(日本時間同7時)に発効した。英BBC放送が伝えた。23日には政府や外務省の公式サイトがサイバー攻撃を受けてアクセス不能になり、ロシア軍が近く大規模侵攻を開始するとの観測が強まっている。
ロイター通信によると、ウクライナのゼレンスキー大統領は24日未明にSNS(会員制交流サイト)にアップされた動画で、ロシアがウクライナへの攻撃を承認したとする一方、プーチン露大統領への会談の呼びかけには返答がないと述べた。米CNNによると、ウクライナ東部では複数の空港が閉鎖された。
地元メディアによると、非常事態宣言の発令は23日、議会で賛成多数により可決された。予備役の出国が禁止され、報道が規制される。必要に応じて市民の移動も規制される見通し。親露派武装勢力「ルガンスク人民共和国」「ドネツク人民共和国」(ともに自称)が一部を実効支配する東部の2州は、紛争が始まった2014年から非常事態宣言が発令されている。
また、ウクライナ外務省はロシアに滞在する国民に直ちに出国するよう促した。ゼレンスキー氏は、ロシア軍や親露派武装勢力がどのような行動を取るかは「予測できない」と述べた。ロイター通信は23日、戦車9台を含む軍用車両の車列がロシア国境の方角からドネツク州に向かうのが目撃されたと伝えた。
いよいよ始まるのか。戦争は殺戮と破壊、そして消えることのない怨嗟の連鎖しか生まないのでやめるべきだろうが、こんなことがまかり通る国際社会と言うのは一体どうなっているのだろう。日本にも同じことが起こってもおかしくはない。その時日本がどうするのだろう。何とか戦いを回避できればいいのだが、ここまでくるとかなり難しそうではある。財政難で旧式化しているウクライナ軍ではロシアの侵攻を食い止めることはできないだろう。米国を始めとする西側諸国はどうするのだろうか。ロシアに対する経済制裁とウクライナに対する武器援助、ウクライナは予備役総動員をかけているそうだが、18歳から60歳まで動員されると言うことは国民のほとんどが戦場に駆り出されるのだろうか。悲惨な話ではある。ロシアのプーチン、とんでもない男ではある、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2022/02/24 12:14:47 | |
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