2024年03月02日
BEV全盛に向けた流れにブレーキがかかっているようだ。米国の何とかいう大手レンタカー会社がBEV2万台を売却してガソリン車に入れ替えるという。アップルは完全自動運転のBEVの開発を中止した。これは二酸化炭素云々よりも技術的なことが理由らしい。VWに続いてメルセデスやBMW、GM、ジャガー、ローバーなどもエンジン開発を再開するそうだ。
ヨーロッパの2030からエンジン車の販売禁止措置は環境問題よりも自国の自動車産業が低燃費エンジンの開発で日本、特にトヨタに勝てないことからトヨタが遅れているBEVに振ってトヨタ潰しを図ったのが目的で環境問題は二の次である。ヨーロッパは自国の利益のためならなりふり構わずなんでもやる。昨年のル・マンのBopもその類いで100回大会でトヨタに勝たせない手段だった。BEVが本当に環境に優しいかというと❓️ではある。
確かに走っている時は二酸化炭素は出さないが発電は石化火力で製造時には大量の二酸化炭素を排出するとか。BEV先進国の中国発電は石炭火力が主力だそうで発電時には二酸化炭素を出しまくっている。BEVの弱点は充電時間に航続距離だろう。そして主力になるバッテリーの形式が決まっていないことだろう。長距離を走る輸送トラックには燃料の補給がガソリン車と同様のFCVが便利だろう。また水素エンジンや植物由来の二酸化炭素を排出しない、排出はするが、植物が吸収する二酸化炭素で差し引きゼロの燃料、さらには電池の性能を向上させたPHVなども候補になるだろう。
行く行くはBEVやFCVなどの電気を動力源にする車🚙が主力になって行くだろうけど今のところは各国それぞれの思惑と利益で動いているようだ。考えてみればすべてを電気でというのも乱暴な話でエネルギー源それぞれの特性を生かした選択肢の検討というのも必要だろう。米国の大統領選挙で「もしトラ」、今は「かなりトラ」のようだが、になったら米国のBEVはかなりの打撃を受けるだろう。米国のように車の使用が長距離移動という国ではBEVは不便だろう。また寒冷地でもバッテリーの能力が低下して使いにくいそうだ。
時間も金もかかるが、トヨタのように様々な可能性を考えておくことも大事なことだろう。温暖化が二酸化炭素だけのせいではないという意見がある。そうかもしれないが、二酸化炭素も主な原因の一つだろう。ただ水素にしてもアンモニアにしても製造するには大量の電気エネルギーを必要とするし、インフラの問題もある。原子力は二酸化炭素は出さないが、放射性廃棄物の問題が残る。そんな状況からエネルギー源すべてを含めて近未来のエネルギー政策を検討していくべきだろう、\(^_^)/🙆🆗🎃🐲⛩️。
Posted at 2024/03/02 20:43:19 | |
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自動車 | 日記