2024年03月16日
技術というものは継続して試作開発を続けて行かないと振り出しに戻ってしまう。三菱のスペースジェットが失敗したのも50年という技術空白が原因である。三菱のエンジニアは良い飛行機を作る自信はあっただろう。出来た飛行機は極めて素直な特性を持った優秀な飛行機だった。しかし良い飛行機=良い旅客機ではなかった。三菱のエンジニアには時代に適合した良い旅客機を作る技術がなかった。それに気がついた時はすでに手遅れだった。また日本は太平洋戦争当時は航空準先進国だった。欧米には劣っていたが、それでも何とか欧米に追随する程度の航空機を自力で開発出来ていた。しかし敗戦で一切の航空機開発製造を禁止された。その期間はわずか7年だったが、日本は航空の最後進国になってしまいそれを取り戻すのに70年もかかってなお達成されていない。逆にロケット開発🚀は細々ながら70年も研究試作開発を継続して世界でもトップレベルの技術を有している。
内燃機関も100年以上もかけて発達してきた。内燃機関はもう発達の限界に来ていてこれ以上の発達は望めないというが、それでも次から次に新しい技術が生まれている。内燃機関をやめてしまうとこれまで培った技術は四散して無に帰してしまうし100万人と言われる技術者や熟練工も散ってしまう。内燃機関がその使命を終えたなら仕方ないことだが、船舶や建設機器などまだまだ内燃機関の需要はあるだろう。
車🚙にしてもこの先何が主流になっていくのか不透明な点も多い。ガソリンなどの内燃機関の需要は減少して行くだろうけど水素など燃料を替えて存続する可能性もある。技術を捨てることは簡単だが、それを取り戻すのは極めて難しいし時間がかかる。世界の自動車メーカーはBEV一本に振ったが、主要メーカーはエンジン開発に復帰している。車の動力源が内燃機関という構造は変わって行くだろうが、国や地域の特性を踏まえた選択肢は存在するだろう。
世界市場にシェアを有するトヨタが複数の選択肢を存続させる理由はその辺りにあるのだろう。原発を多数稼働させて他国に売るほど電力が豊富なフランスなどはBEVが最適だろうが、そうではない国も多数あるだろう。二酸化炭素排出量を巡る駆け引きは今後さらに激化するだろうが、その成り行きを正確に把握して適切な対応をして行かないと先々痛い目を見るだろう、\(^_^)/🚙💨🙆🆗🎃🐲⛩️。
Posted at 2024/03/16 20:13:04 | |
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自動車 | 日記
2024年03月16日
BEVは二酸化炭素排出量が少ないかというとそんなことはない。確かに走っている時は二酸化炭素を出さないが、バッテリーに蓄電する電気はほとんど火力発電に依存している。中国などは大部分石炭火力発電で二酸化炭素を出しまくっている。またBEVは化石燃料で発電した電気を送電線で送ってその電気をバッテリーに充電してもう一度モーターを動かして走る🚙💨のでエネルギーロスが大きいともいう。ヨーロッパがどうしてBEVだと騒いだかというとHVやPHVでは日本の自動車メーカー、特にトヨタだが、に勝てないからトヨタが遅れているBEVに振ったが、BEVという車はモーターとバッテリーがあれば出来てしまうハードルが低い工業製品でBEVに振ったら中国がどっと入ってきて市場を席巻されそうになった。テスラもシェアを伸ばしている。
そんな状況の中でBEVは寒さに弱すぎるとかロシアのウクライナ侵攻で電気料金がバカ高いとかBEVの環境負荷はガソリン車やHVなどと比較してさほど優位でもないなどBEVの化けの皮が剥がれてきた。トヨタはPHVやHV、水素エンジン、FCVなど全方位展開体制で臨んでいる。各方式それぞれ長所と短所がある。日本で車🚙がすべてBEVになって一気に充電を始めたら電力がパンクするとかいう。トヨタはBEVで出遅れているというが、PHVやHVをさんざんやってきたトヨタにBEVができないわけがない。あれこれやりながら市場の動向を見ているんだろう。
BEVは短距離のコミューター的な車に適した方式だと思う。FCVは長距離走行するバスやトラックに向いている。充電時間が省略できるしタンク容量を大きくすれば長距離を走れる。PHVやHVなどは長距離移動する際に適している。ガソリン満タンにすれば一千キロ以上走れる🚙💨だろう。もしもBEVが火力発電に依存しないで充電できればまさにエコの金字塔になるだろう。しかしまだ当分は化石燃料に依存せざるを得ない。各国は二酸化炭素排出量云々よりもそれを使って自国の利益を図ろうと躍起になってエコという錦の御旗の影で蠢いている。最近の気象は確かに異常で二酸化炭素がそれに影響していることは間違いないだろう。しかし二酸化炭素を排出するのは車🚙だけではない。それを一つの方式にしてしまおうということ自体胡散臭いし危ない賭けでもある。
二酸化炭素排出量の駆け引きは今後も様々な分野で行われるだろう。そこで行われるのは地球環境問題ではなく各国自国の利益ではある。そんな魑魅魍魎の跋扈するような世界でババ🃏を引かされないようにしっかりと状況を見極めて正しい道筋を見極めて行かないといけない。全方位展開というトヨタ方式は金も時間もかかるが、混沌とした状況の中では正しい解答だと思う。 自国の利益のためには他を省みないヨーロッパの駆け引きに乗せられないようにしないといけない、\(^_^)/🚙💨🙆🆗🎃🐲⛩️。
Posted at 2024/03/16 20:10:53 | |
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自動車 | 日記
2024年03月16日
昨日もGRヤリスで箱根を越えて走ってきた、\(^_^)/🚙💨🙆🆗。箱根新道で三島側に降りて伊豆縦貫道、新東名高速道路、東名高速で戻ってくる100キロほどのミニドライブである。箱根を燃費走行でちんたら走っていたらミニバンに思い切り追い越された。時速にすれば60キロくらいで走っているのに不届きな奴ではある、💢😠💢😡💣️⚡。ちょっと踏めばミニバンなんか問題じゃないが、そんなのにむきになっても仕方ない。
伊豆縦貫道ものんびり走って新東名高速も燃費優先で走る、🚙💨🙆🆗🎃🐲⛩️。スポーツカーという奴はゆっくり走ってもステアリングは安定しているし、直進安定性は良いし、なかなか気持ちが良い。アクセル踏めば一気に加速するが、のんびり走っていると燃費も良いし、お上のお手を煩わせる恐れ多いこともないのでけっこうではある、\(^_^)/🙆🆗🚙💨🎃🐲⛩️。車の燃費表示が下がらないように下道に降りてもゆっくり走る、🚙💨🙆🆗。基本3気筒1.6リッターエンジンなので踏まなきゃ燃費は悪くないだろう。
でもこの車🚙に乗っているとサーキット辺りで思い切りアクセルを踏んでみたい気分になってくる。86GRはしなやかな優しい走りだったが、GRヤリスはやや尖った豪快な走りをする、\(^_^)/🚙💨🙆🆗🎃🐲⛩️。FRの86とはずいぶん違った走りの雰囲気ではある。でも最近はGRヤリスに慣れてきたのでなかなか楽しい車🚙ではある。そんなこんなで戻ってきてエンジンを切ったら今日の走りの結果が出たが、リッター16.06キロも走ったことになっていた。燃費表示は13.4キロだったが、どっちが、本当なんだろうか、❓️❓️。GRヤリス、その性能を公道で試すことはできないが、それでも楽しい車🚙ではある、\(^_^)/🚙💨🙆🆗🎃🐲⛩️。
Posted at 2024/03/16 20:09:04 | |
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自動車 | 日記
2024年03月16日
スポーツカーの良いところ、悪いところをちょっと検討してみよう。まずマイナス点から行くと車両価格が高い。スポーツカーはエンジンは高出力、足周りは凝っているし、ブレーキも大型のディスクにマルチポットキャリパー、パッドも高価、車体は軽量化のために部分的にアルミやバカ高い炭素複合材などを使う。そして空力とか言ってあちこちヒレを付けまくる。車体下面もダウンフォースとか言ってカバーを付ける。内装はシートはバケット、ステアリングやシフトノブは革巻、メーター類もあれこれ付けて、あるいは大型液晶を付けて様々な機能を持たせる。これでは安いはずもない。
そして燃費が悪い。大出力エンジンでパワーが大きいので燃料をたくさん燃やすから燃費が良いわけない。しかもガソリンはハイオクでレギュラーに比べてリッター11円がところ高い。そして人が乗れない。基本2人乗り、2+2でも後席は一応付いているだけ、86GRなんか大人は絶対乗れない。いいところ小さい子どもくらい。GRヤリスはまだ少しはましだが、圧迫感があって狭い。また荷物も積めない。室内は狭くトランクも広くはない。コンバーチブルとかいう車🚙だともう救われない。
乗り降りも大変でシート💺は低くサイドシルは高くて幅が広い。これは車体の剛性を増すためにやむを得ないが、ガバッと股を広げないと降りられない。スカートの女性はよほど苦労する。86GRにおばさんを乗せたらバケットシートにけつがはまって出られなくなった。乗るのも一苦労でシートが低くステアリングも低いので体をねじ込むように乗らないといけない。また2ドアだとドアがデカいので狭い駐車スペースだと降りられなくなる。
走ればスピードは出るが、むやみやたらアクセルを踏むと燃費は悪化するし、何よりお上のお手を煩わせることになって誠に恐れ多い。また他の車🚙にむやみやたら煽られる。タイヤはハイグリップで幅が広く食い付きは良いが、すぐに減って交換するとバカ高い。スタッドレスもむやみやたら高い。ホイールとセットなんていうと腰が抜ける。また過給機などが付いているとオイルを頻繁に換えないといけないなど維持費もかかる。
要するにスポーツカーという車は価格が高くて使い勝手が悪くて燃費が悪く任意保険も高くて維持費がかかる厄介者でスピードが出るのが唯一の長所だが、むやみやたら飛ばすとお上のお手を煩わせることになって誠に恐れ多いというとんでもない車🚙ではある。良いところはせいぜいちょっと格好が良くて速いというくらいだろうか、❓️❓️。そんなスポーツカーに人はどうして乗るのかって、❔\(^_^)/🙆🆗🚙💨🎃🐲⛩️。
それは「楽しいから。」この一言に限る、\(^_^)/🚙💨🙆🆗🎃🐲⛩️。 そしてスポーツカーなんかおかんやガッキーがいたら絶対に乗れない。要するにスポーツカーに乗っているのは極めて非合理的かつ主観的な理由がその根底に存在しているのである、\(^_^)/😁🌀😱💧🚙💨🙆🆗🎃🐲⛩️。甲高い排気音を響かせて快走するスポーツカーももう少しで乗れなくなってしまうかもしれない。だから今のうちに精一杯乗っておこう、\(^_^)/🙆🆗🚙💨🎃🐲⛩️。
Posted at 2024/03/16 20:07:30 | |
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