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とある元競技車両のブレーキメンテをしているのですが、ピストンの出っぷりを見たときにいやな予感はしていたのですが。
やはりピストンに虫食い状の痛みが20個中11個ありました。
新品パットにするとちょうどシールがあたる部分にダメージ箇所が。

ブレンボなどレーシングキャリパーでパットの厚みが25ｍｍとか分厚い物がありますが。普段は基本半分も使いません。耐久などで、パット交換の時間を惜しむ場合のみぎりぎりまで使うことはありますが、そういう使い方ばかりしていると、ピストン＆キャリパー側に確実にダメージを与えます。

レースパーツなのでタイムを買ったと思ってキャリパー交換すれば済む話なのですが、けして安いものではないので。
まめにパット交換＆メンテナンス(洗浄だけでも）するだけでかなりライフは伸びますよ。

USAでフルコン化された車両ですが、クランク回転センサーディスクに問題をかかえておりましたので、新品クランクプーリーを加工して、モトロニックタイプのディスクを銀ローでつけて再鍍金してみました

キャブのフルO/Hから戻ってきました。洗浄してちょっと部品を代えるレベルとはまったく違います。

すべての打ち込みメクラをはずしての洗浄はもちろん、オーバーサイズバタフライやシャフトも製作し、ボーリングして組み込み、加速ポンプのローラーももみとってミニベアリングを組み込みこちらの希望どうりのいい仕事をしていただきました。
ここまでの作業は自分では出来ないので、自分でキャブばらして部品等交換してもO/Hという言葉は使わずキャブ分解洗浄、という表現でとどめてます。

WEBERのコーションプレートも打刻なしが手に入りますが、せっかくなので付いていたものをローラーで伸ばして、組み込みます。リベットも出来るだけ当時風に見えそうなものを小加工して打ち込みます。

FR,縦MR,横MR　400三種フルラインナップ中

実家に着くなり、与えられたミッションは法事の準備ではなく、不動となっていた２ストジムニーの修理でした。
症状は、火が飛ばず。点検すると、CDIに電気こず。ヒューズ飛んでました、直電を入れると、あっさり始動。でも、なんとなくコイルが熱い15aのヒューズを10aに落としてみるとすぐ飛んだのでCDIをノーマルのフルトラに戻すと10aでも飛ばないので、アフターパーツを取り外して終了