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2011年12月31日 イイね!

強権発動でどじょうが雷魚になるか、野田総理

野田首相が内閣改造・民主党役員人事の検討に入ったのは、ねじれ国会の状態が続く来年の通常国会を乗り切る態勢を整えるのが狙いだ。

首相はこれまで「融和」を旗印に掲げてきたが、指導力を前面に押し出そうとしており、今回の人事でその姿勢を鮮明にさせるとみられる。


9月の政権発足時に、首相は自ら「ドジョウ」と称し、地道に実績を重ねる姿勢を示した。それが、党内融和を優先し、対野党では協調姿勢が目立つ結果となり、「指導力が足りない」との批判につながっていた。


首相は29日、民主党の合同総会で、消費増税に反対する議員を前に、一歩も引かず、変身ぶりを印象づけた。国会運営についても「君子豹変(ひょうへん)す」と言い、低姿勢で協力を呼びかけるだけでなく、野党に判断を迫っていくとした。


参院で問責決議が可決された一川防衛相と山岡消費者相が続投した場合、自民、公明両党は国会審議に応じない構えをみせている。


民主党の参院幹部は「続投させたまま国会に入り、野党に審議拒否させればよい。世論の批判は野党に向く。国会の混乱を理由に、交代させればよい」と主張する。首相も同様の判断に傾いているとの見方がある。


2閣僚は、いずれも首相と距離を置く小沢元代表のグループに所属。首相が2人の交代に踏み切れば、党内融和重視からの路線転換を示すことにもなる。


中国に、「来なくてもいい」などと言われる素人防衛大臣や マルチ商法国家公安委員長などいくらでも首を切っても構わないが、どこまで強気を押し通せるのか。日本は全員一致が建前だし、その上、民主党は政権欲しさの寄せ集めだから党内基盤が弱い野田総理がどこまで強気を押し通せるか。何よりも小沢派が主敵と言うことになるのだろうが、それが離党などとひびが入っていることに勇気づけられたか。


伝家の宝刀は解散だろうが、来年は選挙をせざるを得ないだろうし、そうなると瓦解して野党に転落か。しかし、次はどこがやるというんだろう。一度すべての政党をバラかして、せめて高校生程度の政治が出来るように組み直したらどうなんだろう。こんな政治では国民があまりにも悲惨に過ぎる。
Posted at 2011/12/31 22:04:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年12月30日 イイね!

轟かなかった雷鳴、雷電局地戦闘機

雷電は、海軍が開発し、戦争後半に実戦投入した局地戦闘機/乙戦で、局地戦闘機とは陸上基地で運用する迎撃機のことである。海軍は、中国戦線で中国爆撃機によって少なからず被害を受けたことから昭和14年に三菱に「十四試局地戦闘機」の試作を命じた。海軍側の要求は、最高速度が、高度6,000mで325ノット以上で340ノットを目指す。上昇力は、高度6,000mまで5分30秒以内、武装20mm2門・7.7mm2門、操縦席後方に防弾版を装備というものだったようだ。三菱は堀越二郎技師を設計主務者とした設計陣を組み、大型爆撃機迎撃のために、速度と上昇力を備え、一撃で爆撃機を撃墜し得る火力を備えた戦闘機として本機の開発を行うこととした。


その速度と上昇力のためには大馬力エンジンが必須だが、当時の日本には戦闘機用小型軽量高出力エンジンがなかった。そこで大型爆撃機用に開発された直径の大きい「火星」を選定、延長軸と強制冷却ファンを追加した火星一三型を開発し、機体を紡錘形として抵抗を減らす工夫がなされたが、これがこの機体の大きな問題となった。


こうしていろいろと設計上の努力をしたが、十四試局戦の最高速度は要求性能を大きく割り込むことが予想された。そこで、昭和16年7月に水メタノール噴射による出力向上を図った火星二三甲型に換装した十四試局地戦闘機改が計画され、本格的に開発が開始された。昭和17年10月に初飛行した十四試局戦改は要求性能をほぼ達成したが、最大出力運転時に激しい振動が発生してこの対応に追われることとなった。防振は技術者を鍛える最もいい試練と言うが、当時の日本にはこの振動の原因が特定できず、手を焼かされたようだ。結局、振動の原因は真っ先に疑われた延長軸ではなく減速機構の振動とプロペラ強度不足による振動の共振であることが明らかになり、プロペラ減速比の変更とプロペラブレードの剛性向上によってほぼ解決されている。


この間、着陸時の衝撃による尾輪の変形が原因の墜落事故で操縦士が殉職する墜落事故が発生したこともあり、この振動問題が解決されるまでに1年以上を要し、雷電の実用化を大幅に遅らせることになるとともに零戦の後継機開発にも重大な影響を与えた。


試作命令から3年半近く経過した昭和18年後半に実用機としての雷電一一型の生産が開始されたが、部隊配備開始後、高高度で定格出力が得られないというトラブルが発生、高高度性能を向上させた火星二三丙型や火星二六型への換装が行われている。また、その後も火星二三甲を装備する機体や新造機に対し、昭和19年後半より高高度性能を上げるための幅広ブレードのプロペラに変更するという対策が行われている。


また、機体を紡錘形としたためにエンジンが機首よりかなり後方に装着されていることから、操縦席部分が機首より太くなり、機首上げ時の前下方視界が極めて悪化するという弊害が生じた。そのため速力の低下を承知で風防上部の嵩上げが行われ、最終的には風防前部付近の胴体側面の削り落としまで行われている。戦後の調査で米軍ではこの程度の視界不良は当然で全く問題にされなかったようだが、視界の良好な零戦に乗りなれた繊細な日本人パイロットには大問題だったようだ。


主翼は、1940年代当時抵抗軽減のため高速機に有利として着目されはじめていた層流翼の翼型を採用、この主翼は零戦で問題となった中・高速域の横転性能が大幅に改善されたという。当時の海軍機の中では横転性能は最高だったという。しかし、雷電以降に開発された日本海軍機にはほとんど層流翼が採用されたが、当時の加工精度に問題があって意図したほどの抵抗軽減効果は得られなかったようだ。また、本機の主翼は、限界領域での飛行特性に不安定な面があったようで、低速旋回時の失速による墜落事故も複数記録されているようで、そのために雷電を嫌う搭乗員も少なからずいたようだ。


一一型までの武装は零戦と同じ翼内に20mm機銃2挺、胴体に7.7mm機銃2挺だったが、二一型以降は九九式20mm機銃4挺を翼内に装備した。しかし、同じ20mm機銃とは言っても、短銃身の一号銃と長銃身の二号銃が混載されたことから構造の相違や弾薬の補給で支障を来たし、弾道も異なるなど実用に大いに問題があったようだ。この辺りは日本の生産力の貧弱さからくる問題で設計自体の問題ではないが、効果的な戦力と言う点では大いに問題があったようだ。


当初、最新の航空力学に基づいた機体に大馬力エンジンを装備し、更に大火力を併せ持つ雷電は海軍の大きな期待を集め、零戦の後継機候補として大増産計画が立てられたが、種々の問題から実用化が遅れ、さらには次期甲戦の開発にも影響を及ぼすこととなった。また、同時期に実戦投入された紫電改と比較され、両者の試作機を比較テストした結果、紫電改は対戦闘機戦闘も可能だが、雷電は零戦と組み合わせなければ性能を活かすのは難しいとの結論に達し、比較試験を実施した横須賀航空隊から雷電の生産を中止して紫電改の生産に集中すべきだという報告書が出される始末だった。


しかし、紫電改も誉の不調に悩まされていたことや雷電の上昇力は米軍のB29に対抗するために有効と考えられたことなどから、少数の生産が継続され、拠点防衛部隊を中心に配備された。最初の雷電部隊は、バリクパパンにある油田防空部隊である第三八一海軍航空隊に配備され、有り余る高品質燃料を使って訓練を重ね、短期間ではあるが米軍や英軍のB24、P38、P47などに空戦を挑み、それなりに戦果を挙げたという。そのほか、本土防空専任部隊として編成された第三〇二航空隊(厚木)、第三三二航空隊(岩国、鳴尾)、第三五二航空隊(大村)、台湾の台南航空隊(台南)に配備され、その中でも神奈川県厚木飛行場に配備された第三〇二航空隊の雷電隊は、東京京浜地区に侵入するB29迎撃で最も戦果を挙げたのは有名である。


雷電と言う戦闘機は日本の技術力の貧弱さを象徴するような戦闘機だった。適当な高出力・小型軽量のエンジンが入手できればこの機体の運命は劇的に変わっていたかもしれない。そして振動問題なども手早く片づけて高速・重武装の重戦闘機として零戦の穴を埋め、B29迎撃の切り札として活躍していたかもしれない。


また、日本人戦闘機乗りの軽快性を重視する思考もこの戦闘機を脇に追いやった原因の一つだろう。米国の調査ではこの機体の離着陸性能や視界などは全く問題とされず、高速性能と上昇力が高く評価されたという。それは戦闘機に対する思想の違いなのかもしれないが、この機体に格闘戦などをさせずに、一撃離脱に徹していれば相応の対戦闘機戦闘も可能だったかもしれない。また、離着陸性能なども滑走路や付随する施設を手っ取り早く作れればさほどの問題にはならなかったかもしれない。


雷電と言う戦闘機は日本機離れした力強いフォルムを持った戦闘機で順当に開発されていれば米軍の戦略爆撃機の前に立ちはだかる防波堤となり得たのかもしれない。しかし、当時の日本の技術力では手に余る機体だったようで、この機体の正式名称だった「雷電」と言う名称のようには雷鳴は轟かなかったようだ。
Posted at 2011/12/30 22:47:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年12月30日 イイね!

アジア第一の軍事産業大国

2011年12月28日、環球時報は日本の軍事産業はアジア最大だとする海外メディアの報道を紹介した。

韓国の経済誌「アジア経済」は27日、「日本の軍事産業は世界最高水準」とする記事を掲載し、第2次世界大戦中にすでに戦闘機や潜水艦など、当時世界最先端の武器製造技術を持っていたことを紹介。敗戦で多くの武器生産施設は閉鎖されたが、朝鮮戦争を経て「日本は再び戦闘機、駆逐艦、潜水艦、軍事衛星などの国産化に成功した。三菱重工、富士重工、川崎重工など12社が、日本の武器市場で95%以上のシェアを握っている」とした。

また、日本メディアの報道として、日本には戦車、護衛艦、戦闘機などの製造関連企業が1000社以上あることを紹介。日本政府が武器調達を大幅に削減しているため、「軍事関連企業は輸出拡大を狙っている」と分析した。

さらに、英エコノミスト誌も「アジア一の水準を誇る」日本の軍事産業の特徴が「本土防衛、独立維持」にあると指摘。米専門家の話として「米国では性能、コスト、納期が重要になるが、日本では『いかにその武器を製造するか』が焦点になる。いわば“技術民族主義”だ」と解説した。

アジアと言うレベルで見れば技術的には確かに第一だろう。生産規模では中国だろうが。ただ、その基盤が御上頼みだからこれが問題だろう。技術それ自体も良いものもあるのだろうが、若干偏向気味かもしれない。しかし、戦闘機、戦車、艦艇などの主要兵器は自国で生産が出来ないと防衛政策それ自体が他国の都合に委ねられることになるので防衛省・自衛隊も技術の継承発展と言うことに意を尽くしていただきたい。
Posted at 2011/12/30 10:26:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年12月29日 イイね!

民主党の政策よりも念仏の方がご利益がありそうだ。

民主党税制調査会などの合同総会は29日、最大の懸案である消費増税について、実施時期をこれまでの案より半年、先送りして「2014年4月に税率8%、15年10月に10%」へと2段階で引き上げる案を了承した。党内の反対論に配慮した。税調幹部によると、半年先送りする案は野田佳彦首相が提案した。この日の総会では、現在5%の消費税率を13年10月に8%、15年4月に10%とする案を改めて提示。首相も途中から出席し、反対派の説得に当たった。夜に入り、休憩を挟んで断続的に協議を続けた。 


年内、年内、年内と念仏のように連呼していたのは誰だっけ。まあ、国家の行く末よりも民主党がバラけて権力の座を滑り落ちる方がよほど気になるのだろう。いずれにしても、この連中の政治レベルなどその程度だろう。民主党の政権公約などよりも念仏でも唱えた方がご利益がありそうだ。
Posted at 2011/12/29 23:09:04 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2011年12月29日 イイね!

平成24年度防衛予算に思うこと。

防衛予算政府案が決定した。海上自衛隊は、DDH1隻と潜水艦1隻、DDHは24DDHでこれで海上自衛隊は空母型護衛艦4隻を獲得したことになる。しかし、それ以外は航空機、艦艇ともに新規はほとんどなく、既存の延命改修ばかりだ。イージス艦は改修されるが、「はたかぜ」型DDGも改修して使用するそうだが、そうするとイージス艦の新規取得は放棄するのだろうか。それとも次のシステムを防空の要に据えるのだろうか。


陸上自衛隊は10式戦車が13両、装甲車は要求のほぼ半数の62両、99式自走砲も要求の7割、ヘリはUH60が2機、CH47JAが1機、PKOにしろ、離島作戦にしろ、いくらあっても足りないヘリと装甲車はお寒い限りの装備数だが、大丈夫だろうか。ミサイル類はおおむね要求通りの決定のようだ。しかし、防空用の短SAMは3セットから1セットに削られている。多用途ガンはカールグスタフ3だそうだが、0式だかという小型の対戦車ミサイルはどうしたんだろう。装備中止になったようだが。それから火力支援車の開発が始まるようだ。これはFH70の後継というが、どんなものが出来るだろうか。後は与那国島に監視部隊を配備するための予算10億円が認められているが、こっれもまた配備をめぐってもめそうだ。


航空自衛隊は、4機のF-35取得に予算がついた。その他はF-15の防空能力改修が2機、自己防御能力向上が1機って何なんだ、この数は。日本上空の制空権の確保は放棄するとでも言うのか。F-2の攻撃能力向上は20機、空対空能力向上は12機、これはまあまあか。その他、C-2が2機、後は何もない。戦闘機の数が減少しているのだから個体能力の向上を急がないといけないのにこれではまるで試作でもしているような数字ではないか。太平洋戦争で制空権を取られて痛い目に遭ったことを忘れているのだろうか。それから那覇にE2Cを配備する準備をするようだ。


全般的に切り詰め・使えるものは改修して持たせる型の予算で目玉は24DDHとF-Xくらいだろうか。方向としては南西向きで先島諸島防衛に目が向いた予算だろう。しかし、防空の要である戦闘機の数の減少と質の相対的な低下が気になる。F-35が予定通り装備されても2017年、戦力化にはさらに時間が必要だ。このままで日本の防空は本当に大丈夫だろうか。仮に納入が遅れるような事態になったとしたら、中古の戦闘機のリースでも受けるのだろうか。
Posted at 2011/12/29 23:07:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記

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