新型コロナウイルス感染者の増加を受け、東京都に4回目の緊急事態宣言が出された12日の朝、東京駅前はマスク姿の通勤者が行き交い、宣言前と変わらない光景が見られた。
広告会社に勤める吹上卓也さん(40)は、数カ月前から電車通勤をやめ、自宅のある東京都墨田区から自転車で会社に通っている。「緊急事態宣言に慣れきってしまって社内でも話題に上がらない。またか、という感じ」と感想を漏らした。宣言の期間が東京オリンピックと重なることについて「五輪も自粛ムードで、本当にやるのかと疑わしくなるくらい盛り上がりに欠ける」と首をひねった。
品川区から通う事務職の60代女性の会社では、これまでもテレワークを推奨していたが、宣言が出たことで改めて徹底するよう社内に周知したという。女性は「知人と対面で会えない期間が続くことに困っている。(宣言だけでは)感染拡大を防ぐのに何が足りないのかよく分からない。科学的根拠を示してほしい」と嘆いた。
一方、千葉県市川市から勤め先に向かっていた男性(60)は「(感染が拡大している中では)宣言もやらざるを得ない。五輪もやることに変わりないのだから、(反対しても)どうしようもない」と現状を受け入れた。
政府は宣言を延長する沖縄県とともに、「まん延防止等重点措置」を適用していた東京都に4回目の宣言を発令し、埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県はまん延防止措置を延長した。いずれも期限は8月22日まで。【加藤昌平】
まあ何というか、この菅内閣の説明力、発信力のなさにはあきれてしまう。別に、「金融機関に言って融資させないぞ。」とか「酒の卸元に言って酒を卸させないぞ」なんて言う必要はない。例えば、「この新型コロナ感染症は、人から人に飛沫を介して感染する可能性が非常に高い。そうした状況を避けるべきだが、最も可能性が高いのは飲食などの席で酒が入って声が大きくなると飛沫が多く飛ぶ。自分たちの中に感染者がいなくとも店内に一人でも感染者がいればマイクロ飛沫が一定時間空気中を浮遊して店内全体が保菌室状態にもなりかねない。そうした状況を作り出して感染増大に拍車をかけることのないようしばらくの間外での飲食は控えてほしい」とでも説明してやればわかる人は分かるだろうし、まあ何を言っても分からないのもいるかもしれないが、そうした人がしばらく我慢してくれれば感染は減少するだろう。日本国民は他力本願ではあるが、まあ、言われたことを理解する力はある。現状と対策をしっかり説明して協力を求めるのが筋だろう。いずれにしてもこれと言った強制力を行使できないお上は国民の協力に期待するしかないのだから。菅総理も何だか分かったような分からないようなことを言っていないで「感染が終息しないと経済が回復せずに社会に大きなマイナス影響が出る。特に若年層にあっては適切な学業の機会が失われたり就職にも大きな影響が出て将来に禍根を残しかねない。何とか感染を終息させて経済社会活動を正常に戻さないといけない。長い間ではないのでしばらく我慢して協力してもらいたい」とでも言ってこの状態が誰にとっても危機であることを訴えればいい。ただ内閣に有事の感覚がないことも問題ではあるが、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2021/07/12 12:49:55 | |
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