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2023年09月10日 イイね!

過給機の話。欧米と日本の過給機はどうだったのか、・・(◎_◎;)。

過給機の話。欧米と日本の過給機はどうだったのか、・・(◎_◎;)。高高度になると空気が薄くなって酸素の量が減少するのでエンジン出力が下がるのは当然ではある。空気を圧縮して酸素密度を高めてエンジンの高高度性能を維持する装置を過給機と言う。過給機には排気を利用する排気タービンとエンジンの出力を利用して空気を圧縮するスーパーチャージャーがある。これ以外にエンジンのシリンダー内部に水メタノールを噴射して爆発力を高める方法などがあるが、エンジンとのマッチングがなかなか難しいと言う。米国は主に排気タービン過給器を多用した。英国はスーパーチャージャーを二段にして対応した。ドイツは水メタノール噴射装置を使用したようだ。日本は基本的にスーパーチャージャー、そして一部に水メタノール噴射、排気タービン過給器は試験的に装着した程度で実用化はされなかった。スーパーチャージャーは日本の場合1段2速過給機で高度が上がると容量不足だった。2段2速過給機は戦前欧米などでその例を見ていなかったので実用化できなかったとか。排気タービン過給器は排気の高温に耐える耐熱鋼が入手できずまたタービン軸の強度不足や冷却用のオイル漏れなどの問題を克服できなかったようだ。当時の日本の冶金技術にも問題があったのかもしれない。またインタークーラーの装備を忘れていたのでせっかく圧縮した空気も高温でエンジンが異常燃焼を起こすなどの問題もあったようだ。それであれこれやっても故障ばかりで結局実用にはならなかった。排気タービンの装備位置を下げて排気温度を下げるなどの試みもしたが、結局間に合わなかった。またシステム重量が増してエンジンのパワーアップ分と相殺なんてこともあったそうだ。スーパーチャージャーも2段にするという例を見ていなかったことがネックとなりドイツなどのエンジンを見習って流体継ぎ手、今風に言えばビスカスカップリングのようなものか、による2段過給機を作ろうとしたが技術的に流体継ぎ手の製作がうまくできずに失敗した。結局ハイオクガソリンの入手困難からドイツや日本では水メタノール噴射で気筒温度を下げて爆発力を高める水メタノール噴射が盛んに行われた。しかしこれはエンジンとのマッチングの問題もあり三菱の金星や火星ではうまく行って問題も少なかったが、中島の栄や誉は全くダメで軍も技術者も手を焼いたと言う。一方で陸軍では隼に栄31型の小改良型のハ115Ⅱでは性能が向上したと言うので海軍の整備がいいとか悪いとかそういう問題ではなく微妙な調整の問題なのかもしれない。結局太平洋戦争当時、特に後半の日本陸海軍は高出力エンジンの開発もダメ、過給機などの出力増強装置もダメで万事休した。しかし誉などもきちんと整備すれば100%稼働できたと言うが、これは定期的なエンジンの整備基準を決めて整備を行った結果だそうだが、実際には100%ではなかったという話もある。当時は一応マニュアルはあったが、ほとんど整備は整備員の経験と勘に頼っていたと言うのでなかなかうまく行かない面もあったのだろう。本土の部隊であればないとは言っても交換部品や補給品は少しは余裕があったんだろうが、外地ではそうもいかなかっただろう。そんなこんなで太平洋戦争中はモノにならなかった過給器だが、現在は三菱重工とIHIで世界シェアの20%程度を確保しているようだ。米国はボルグワーナーとギャレットで60%ほどなのでやはり米国はターボチャージャー王国ではある、・・(^。^)y-.。o○。

Posted at 2023/09/10 21:53:17 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2023年09月10日 イイね!

FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦富士6時間レース、トヨタが1‐2、・・(^_-)-☆。

FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦富士6時間レース、トヨタが1‐2、・・(^_-)-☆。FIA世界耐久選手権(WEC)第6戦富士6時間レースの決勝は、ポルシェ6号車との熱戦を制し、トヨタ7号車が優勝。8号車も2位に入り、トヨタが母国でワンツーフィニッシュを決めた。多くのマシンがランオフエリアに飛び出す波乱のスタートで幕を開けた6時間のレース。ターン1で首位に立ったポルシェ6号車に対し、トヨタ7号車は最大20秒ほどまで開いたギャップを少しずつ削り取っていった。



レース折り返しとなる3時間が経過した時点で、2台の差はごくわずか。ポルシェ6号車のケビン・エストレが粘りの走りを見せる一方、トヨタ7号車のホセ・マリア・ロペスは慎重にそれを追った。3番手のトヨタ8号車は、なかなかトップ2台とのギャップを縮められずにいたが、レース中盤を担当し機を伺っていた平川亮が、トップ争いが膠着する間に一気に迫っていった。

レース残り時間が2時間30分を切る頃には、トヨタ8号車も完全に追いつき、トップ3が0.5秒間隔の三つ巴状態となるが、他クラスの車両を巧みに使いながらポルシェ6号車が首位をキープ。トヨタ7号車も徐々にタイヤが厳しくなり、挙動を乱して8号車が前に出かけるシーンもあった。ポルシェ6号車に抑え込まれ7号車のタイヤが苦しくなったこともあり、トヨタは2台のポジションを入れ替えた。8号車の平川は一気に6号車に接近すると、ダンロップコーナーでインに飛び込み、ズバッと一発でオーバーテイクを決めた。レース開始から4時間が経とうというところで、トヨタがこのレースで初めて首位に立った。 首位陥落したポルシェ6号車はそのままピットイン。アンドレ・ロッテラーに後を託した。トヨタの2台もその後ピットインし、首位8号車にはブレンドン・ハートレー、7号車には小林可夢偉が乗り込んだ。

その後ハイパーカークラス9番手を走っていたキャデラック2号車の左フロントタイヤが外れてしまうという危険なアクシデントが発生したものの、幸い大事には至らず。2号車はなんとか自走してピットに戻ったが、ピットでの修復を強いられた。
トップに立ったトヨタ8号車だが、マシンバランスが苦しいことからトヨタは7号車とのポジションを再度入れ替えることを決断、フィニッシュを目指した。

サーキット上空には厚い雲が接近したものの、結局雨が降らないままレースは終了。小林が乗って以降は快調にトップをひた走ったトヨタ7号車は、僚友8号車に38秒差をつけてトップチェッカーを受けた。今回のレースもう1台の主役、ポルシェ6号車は3位。8号車からおよそ10秒遅れでチェッカーを受けている。フェラーリの2台は1周遅れでのフィニッシュ。50号車が4位、タイトルを争う51号車はペースが上がらず5位に終わった。この結果、トヨタはフェラーリに40ポイント差をつけたことで最終戦を待たずにマニュファクチャラーズタイトル獲得を決めた。6位にはポルシェカスタマーのハーツ・チームJOTA38号車。プジョー勢が7、8位に入っている。

LMP2クラスはレース序盤からユナイテッド・オートスポーツ22号車が首位を走ったが、ポイントリーダーのチームWRT41号車がユナイテッド・オートスポーツのワンツー体制に割って入ると、終盤に41号車のロバート・クビサが23号車をオーバーテイク。クラスチャンピオンを大きく手繰り寄せる優勝を飾った。

LM-GTE Amクラスは、すでにチャンピオン獲得を決めているコルベット33号車が圧倒的な強さを発揮。他車との接触で30秒のストップ&ゴーペナルティを受けながらも追い上げて首位を走っていたが、他車を押し出したとしてさらに10秒のタイム加算ペナルティを受けてトップから陥落、3位でのフィニッシュとなった。週末を通じて速さを見せていたAFコルセ54号車フェラーリが代わって首位に浮上、クラス優勝を達成した。ケッセル・レーシング57号車は他車からの追突を受けて途中スピンしながらも、追い上げて表彰台争いを展開した。フィニッシュまでの2時間をWEC決勝デビューとなる宮田莉朋に託すと、宮田は54号車のプラチナドライバーであるダビデ・リゴンと遜色ないタイムをマークする素晴らしい走りを披露。最後は54号車に差をつけられたものの、見事に2位フィニッシュを果たした。星野敏と藤井誠暢が乗るDステーション・レーシング777号車アストンマーチンは一時クラス首位を走ったものの、最終的にクラス10位。小泉洋史とケイ・コッツォリーノが今回ドライバーを務めたAFコルセ21号車はクラス12位でレースを終えている。(松本和己)


ポールとか言っても何時も最初はフェラーリやらポルシェやらが食い込んできてトップを取られる。どこのチームも必死だから紙一重のところを狙ってくるんだろう。でもやはり速さではトヨタが断然上でフェラーリ2台をかわしてポルシェを追いかける。WECでいいところのないポルシェもトップを死守しようとする。しかしやはりトヨタが速い。4時間後に8号車が首位に、その後はチームオーダーなのか7号車が首位にそのまま1‐2でゴールした。GR010は速い。あのヨーロッパ勢を勝たせようとするおかしなBopさえなければ今年のルマンは間違いなくトヨタが勝っただろう。これで今シーズンのコンストラクターズタイトルはトヨタに決まった。トヨタ速い。20年ルマンで勝てなかったトヨタだが、すっかり勝ち方を身に着けたようだ。フェラーリもポルシェもトヨタの前には跪くしかないだろう。でも来年はBMWやランボルギーニなど新勢力も参戦すると言うしポルシェやフェラーリなど既存のチームも力をつけてくるだろう。どこも打倒トヨタで挑んでくるだろう。どんな戦いになるか楽しみではある、・・(^_-)-☆。
Posted at 2023/09/10 18:11:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記
2023年09月10日 イイね!

車とバイクの掃除をしてきたが、・・(◎_◎;)。

車とバイクの掃除をしてきたが、・・(◎_◎;)。今日は車の掃除をしてきた。実家まで5分ほど歩いて行って車のカバーを取ったら汗がどっと出てきた。9月も半ばなのにこの暑さは一体何なんだ。車も先日ロングドライ日をしてきてから掃除をしていなかったのでまずホイールのブレーキダストをクリーナーで落として水洗いしてから全体のほこりなどを流して油汚れや水では落ちない汚れをイオンコートで落としてゴムやプラスチック部分はポリメイトで拭いておいた。風邪が完全には治っていないのでちょっときついが、何よりきついのは暑さで汗が止まらない。車に水をかけるんじゃなくて自分にかけたいくらいだ。で、ちょっとバイクを見たらこれもずい分放置なのでバイクもワックスをかけることにした。カバー外して引っ張り出してメインスタンド立てようと思ったらなかなか立たない。メインスタンド立てられなくなったらバイク降りようと思うが、悔しいので思い切り踏ん張って何とか立ててやった。バイクは凹凸が激しくてワックスがけは疲れる。しかも暑いのなんのっていったい日本はどうなっているんだ。まあどうなっているも何も5月から10月までは夏だから仕方がないか。日本はよく言っても間違いなく亜熱帯ではある。何しろ千葉や茨木でバナナが取れるんだろう。そのうちに樹木もヤシの木とかナンヨウスギとかになるかもしれない。そんなこんなでバイクの掃除が終わるころには全身水を被ったように濡れてしまった。でも久々にバイクもきれいになった。帰りがけにガソリンスタンドの価格を見たらハイオク191円、レギュラー180円だった。ちょっと下がったようだ。これは政府の補助金のせいだろう。しかし補助金とか減税と言うと喜ぶが、これはその場限りの対症療法でしかも代替財源をどうするかという問題が出てくる。減税した分どこかで余計に取るか国債で借金するかだから目先で安くなってもどこかで取られている。じわっと来られるとあまり効かないが、どこかで取られているんだろう。まあ国家と国民は運命共同体なので税金はしっかり払うべきだろう。お上がなくなったら台風のど真ん中に素っ裸で放り出されるようなものだからなあ。またお上にも国民のことをしっかり考えてもらおう。一番いいのはプースケが死んで、他人に死ねなどと言ってはいけないが、プースケは例外、OPECが原油を増産して能無し日銀がちょっと為替を調整してくれればいいのだがこれは奇跡の上にまた奇跡的ではある。まあそんなわけで今日は車の掃除をバイクのワックスがけをしてきた。また風邪がぶり返すだろうか、・・(◎_◎;)。
Posted at 2023/09/10 17:35:43 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記

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ntkd29です。CB1300スーパーボルドールに乗って11年、スーパーボルドールも2代目になりました。CB1300スーパーボルドール、切っても切れない相棒にな...
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