エネルギー価格の高騰などで、電力の調達コストがふくらみ「新電力」の倒産が、今年度は過去最多の14件にのぼりました。
帝国データバンクの発表によりますと、2021年4月時点で国に登録していた新電力706社のうち、2021年度に14社が倒産し、17社が廃業や事業撤退、新規の契約停止を迫られたということです。
大手電力会社などと異なり自前の発電所を持たない新電力は、卸電力市場などで調達して販売するため、エネルギー価格の高騰で調達コストが膨らんだことが経営を圧迫したということです。
特に家庭用の低圧電力に比べて、より安く設定されている事業者向けの電力は、調達コストが販売価格を上回る「逆ザヤ」状態になっている事業者も多いとされていて、新電力の倒産は今後も続く可能性が高いということです。
(30日17:41)
以前に契約電力の変更工事に来た東電の人に、「最近安価な電力を売り物の業者が多いけど発電も送電も東電さんの設備でしょ。あれってどうなの」と聞いたら、「言われるように発電も送電もすべてうちの設備でそれを電力相場で買って配電しているので、『高く買って安く売らざるを得ない』のが新電力会社だから電力の相場が上がったりしたら立ち行かなくなる会社が出てくると思いますよ」と言っていた。ごもっともなご意見でそのために敢えて新電力は利用せずに電力は東京電力、ガスは東京ガスから買っている。それで今回のように燃料代が高騰するなどすると電力相場も高騰してまさに『高く買って安く売らざるを得ない』状態に陥ってしまった新電力会社が多いのだろう。電力やガスなどほとんど戦友状態だった市場が開放されるとそこにどっと新規業者が参入するが、こうした淘汰があって最終的に優良企業が生き残るのだろう。まあ落ち着くまでは安いからと言って新規の会社に飛びつかない方がいいのかもしれない、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2022/03/30 22:07:08 | |
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