共産党の衆院議員、池内さおり氏がツイッターでの発言が不適切だったとして謝罪した。
イスラム過激派組織「イスラム国」に日本人2人が人質とされた件で安倍政権の対応を批判したが、イスラム国に対する非難は一切ないのはおかしいと、ツイッターユーザーから指摘を受けた。
■「安倍政権の存続こそ、言語道断」
イスラム国が、日本人2人の人質のうち湯川遥菜さんを殺害したとみられる。インターネット上に配信された動画には、後藤健二さんとされる男性が1枚の写真を持ち、そこには湯川さんが横たわる姿があった。菅義偉官房長官は2015年1月25日深夜に緊急記者会見を開き、「このような行為は言語道断の許し難い暴挙であり、強く非難する」との声明を出した。安倍晋三首相も同様のコメントを残した。
池内議員が、これにかみついた。声明発表後にツイッターで「こんなにも許せないと心の底から思った政権はない」と怒りをあらわにし、こう続けた。
「『ゴンゴドウダン』」などと、壊れたテープレコーダーの様に繰り返し、国の内外で命を軽んじ続ける安倍政権。安倍政権の存続こそ、言語道断。本当に悲しく、やりきれない夜。眠れない」
ところがこのツイートに、今度はツイッターのユーザーが批判を浴びせた。安倍政権に対応に怒りをぶつけるばかりで、本来憎むべきイスラム国にはなんら言及していないというのだ。
「どうしてまず最初にテロリストを非難しないのでしょうか」
「貴殿が今やるべきことは、政権批判ではなく、日本共産党として解決のために何ができるかを考えることではないですか」
「テロリストに対するコメントが前後のツイートを拝見しましたが見当たりません」
志位委員長「今あのような形で発信することは不適切」
1月26日付の産経新聞電子版によると、共産党の志位和夫委員長は同日午前の記者会見で、池内議員のツイッターでの発言について「政府が全力を挙げて取り組んでいる最中だ。今あのような形で発信することは不適切だ」と述べたと報じた。志位委員長は1月25日放送の「日曜討論」(NHK)に出演した際、イスラム国が日本人を人質としたことについて、
「このような残虐非道な蛮行は、絶対に許されるものではない。強く非難する。人質を直ちに解放することを強く要求する。政府は、人命最優先で、解放のために、あらゆる可能性・手段を追求して、全力をあげてほしい」と話している。
池内議員は1月25日中にツイートを削除したようだが、26日午前になってツイッター上で「今の時期に昨日のようなツイートは不適切だと考え削除しました。 お詫びいたします」と謝罪した。続けて、「『イスラム国』人質事件は志位委員長が『彼らがやっていることは残虐非道な蛮行であり、絶対に許すわけにいかない。強く非難する。人質の解放を強く求める。日本政府に対しては、人命最優先で解放を図るために、あらゆる手段、可能性を追求してほしい』と述べている通りです」と投稿した。
このおバカ議員は何をもって現政権にかみついたのか、理解に苦しむ。打つ手がないことにかみついたなら自分だったらどうしたというのか。このような極悪非道な蛮行を行ったのは安倍政権ではなくISILの方だ。このテロ集団には世界各国が手を焼いていて決定打と言える解決策はない。もしもあるとすれば多国籍軍を編成してこのテロ集団を殲滅することだが、それには相当の時間と費用と参加部隊の血で贖わないといけない。世界中が手を焼く何とも困った凶悪犯罪集団だ。それをお手軽に現政権批判でごまかそうというその考えが浅ましい。別に現政権を支持しているわけではないが、野党がこんな状態だから他に選択肢がない。この手のお気楽批判は何でも政権を非難していれば野党の責任が果たせるという万年野党の無責任な思考だろう。比例代表で苦労もなく国会議員のバッジを手にするから自分がとんでもなく偉くなったように勘違いしてしまう。民主の議員もそうだが、謝罪して済むことではない。平和ボケして呆けた頭を冷やすために一度、辞職して下積みからやり直した方が良いのではないか。
Posted at 2015/01/26 22:56:26 | |
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