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2016年11月22日 イイね!

おにぎりの早食い競争で死亡とか、・・。




JA東びわこ(本店・滋賀県彦根市)が13日に同市安食中町の彦根総合地方卸売市場で開いた農産物PRイベント「ふれあいフェスティバル」で「おにぎりの早食い競争」に参加した同県甲良町の男性(28)がおにぎりを喉に詰まらせて救急搬送され、3日後に死亡していたことが21日分かった。
 

JA側の説明によると、同競争は近江米のおいしさを知ってもらう目的で開き、15人が参加した。おにぎり5個を用意し、3分以内に食べられる量を競うルールで、男性は5個目を口に入れ終わった後に倒れ、たまたま居合わせた医師や看護師が救護して救急搬送され、16日に亡くなったという。
 

JA東びわこは「アクシデントが発生し、午後のイベントを中止した」とする「お詫び」を14日付でホームページ上に掲載した。担当者は取材に対し「遺族には誠心誠意対応している。死亡について公表する予定はなかった」とし、「(喉を詰まらせないよう)お茶を用意するなど安全に配慮しており問題はなかったと考えている。事故が起き残念。今後このようなことがないようより一層注意を払いたい」と話した。



おにぎりって意外に喉を通りにくい。普通に食べても喉に引っかかる時がある。だから早食いなどしてはいけない。世の中にはハンバーガーだのホットドッグだのドーナッツだの様々な早食い競争があるが、何もそんなものむきになって早食いすることはないと思うけどねえ。

Posted at 2016/11/22 15:47:46 | コメント(0) | トラックバック(0) | その他 | 日記
2016年11月21日 イイね!

あり得ないことが、(118)




女土方が帰ってしまって部屋には僕とクレヨンだけが残ったが、ここで脳味噌全体が土石流と化しているサルの相手をしていても仕方がないので例の店に出かけることにしたら、この土石流サルがどうしても連れて行ってくれと騒ぎ出した。

 
絶対に迷惑をかけないと言うが、本人に迷惑をかけている意識が微塵もなく大迷惑をかけられるのだから迷惑をかけないというサルの言は全く客観的な裏付けに乏しいと言わざるを得ない。しかしここで放り出すのもかわいそうなので静かに黙って許可を得た場合意外は絶対に発言をしないと言う条件で連れて行くことにした。

 
店は女土方と一回行っただけだったが、場所はすぐに知れた。店に入るとまだ少し時間が早かったせいか客はまばらだったが、何組かそれとおぼしきカップルがテーブルに陣取って何やら話し込んでいた。クレヨンは物珍しそうな顔をして無闇とあたりを見回すのできょろきょろしないで大人しくしていろと叱ってやった。

 
ママは僕を見ると懐かしそうに微笑んだが一緒にいるクレヨンを見て怪訝そうな表情になった。女土方が何かを訴えたのかも知れない。


「今日はちょっと折り入ってお聞きしたいことがあってここに来ました。カウンターでいいですか。」

 
ママはクレヨンの方に目をやりながら「咲ちゃんのこと」と聞くので「そうです」と答えると「どうぞ」とカウンターのあの席を示した。そこは女土方の指定席だった。


「まず先に聞いておきたいんだけど、」


注文も聞かないうちにママが口を開いた。


「そこにいる子はあなたの新しいパートナーじゃないわよね。」

 
ママはクレヨンをじっと見つめていた。見つめられたクレヨンはママの鋭い視線にやや引き気味だった。


「これはゼンマイ仕掛けでシンバルを叩くサルの玩具くらいに思っていてください。一人で放せない事情があって連れて来ただけなんです。」

 
ママは納得したようににやっと笑うと「注文は」と聞いてくれた。もしもクレヨンが僕のパートナーだと言ったら店から叩き出されていたかも知れない。


「何にするの。」

 
僕はクレヨンに注文を聞いて何でも良いという確認を取ってからビールとソーセージ盛り合わせ、チーズ、フレンチフライ、スティックサラダを注文した。


「相変わらずたくさん食べるのね。」


ママは僕の注文を聞いて笑った。


「食べないと飲めないの。」


「それでその体形を維持しているんだからえらいわ。」


「そうかな、もうあちこちぼろぼろだけど。」


「そうよ、もう年でぼろぼろも良いとこ。私みたいな若いぴちぴち娘とは比較にならないわ。」

 
クレヨンがまた余計な合いの手を入れるから口の端を思い切りひねってやったら、「うぃー」とかいう変な悲鳴をあげて黙り込んだ。


「それでね、ママ、咲子のことだけど最近変なのよ、あいつ。妙によそよそしくなって私から遠ざかろうとするの。でもね、私は咲子と別れるつもりはないし、別れたくもないの。彼女だってそうなのよ、それを変に意地を張って私に『あっちの世界の住人なんだからあっちの世界に帰れ』なんて言うの。私もいろいろやってみたけど二回も顔を叩かれたわ。

 
ねえ、ママ、私はね、彼女に好きな人が出来たからとか私のことはもう嫌になったからと言うのならそれはそれで良いと思うの。それなら仕方がないわ。でもね、自分はまだ私を好きだと言いながら、私を元の世界に帰したいとか言っているけどそんなこと大きなお世話でしょう。

 
私が良いと言っているんだから放っといてよって感じじゃない。そうじゃないですか。それは私もいい加減だから周囲への対応は結構へらへらしていたところがあったかも知れないけど別に彼女を裏切ったこともないし、あっちだかこっちだか知らないけど今とは違う世界に行きたいとも思わないわ。私にも深い訳があるのよ。こうしているのは。人には言えないそれは深い訳が。」


ママはうんうんという感じで聞いていたが、僕が話し終ると納得したと言うように肯いた。


「咲ちゃんの様子がおかしいと思っていたのよ。何となく物思いに耽ったような様子で何時も考え込んでいるから。それにここに来る回数もあなたと付き合い始めた頃よりもずっと増えたし。

 
それとなく探りを入れても『仕事が忙しくて疲れている』みないなことで誤魔化されてしまうしね。何かあったんだろうとは思っていたんだけど。でも今話を聞いて分かったわ。そんなことがあったのね。」


「私は、私達が良く暮らすことが出来るように出来るだけのことはしようと思うの。私達が元に戻れるように、そのために出来ることは何でも。でもどうしてもだめならそれはそれで仕方がないわ。どんなことをしても人の心までは自由に出来ないものね。

 
ただ、あの時こうしていればとかあんなことをしておけばとかそういう類の後悔はしたくないの。出来ることは尽くしておきたいの。それでここに来たの。何か私とは違った考え方があるのかと思って。そうなら教えてもらいたくて。」

 
ママは「ふうん」という感じで頷きながらカウンターの外に出て来た。そして僕の横に立つと「ちょっとごめんね。」と言って僕の胸を掴んだ。僕自身は女に胸を触られたからと言って慌てる理由もなく「この女、いきなりどうしたんだろう」程度で特に驚かなかったが、クレヨンは僕の横で「ひっ」とか言って体を縮めていた。



Posted at 2016/11/21 19:41:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | 小説 | 日記
2016年11月21日 イイね!

日本の息の根を止めたソロモン諸島をめぐる攻防戦




機窓の雲の切れ間から、火山島が姿を現した。サイパン島の北約290キロにある無人の「パガン島」だ。

 
同島には太平洋戦争中、旧日本軍が飛行場と守備部隊を置いた。公刊戦史によると、島で米軍の空襲が本格化したのは1944年6月12日。対空戦を挑んだ守備部隊は同年9月以降、弾薬節約のために反撃を中止した。敗戦まで、1日平均20機から爆撃を受けた。

 
活火山の南にある飛行場の滑走路跡は今、東半分が戦後の噴火による溶岩流に埋もれ、西半分には爆撃によるクレーター状の穴が多数残る。その滑走路の西端に、零戦の残骸が見えた。

 
零戦の残骸は激戦地のパラオ諸島にも、「餓島(がとう)」と呼ばれたガダルカナル島の密林にもあった。同島の北西約500キロのトゥハ島には、同じ頃使われた零式水上偵察機も眠っていた。




よく戦局の転機はミッドウエイ海戦と言われるが、4隻の空母と300機以上の航空機、搭乗員を失ったのは打撃ではあったが、それでもまだ日本海軍は戦力的には米国を凌駕していた。日本が本当に止めを刺されたのはガダルカナルなどソロモン諸島をめぐる攻防戦で25万トンの艦船と7千機の航空機を失った日本はその損害を回復するだけの工業力もなくこの地域からの撤退を決めた時には戦力的に米軍とは埋めがたい大きな格差が生じていた。消耗戦に引き込まれてはいけないと言って厳に戒めていた海軍がこの地域で消耗戦に引き込まれたのは米豪分断などと言う夢物語にうつつを抜かしていたからだろう。当時取りうる最良の方法は米英に斡旋を依頼して中国と和平し、第二次世界大戦は中立を守ることだったのだろうけど開戦に向けて走り出した国家のエネルギーを止めることはできなかったのだろう。政治は方向を誤ると国民にとんでもない苦難と悲劇を押し付けることになる。この先二度と政治が国家の方向を誤らないことを祈りたいが、・・。
Posted at 2016/11/21 14:05:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2016年11月21日 イイね!

中国のJ‐10Bは日本のF‐2を凌ぐか。




J-20初披露の陰で
 
2016年11月6日(日)から11日(金)にかけ、中国の経済特区である珠海において、中国国際航空航天博覧会「エアショーチャイナ」が開催されました。今年で第11回目となる「エアショーチャイナ」は、東アジアにおいて最も大規模な航空・防衛見本市のひとつであり、主に中国製の武器・航空機メーカーを中心に多数の出展者を集めました。

 
なかでも中国国産のステルス戦闘機である、成都飛機J-20が飛行展示を行い、初披露されたということもあって、日本でも多くのメディアにおいて報道されました。

 
J-20は、中国における戦闘機開発技術の最先端にある機種ですが、まだ実用レベルにはないとみられます。一部では来年にも配備という観測もありますが、J-20は初飛行からわずか5年しか経過していません。

 
たとえば、アメリカのF-35は2006(平成18)年の初飛行から実戦配備まで9年を要しました。またロシアのT-50は2010(平成22)年に初飛行し、本来ならばすでに実戦配備されている予定でしたが、開発の難航でスケジュールは遅延しています。アメリカやロシアといった世界のトップ2ですらこの状況なのですから、それよりもはるかに後方をゆく中国のJ-20が、仮に実戦配備されたとしても、本当に実用レベルの能力を備えるようになるのはまだ当分、先になるでしょう。

 
一方、J-20の陰に隠れてしまいほとんど話題にならなかったものの、「エアショーチャイナ」においてはもうひとつの中国製戦闘機、成都飛機J-10Bも公開されていました。J-10Bは現在、中国空軍に実戦配備済みの最新鋭主力戦闘機であり、実用化のめどが立たないJ-20よりもはるかに高い能力を持っていると推測されます。


J-10Bは本当に三菱F-2を上回るのか
 
J-10Bは既存のJ-10Aを原型に再設計されており、J-10Aから大きく性能向上を実現していることはほぼ確実です。J-10AとJ-10Bの、見た目上の最も大きな違いは「DSI」と呼ばれる、ステルス性の考慮された空気取り入れ口にありますが、両機の本質的な違いは機体の「中身」にあります。


「J-10Bは日本の三菱F-2を上回る」

ある成都飛機の重役はこのように述べ、J-10Bに対する強い自信を露わにしています。

 
J-10Bは中国国産戦闘機として初めて、新世代の戦闘機用レーダーである「AESAレーダー」を実用化しました。AESAレーダーはF-2にも搭載されているので、この点はほぼ同等といえますが、J-10Bにはさらに、F-2には無い「赤外線捜索追尾装置(IRST)」(赤外線を放つ対象を探知、追跡する機能を備えたシステム)を搭載しており、また空中早期警戒機と情報共有を行うデータリンクシステムを備えていると推測され、情報収集のための手段をF-2よりも多く持っています。戦闘機同士の空中戦は「先手必勝」であり、情報収集手段、特にネットワーク能力の差は決定的な要因にもなり得ます。

 
とはいえ、実際にJ-10BがF-2を上回っているかどうかは疑問です。いくら新機種のスマートフォンが高性能であっても、インストールされているアプリが古ければその性能を十分に活かせないのと同じように、現代の戦闘機はミッションシステムのソフトウェアが勝負だからです。


地味なJ-10Bがことさら注視に値する理由
 
F-2は2000(平成12)年に、世界に先駆けてAESAレーダーを搭載しました。そしてソフトウェア開発に十数年を積み重ねています。対するJ-10Bは、2014(平成26)年に中国空軍への配備が始まったばかりです。またF-2は、欠けていたネットワーク交戦能力が順次、追加されているため、つい先ごろ実用化されたばかりのJ-10Bに劣るとは考えにくいといえます。

 
しかし中国は、日本とは比較にならないほど多くの防衛予算を組み、多額の研究費を投入しています。もちろんF-2も、ソフトウェアの更新によって性能が向上し続ける見込みですが、いずれJ-10BはF-2に匹敵するようになるであろうことは、ほぼ間違いありません。そしてJ-10Bで培ったソフトウェア開発技術は当然、J-20にも投入されることになるでしょう。


「エアショーチャイナ」の数日前、2016年10月30日(日)には、航空自衛隊岐阜基地において、日本のステルス機である先進技術実証機X-2、いわゆる「心神」もまた初めて一般公開されましたが。X-2は地上展示でした。一方のJ-20は、量産型とみられる機体による飛行展示ですから、次世代ステルス戦闘機の開発は中国がはるかにリードしています。

 
現状、中国は、機体そのものの開発技術に比べソフトウェアにおいて比較的、遅れをとっています。しかし明日の中国を、昨日までの遅れた中国と見なすことはできません。J-10Bは現在の主力を担うと同時に、この欠点を補い将来を見据える上で最も重要な機種であるといえます。




後発の機体の方が性能的には優れているのが常識だが、まあ、中国だから、・・。そうは言っても莫大な予算とハッキングなどによるデータの盗用で情報を集めているだろうから進歩は早いかもしれない。しかし、ステルス機は「ステルス戦闘機のような恰好を真似て作ったステルスもどき」と言う説もあるなど実際の性能は「?」のようだ。何と言ってもエンジンが致命的のようだが、これもいずれはそれなりのものを作るだろう。まだまだ日本が優位だろうけどそうそういつまでも優位とは言っていられない。現在の脅威はステルス戦闘機よりもSu30やこのJ10だろう。日本もがんばれ。

Posted at 2016/11/21 10:34:50 | コメント(0) | トラックバック(0) | 軍事 | 日記
2016年11月21日 イイね!

『NOTE e-POWER』は先進システムなのか。




日産の『NOTE e-POWER』は、新しい方式のEV(電気自動車)。先日、試乗会に参加してきたので、インプレッションを紹介したい。

◆機械として優れているか? ★★★★★(★5つが満点)

日産の『NOTE e-POWER』は、新しい方式のEV(電気自動車)である。EVなのに、コンセントから充電しない。充電は、搭載している1.2L、3気筒エンジンを回すことと、減速時の回生による。

「エンジンを回すのなら、燃費が良くないのでは?」

そう短絡してしまいそうだが、ガソリンエンジンは一定の回転数で回し続けるほうが効率がいい。普通のエンジン車のように、アイドリングからレッドゾーンまで、走行状況に応じて加減速を繰り返す際にエンジン回転数をつねに上下させている使い方は効率が悪く、従って燃費もよくない。『NOTE e-POWER』は、エンジンを主に2500回転前後で回転させている。

また、コンセントから充電しないから、充電設備のない家や集合住宅でもEVのメリットを享受することができるのも強味だ。実際に、一般道と首都高速道路で乗ってみると『NOTE e-POWER』は充電が必要だと判断するとクルマが判断すると自動的にエンジンを回転させ始める。同じような仕組みは、すでにBMW『i3』で体験しているが、突然、ブーンッという回転音とともに回り始める。一般道を走っていると、モーターで走っている分、静かなのでエンジン回転音はかなり目立つ。でも、必要な充電が済んだと判断すると短い時間で停止するから、気にはならない。

首都高速のような連続走行する局面ではタイヤからのノイズや風切り音などで掻き消されてしまうから、わからない。『i3』と同じように、モーター特有の強力なトルクが停止から鋭く、滑らかな加速を行なう。『NOTE e-POWER』には、3つの走行モードが備わっている。ノーマルとスポーティな「S」、電気消費量を抑えた「ECO」だ。

Sは加速が強力になるだけでなく、その分の回生も強くなる。エンジン車で言うところの“エンジンブレーキ”が強くなった感覚に近いと思ってもらっていい。最初だけ違和感を感じる人もいるかもしれないが、すぐに慣れる。回生が強いのでフットブレーキを踏むことも減るから、アクセルペダルを踏んだり戻したりするだけで加減速をコントロールできるので、とても使いやすい。ゴーカートを思い出してもらうとわかりやすいだろう。

反対に、ノーマルは加速が強くない代わりに、回生も弱い。ECOは加速は強くないが、回生はノーマルとSの中間だ。ノーマルは高速道路などの連続走行時に使いやすいだろう。どのモードもメリハリが効いていて、用途に合わせて使い分けると効能が大きいだろう。オフィシャルな数字ではないが、と前置きをして日産自動車の開発者が教えてくれたのが『NOTE e-POWER』の実燃費だ。

「平均値で、だいたい25km/lから30km/lは行くでしょう」

立派な値だ。それだけ走れば、財布に優しい。乗り方によっては、トヨタ『AQUA』を上回ることも十分に可能だろう。EVならではの加速感覚と、コンセントから充電しないことによる利便性、燃費などが『NOTE e-POWER』の優れているところだ。バッテリーは床下に積まれるので、トランクスペースを犠牲にしていない点も助かる。

◆商品として魅力的か? ★★(★5つが満点)

『NOTE e-POWER』の発表を耳にした時、軽い興奮を覚えた。独特の発電方法が新しいEVの世界を切り拓いてくれるかもしれないと期待したからである。ところが、実車を前にして大いにズッコケた。何年も前に発売され、いい加減、見飽きてきた(失礼!)『NOTE』のボディーを用いてきたからだ。

新しいパワートレインを積んでいて、その仕上がりが狙い通りにEVの長所が発揮されているのに、それを文字通りに体現することをメーカー自ら放棄しているのである。これには本当にガッカリした。もったいなさ過ぎる。

専用ボディを仕立てるのが、コストとして見合わないのならば、9月のパリ自動車ショーで発表した日産『マイクラ(マーチ)』のボディに搭載すれば、まだ新しさを演出できただろう。開発者に訊ねると『NOTE e-POWER』は日本専用モデルなのであまりコストは掛けられず、一方で『NOTE』そのもののディーラーでの成約率が高かったりする実力の高さを捨て切れないからだという。

さらに言えば『NOTE e-POWER』はパワートレインは先進的なのに、コネクティビティや安全装備などがひどく劣っている。スマートフォンやタブレット端末を接続してインターネットを使用することができないだけでなく、USBジャックが無いから充電すらできない。

ミニバンの『セレナ』に設定されたレベル2の自動運転装置(運転支援装置)「プロパイロット」の設定もなければ、車線キープアシスト装置もない。車線を逸脱しようとすると警告音が鳴るだけだ。e-POWERの新しさだけが突出していて、併せて先進的であることが強く求められている安全装備やコネクティビティが2段階くらい遅れている。

厳しい言葉を使うと、イビツなのである。期待していたのに、大きく落胆させられた。「新しい酒を古い革袋に入れる」というマタイ受難書にある戒め通りではないか。機械としては優れているのだが、商品としての魅力をメーカー自ら減じている。とても残念でならない。

「ご指摘の点のいくつかは、今後のマイナーチェンジなどで改める予定になっています」(開発者氏)




先進的な動力と言うが、エンジンで発電してモーターで動かすと言うのは船ではずいぶん以前から採用されていた推進システムだ。細かい動きを要求される船などに採用されていた。チャージングの際に前進後退を繰り返す砕氷艦「しらせ」が確かこの推進方式だった。最近は護衛艦などの戦闘艦にも採用されているようだ。車では初めてかもしれない。日産にはどうもいい印象はない。一時期技術にこだわって自滅したが、車のデザインはあまり好きではない。リーフもあのデザインでは買おうとは思わない。でも最近は自動運転やらEVやらいろいろ新技術に挑戦しているようではある。あ、ディーゼルエレクトリックやターボエレクトリックは、潜水艦、客船、測量船や機関車、トラック、戦車などにも採用されているようだ。
Posted at 2016/11/21 10:33:26 | コメント(0) | トラックバック(0) | 自動車 | 日記

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ntkd29です。CB1300スーパーボルドールに乗って11年、スーパーボルドールも2代目になりました。CB1300スーパーボルドール、切っても切れない相棒にな...
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