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ダブルウィッシュボーンのブログ一覧

2018年12月10日 イイね!

ちょっと懐かしのカタログ ~T140コロナ(前期)~


土曜日から急に寒くなった山口。山間部ふもとである山口市内中心部は午前中から断続的に雪が舞っていました。








これまで一階リビングでは暖房はずっとエアコンを使っていましたが、さすがに寒くなってきたので今年初めてファンヒーターを稼働させたところ、着火してもすぐに失火・・・。エラーコードがE02と表示されたので火炎検出器(フレームロッド)の表面を削ってみたら着火はするようになったものの、今度は数分経つと失火してE03の表示・・・。

E03は灯油のフィルターが汚れているとか水分があるなどの時に表示されるので、底面の灯油を全て吸い出してフィルターもティッシュで水分などを吸い取り再度着火させたところ問題なく燃焼するようになりました。


思えば、昨年このファンヒーターだけはお袋が先にしまい込んでしまっていたため掃除をしなかったのですが、それでもたった一回掃除を怠っただけでE03が出るなんてちょっと腑に落ちないものがあります。それにE02の表示についても、リビングではシリコーンの付着の原因になる状況はなく、実際火炎検出器も全く白さなどありませんでした。

直りはしたものの今一つ納得のいかない改善だったので、この先様子をみていく必要がありそうです。








灯油やガソリンの値段は嬉しい事にどんどん下がってますね。私の行きつけの出光では休日が出光カードの割引DAY(2円引き)なので実際は149円。三週間前よりも10円近く下がっていますが、この先もまだ下がり続けるのかな・・・。










さて、今日は久しぶりに懐かしのカタログシリーズをアップしておきます。タイトルの通り、今回はT140コロナの前期型。実は、随分前にT140コロナのカタログについては後期型をアップしているのですが、今回は前期型をアップしたいと思います。



みん友さんはご存知の方も多いかと思いますが、私はこの時代の車ではA60セリカXX(前期・後期とも)がダントツに好きで、それと並んでA60セリカ後期型(通称ブラックマスク)も大好きでした。

しかし、実はこのT140コロナも思い出深いものがありまして、私がまだ中学生だったころ、町内にある神社の参道を一人で歩いていた時、この白のT140コロナ2ドアHTがエンジンをかけたまま停まっていて、通り過ぎる時に中を覗いたら鮮やかなデジタルメーターが目に飛び込んできて衝撃を受けた記憶が強く残っています。
まだその頃はセリカXXなどに嵌っていた歳ではなかったのでこのコロナのグレードが何なのかも全く分かりませんでしたが、記憶に残っていたのは、内装色が高級そうなアイボリーでガラスはブロンズガラス、そして後席の小さな窓までがパワーウィンドウだったこと、そしてリヤフェンダーのアーチ形状に沿うように貼られたストライプがあったことまではしっかり覚えています。なんせ、その頃我が家の車は初代プレリュードだったので、同じ2ドアでこんなに装備差があるものなのかとそれはそれは衝撃を受けたもので・・・。


その後私は太陽にほえろでセリカXXに嵌り、更に中2の時に一緒に遊んでいた友人のお母さんがT140コロナのセダン1800GT-TR(最上級グレード)を買い、それはそれは羨ましくて、しょっちゅう遊びに行ってはコロナを眺めさせてもらっていました。


そういうわけで、A60系セリカが大好きでありながらも実はT140コロナも凄く好きで、もしかしたらこの当時のトヨタ車を好きになったきっかけはセリカXXではなくT140コロナだったのかも思う事もあります。



ということで、神社で出会ったコロナや友人のお母さんのコロナを私自身が懐かしみたいので、前置きが長くなりましたがアップしていきたいと思います。興味のある方のみ是非覗いてみてくださいね。











1982年1月、7代目となるT140コロナがデビューした直後のカタログ。イメージキャラクターは007で有名なロジャームーアさんですね。
このカタログは残念ながら本カタログではなく簡易カタログで、私が中学時代にカタログを沢山貰っていた時にはツンイカムターボ搭載車になっていたため既に廃版となっており、このカタログはこれまで見たことがありませんでした。









ボンドガールの方にばかり目が行きそうですが、その華やかさに負けないくらいコロナ2ドアHTのボディラインは特徴的、というか攻めたデザインだったと思います。








こちらは2ドアHTのEXサルーン。うちの親父の初代プレリュードも相当特徴的なリヤでしたが、このコロナもショッキングなデザインだと思いました。








4ドアセダンのEXサルーンAD。私は友人のお母さんのセダンGT-TRにベタ惚れだったので、実は2ドアHTよりも断然4ドアセダン派でした。

このEXサルーンADは太陽にほえろで数話活躍していましたね。色もこのアドバンストーニングで、ホイールはこのキャップではなくアルミホイールを履いていましたけどね。








コロナの室内は非常に上質なイメージがありました。カタログからはEXサルーン系を前面に出して高級感や先進的な技術を取り入れていることを謳っているのが伝わってきます。








私がデジパネというものを人生で初めて見たのが、冒頭で書いた通り神社で見たこのコロナのメーター。色は多くのカタログで見る様なブルーではなく完全にグリーンでした。ブロンズガラス越しに見えたアイボリーの内装とこのグリーンのデジパネは未だ鮮明な記憶として残っています。

驚きは、コロナの場合このメーターがグレードによって標準だったこと。この当時兄弟車であったセリカはトップグレードでもオプションでしたから、コロナって明らかに三兄弟の中では上級な扱いだったんだなと思いました。

バックソナーも一部のグレードに標準でEXサルーン系にオプション。凄いね・・・。

ただ、バックソナーを付けるとバンパーが短くて黒いバンパーになってしまうという・・・








8ウェイスポーツシートは2000GTに標準で1800SXにオプション。HTは専用のボーダー柄のようです。
8ウェイスポーツシートといえば、私はすぐにセリカに採用されていたあのかっこいい形状を思い出しますが、コロナはあくまでもローバックシートなんですね。セリカはデビュー当初から2000GTにはあのスポーツシートがおごられていただけにちょっと残念です。

ヒーターシートはEXサルーン系にオプションで用意されています。









エンジンは全部で5機種。

この中で新しい扱いをされているのが1800ccのレーザーエンジン1S-U。18R-GEUは2000ccのDOHCですが世代的には古く、1年半後に廃版となってしまいました。

足周りはグレードによっては4論独立懸架ですが、中級~下級グレードは車軸式の模様。このコロナより以前の事はよく知らないのですが、恐らくリヤの独立懸架はこの7代目が初めてのように受け取れます。








このコロナの売りは、多くのエレクトロニクス装備が用意されていることろがあるかと思います。

オートドライブは兄弟車のセリカと違って使いやすいプリセット式が用意され、ナビコンやクルーズコンピューター、エレクトロニックスピークモニターなどはセリカには用意されない高級装備です。









そして、ブロンズガラスもコロナならではの装備。兄弟車のセリカ、カリーナにはありません。

ただ、トヨタはボディカラーによってはブロンズガラスではなくティンテッドガラスを採用していますけどね。








さてグレード紹介。セダンは全11グレードと、いかにもこの当時らしい華やかさがありますね(写真は10グレードですが実際は11グレードあり)。








まずはセダンからで、最上級グレードの2000GT。

エンジンは2000ccDOHCの18R-GEUを搭載。5速MT専用車で足も4独。2000GT専用装備は意外と少なく、8ウェイスポーツシート・サイドストライプ・マッドガード・リャディスクブレーキ・185/70SR14タイヤくらい。2000GT専用のオプションはクルーズコンピューター、LSD。アルミは単品オプションもありますし、ミシュランタイヤとセットのオプションもあります。

その他、エレクトロニックディスプレイメーター・ブロンズガラス・ライズアップ式ワイパーが標準でこれらを含めてほぼEXサルーンADと同じ装備ですが、PW&電磁ドアロックはオプション。ここは意外でした。

カタログのカラーはアドバンストーニング。




1800SXはOHVエンジンでEFI仕様。高級装備は随分と省かれますが、2000GTと一緒の14インチタイヤを履いており、アルミもGTと同じものがオプションで選べます。足は4独。写真のボディカラーはファーマメントブルーM。









1800ccの1S-U搭載のEXサルーンAD。5MTはなく4AT専用車です。足はこれ以降のグレードはリヤが車軸式となります。

装備は至れり尽くせりで、エレクトロニクス装備面でいえば2000GT以上。PW&電磁ドアロックはグレード中唯一標準装備。デジパネ・ブロンズガラス・ライズアップ式ワイパーも標準です。写真のボディカラーはアドバンストーニング。


同エンジンのEXサルーンは、EXサルーンADの贅沢装備の多くが外されますが、そこそこオプション扱いとされているので自分好みの選択はしやすいでしょうね。5速MTも選べます。タコメーターとカラードバンパーはガソリン車としてはこのグレードまでが標準です。写真のボディカラーはストリームシルバーM。








1S-U搭載の1800GX-AD。1800ccエンジンの上級版がEXサルーン系だとすれば廉価版がGX系でしょうか。

その中でも、タコメーターのないデジタルメーター、そしてバックソナーが唯一標準というのが特徴ですね。外観ではウィンドウサッシがブラックではなく塗装色のままとなっています。ボディカラーはキャノピーライトグリーンM。


1800GXは、上記の違い以外はそれほど差がありませんが、パワステがオプションとなりタコメーターがなし。MTは4速と5速が選べる様です。写真のボディカラーはファーマメントブルーM。








1500ccの1500GX。

装備面は1800GXとほぼ変わりませんが、ATが4速から3速になりリヤのスタビも外されます。フェンダーミラーも手動式です。写真のボディカラーはストリームシルバーM。


1500DXと1500STD。選べる変速機は4速MTのみ。サイドモールもありません。写真のボディカラーはコンパニオンクリーム。










ディーゼルの1Cを積む2グレードで、上級グレードが1800ディーゼルEXサルーン。リヤのスタビライザーがない事を除けば、ガソリンのEXサルーンと全く同じ装備です。写真のボディカラーはストリームシルバーM。


1800ディーゼルGXもリヤのスタビライザーがない事と、MTは4速ではなく5速のみしか選べない事を除けば、ガソリンの1800GXと全く同じ装備です。写真のボディカラーはソシアルシナモンM。









2ドアHTは全部で5グレード。









最上級グレードは2000GT。装備内容はほぼセダン同様なので多くは割愛しますが、ライズアップ式ワイパーが標準なので1800SXよりもワイパーが隠れているのが分かりますね。そしてHTはフェンダーエッジマーカーが付いてますね。後期型はこれが光る説明がありますが前期型は光るのかな・・・。
リヤフェンダーにストライプがあるので、私が神社で見たコロナはこの2000GTだったことがこのカタログで分かりすっきりしました。でもこのアルミは履いていなかった記憶があります。写真のボディカラーはブレージングレッド。


1800SXの概要もセダンのところで紹介したのでこちらも割愛しますが、HTの2000GTと1800SXのみヘッドランプクリーナーがオプションで選べるようです。








そして1S-U搭載グレードの3グレード。ステアリングが1800GXのみ差別化されていますが、差別するほどのものかと思ったりも・・・。セダン同様EXサルーンADはデジパネやPW&電磁ドアロック、その他エレクトロニクス装備が充実しております。

写真のボディカラーは、上からインパクトブラックM、アークティックホワイト、スイートアプリコットM。










装備表はクリックして最大画像になるようにしておりますので、興味のある方は見てみてください。











主要諸元表。

この頃コロナが小さい車だとは思っていませんでしたが、数値を見ると今の車がいかに大きくなったかというのを改めて感じますね。








最もスポーティなDOHCエンジンの18R-GEUが、最も低い圧縮比・・・。世代交代目前のエンジンだったことがよく分かります。












さて、登場から1年9ヶ月後の1982年10月、2000GTに搭載されていた18R-GEUに代わって1800ccのDOHCターボエンジン3T-GTEUを搭載したグレードが登場しました。

私がカタログというものを初めて自分でディーラーまで貰いに行って手にしたのはA60セリカXX(2000GT登場時の前期型)だったのですが、それ以前にトヨタのカタログで初めて生で目にしたのがこのツインカムターボ搭載のコロナのカタログでした。そう、お母さんがコロナを買ったというあの友人がこのカタログを学校に持ってきて、車好きのみんなで教室で見たのが最初だったのです。ホント懐かしいです・・・・








外観は変わりませんが、日本初のツインカムターボ搭載ということで、さりげなくフロントエンブレムとサイドストライプでそれを主張していますね。そのフロントエンブレムはカリーナと共通品ですがセリカとは違います。

それにしても、このアルミホイールは本当に大好きだったなぁ・・・。








コロナの赤はセリカとは違う名称で、ブレージングレッドという名前が付いています。実車を見た記憶だと、セリカよりも少し明るい赤の印象があるのですが・・・・。








こちらは2ドアHTのEXサルーン。何度見ても2ドアHTのリヤは攻めたデザインですね。それ故に惚れたらとことん好きになるデザインだと感じます。







こちらも2ドアHTのEXサルーン。実際コロナの2ドアHTはどのグレードが一番売れたのでしょうね。








4ドアセダンのEXサルーンAD。大型のカラードバンパーがかっこよくて、街中でよく振り返って見てましたが、意外とこのアドバンストーニングというツートンカラーは見かけなかった気がします。








落ち着いた雰囲気のリヤも大好きでした。セダンはタクシーで沢山お世話になったけど、ほぼ間違いなくバンパーは黒くて短いやつだった・・・








初期型はエンジンの紹介がページの後半にありましたが、このカタログからはエンジンの紹介が序盤に掲載されています。やはり売りはこのツインカムターボ。
それにしても、最近の車のエンジンルームと比べたらスカスカですね(笑)








18R-GEUが3T-GTEUに変わった事以外は特に変更がありませんが、3T-GTEUのスペックはさすがに当時は強烈なものがありましたね。なんせ2800ccの5M-GEUと比べても10馬力の差でしかありませんでしたから。

「鬼に金棒、ツインカムにターボ」とは本当によく言ったもんです。








足周りは3T-GTEUと3T-EU搭載グレードのみ4輪独立懸架で、このあたりは初期型と変わらず。

新しいのは、3T-GTEU搭載グレードが二つあり、そのうちの廉価グレードである1800GT-Tに「スポーツ5」というセットオプションが用意されたことでしょうか。内容は「8ウェイスポーツシート・185/70HR14ポテンザ・14インチアルミホイール・マッドガード・テープストライプ」の5点です。








ヘッドランプクリーナーも引き続きオプションで用意されていますが、初期型はHTの2000GTと1800SXのみにオプションだったのが、このモデルからHTの1800GT-TR、1800SXに加えて、セダン1800GT-TRにもオプション設定されています。こんな装備からしてもコロナはセリカやカリーナとは同列にない車に思えますね。








従来から引き続き、エレクトロニックディスプレイメーターは最上級グレードの1800GT-TRとEXサルーンADに標準。そして以前は2000GTでもA型スポークでしたが、今回から3T-GTEU搭載グレードにはスポーティな3本スポークステアリングに変更されました。このステアリングはカッコよくて憧れました。

エレクトロニクス装備は相変わらず用意されているみたいですが、ナビコンだけは廃止になっています。










このあたりは初期のカタログのまんまなので説明は省略。








このモデルからブロンズガラスの採用がEXサルーンADのみに縮小。以前は2000GTにも標準でしたが、それに代わる1800GT-TRにはブロンズはおろかティンテッドガラスすら装着されていません。








さて、グレード紹介。以前はセダンが最初に紹介されていましたが、このカタログでは先にHTが紹介されています。やはりツインカムターボを前面に押し出しているからでしょうか。

HTは5グレードから6グレードに増えています。









3T-GTEU搭載グレードは1800GT-TRと1800GT-Tの2グレード。

まずは1800GT-TRを対2000GTで比較しますと、4速ATの選択ができるようになり、オプションでリヤワイパーが選択可能になったのはプラス面だとして、逆に外された装備は数多く・・・。
内容的には、ライズアップ式ワイパー、ブロンズガラス、ウォッシャー連動&時間調整式間欠ワイパー、イルミネーテッドエントリー、ドアカーテシーランプ、テープストライプ(オプション化に)が主だったもの。オプションで装着できたプリセットオートドライブもオプションなしとなってます。

こう見ると、以前の2000GTは豪華だったEXサルーンADにスポーティなDOHCを搭載したラグジュアリースポーツというような位置づけだったのに対し、1800GT-TRは豪華装備を外した男臭いスポーツバージョンになった感じですね。そういう意味では、1800GT-TRは2000GTの後継モデルとは言えないのかもしれません。

写真のボディカラーはコスミックトーニング。



そして新たに追加された1800GT-T。ほぼ1800SX並みの装備になりますが、スポーツ5というセットオプションを選べば、写真のようにかっこよくなります。写真のボディカラーはブレージングレッド。


1800SXの装備は、リヤワイパーがオプションで装着可能になった以外は従来と変わりません。写真のボディカラーはアークティクホワイト。








1S-U搭載の3グレード。ドアカーテシーがそもそもカタログから消えてしまっていること以外は3グレードとも特に変更はないようです。

ボディカラーは上からインパクトブラックM、アドバンストーニング、ストリームシルバーM。








セダンも従来より1グレード増えて全12グレード(写真は11グレードですが実際は12グレードあり)。








HT同様に3T-GTUEは2グレード。

友人のお母さんのコロナがまさにこの色のこのグレードでこの外観でした。羨ましかった・・・。週一くらいのペースで遊びに行っていました(笑)。

装備についてはHTと同じ事を書くようになるので割愛。

ボディカラーは、ストラストブルーM(新色)、ブレージングレッド、ファーマメントブルーM。








1800EXサルーン系の2グレード。

2000GTとEXサルーンADにオプション装着できたナビコンが消え、更にドアカーテシーランプもカタログから消えている事を除けば従来と変わりません。ボディカラーはアークティクホワイト、ジェントルトーニング(新色)。








GX系は全く変更なし。ボディカラーはキャノピーライトグリーンM、ファーマメントブルーM。







1500ccのこの2グレードも全く変更なし。ボディカラーはストリームシルバーM、アークティクホワイト。









1800ディーゼルは、EXサルーンのみ運転席シートにランバーサポートが追加。カタログの写真はオプションのバックソナーが装着されているのでバンパーが黒の短いバンパーになってますが、それを装着しなければちゃんと大型カラードバンパーになります。写真のボディカラーは、グレイシャスベージM、ソシアルシナモンM。










こちらの装備表もクリックで大きな画像が見れますので、興味のある方は覗いてみてください。









このモデルではGT-Tにセットオプションのスポーツ5という仕様が用意されましたが、実は後期型になってさらに二つ装備を増やしたスポーツ7なるものが用意されたのをご存知の方は相当コロナマニアです(笑)。









最後は寸法とエンジン性能表。高性能な3T-GTEUですが、この時代のターボは圧縮比が8を切っていたんですね・・・。



このあと、コロナは後期型へとスイッチしていくのですが、そのカタログネタは以前書いておりますので、コロナが好きな方はまた時間がある時にでも見てみてくださいね。





ということで、T140コロナ前期型はいかがだったでしょうか。途中でも書きましたが、コロナ、セリカ、カリーナはこのモデルでは三兄弟と言われながらも今回のコロナのカタログをよく眺めてみると、セリカやカリーナとは同列にはいない車であることが伺えます。私はT140以前のコロナの事や、セリカ、カリーナもA60よりも以前のことはさほど興味がないためよく知らずに書いていますが、それぞれが違う世界を歩んできた車なのかなと思いました。少なくとも、初期の2000GTやEXサルーンADの装備を見たら、明らかにセリカとカリーナとは上級感が違う・・・。しかし、3T-GTEUやその後の3S-GELU搭載のモデルではどうだったのでしょうね。セリカとコロナクーペ、そしてカリーナEDは完全に同じ土俵にいる三兄弟だったように感じますが、ファミリー向けのコロナとカリーナのセダン同士だとまた違っていたのかな。




さて、次回の懐かしみシリーズはまたホンダに戻るかな・・・
Posted at 2018/12/10 00:54:33 | コメント(11) | トラックバック(0) | 懐かしみシリーズ | 日記
2018年09月22日 イイね!

スカイラインRSターボ



画像は中古車販売店のネット画像を拝借

二日前の会社帰りの夜、いつものガススタでガソリンを注ぎ、ついでにガラスを拭いていたら隣のレーンにR30スカイラインのRSターボが入ってきました。白のセダンで鉄仮面。サイドには純正の派手なステッカーが貼ってあり、リヤにはRS-Xと分かるエンブレムが見えました。

大好きな80カーということでガラスを拭きながら車をチラチラ見ていたらオーナーさんと何度か目が合いました。ナンバーも山57という当時のナンバーで凄く気になったので、ガラスを拭き終えて声をかけてみました。


「こんばんは~。このRSターボは当時から乗られてるんですか?」

きっかけはまずこの言葉で(笑)。



そこから話が弾み、私が80カーが大好きでこの鉄仮面のカタログを持っている事を話すと俄然話が弾みまして、お互い給油レーンに停めたまま話すこと約20分間。私よりも歳上に思えた方でしたがどうやら同じ歳と判明。先日歴代セリカが並ぶイベントに行った事や太陽にほえろが好きだった事を話すとその方は西部警察が大好きだったと仰っていて、やはり乗っている車と好きだったTV番組って結構つながるものだなと思いました。

その方は3年前にこのRSターボを譲ってもらったらしく、一度エンジンが逝ってしまい載せ替えたそうです。又、元々はAT車だったものをMTに改造されていた車らしく(もちろん改造申請済み)、なかなかのネタに尽きない車にお乗りだと思いました。そして何と言っても部品の入手が困難でその際の金額もべらぼうに高くそこが悩みだととも・・・。


このRSターボは見た目的に決して状態が良い車ではありませんでしたが、とても好きで乗っておられる事が会話からよく伝わり、この先もずっと乗っていけるといいなぁと凄く応援したくなりました。




最後は 

「お忙しいのに声かけしてすみませんでした。又どこかで出会いましたら声をかけさせてもらいますね」


と言うと


「いやぁ、次見つかった時はレッカーで運ばれているところかもですよ~」


と、冗談と爆笑を交えながらお別れしました。



本当は写真を撮らせてもらおうか迷ったのですが、場所が場所だったし何となくブログネタ用に声をかけたと思われるのも嫌だったのでやめときました。



この日感じた事は、旧車にお乗りの方って恐らくですが色々な方から声をかけられる事がとても多く、そのぶんネタも沢山お持ちなんだろうなぁと感じました。この方も過去にRSに乗っていたという方々からよく声をかけられると仰っていましたし、乗り続ける上での苦労話などネタを沢山お持ちでした。もちろん本人さんの愛想がよくて話し上手だからこそ、そういったネタも生きてくるのでしょうけど、旧車にお乗りの方というのはとても自分の世界が広がりやすい環境に身を置かれているんだなぁと感じました。









あ・・、そうだ・・・。




もしこの先、以前の通勤路ですれ違っていたセリカXX2000GT乗りの女性とどこかで出会ったら、思い切って声かけてみよ~っと♪
若いねーちゃんかと思っていたら、その後私より少し歳上っぽい事が判明しましたが・・・。







そうなったら、多分20分間どころか、軽く1時間くらい話し込める自信があります!!
かなり迷惑な野郎ですが・・・(~-~;)







さて・・、明日はちょっくら遊んできます・・・(謎)
Posted at 2018/09/22 23:06:47 | コメント(7) | トラックバック(0) | 懐かしみシリーズ | 日記
2018年09月17日 イイね!

感動の一日に感謝 ★九州セリカday★


先週の火曜日の朝9時頃、奥様から電話がありました。仕事中にかかる奥様からの電話は大概良い話がないのですが、なんと私が出勤したすぐあとに親父が救急車で運ばれたとのことでした。聞けば、物凄く背中を痛がっていたらしく、自宅介護である親父は訪問診療なのですぐに先生に来てもらったところ即救急車。背中を痛がっていたと聞いて私はすぐに動脈解離だと思いましたが、予感は的中。数時間後に再びかかってきた電話で大動脈解離と聞きました。

私の会社でも動脈解離で亡くなった方がいて、その他知ってる方でも同様に亡くなっている方がいて、動脈解離はほぼ助からないという印象があったのですが、親父は心臓真横の動脈内部に裂け目はあるものの完全に避ける寸前の状態で奇跡的に助かりました。

現在容体は安定していますが、当面は入院が続き、又昔から難病を患っているのでそれも含めて入院は長引く可能性が高いようです。









そん中、今日どうしても行きたいところがあって、お袋や奥様に理由を言って午前中まで時間をもらって九州まで行ってきました。

出発時は小雨混じりの天気・・・。少し不安になりましたが、晴れるとの予報を信じて向かいました。








いつもであればこの時間は分別ゴミ捨てなど家の用事で走り回っているのですが、午前中に自分の時間として使えるのは本当に久しぶり。ワクワクして走らせました。








徐々に晴れ間が出始めました。距離的には下道を通っていけるところですが、時間がないため高速です。







そして出発から1時間程度、関門海峡を渡って門司港インターを降りたら








ちょっとレトロな街、門司港に到着。市営駐車場にとめてそこからトコトコ歩くこと2分。







見えてきたのは真っ赤な最終型セリカ。その向こう側にはズラリと車が並べられてあり、なんだか急に胸が高鳴ってきました。





ということで、お題の通りこの日は門司港で「九州セリカday」という名のイベントが開催され、そこへ行ってきました。


実は数日前にこの情報をたまたま目にしまして、私はセリカXXが猛烈に好きなくせにこれまでこういったイベントに行った事がなく、又ある事を知っていても仕事等でなかなか行けなかったのですが、今回は行ってみたいと思う気持ちがあまりにも強かったこともあり、主催者様であるバツマル下関さんにメッセージで概要を教えていただき、一般人の撮影が可能との事だったので、歴代セリカの並ぶこのイベントに初めてお邪魔させてもらうことにしたのでした。







最終型T230の前を通り過ぎ、懐かしいT200、T180を横目に私の青春時代の全てだったA60系を目指します。もうこの時点で心臓がバクバクし、凄く早歩きになっていました(笑)。








そしてついにご対面・・・。

もう感極まって涙が出そうでした。我が山口県からこんなに近いところでこれほどのXXが見れるなんて・・。








主催者様のバツマルさんに御挨拶をと思いましたが、じゃんけん大会が始まり記念撮影などもあって色々と忙しそうだったのでタイミングをずらしてご挨拶させてもらいました。その際、初対面でありながらガッチリ握手までしてくださり、その優しにも感動してしまいました。








一番端っこには初代セリカが。








今でも初代が走っているなんて信じられません。どちらもリフトバックでしたが、右の色は太陽にほえろの犯人役逃走車で登場した事があった気が・・・。








そしてその隣にはA40~50系の初代セリカXX。








エンジンルームが開けてあったので覗かせてもらいました。








M-EU。2000ccの6気筒SOHC-NAエンジンですね。どんな音がするんだろう・・・、サウンドを聴いてみたかったです。








そのお隣には、私にとってドストライクゾーンであるA60系セリカが。それも超大好きなブラックマスクが3台も。グレードは全てクーペの1600GT-Rでした。








純正状態が大好きな私は、特にこのアスレートトーニングのセリカに目が釘付けでした。








太陽にほえろにも出ていたブラックマスクのクーペ。本当に大好きでした。










このセリカからなかなか離れられませんでした(笑)。








純正ではないEXTRAエンブレムが(笑)。私もこういうエンブレムチューンをしていたので、凄く気持ちが分かります。








こちらは車高を少し落とし、フロントのスカート部分をボディ同色、そしてスポイラーも装着されていましたが、純正派の私ですが凄くかっこいいな~と思いました。

因みにこの車には、1800GT-TRと1800SXにのみ採用されているハーフシェードガラスが装着されてました。








A60の4気筒セリカはMCして激変しましたね。私はXXと同じくらい好きになりました。








本来1600GT-Rにはパワーウィンドウはオプションすらありませんが、なんと純正PWが装着されていました。ハーフシェードガラスの装着といい、オーナーさんの拘りを感じます。








そのお隣にはT140コロナ。このコロナも大好きでしたが、こちらはバンパーが短く黒いので1500ccのグレードかな?いつかこのコロナのGT-RやGT-TRも見てみたいです。








そしてそのお隣はセリカカムリ。「男30、GTアゲイン」のセリカカムリです。18Rを搭載した2000GTのようです。








そしてその隣が60カリーナ。足の良いやつのあのカリーナで、4A-G搭載の1600GT-R。バンパーがボディ同色なのでMC後の最終バージョンですね。このカリーナも若々しくて大好きでした。









そしてついにA60セリカXXの大軍団ゾーンに突入。A60系XXだけで多分15~16台いたと思います。

そりゃもう、テンション上がりすぎで、無我夢中で撮りまくりましたとも。







初っ端から目が釘付けになったこのシルエットトーニングのXX。








私がXXの中でも「買えるならきっとこのグレード」と現実視して大切に思っていた2000G。中学時代、チャリで5分程度走らせた学校校区外の月極駐車場にいつも止めてあって、しょっちゅう見に行っていたのがまさにこの色の2000Gで、何だかあの車に対面したかのような懐かしさを感じ涙が出そうになりました・・・。








タミヤのプラモでも何度このXXを買って何度この色で塗ったことか(笑)。このXXはバンパーの黒を再塗装されたのか、半ツヤ塗装になっていましたが本来は全ツヤだったと思います。

後期型も洗練されてかっこいいけど、前期のこの控えめなところも大好き。私のXXキチガイはこの前期型のこの色で始まったので、前期と後期で差別は全くできません。








後ろのトランク部の黒も半ツヤで再塗装されてるっぽいですね。








そうそう、このデカールもタミヤのプラモでよく貼るのを失敗したなぁ・・・。








A60系セリカとT140コロナHTは、このサイドラインがたまらなくいいのよね~。ウエストラインが一段低くてシャープな印象です。








このアルミもカッコよくて大好きだったなぁ~~。走るとパラパラ模様になって見ててうっとりしてました。セリカ、コロナ、カリーナ、86レビン&トレノ、タウンエースやマスターエースなど、とにかくこのホイールを履いた車は全部好きだったという(笑)。








2000GのMT車。昔はMTが当たり前の時代で、私が中学時代に見に行っていた2000GもMT車でした。

そういえば今回エレクトロニックディスプレイ車の内装を撮影するのを忘れてた・・・(汗)。








Bピラーには4気筒セリカにはないエンブレムが埋め込まれてます。








メカドック仕様のXXがお隣の赤色とこの白の2台も!

XXは台数がとても多いので、若干端折りながら・・・(~-~;)







こちらは前期型の2800GT。







スカート部が黒いのでシャープに見えます。尾張小牧ナンバーって、凄すぎ・・・







XXの好きな部分は山ほどありますが、このエッジの効いたウエストラインもその一つ。リトラが最も似合う国産車だったと思っています。









真っ黒なリヤハッチと目力のあるリヤコンビランプ。一度見たら強烈に印象に残るデザインですよね。








アルミはどうも切削タイプっぽい。XXの前期型は2000GTにのみオプションでこの15インチアルミが用意されていてそれはシルバー塗装品でしたが、これは切削タイプ。元々はソアラ用とかかな?・・・。






ちょうどエンジンルームを開けられていたので、声をかけさせてもらい撮影しました。5M-GEUはこのハの字ヘッドが特徴ですね。







シルエットトーニングのXXがもう1台いました。こちらは右ハンドルですがスープラ風にカスタマイズされているということでしょうか。それとも本物のスープラ?








バンパーは艶々の黒でピカピカでした。たまらなくかっこいいです。








8ウェイスポーツシートですね。グラスエリアのソリッド感がたまんないわ・・・








XXではなくセリカスープラのエンブレム。やっぱ本物なのだろうか・・・。








北米仕様とは違うスープラのエンブレム?フランス仕様がこんなエンブレムだった気が・・・。






こちらのセリカXXはエンブレムチューンが(笑)。このリミテッドエディションはどの車のものだろう。私もやってましたが(~-~;)








純正の14インチアルミがピカピカで、爽やかすぎて惚れてしまうやろー!

あ、TWINCAM24のシールは後期型っぽいかな?








タイヤはスタッドレスでした。








こちらは前期型セリカスープラ。ホワイトレタータイヤが本場アメリカンな感じでかっこいいですね~。前期型のオーバーフェンダーってシャープでありながらボリューム感があって不思議な魅力を感じました。








スープラに関しては実は知らない事が多いのですが、グレードは2.8iって言うんですね。そしてリヤハッチはボディ同色?






この大きなテールゲートスポイラーはスープラならではでしたね。プラモでこれが欲しくて、イマイチ似てないプラモデルメーカーのスープラ買ってスポイラーだけタミヤのにつけた事があったなぁ・・・







左ハンドルの正真正銘のセリカスープラ。








こちらは後期型の2000GT。後期型のポスター風に撮りたかったけど、あそこまでワイドな画角は無理でした。

なんとこのXXは千葉ナンバーでした。凄いなぁ・・・。








基本フル純正で、こういう仕様は私の大大大好物(笑)。ミラーはボディ同色にされてますね。






後期型はウィンカーが横まで回り込んでいて、代わりにモールに埋め込まれていたターンシグナルが廃止されています。そしてバンパスカートが大型になりボディ同色に。これはこれで洗練されてかっこいいのよね~。






ドアミラーが可倒式なので最終型かな?








信じられない程ピカピカ。昭和60年代の車がこれほどの綺麗な状態でいられるのはオーナーさんの苦労あってのことでしょうけど、それにしても凄い・・・








1台くらいリトラをアップしたXXがいないかなぁと思っていたら、いました(笑)。

XXはリトラを開けても閉めてもかっこいいのよね~。







当時の純正レンズはレンズカット式ですが、このXXはリフレクター式が装着されていました。







なんと、ドアにはZ10ソアラ用のものと思われるTWINCAM24のサイドデカールが。拘りを感じます。







こちらも後期型2000GT。並べられていた後期型は全て2000GTだったような・・・。







サイドには、私が見た事もないデカールが貼ってありました。皆さん、ステッカー一つとっても色々なカスタマイズで、どうやって絶版品を入手されているのだろうかと感心してしまいます。






そして主催者様であるバツマル下関さんの後期型セリカスープラ。こんな3ウェイツートンがスープラにあったなんて知りませんでした。迫力が凄いですね。








リヤは太陽にほえろで見たあのデカールだ!って思いました。

あれ?セリカスープラって、ラジオのアンテナがクォーターピラー部に付いてるんだ・・・。








そしてこちらもバツマルさんのお車で、後期型XXの2000GT。こちらも信じられないほどピッカピカでした。







FR6気筒は、このロングノーズとタイヤの位置がいいんですよね。FFじゃ絶対にできないベストプロポーション。加えてこのスラントノーズもXXならではの魅力。ホント、愛車にしてみたかったです・・・。






後期型はフェンダーアーチモールが追加されて、これがとってもかっこいい。引き締まって見えますね。







今回、多くのXXでティンテッドガラスの色抜けが見られた中、バツマルさんのXXは綺麗な色分けが見られました。些細な事ですが、この色があるだけで車全体が凄く垢抜けて見えました。ガラスを張り替えられたのでしょうか。









先ほどの千葉ナンバーの後期XXも綺麗でしたが、バツマルさんの2000GTも強烈に奇麗。お世辞抜きでカタログからそのまま抜け出してきたようなお車でした。







後期型はバックランプがかなり強めにスモーク化されてたんですね。今回実車を見てよく分かりました。引き締まって見えます。








可能であれば、アクセルを吹かして24ビートを聴いてみたかった・・・。







XXの展示ゾーンはここまで。








ここからは70スープラ。

このスープラは5ナンバーサイズの2000GTツインターボで、私の自宅裏に住んでいた幼馴染が昔乗っていてよく運転させてもらいました。当時インテグラXSiに乗っていた私ですが、さすがに2000ccのターボ車はトルク感が全然違う。強烈な加速感であっという間にキンコーン、キンコーンと鳴っていたのを思い出します。







当時、セリカXXが好き過ぎて70スープラはあまり好きじゃありませんでした。特に初期型のリヤは苦手でしたが、今こうやって見ると懐かしくもあり自然にかっこいいと思いました。







この大胆なサイドステッカーが結構かこいい。太陽にほえろでもこの2000GTツインターボが使われてました。







ナロウボディの2000GTツインターボでしたが、充分にワイドに見えてかっこよかったです。そして気のせいかもしれませんが、このスープラの白はスーパーホワイトⅡとかではなく、何となくパールホワイトのように感じました。凄く重みのある高級な白という感じでした。








こちらのスープラは後期型ワイドボディの2.5Lツインターボ。
ポジションランプでしょうか、ウィンカーレンズの両サイドが白で表情がかっこよかったです。







セリカXXよりもスラントが少しなだらかで、非常に綺麗なラインをしてますね。今回じっくり眺めてみて初めて感じました。








このスープラは個人的に物凄く色使いがハイセンスに感じました。LIMITEDのエンブレムもゴールド文字で、ボディカラーのワインと同系色。ホイールのセンターキャップも赤で非常に統一感があってメチャクチャかっこよかったです。








今回の展示車でワイン色はこのスープラ1台だけでしたが、艶やかさという意味では個人的にはNo.1だったように思いました。







そしてそして、私と同じ市内在住でみん友さんでもあるOut Runさんのスープラ。ワイドボディの2000GTツインターボ。







普段からボディカバーをかけられて大切にされているのをブログで拝見していますが、私のアコードよりも遥かに綺麗な塗装状態でした。シートもビニールが被せられていて、大切にされているのがよく伝わってきます。純正のホイールがこれまた純正マニアにはたまらない(笑)。








XXを見た後だと70スープラは新しく感じますが、よく考えたら随分と年月が経つ立派な旧車なんですよね~。でもそれを感じさせないものが70スープラにはありますね。








ソリッドな60XXに対し流麗な70スープラ。それぞれの良さをしっかり発見できました。








もう1台、珍しい色のスープラがいました。モスグリーンで陽ざしに照らされると深くも鮮やかな濃いグリーンに変わり、うっとり見入ってしまいました。









そしてこのあたりからは一気に新しく感じるゾーン。でも実は充分に旧車(笑)。T160系は1台もおらず180系、200系、そして最終型の230系が並んでいました。








実はこれで見終わったわけではなく、このあと何度も何度も往復をしてしまいまして、途中セリカスープラを移動させるところなんかも見ることができラッキーでした。








ムーンルーフから入り込む日差しが左ハンドルを握るオーナーさんの顔を照らすこの雰囲気・・・・。



カッコ良すぎ・・・・。





そして









後ろに下がってその向こうに見えたのが、またしても左ハンドルのスープラ・・・。どうやら遅れて参加された方のように見えましたが、



この状況って・・・





鉄マニアさんでいえば、ドクターイエローが停まっているホームの隣に、また別のドクターイエローがやってきた・・・



そんな奇跡的状況なんじゃないだろうかと、ふと思ってしまいました(爆)。








多分4往復くらいはしたかな。もうね、帰らなきゃって思うんですが、また最初からブラックマスクが見たくなって全然帰れなかったんです。







来年はここに奥様と娘を連れてきてブラブラとショッピングをさせ、自分はこっちでゆっくりと・・・、そんな事を思ったのでした。








午後から親父の病院に行かなきゃいけないので昼までに帰る約束をしていたのですが、片道60Kmをあと10分じゃ絶対に無理(笑)。








もう更に2往復くらいしたかったけど、ようやく諦めをつけ、最後にバツマルさんに御挨拶してやっと帰る決心をしました・・。







で、関門トンネル入り口が大渋滞・・・。








トンネル抜けて高速に乗ったら、あとはもうぶっ飛ばしで帰ったのは言うまでもありません。





ということで、今回の画像は105枚。自分が懐かしみたくて大量にアップしてしまいました。

正直、こんなに感動した日は最近なかったかもしれません。本当に感無量でした。素晴らしい企画を実現されるバツマルさんはもちろんのこと、ここに全国から集まられるオーナーさんの行動力も凄いと思いました。やはりバツマルさんの人脈の厚さあってのイベントなのでしょうね。



本当に感動をありがとうございました。





最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
さて、寝よう・・・・
Posted at 2018/09/17 02:59:31 | コメント(17) | トラックバック(0) | 懐かしみシリーズ | 日記
2018年03月11日 イイね!

「続・お宝一家」 30分延長スペシャル(違)


皆んさんこんばんは。平日の朝食はご飯派だけど休日の朝食はパン派なダブルウィッシュボーンです。
それが何?って話・・・







今日は天気が良かったけど、空はかなりかすんでましたね。花粉でしょうか、それとも黄砂でしょうか。気持ちが良い晴れの天気でありながら、山を見ると息をしたくなくなってしまいました(~-~;)








この先の週間天気予報を見てみたら晴れが続いていたので、長らく洗車をしていなかったダンクを洗い、更にアコゴンもついでに洗っておきました。








ダンクを洗っている途中、隣の幼馴染も出てきてオデアブを洗い始めました。彼は昨日スタッドレスから夏タイヤに戻したそうですが、私も換えたいのは山々なのですが数年前にタイヤ交換を済ませた3月に雪が積もったことがあり、もう少ししたら息子を大学の下宿先まで高速を走らせて連れていかないといけないので、それまでは一応スタッドレスを履き続けておくつもりでいます。高速で冬タイヤ規制でもやられたら下道で行く事になり大変ですから・・・。











ダンクもアコゴンも綺麗になりました。




いかにも「綺麗にしました!!」って感じの輝きショットを6枚・・・。

































さて、私のブログを以前から読んでくださっている方は覚えておられるかもしれない「お宝一家シリーズ」のネタ・・・。
シリーズってのも大袈裟ですけどね・・・







初めてネタにしたのは2016年の2月。









我が家からわりと近く、爺ちゃん婆ちゃん二人暮らしの家の話で、普段の足となっている車が初代プリウス。










そして、自宅敷地内の空き地には廃車手続きをしていないと思われる初代トゥデイと三代目シャレードが長年放置されていて









更に、その後プリウスの奥の方にも何やらメチャメチャ車高の低そうな廃車が屋根下保管されている事に気づき









ひょっとして'80年代のクーペなんじゃないかと期待したけど、その後の確認でどうやらパンクして車高が低く見えただけで、何となく4ドアらしき車に思えてきた・・・っていうあの話です。















そして、爺ちゃんの足車であった初代プリウスが日産NOTE e-POWERに変わってしまったのが昨年2017年の7月。


一瞬プリウスも自宅敷地内に放置されるのかと期待してしまいましたが、さすがにもう敷地内に空き地がないようで、恐らくプリウスはちゃんと引き取られたのだと思います。










トゥデイとシャレードの方はというと、長年の雨風、紫外線の影響によってボディカバーがボロボロに裂けて車がモロ見えになる一方で、周りの草木がどんどん生い茂ってきてナチュラルボディカバー状態に(笑)。









そして気になっている例の白の廃車。

放置とはいえ、屋根下でカバーをかけているためなかなかカバーが朽ちず、正体が未だに分かりません。










とはいえ、2年前と昨年の画像を比較してみると少しずつカバーはめくれていて、










しかも










フロアジャッキでこれ以上の車体の沈み込みを抑える対策をしていてびっくり。




放置の中にも愛情を感じました(爆)











その後も何度かここの家の前を通ることがあって見れる時は確認をしていますが、特に変化はなく半年以上が経過。








しかし、先日この敷地内で大きな変化があった事に気づきました。







シャレードを囲むかのように生い茂っていた草木が刈られていて、

例の白の車のフロント部分がちょっとだけ見えてる!!!







脇道とはいえ一般道でわざわざ車を降りて撮影するわけにはいかないし盗撮行為にも程があるので、ゆっくり走りながら車内からの超やっつけ撮影となりましたが、私なりの渾身のショットをゲットしましたのでご紹介します。









それではご覧あれ。






































































カシャッ!!!
































また失敗かよ・・・・
(──┬──__──┬──)











もうね、見そうで見えないこのチラリズムが体に悪いのよ・・・・
















はぁ・・・・・



この先また藪の草木が生い茂ってきて見えなくなる可能性大・・・。

でも何とかなりそうな気もする・・・















因みに、別のところでこんなのも発見しておりますので・・・








Posted at 2018/03/11 20:32:33 | コメント(7) | トラックバック(0) | 懐かしみシリーズ | 日記
2018年01月14日 イイね!

A60セリカXX欠乏症につき、全カタログ掲載(~-~;)



先週は週末にかけて雪のニュースが続きましたね。山口も積雪の日が二日間ほどあり、通勤時は事故や渋滞が発生していました。今週は暖かくなるそうですけどね。










先々週、雨の高速を走らせ、更に先週の雪上走行もしたことでアコゴンは酷い汚れ方をしていますが、昨日が休日出勤で今日も親父の入院先の病院へ行ったリ買い物したりで帰宅出来たのが午後3時。洗いたかったけど少しゆっくりする時間が欲しかったのでやめときました。まぁ夜にガラス拭きとフロアマット叩き、出来ればどす黒く汚れたアルミだけでも洗えればと思っていますが・・・。







さて、そんな訳で今日はいつものようにブログを書く時間がないので、既に正月休みに書き終わっていていつアップしようかと暖めすぎて逆に放置なりかけぎみだったブログネタを引っ張り出してアップしておきます。





大好きなセリカXXのネタですけどね。







CSのファミ劇で放送中の「太陽にほえろ!」から私の大好きなA60セリカXX2800GTが消えてもう随分経ちますが、あれ以来セリカXXを購入して喜びの余りに泣いてしまう夢を見て目が覚めたら本当に涙が出ていたとか、その他諸々セリカXX欠乏症らしき夢を見る事が多かったので、そろそろA60セリカXXのカタログを全てアップして懐かしみたいと考えていたのですが、そう思うばかりでなかなか時間が取れず牛歩の様に進めながら結局一年近く経過・・・。ようやくこの正月休みに書き終えたのでした。

長い上に60セリカXX好きな方以外は興味のわかない内容ですので、XX好きの方以外は読まれない方がいいかも(~-~;)。興味のある方、好きな方のみどうぞ懐かしんでいってください。
私が懐かしみたいだけですけど・・・








まずは1981年7月登場の初版カタログから。

まだ私がA60セリカXXにそれほど興味を示さなかった頃のカタログです。







トップグレードの2800GT。3ナンバーの税金が今よりも遥かに高く、庶民には縁の無い排気量でしたね。

そして、私の中でA60セリカXXといえばこのガンメタツートン、シルエットトーニングです。この色は本当に憧れたなぁ・・・。

因みに初版カタログにはボディカラーが一切記載されていません。なぜだろ・・・







セカンドグレードは2000ccのシングルカムエンジンを搭載した2000G。セカンドグレードとはいえ2000ccの上級グレードですから装備も充実していました。

我が家から1Km程度離れた学校校区外に小さな月極駐車場があったのですが、そこにガンメタツートンの2000Gがいつも停めてあり、私はこのXXが見たくて休みの日にチャリに乗ってよく見にいっていました。
私は中学生の頃から意外と現実的な車への購入妄想を持っていて、自分が買えるXXはきっと頑張っても2000Gまでだろうと予想していて(笑)、この2000Gというグレードを物凄く大切に見ていました。







2000ccのセカンドグレードである2000S。中学時代からセリカXXキチガイだった私ですが、当時2000Gはそこそこ見かけても2000Sは結局これまで一度も見たことがありませんでした。







憧れだったエレクトロニックディスプレイメーター。本当に好きで好きでたまりませんでした。そしてこのワイン系の内装もこのあたりから大流行しましたね。







そして8ウェイスポーツシートも。色がちょいケバイけど、それまで見た事もないデザインで憧れましたね~。

因みに太陽にほえろの七曲署覆面パトだった2800GTは本革シートでしたが、本革シートの形状はこれとは違うノーマル仕様のシートと同じ形状のローバックシートでした。







全ての機能を使いきれるか使いきれないかは別にして、とにかくお金がかかっているシート・・・、そんな印象でしたね。







エンジンは、当時圧倒的な性能を引っ提げソアラに初搭載された5M-GEUと、新世代レーザーエンジンながらシンプルな2000ccSOHCエンジンの1G-EUの2機種のみ。2機種の性能差がやや開き過ぎにも思えますが、その後エンジンバリエーションは増えていきます。







昔のカタログはとにかく内容が濃くて説明も丁寧ですね。このような透視図も今のカタログではまず無いでしょうし、車の構造のイロハをカタログによって知ることができたのも当時のカタログならではの事だったように思えます。







憧れのアイテムは続きます。

何たってリトラクタブルヘッドライト。当時リトラの車は他にあるにはありましたが、セリカXXのカッコ良さは圧倒的だったように思います。
そしてリヤのヒップアップ形状も私は大好きでした。ダラ~っとなりがちなリフトバックの末端をこういうデザインできちんと締める。抜かりのないデザインですね。







私が初めて実物のエレクトロニックディスプレイメーターを見たのは、町内の神社でエンジンをかけたまま停められていたT140コロナ2000GTのHTでした。中学生だったあの時の衝撃は未だに覚えていて、ずっと憧れ続けながらとうとう縁がなくホンダ狂になってしまいましたけど(笑)。






















上記4枚の装備のページは拡大画像付きにしておりますので、興味のある方はクリックを。








各グレードのページの上にはこのような文言が(笑)








各グレードの紹介で最上級グレードの2800GT。

グレード中、唯一の専用装備品はスポーツシート、ファブリックシート生地、エレクトロニックディスプレイメーター、エレクトロニックスピークモニター、オートドライブ、リヤベンチレーテッドディスクブレーキ、ミシュランタイヤ。

唯一の専用オプションが、クルーズコンピューター、ナビコン、LSD。









セカンドグレードの2000G。

2800GTとほぼ同じ装備で、デジパネが2000ccで唯一オプション装着可で本革シートも同様。スポーツシートは設定がありませんが、2800GTと同じアルミホイールやヘッドランプクリーナーも標準。非常に満足度の高いグレードだと思います。








2000S。

2000Gから外される装備は少し増え、目立つところでは電磁式ドアロック、ヘッドランプクリーナー、合わせガラス&ティンテッド(色分け)ガラス、イルミネーテッドエントリーシステム、アルミホイールなど。デジパネはOPもなしでタイヤは195から185になります。








最廉価グレードの2000L。

2000Sから外される主なものは、シート上下アジャスター、マッドガード、パワステ、トノカバー、リヤワイパー、ハロゲンがシールドビームに、リヤのグレード表示もLのみありません。ツートンボディカラーとアルミはオプション設定なし。

それでもパワーウィンドウは標準で、サンルーフやオートエアコンがオプションで選べるのも良心的ですね。










※クリックで拡大画像

思いのほかグレードの装備差が少ないのがA60セリカXXの特徴ですね。








初版カタログの一番最後の表記は「時代はTOYOTA」です。









僅か4グレードだったXXに、翌年1982年2月にターボモデルが追加された時のカタログです。








初版のスタジオ撮影風とは打って変わり、この第二版は走りをかなり意識したものになっています。







サーキットを走る2台の2800GT。そして白の2800GTを運転しているのはオベ・アンダーソン。ただ、オベ・アンダーソンと聞いて真っ先にKP61スターレーットを思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか・・・。








そして私が狙っていた2000Gもサーキットを攻めてます(笑)。グロス125馬力ですが、侮ってはいけないという事がこのページで熱く語られています。







そして今回新たに追加された2000ccのSOHCターボエンジン、M-TEU。これまで2800ccと2000ccのエンジン性能差に開きがありすぎましたが、ターボの追加でようやく解消されました。ただし、ターボモデルはATのみの設定というのがちょっと残念なところですかね。今と違ってMTが主流の時代だっただけに、個人的にはちょっと残念に思っていました。

因みに今回のカタログもボディーカラーの記載がどこにもないのですが、唯一このページに登場している2000G-turboのボディーカラーだけ記載されていました。


なんとこの白の名称はシティホワイト。てっきりスマッシュホワイトかと思っていました・・・。








走りを前面に押し出していますね。








主に足回りを説明しているページ。足の説明だけでこれほどを埋め尽くせるのですから、本当に良い時代でした。今じゃ足回りなんて拘っても仕方がないって雰囲気ですから・・・。







そしてまたサーキットの走行シーン。ちょいフェンダミラーが古臭いけど、車のデザインはやっぱかっこいいなぁ・・・








主に空力の説明ページ。










インパネの説明のページ。











スポーツシートの説明だけで2ページをフルに使ってます。そしてその語り口も熱い・・・。今じゃ考えられません。










※クリックで拡大画像
装備のページは今回かなりアッサリぎみになってます。








グレードは初期の4グレードから6グレードに増えて賑やかな雰囲気に。








増えたのは、2000G-turboと2000S-turboの2モデル。

ターボモデルは、これまでの4機種と違ってリヤのグレードを示すデカールが茶系色から銀色に変更されてますね。そして、これまでの4機種に標準だった細いサイドストライプがターボモデルにだけなくなっています。


装備的には、G-turboはGと同等、S-turboはSと同等となっていますが、細かくみていくとターボモデルの方が少し劣っているのが残念なところ。

スポーツシートとLSDがオプションで装着できるのは魅力的ですが、Gに標準の電磁ドアロック、ヘッドランプクリーナーがG-turboで省かれているのは価格バランスをとるためでしょうか・・・。

もう一つ、このターボモデルのATは他の4機種のATと違って4速でのロックアップ機構がつきません。燃費の面でもかなり不利と思われますが、ターボ車のATはNAモデルと違う仕様ってことでしょうか・・・。











※クリックで拡大画像

詳しくはクリックして確認してみてください。









ページ最後の表記は、「新技術 時代はTOYOTA」に変更されてますね。


紹介するのを忘れましたが、車両重量は2800GT(AT)の1250Kgに対し2000G-turboが1265Kg。ちょっと重たいですね。











※クリックで拡大画像

価格はこんな感じ。ターボモデルは2800GTと2000Gとの間で価格バランスを取るのに苦労したんじゃないでしょうか。恐らくエンジンにお金がかかっているぶん2000Gよりも装備を落とさないとバランスが取れなかったのかも。









ターボモデルの追加から半年後となる1982年8月、2000ccのDOHC24バルブエンジン1G-GEUを搭載した2000GTが追加された時のカタログ。恐らく第3版目と思われます(ひょっとしたらこのカタログは第4版目かもしれません・・・)。



私が中学時代、初めてトヨタのお店に行って初めてカタログというものを自分でもらったのがこのカタログでした。それまではセリカXXをずっと雑誌で眺めていましたが、あまりにも好きすぎでチャリで何度か貰いに足を運んだのでした。

実はこのカタログは過去の懐かしのカタログネタで紹介しているので、今回は軽く流していきます。









エンジンヘッドにデザイン性を取り入れたのは事実上この1G-Gが最初だったんじゃないでしょうか。









このメカメカした1G-Gの透視図を見て興奮していた中学時代。このエンジンは日本機械学会賞を受賞しました。











スーパーレッドの2000GT








シルエットトーニングの2800GT。この色で塗ったXXのプラモを何度作ったことか・・・








スマッシュホワイトの2000G-turbo。第2版のG-turboではシティホワイトという名称の白が使われていましたが、白は意外と頻繁に変更されているんですね。









ストリートトーニングの2000G。デビュー当時はセカンドグレードだった2000Gですが、エンジンでは一番下の扱いになってしまいました。それでもデビュー当時はセカンドグレードだったこともあり、見た目でも装備的にも2000GTとほぼ差を感じない素晴らしいグレードだったと思います。








2000GTの追加によってロータスチューンドサスペンションなるものを採用。といっても採用されたのは2000GTのみですけどね。













ATの設定が無い硬派扱いの2000GTですが、さすがトヨタは違います。決して汗臭い、男臭いGTは作らない。1G-Gの快音を聞きながらエレクトロニックディスプレイメーターのバーグラフ式タコが上りつめていくのを想像すると、今でも欲しいと思ってしまいます。

そういえばこの時代、レッドゾーンがどうのあまり興味がなかったのですが、この1G-G登場以降からそういうものを意識しはじめた気がします。









このカタログから本革シートも8ウェイスポーツシートに変更されています。私はXXのカタログで初めて見たのがこのカタログだったので、まさかデビュー当時の本革シートがローバックシートだったなんて当初は思いもしませんでした。

因みに、200GT登場時はこの本革のスポーツシートの設定がなかった時期があるのかもしれない、という情報を随分前に得まして、そういう意味でこのカタログは第3版ではなく第4版の可能性がありますが、そのあたりが定かではないのでとりあえず私の中では第3版としておきます。











※クリックで拡大画像

XX初の60タイヤがオプション扱いに。でもこの当時私は14インチのデザインの方がXXには似合っていたと思っていて、のちにソアラがこれを標準で履くまでは全く興味がありませんでした。











グレード数は一つ増えて全7グレードに。










増えたのはもちろんこの2000GT。

2800GTは手の届かない存在だったので置いといて、2000GTは可能であれば買いたいという位置づけだったかなぁ。やはり現実的には2000Gが購入対象になるだろうと思っていた中学時代。


なんて夢の無い中学生だったこと(笑)。


でも、2000Gって本当に廉価グレードとはいえない素敵なグレードだったと思います。



そういえば、前期型XXは登場時期が紹介した通り3回に分かれていますが、その登場時期によってテールのデカールが違っていますね。2800GT・2000G&Sがブラウン色系。そのあとの2000G&Sのturboがシルバー色系。そして一番最後に出た2000GTがモノトーン系。私は2000GTのデカールが一番好きだったかな。











※クリックで拡大画像

それにしても最上級グレード2800GTから最廉価グレード2000Lまでの貧富の差が少ないこと。これは登場時が僅か4グレードしかなかった事が影響しているんでしょうね。言ってみれば、当初トップの2800GTとセカンドグレードだった2000Gの間に2000GT、2000G-turbo、2000S-turboの3グレードが途中から追加されたのですから、そりゃ装備差の付け方や価格調整は難しかっただろうなぁと推測できます。










※クリックで拡大画像

エンジンラインナップ的にもバランスのとれた構成になりましたね。この時代からしたら2000ccのNAの燃費が予想以上に悪いのにびっくりですけど。









ページ最後の表記は第2版と同じ「新技術 時代はTOYOTA」です。










そして2000GT登場から1年後の1983年8月にMCされ後期型にスイッチ。第4版にあたるカタログですが、こちらも以前懐かしみのカタログネタでアップ済みなので軽く触れる程度にしておきます。









ザ・スーパースポーツマシンというキャッチフレーズで登場した後期型。ロアスカート部が形状変更とボディ同色化され、ウィンカー部も側面まで回り込ませるなど、グッと洗練された雰囲気になりました。










デビューしてすぐに後期型のカタログをもらいに行ったわけですが、ちょうどその頃グレイスジョーンズさんという女優が起用されていたCMもやっていて、そのポスターもいただくことができ、これが大きい上にメッチャかっこよくて超お気に入りだったのでホンダ車に乗り続けていた時もずっと部屋の壁に貼っていました。








後期型の売りの一つに、ターボエンジンM-TEUにインタークーラーが採用され(圧縮比が7.6から8.0へアップ)、145psから160psと大幅にパワーアップしたことがありました。

同時に2800GT用の5M-GEUも圧縮比が8.8から9.2に上げられ、170psから175psへと地味ながらもちゃんと進歩させているのもさすがトヨタですね。













私が大好きだったシルエットトーニングというガンメタツートンは、やや色合いが薄くなったファイタートーニングという色に変更されましたが、とても洗練されたシルバー系のツートンでこちらも好みでした。

もう一つは新たにキャメルベージュメタリックというゴールド色が追加されました。私は実車で見たことがありませんでしたが、実は前期型のプラモにゴールドで塗ってテールライトも後期型風に筆塗りして自己満足に浸っていたのを覚えています(笑)。








前述の通り、5M-GEUは圧縮比が8.8から9.2に上がり、5馬力のパワーアップと0.5Kgmのトルクアップを果たし、175ps&24.5kgmとなっております。








ツインカム24というフレーズで大ブレイクした1G-GEUは、後期型で特に変更はされていないようです。








そして後期の目玉と私は思っていたM-TEU。インタークーラー採用の恩恵は大きく、前述の通り圧縮比が7.6から8.0になったおかげで15psの馬力アップと2Kgmのトルクアップを果たし、160ps&23.5Kgmに。160psの発生回転数が僅かに低くなっているところも小さなポイントかも。

160psという馬力はあの1G-Gと同じなわけで、恐らく発進加速だけでいえば5MTの2000GTに負けないスタートを切れるんじゃないかと思っていて、後期型で一番乗ってみたいパワーユニットでした。









前期型のカタログでは2000GTのみがロータスチューンドサスが採用されている様な記述でしたが、後期型ではロータスチューンドサスは謳ってありながらも2000GTのみに採用されているとは書いてありません。このあたりは曖昧ですね・・・。








このページの右側に掲載されているキャメルベージュメタの車両はG-turboのようですが、アルミが格下モデル用の14インチ・・・。実験車両と記載されていますが、こういう所に目がすぐにいっていた中学生時代が懐かしい・・・。










室内で大きな変更はないようですが、電動リモコンドアミラーの調整ボタンの配列が前期型とは逆になっていることと、スポーツシートの色でブラック系が逆にホワイト系に変更されているのが特に目立つ変更点でしょうか。











※クリックで拡大画像

装備面では、ドアミラー採用と、前期型最終モデルの200GTのみにオプション扱いだった15インチアルミ&60タイヤが上級グレードに標準扱いになったのが主な変更点ですかね。小さいところでは、15インチアルミ装着車にはホイールアーチモールが装着され、これが意外とかっこいいのよね・・・。マニア視点ですけど。









グレード紹介のページで、2800GT & 2000GT。

バンパースカートとリヤハッチがボディ同色になってかなり洗練されましたが、でも前期型の真っ黒なハッチも私は大好きで、私の中では外観上で優劣はつけられないかな・・・。15インチの大きなホイールは魅力的でしたけどね。

あとは、2800GTのみATセレクトノブのデザインが変更になりかっこよくなってます。









2000G-turbo & 2000S-turbo。

前期型同様、G-turboにはなぜかヘッドランプクリーナーが付いていないという・・・。でも大幅にパワー&トルクアップしたG-turboは一度でいいから乗ってみたかったです。








2000G & 2000S。

昔から私が大好きでずっと購入対象として見ていた2000Gになんと8ウェイスポーツシートが標準装備されたのが私の中で大きなトピックでしたが、同時に大好きだった14インチアルミは2000Gにのみ標準として残され、他の15インチモデルを見た後だと何だか微妙に寂しく感じたのも事実。やはりこの14インチアルミは前期型だからこそ似合っていたのかもと思うようになりました。

そして前期型にあった最廉価グレード2000Lが後期型になって廃止されてしまいました。











※クリックで拡大画像

装備表は一気に簡素化された表記に・・・。











※クリックで拡大画像

エンジンの仕様違いは前述の通りなので割愛するとして、60タイヤとホイールアーチモール採用による全幅とトレッドが少し変わっています。そして2000GTの最終減速比が変更されているところにも目がいったり。









ページ最後の表記は第3版と同じ「新技術 時代はTOYOTA」です。











※クリックで拡大画像

前期型から約10万円前後アップしてますね。特にG-turboの値上げ幅が一番大きいかな。









さて、最後に後期型のカタログの最終バージョン(恐らく第5版)です。表紙は全く変更なしです。









ページをめくると、トーンの低い赤色の2000GTが。新色であるスーパーディープレッドです。









こちらもスーパーディープレッド。ホイールアーチモールが足回りをかっこよく見せていますね。









そしてもう一つの新色、スーパーシルバーメタリック。キャメルベージュメタ同様、私は実車で見たことがありません。








このページの変更箇所は、ドアミラーの紹介だった分部がサンシェード一体型リヤスポイラーの紹介になっているところ。最終バージョンに追加されたアイテムで、2000GTに装着車を設定、2800GTと2000G-turboにメーカーオプションとなっています。








サンシェード一体型リヤスポイラーがオプション扱いになった最終モデルが出た頃私は高校生でしたが、当時このスポイラーはあまり好きではなかったかなぁ・・・。徐々にスポイラーといものが定番になってからは違和感を感じなくなりましたけどね・・・。










※クリックで拡大画像

装備のページ。


変更箇所は、ドアミラーが可倒式になったこと、14インチアルミの紹介部分がリヤスポイラーの紹介に置き換わったこと、あとは・・・、ちゃんとスーパーレッドがスーパーディープレッドに画像修正されているところでしょうか(笑)。









変更された可倒式ドアミラー。といっても、お友達からの情報によると今の様に折り畳める可倒式ではなく、体が当たった時など折れ曲がるだけのタイプだそうで・・・。









そして最終バージョンで一番目立つ変更点のこれ。XXはこれがなくても充分過ぎるほどカッコよかったですけどね。








各グレード紹介で、2800GT & 2000GT。

オプション扱いのサンシェード一体型リヤスポイラーが装着されていますね。そして2000GTはスーパーディープレッドに画像修正されてます。それと当時から気になっていたのが、シート色もホワイト系から妙なグレー系に変更されている点が気になります。実色ではなく画像の色修正による歪みみたいなものを感じ、実際本当にこんな色なのだろうかと思っていたのですが、どうなんだろ・・・。









2000G-turbo & 2000S-turbo。

こちらも2000G-turboの色がスーパーシルバーメタリックに色修正されています。そしてオプションのサンシェード一体型リヤスポイラーが装着されていますね。

更に小さいところで、S-turboのスチールホイールの色塗りが少しだけ変更されています。









2000G & 2000S。

2000Gに外観の変更はなし。2000SはS-turbo同様スチールホイールの色塗りが変更されています。

そして画像では分かりにくいですが、この2グレードに搭載されているエンジンの型式が1G-EUから1G-Ⅱへと変更されています。変更内容としてはオールマイコン制御になり、エアーフローメーター式のEFIがDジェトロニック式のEFI-Dへとグレードアップ。結果圧縮比を8.8から9.2に上げることができ125psから130psにパワーアップされています。



初版からの各グレード別の写真を見てきて思ったのは、セリカXXはソアラのように斜め上から写さず全て水平目線で写していますね。セリカXXだけじゃなく4気筒セリカも水平目線ですが、形的にその方がかっこよく見えるのかな・・・











※クリックで拡大画像

前述した可倒式のドアミラーとサンシェード一体型リヤスポイラーの表記が変更、及び追加されています。










※クリックで拡大画像

こちらは1G-Eから1G-Ⅱに変更された2000Gと2000Sの性能内容が変更されています。燃費も向上しているようです。










ページ最後の表記に「Fun To Drive」が追加されているのが識別の目印。













こんな感じで初版からざっと紹介してきたA60セリカXXのカタログですが、私はよく同じカタログを数冊もらってきてはマニアのママゴト的な事をして色々妄想していました。




例えば、後期型だと













こんな感じで。

マニアにしか分からない妄想癖・・・(笑)。










そういえば、昨年の7月に買ったホ○デーオートという雑誌。大好きなXXやそれ以外のトヨタの懐かしい車たちの特集が載ってて楽しませてもらいました。



ただね・・・









このエンジンの説明の中でヒジョーーーーに残念だったのが・・・











事実と異なる事が書いてあったところですかね・・。
XXだけ6M-Gは搭載されておりませんので。

筆者はきっとウィキの6M-GEUの説明を鵜呑みにされたのかと予想していますが、あれは嘘が書かれてありますからね・・。








ということで、最後はマニア目線のつまらない突っ込みをしてしまいましたが、2代目セリカXXの懐かしみカタログ完全版はいかがだったでしょうか。私の青春の全てだった2代目セリカXX(と60セリカ・ブラックマスク)は今でも私の中では特別な存在。いつかプラモデルを手に入れてまた作ってみたいなぁと思っていますが、さすがにもう手に入らないかな・・・

長いブログを読んでいただき、ありがとうございました。
Posted at 2018/01/14 16:12:56 | コメント(16) | トラックバック(0) | 懐かしみシリーズ | 日記

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