自民党は1日、岸田文雄総裁の下で新執行部を発足させました。野党は、安倍前首相の影がちらつく布陣を批判。甘利幹事長は就任会見で「政治とカネ」問題について集中砲火を浴びました。一方、衆院選をめぐり東京都の小池知事への警戒感が自民党内で広がっています。
■野党は批判も…岸田氏「適材適所」
自民党の新執行部が1日、正式な船出を迎えました。
立憲民主党・安住国対委員長
「岸田さんの顔をした“安倍内閣”になっちゃったな」
共産党・田村政策委員長
「“安倍政治”をこれからも続けますよ、というメッセージ」
野党からは、批判の声が相次ぎました。
岸田文雄総裁は、安倍前首相や麻生太郎副総理らへの配慮について記者から聞かれ、「適材適所であるということについて、より説得力のある説明を行っていきたいと私は思っています」と答えました。
■政治とカネ…甘利氏の説明責任は
一方、甘利幹事長は就任会見で集中砲火を浴びました。2016年、現金授受疑惑で経済再生担当相を辞任しており、その説明責任について問われました。
甘利幹事長
「(当時の)辞任会見で、質問が出尽くすまでお答えをいたしました」「強制権を持っている捜査機関が徹底して捜査した以上のことは、民間の弁護士には、それ以上のことはできないわけでありまして。強制権を持っている者が出した結論以上のものは出せない」
野党はこの問題に関する調査チームを立ち上げ、甘利氏の国会招致を求める方針です。
「都民ファ」国政新党を設立へ
迫る衆院選に向けて1日夜、東京都の小池知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」が、国政新党を設立することが分かりました。
小池知事
「私自身がこの度の総選挙に出馬する意思も意図もありません」
小池氏自身は、出馬や新党への関与は否定しています。ただ自民党からは「岸田さんの人事が批判されているのを見て、勝負をかけてきたんでしょう」(ベテラン議員)と、警戒の声が上がっています。(10月1日『news zero』より)
自民党それ自体が様々な政党があるまってできた連立政党のようなものだからその中で総裁を選ぶと言うと自分の派閥だけで押し切れなければどうしても他の派閥の力を借りることになる。そうなればどうしても力を借りた派閥に仁義を切らないといけない。力を借りた派閥の色が政権に反映されるのはやむを得ないことでそれを「安倍、麻生、甘利政権」などと言っても始まらないだろう。直接民主制になっても議会を動かすには数の原理が必要なので基本的に多数を重用するのは民主主義の基本だろう。また野党は与党の弱いところを突こうとするので金銭受領問題がある甘利氏を突っつくのも当然だろう。そして最後は「緑のタヌキ」だが、自民党総裁に声がかからなかったことで国政政党創設に出るのだろうか。緑のタヌキの神通力がどこまで通じるだろうか。しかし、緑のタヌキ教信者も多いそうだから油断ができないかも、・・。まあ選挙が見ものではある、‥(^。^)y-.。o○。
Posted at 2021/10/02 18:54:16 | |
トラックバック(0) |
政治 | 日記