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デスビシャフトの折れたガバナーウイトのピボット、生きてるほうもだいぶ磨耗しているのでカシメから削り落として2個とも再生します。ピボットにやすりあててみると、柔らかめだったのでＭ5のキャップボルトをベースに製作、もとより硬いです。
ほかのショートパーツはひたすら洗浄して磨いて再使用。
ケースもスラストの受け磨耗していたので面だしして磨耗分をシムで調整して組み立て。
コンデンサーのみとりあえず新品投入、ポイントは0.45ｍｍに調整ポイントの抵抗と開閉を確認して第一段階終了。

マツダＶツインのデスビ分解
カムシャフトやクランクでじかに回すのではなく、フライホイルにつくギヤで台座のギヤ回転させさらにウォームギヤで90度変換されデスビを回します。デスビのギヤ側にカムがあり機械式の燃料ポンプを駆動させます。また台座に着くギヤシャフトはデスビだけではなくダイナモも駆動させます。
すべてエンジンの外部パーツなのでグリス潤滑でした。
ばらしていくとガバナーウエイトの軸が折れていました。
デスビのローターは軸サイズはルーカスのものがぴったり、扇の部分の幅が30度以上必要なのでるルーカスベースに改造しようと思います。

ドライサンプのオイルポンプを分解
ギヤ式ポンプで厚みの違う2セット。
弱いばねのチェックボールが2か所と強いばねの調整式プレッシャーレギュレーターがついていたが、調整は最強ロック状態でした。油圧が上がらなく締めこんだんだろうか。

ギヤとケースは摩耗はないのですがシャフトはやや減ってますね、バリだけとって様子見ます。
ねじ類はインチでした、タップとダイス通してざっと磨いて再使用
リフターやカムなど状態は良いので無理に分解せず、フロントカバーも洗って軽く磨いて組付け。

今年最初の作業。安物エンジン台を初売りで買ってきて組み立てて固定。
値段なりの使い勝手ではあるが、下向きにして洗えるから作業性ＵＰ
大体きれいになったところで,ドライサンプのポンプとフロントカバーを分解して、潤滑系統の確認。


ミッションは小さいので単体で丸洗い。
ツインカムでローラーリフターでした。
ドライサンプの潤滑の系統は理解できたのですが、ブローバイの排出系統がいまいちよくわかりませんドライサンプなんで内圧あがらない体でどちらかと言えばケース内ベンチレーションで新気を吸い込む感じなのだろうか、フロントカバーのスカベンジの吸い口より低い位置にブローバイ室っぽいのがあるけどオイルがたまったらどうやって廃油するのだろうか？
回転しながらバルブが開閉してクランクケースとフロントカバー内を開閉している機構があるのでピストンの上下と開閉の関係を調べてみようと思います。

今日は朝から暗くなるまでエンジン洗ってました。
スクレッパーやドライバーでそぎ落とすかんじで、はがれた泥も１キロ以上。
出てきたエンジン番号は
52CA NO17335　スペアブロックのほうは53CA　NO25904　さらに泥を落としていくと　85x102＝1157ｃｃ　とボアストロークと排気量が出てきました。
どんどん磨いてタペットカバーからFINとMAZDAの文字を発掘
正面のMAZDAの文字やオイルポンプ類も発掘
ミッションもアルミ地が見えるところまで来たところで昨日プラグを外してたっぷり潤滑剤をしみこませて置いたので，アウトプットから回してみると最初は重かったけど何週かしたらいい感じに回るように。圧縮もあるし、復活できそうな感じ。