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とんきちざえもんのブログ一覧

2012年12月29日 イイね!

諸悪の根源



数年に渡って苦労させられた根源がどうやらこいつです。

この状態で助手席側から見てる状態です。
右側のリンク部はペダルの根本に刺さってますから、簡単に見ることができますね。
で、斜めにバルクヘッドに装着されて、向かって左のマスターの出口に油圧を作るわけです。
踏むことによって。
まんなかあたりに出てる角が、どうやらリザーバタンクからの補給口のようです。
普通は、右側のピストンはサークリップなんかで止まっていて、内部を見ることが
できます。シールを交換するときなんかはシコシコとホーニングなんか
したりしますから、ご存知の方も多いでしょう。
でも、このマスターは防塵ゴムをとっても分解は受け付けない気配です。

メカの方の話だと本体は樹脂か?って話でしたが、持った感じはアルミっぽっかったです。
削って素材を確認すべきでしょうか。

ピストン押すと、反力が感じられるので、バネが入っていることはわかります。
逆にそれが原因で、内部の密着感は感じることが難儀です。

まあ、着脱の難易度も相当ですが、もはや修理するのではなく、交換することが
前提になっている、ってメカの説明にもうなずける点があるマスターですね。

因みに、交換して試乗しての印象はカッチリしたクラッチの踏み応えが戻ってきて、
なんともキレのいいフィーリングでした。
今更ながらですが、ムルティプラの新車の時は全体にこんなカッチリした
印象だったのを思い出しました。
日本ではこんなコンセプトは思いつかないだろうけど、ゴムの品質の素晴らしさは
やはり日本製が最高だと思います。

それに近づくべく努力したであろう、アルファロメオアルナの評価を思い出すに、
それはやはり叶わないことなのだろうなあと
ちょっと残念に思います。

そんなことを思った2012年の暮れなのでした。
Posted at 2012/12/29 18:41:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | ムルティプラ | 日記
2012年12月22日 イイね!

直りました

先日日記を書いてまもなく、修理さんより、ほぼ直ったとの吉報が。
今日、やっと納車になりました。

懸案だったクラッチマスターはブレーキブースターをずらすなど
悪戦苦闘してようやく外れたとの由。
考えられないアクセスの悪さと、プロですら嘆いていました。

しかも、見ていないので詳細わからないのですが、どうやら、このクラッチ
マスターは樹脂でできているようで。
シールキットの設定もないらしく、壊れたらassy交換すべしということらしいです。
また、ブリーダーも存在していないようで、その辺は見えているレリースにて
行うことになっているようです。

また、シールキットが交換できないくらいなんで、基本非分解式らしく。
まあ、なんともはや...ってとこです。

で、今回の考察なんですが、思うに、シールに微細な隙間があって、
それが変形しなくなって、そこからエア噛み。
微細な隙間なんで、ストロークに影響を与えるのはかなり長期間
かかるのではないかと。
または、冬季の寒さによりそのゴム質が硬化。微細な隙間がピストン運動にも
負けず変形しなくなって、そこからエア噛みかも、って見立てです。

以前エア抜きしてもらった時は負圧で強制的にレリース側から抜いたそうで。
だったら、強制負圧でリザーバタンウから油が供給されて、一瞬完調になるって、
理屈もわかります。マスターだけの油圧では、シール漏れがあって、徐々に
エア噛みが発生したのかと。また、その密閉された空間にワンウェイの圧力が
かかり、(つまり、クラッチ板のすり減りに応じた絶対油量の増加に対して、
マスターの負圧が発生しないため、リザーバからの油の供給がない)
結果、油不足になって、クラッチが切れなくなった、と推測されます。

まあ、樹脂でできたマスターなら、熱の影響を受けないような場所にあるのでしょう。
だったら、陽気の雰囲気温度に左右される、ってのもわかります。
ゴム質が悪いのは、サスペンションブッシュの至るところにヒビワレが発生してる
点からも明らかです。劣化じゃなくて、断裂してんですからね。
前回のスタビロッドのブーツも酷いもんでした。

マスターは約9000円で提供されます。交換工賃は今回、まあ、建築やなら若い衆三人工
くらいですかね。
あとは、リザーバタンクへの注油ですね。その材料代とその工賃。
バッテリを持ち込んでしまったのですが、その交換と納車引き取りはサービス。

で、締めて、約4万円ってとこで、これで安心してクラッチ踏めるなら安いもんです。
バッテリも新調したから、三月の車検まで安泰に過ごせるかと。

ただ、後ろのハイマウントストップランプのLED球。左から二個目が不点灯の
ような気配が漂ってます。
確か、一灯でも点かないとNGだった気がするんですよね。車検では。

正月に半田で直すか...或いは外すか。

どっちもやや気が重い作業です。寒いからねー。
メゲちゃうんですよねー....。
さてさて...。





Posted at 2012/12/22 19:00:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | ムルティプラ | 日記
2012年12月18日 イイね!

クラッチその後



<自宅車庫にて。仲良しノラネコのこまめ>
こんな光景はまだ先ですかねー。

2010年の秋、約7.5万キロ走行時に、クラッチ三点キットを交換した
うちのムルティプラ。
今が約9.5万キロですが、どうも寒くなるとクラッチ切れなくなる持病が。
その時はレリースシリンダも交換したのですが、原因はどうも不明。
で、切れが悪くなる度に修理に持ち込んで、ラインのエア抜きをしてもらってます。
そうすると、一時的には回復するのですが、満タンにいれた燃料が半分くらいに
なる程度走ると、再び悪化。だましだまし乗っているうちに
春になります。
で、季節が暖かくなると自然治癒。全くわけがわかりません。

今月、寒さが本格的になると、再び忌々しいその持病が復活。
しかも、朝は切れなかったクラッチが、昼間になるとなんとかなるレベルに
戻ります。
こんなことでは如何せん怖くってまともな運行はムリ、ってことでローダーで
ドナドナしてもらった経緯は前回の日記に記したとおりです。
今回は完全修理をしてもらおうということです。
調子悪くなる直前にバッテリ買ってしまったこともあります。
それがなければ、次期家族車候補を考えていたでしょう。
かなり真剣に。

それからざっと2週間経過しましたが、未だうちのは戻ってきません。
ただ、経過報告はありました。
最初は、リザーバタンクからの液がクラッチマスターに落ちてこないとの報。
ラインがつまっている気配?との由。
まあ、前回の修理でマスター以外はやってあるのだから、考えられるのはマスター
くらいだろうと。
部品は約9000円とのこと。まあ、そんなもんかと。

その後もう一報ありまして。リザーバタンクからマスターに至るラインを外したところ、
通油はしてると。重力落下で液は流れると。
ってことはラインは無罪です。

以前にもなんどかエア抜きしてもらって復活することを鑑みるに、やぱ、ここは
マスターが臭いですよね。しかも、微細な洩れかと。
ブレーキならば微妙なタッチの違いがすぐにわかりますが、クラッチは案外わかりにくいかも。
しかも、調子いいときは極めていい感じの遊び、重さですからね。
温度依存ならば、エンジン温まれば間接的に暖かくなるのだから、
暖機終了すれば、回復するはず。
でも、気温依存ですからね。ホントに難儀。

続報では、右ハンドル化の弊害か、極めて難儀なところにクラッチマスターがいるらしく。
全てのボルトを緩めて、ラインも外したのに、マスター本体が抜けないと、泣きの
連絡もありました。

その後は連絡ありません。
以前も、知り合いからX1/9のクラッチのエア抜きは難儀だよと聞いたことあります。

イタ車のクラッチは鬼門なんですかね?
某サイトに依れば、本国の左ハンはクラッチはワイヤーオペレートとか。
そっちのほうが良かったなぁ.....。

あとは恐怖の修理金額ですね。
ムルティプラに関しては基本、自分では修理しないようにしてるんです。
なんかあったとき、自分で運転してれば対処できますが、普段カミさんが
運行している事実を鑑みれば、堂々と修理やさんへ持ち込めた方が安心できますからね。
安心保険代としてのプロ任せです。
つか、インジェクションのクルマは素人には敷居高いです。

とまれ、早々の復活を望むところです。
Posted at 2012/12/18 19:09:25 | コメント(0) | トラックバック(0) | ムルティプラ | 日記
2012年12月06日 イイね!

一人牽引


そんなわけで、ムルティプラは自宅から一旦修理屋さんへ直行。

ところで、車庫難から、46と55は普段は会社においてありまして。
その日の状況によってジープを使い分けるのにも便利ですからね。仕事で。

ところが、今回のムルティプラ故障な事態に際し、クルマを一台自宅へ回送せねばならなくなり。
要は代車借りてないんで、カミさんに55を運行してもらうわけです。
明日の朝からクルマないと不便でかなわん、今日の勤務先は近くで自転車で
行けたが、明日の勤務内容は自家用車ないと不可能なりと申告もありましたし。

でも、仕事終わってから運転手確保のために会社に二往復するのも
自分がかったるい。早くビール飲みたいですからね。

で、気づいたのが46に装着してあるトウバー。
仕事終わってからの夜ならば、低速走行しても問題なかろうと。

このトウバーは随分前に仲間の59を曳くのに使ったのと、
毎年(?)恒例になりつつある入間での電車ごっこで使う以外は
正月に使う注連飾りを装着するベースとして使っていたくらいでした。

たまには正規の使用方法で使ってやらねば、と久々にそれを倒して連結。
55のピントルにジャストの位置で46のトウバーを連結するのは結構面倒。
いつもは誰かが見てくれてますからね。

で、まあ46のエンジンをかけて、ハザート点灯。あとは55のトルクに任せて自宅まで
牽引開始です。それほどの距離があるわけでもないので、まあ、それなりの
速度で運行。

公道をキチンと(?)連結したのは初めてですが、結構後ろから迫る1.3トンは
重さを意識します。クラッチを切るだけで、後ろからゴツゴツやってきますし。
ハンドルがちゃんとついてくるのは入間で確認済みでしたが、やはりちょっと不思議な
感覚です。
とまれ、無事に任務完了。
正直、止まれない恐怖にあおられて、30キロ以上出せませんでした。
まあ、結構グレーな牽引方法ですし。
暗くて周りの状況がよくわからないで無闇にはアクセル踏めませんてば。

自宅に無事ついて、ドヤ顔で玄関あけたら、家族は半ば呆れていたのは言うまでも
ありませんでしたが....
Posted at 2012/12/06 20:22:34 | コメント(1) | トラックバック(0) | J46 | 日記
2012年12月05日 イイね!

バッテリご臨終


先週あたりから一段と寒くなってきました。

もう四年ほど前だったかと思いますが、ムルティプラの
セルモータが異音発するようになりまして。
某MLでは交換が主流だったようですが、自分は行きつけの電装屋さんに
O/Hを依頼。
結果、異音は消え去り、その後も快調。
ただ、バッテリが弱かったのは事実なんで、その時に交換もついでに
依頼しました。

で、冒頭のようにその後約4年が経過。
最近、明らかによわっちいセルの音に嫌気がさして、その電装屋さんにバッテリを手配。
先週末のことです。
それが今日入荷。
約2万円でした。

しかし。

そのバッテリを装着することなくムルティプラはレッカー車でドナドナ。
寒くなるとでてくるうちの個体の持病、クラッチ切れない病が発症です。
実は昨年秋だったか、クラッチ三点セットを交換しました。
その時もクラッチ切れない、ってことでのドック入りでした。
レリースベアリングだったかな?が全然ダメって診断。
バラシついでにレリースも合わせて交換。
すっかり直った、と思いきややっぱダメ。
ラインのエア抜きをすると、一旦は回復するのですが、また振出に戻る、ってのを
繰り返して、春になったら完治。
で、この秋の深まりと共に持病再発です。
ムルティプラはカミさんが主に乗ってるので、素人整備はしないことに
してます。ですから、修理は全部お任せ。

でも、再発です。
困ったもんです。

因みに、以前はサブタンクロワーから冷却水漏れたことありましたが、
計三回ドッグ入り。
絡みで交換したラジエターのロワホースからの水漏れが止まらず。
バンドがダメですってことだったのですが、
うーむ、って感じです。
まあ、再修理はすべてクレームでやってもらってますが。

今回はマスターをいじるか、って感じらしいですけどね。
展開図もないし、そもそもマスターが見えないとこにありますからね。
素人にとっては面倒くさそな感じです。本国仕様のワイヤ式クラッチ
だったら、もっと簡単にコトが済みそうな気配ですよねー。

やっぱ今でも欧州車は本国仕様に限る、って伝説はあるのかもしれません。

Posted at 2012/12/05 19:47:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | ムルティプラ | 日記

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「[整備] #2CV ルームランプ不点灯 https://minkara.carview.co.jp/userid/1172422/car/2292878/7840368/note.aspx
何シテル?   06/22 10:25
ぴょんきちカエルじゃないですが、平面フロントガラスと 丸目のヘッドライトが好きです。 ポイント点火もいいですが、ホントはフルトラのが ラクちんでいいで...
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