全国で15日に新たに確認された新型コロナウイルス感染者は531人でした。依然、減少傾向は続いています。15日から、飲食店への時短要請などが解除となったのは、北海道や広島、福岡など7つの自治体です。15日の新たな感染者が16人だった福岡県。約2カ月半ぶりに飲食店への営業時間の時短要請が解除となりました。博多名物、中洲の屋台には、久しぶりに活気が戻ってきています。
ただ、全面解除となりましたが、県は、認証店など感染対策が徹底している飲食店を選ぶことや、2時間を超える利用は、控えることを求めています。しかし、中には、下げ止まりの兆しがみられるところもあります。新規感染者が27人だった北海道。3日連続で、前の週の同じ曜日を上回り、直近7日間の感染者数でも、この2週間で比べてみると、増加に転じています。岸田総理は、第5波を超える感染拡大に備えた新型コロナ対策について、来月早々に全体像をまとめる考えを示しました。
岸田総理:「例えば、感染力が3倍となるなど、それ以上の感染拡大が生じた場合、強い行動制限を機動的に国民に求めるとともに、国の責任において、一般医療の制限のもと、緊急的な病床等を確保するための具体的措置を講じる」
東京都の新たな感染者は57人。7日連続で100人を下回りました。東京では、24日までリバウンド防止措置として、飲食店へ時短営業の要請などを行っています。
小池知事:「重症者の病床使用が長期化している。救命救急医療体制に影響が残っている。リバウンドを防いでいく。日常生活や社会経済活動の回復や、再生の土台をしっかり作り上げていく」
新規感染者とともに、入院患者も減っていますが、一方で、入院の長期化という問題に直面しています。千葉市にある千葉大学医学部附属病院の新型コロナ病床は50床。このうち12床が重症者用です。
千葉大学医学部附属病院・横手幸太郎院長:「第5波のピーク時には、50名弱の入院患者さんがいたこともあったが、15日朝時点では12名の入院。ただし、この12名のうち、11名が3週間以上、入院されている。重症で入ってこられた方の入院が長期化して、コロナ(の感染性)がほとんど消えても退院できない状況が今の課題」
一番長い患者は、2カ月以上も入院しているといいます。
千葉大学医学部附属病院・横手幸太郎院長:「今特に50代、60代で、それほど基礎疾患なかった方でも、肺のダメージが大きく、なかなか機能が回復して自分で呼吸ができるようにならない。あるいは、腎臓、肝臓の動きが弱ったりしている。ここでもし第6波が来ると、また同じことの繰り返しになる。それを大変、危惧しています」(テレビ朝日)
9月の下旬から急激に感染者数が減少して9月末で緊急事態宣言・蔓延防止措置がすべて解除となったのは菅政権の退陣の花道を飾るための数字の操作ではないかなどと疑ったが、ワクチン接種の順調な拡大や生活様式の変化などによる感染者の減少なんだろう。しかし、宣言が解除されて人出は明らかに増加している。街場も郊外もこれまで我慢してきたうっ憤を晴らすように人で溢れているし、飲み屋は満員御礼の盛況ぶりではある。しかもせっかく備え付けてある消毒薬を使う人はあまりいない。こうした状況ではまた感染者数が増加することは明らかだろう。ただ第5波のような急激な増加を示すかどうかはちょっと分からない。ワクチン接種が進んでいるのでそろそろ集団免疫が形成される頃だろう。ただウィルスと言うのは2週間に1回ほども変異すると言う。また感染力のはるかに強いウィルスが登場しないとも限らない。個人のためにも社会のためにも生活を正常に戻す必要があるが、感染対策は堅持すべきだろう。新型コロナ感染症は人と人との接触によって拡散する。マスクを着けて他人との近接接触をできる限り避けて外出から帰ったら手洗い、そしてうがい、消毒薬のあるところでは必ず手を消毒する。これを励行すべきだろう。お上がやるべきことと個人がやるべきことは自ずから違う。感染防止は第一義的には個人の責任だろう、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2021/10/16 17:03:17 | |
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