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2023年07月12日 イイね!

車のマフラー、本数で何が違う、・・(◎_◎;)???

■同じ車種でもマフラー1本出しと2本出しが存在!?
エンジンを搭載するクルマは、車両の後方に「マフラー」を装着しています。そんなマフラーを見てみると、1本しか装着していないクルマもあれば、左右2本ずつの合計4本装着するクルマもあります。マフラーの本数の違いにどのような理由があるのでしょうか。

エンジンから排出された排気ガスは燃料を爆発させたあとに発生することから、非常に高圧力で高温をともなっており、大気に触れると急激に膨張し、空気を震わせて大きな音を発生させます。そこで、段階的に膨張・干渉などを繰り返して圧力と温度を低下させることで音を小さくします。それが、マフラーをはじめとする排気システムです。

仕組みとして、エンジンで発生した排気ガスは、エキゾーストマニホールドと呼ばれるパイプや、排気ガスを浄化する触媒を経てひとつのパイプに集合し、そこから車体中央部にある「サブマフラー」と、車体最後方にある「メインマフラー」を経て徐々に冷却されていきます。なかでもメインマフラーとサブマフラーは、エンジンで燃焼したガスが大気中に放出されるときに発せられる騒音を低減する「サイレンサー」の機能があるなど、重要なパーツとなっているのです。

このようにエンジンから出る排気ガスは、いろいろな部品を通過し、ろ過されて排出される仕組みになっているのはどのクルマも同じですが、マフラーの本数(正確にはテールエンドの本数)については車種によってさまざまです。一般的には、排気の効率性(スムーズさ)のため、排気量が大きければ大きいほど本数が増えるとされており、軽自動車やコンパクトカーは1本出しが多いのに対し、大排気量やターボを搭載するスポーツカーや高級車では、左右2本出しまたは左右4本出しが見られます。

同じ車種でもエンジンラインナップが複数あるモデルで、マフラーの本数が異なる場合があります。スバルのSUV「フォレスター」は、2リッターNAエンジンと「e-BOXER」を組み合わせたハイブリッド車と1.8リッターターボ車を設定しており、ハイブリッド車のマフラーは1本出し、ターボ車のマフラーは左右2本出しです。本数の違いについて、スバルは次のように説明します。
「大排気量車やターボ車などの高出力車では、マフラーが顕著に出力に影響します。そのため、フォレスターは、ターボ車は出力確保のため2本出し、ハイブリッド車(NA)は1本出しとなっています。2本のほうが俗にいう『抜けの良いマフラー』となっているほか、消音性能や見た目のスポーティさという点もメリットですが、その一方で重量が増加したり、コストがかかるという面もあります」

ちなみに、スバルの直噴ターボ車はレイアウト上「不等長エキマニ」になっており、じつはかつてのスバル車が奏でていた「ボクサーサウンド」が鳴っているといいます。昨今はマフラーの騒音規制が厳しくなっていることもあり、ターボ車はマフラーを2本にすることで消音性能を高めて、ボクサーサウンドを意図的に消しているそうです。

■社外品のマフラー事情は?
マフラーを社外品に交換してカスタマイズを楽しむ人も多く、アフターパーツが数多く出回っています。そんな社外品のマフラーにおいても、本数の違いは様々なニーズや背景が関係しているようです。ここでは具体的な車種をあげて紹介します。「FUJITSUBO」のロゴでおなじみの藤壺技研工業はさまざまな車種に対応するマフラーをラインナップしていますが、そのなかで、トヨタ「ハイエース」に装着可能な1本出しマフラーを用意しています。ハイエースはドレスアップのニーズも高く、見た目を重視するなら2本出しのほうが良さそうですが、なぜ1本出しなのでしょうか。
「ハイエースの場合、シャシの下部構造上、1本出しがコストパフォーマンス面と車体の軽量化ができます。2本出しにすると反対側のシャシに加工をする必要もあり、最悪の場合、保安基準の最低地上高にもひっかかる可能性があり、ハイエースは走ることを目的としたクルマではないので、1本出しとしました」(藤壺技研工業)
カスタムすることで「音が良くなる」「カッコよくなる」だけでなく、クルマのニーズも考えて設計開発されていることがわかります。

次に、「柿本改」というロゴで知られるカキモトレーシングにも話を聞いてみました。トヨタ「カローラスポーツ(E210系)」のマフラーとして1本出しと4本出しをラインナップするのですが、どのような違いがあるのでしょうか。

「1本出しは低音のスポーツサウンドで、昔ながらのスポーツカーが好きな人は『タイコマフラー』と呼ばれる1本出しを選ばれます。現在の主流は4本出しでジェントルなサウンドになります。ファッション性といった意味でもニーズが非常に高い商品となっています」(カキモトレーシング)
※ ※ ※
消音や排気ガスの浄化がマフラーの基本的な役割ですが、リアの見た目の印象を変えたり、好みのエンジンサウンドを演出したり、ドレスアップのためのパーツという側面も持っています。一方で、十分な騒音防止装置が備わっていないマフラーは保安基準に適合せず、車検に通らない可能性があります。社外品のマフラー交換にする際は「JASMA」マークがあるかを確認するなど、基準をクリアしたものかどうか事前に確認してから装着するようにしましょう。


マフラーなんかあまり気にしたことはなかったし、気にするような車に乗ったこともなかった。コペンは軽にしては2本出しのマフラーで軽にしてはなかなかいい音を作っていた。86GRは1本出しのマフラーで動画では500万の車が1本出しなんて悲しいみたいなのがあったが、かなりいい音を作っている。そう言えば一時期はマフラーは車のカスタムの代表みたいなもので藤壺や柿本は有名だった。カーショップに行くとそうしたマフラーが壁や天井に陳列してあった。一番弄ったのはビスタαxだったけどあの車でマフラーを交換しようとは思わなかった。最近は騒音規制が厳しくてメーカーも苦労しているんだとか、・・。GRヤリスなどは排気音をスピーカーから流しているとか言う。86GRの排気音はかなり特徴的なようで音を聞くと分かるというのもいる。確かに特徴のあるいい音がする。1本出しは「タイコマフラー」と言う昔からのマフラーなんだろうか。車は好きだが、マフラーはあまり興味がない。バイクもカスタムと言うとマフラーだが、これも何もいじっていない。86GRはポルシェを意識した音作りをしているというが、ポルシェの音を知らないのでどうなのか分からない。でもまあ音の印象はスポーツカーらしいし、結構いい音しているのでいいとしておこう。1本出しマフラーもなかなか格好いいと思う、・・(^。^)y-.。o○。
Posted at 2023/07/12 22:42:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2023年07月12日 イイね!

B29キラーとして試作されたが、エンジンの不調に涙をのんだ海軍双発戦闘機「天雷」、・・(◎_◎;)。

B29キラーとして試作されたが、エンジンの不調に涙をのんだ海軍双発戦闘機「天雷」、・・(◎_◎;)。太平洋戦争も中盤を過ぎて末期に近づくにしたがって、敗色が濃くなった日本。苦境に立つ皇国(こうこく)の起死回生を担う最先端の航空機を開発・実用化すべく、日本が誇る技術陣は、その英知と「ものづくり」のノウハウの全てを結集して死力を尽くした。第9回は、日中戦争における長距離先導戦闘機と、当時の世界的流行だった双発重戦闘機というニーズを満たすべく、先に開発されて長距離偵察機となった機体での経験に基づき設計された、双発陸上戦闘機「天雷(てんらい)」である。

日中戦争で中国大陸の陸上基地に進出した海軍航空隊は、単発単座の戦闘機による長距離出撃時に問題を抱えていた。当時の戦闘機パイロットたちはいずれも腕自慢の強者であり、優れた飛行技術を会得していたため、単発戦闘機による長距離飛行も、難しくはあったが困難ではなかった。とはいえ、もし航法能力や通信能力に優れた先導をしてくれる航空機がいれば、より安心して長距離出撃が行なえた。また、長距離出撃が可能な戦闘機として、長距離出撃を行う陸攻(爆撃機)の護衛なども行える双発戦闘機が、1930年代後半には世界中の空軍で流行しているという背景もあった。加えて、陸上基地から発進する双発の長距離偵察機も求められていた。

こういったニーズを受けて、海軍は中島飛行機に13試双発陸上戦闘機の開発を求めた。ところが同機は、戦闘機として要求された性能を満たすことができなかったものの、2式陸上偵察機として採用されることになった。しかも、この2式陸上偵察機が後に改造され、夜間戦闘機の月光となったのは、なんとも興味深い「廻り」といえよう。13試双発陸上戦闘機の開発経験に基づいて、1943年初頭、海軍は中島に対し、再び双発の18試双発陸上戦闘機天雷の開発を託した。これを受けた同社では、わずか1年ちょっとで試作1号機を完成させたが、同社が開発した誉(ほまれ)エンジンの不調、設計上の問題によるナセル・ストールなども生じて、要求された性能を発揮できなかった。

この天雷、双発単座戦闘機として開発されたが、6機が生産された試作機のうちの2機が複座の夜戦型に改造されてテストに供されている。しかし1944年秋、海軍は逼迫(ひっぱく)する戦況に鑑みて試作機の絞り込みを行い、以降の本機の開発は中止されてしまった。だが主翼に20mm機関銃2挺、機首部に30mm機関銃2門という重武装だったので、最高速度が597km/hとやや遅かったものの、もし一定の機数が生産されていれば、空襲に飛来する大柄で堅牢(けんろう)なB-29に対して、追撃や反復攻撃は無理でも、大火力による効果的な一撃を加えられる機体となった可能性もある。(白石 光)


太平洋戦争直前に世界で双発複座戦闘機と言うのが流行した時期があった。その元となったのはドイツのBf110双発複座戦闘機だったが、バトルオブブリテンで英国のスピットファイアやホーカーハリケーンなどの単発戦闘機にコテンパンにやられ、双発戦闘機は単発戦闘機には勝てないことが明らかになった。日本でも海軍は13試双発複座戦闘機、陸軍はキ45およびキ45改が作られたが、海軍の方は大型重武装で単発戦闘機には勝てず、陸軍のキ45改も開戦直後に米軍のP40にコテンパンにやられ、地上攻撃機として使われた。双発戦闘機で成功したのは米国のP38と英国のモスキートくらいでなかなか難しい機体ではあった。しかし大馬力エンジン装備と重武装が可能で爆撃機相手であれば効果を上げられるとB29の本土空襲が現実味を帯びてきた時期にこれを迎撃する戦闘機として海軍は天雷の開発を中島航空機に指示した。中島は誉双発の単座戦闘機を開発したが、エンジンの不調やナセルストールなどの機体設計の不備に手を焼いて結局開発が中止になってしまった。2千馬力級エンジン双発でありながら陸軍の金星エンジン1500馬力双発のキ96に速度で劣るなど製造元の中島でさえ誉エンジンの不調は手に負えなかったようだ。600キロ弱の速度では昭和20年3月以降米軍にP51が護衛として随伴するようになると戦果を挙げるどころではなかっただろう。エンジンが好調であればそれなりの高速が出せただろうから活躍の場があったが、陸海軍ともにキ96以上の機体を開発することが出来なかったのは安定して高出力を発揮できるエンジンが作れなかったからだろう。日本は身の丈以上のエンジンを作ろうとして失敗した。日本が開発できた実用航空機エンジンは三菱の金星1500馬力、火星1800馬力に中島の栄1130馬力など2千馬力に満たないものばかりだった。これらのエンジンはいずれも米国のエンジンを模倣しており結局日本は米国を超えるどころか追いつくこともできなかった。技術と言うものは段階を踏んで行かないと進歩しない。技術は奇跡を起こさない冷徹なものである、・・(◎_◎;)。
Posted at 2023/07/12 19:04:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記

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ntkd29です。CB1300スーパーボルドールに乗って11年、スーパーボルドールも2代目になりました。CB1300スーパーボルドール、切っても切れない相棒にな...
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