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2026年01月08日 イイね!

心澄む神域の風景。古社に祈る、健やかなる一年と飛躍の誓い

心澄む神域の風景。古社に祈る、健やかなる一年と飛躍の誓い例年とは異なる心持ちで迎えた2026年。 新春の清らかな空気に触れたくなり、愛犬BEBEと共に春日神社へ足を運びました。

境内に掲げられた大きな絵馬には、「飛躍」の二文字。 立ち止まって眺めていると、焦らず、一歩ずつ地を踏みしめて進んでいこうという静かな勇気が湧いてくるようでした。

派手なことはできずとも、日々の何気ない景色の中に宿る光を、丁寧に見つめていく一年でありたいと思います。 本日は、そんな初詣の風景をいくつかご紹介させていただきます。




1. 「新春の輝きを纏って」
画面いっぱいに広がる鮮やかなピンクのサザンカを、あえて手前の一輪にのみピントを合わせ、背景を大胆にぼかすことで、花の生命力を強調しています。青空とのコントラストを活かし、寒さの中にも確かな春の予感を感じさせる、トップバッターにふさわしい一枚。






2. 「小春日和の囁き」
密集して咲く小花を、右下がりの対角線構図で配置。背景をグレイッシュに落とすことで、中心の黄色い花芯が浮き立つように計算しました。








3. 「冬の灯火」
南天の赤い実。あえて主役の実を右側に寄せ、左側に荒々しい樹皮を配置した「静と動」の対比を表現してみました。背景の緑のボケが、赤をより鮮明に引き立ててくれました。








4. 「凛として、冬のエリカ」
縦に伸びる花のラインを縦構図で強調。ピントが合っている部分から、上方へ向かって溶けていくようなボケ味が、見る方の視線を上へと導きます。まるで空に憧れているかのような、情緒的な表現にしてみました。








5. 「足元の春を探して」
低い位置に咲く白い花を、俯瞰気味に捉えた一枚。葉の影が落ちることで「その場の光の状況」が克明に写し出されました。自然なままの美しさを尊ぶカットです。








6. 「静寂の参道」
三が日を過ぎた境内は人影も疎らで、静寂に包まれていました。画面右奥の拝殿へと続く砂利道の奥行きを強調。手前の松の枝を暗く落として額縁のように使い、光の当たる拝殿へと視線を導く、クラシックで端正な構図を狙いました。








7. 「見上げる冬空」
石鳥居の重厚な質感と、透き通るような青空の対比。あえて下から見上げるアングルで、石灯籠や木々の高さを際立たせ、神域の持つ「垂直方向の広がり」を意識しました。








8. 「龍の守る水」
竹の緑、龍の青銅色、そして底に沈む色とりどりの石。多色な被写体を、龍の瞳にピントを絞ることで引き締めました。冷ややかな水の流れが、心身を清めてくれるようでした。








9. 「彩りの連なり」
手前の青い提灯を主役に据え、奥に向かって色が滲んでいくボケの階調を表現。神社の伝統的な風景の中に、現代的な色彩感覚を取り込もうと試みました。








10. 「初詣の相棒」
拝殿の荘厳なボケを背景に、BEBEの穏やかな表情をクローズアップ。この子と一緒に新しい一年を迎えられた喜びを、柔らかな光の中で切り取りました。








11. 「門出を祝う色彩」
門松に添えられた南天の赤と葉牡丹の白。垂直に伸びる竹のラインを左側に配置し、背景の拝殿を大胆にぼかすことで、正月の縁起物が持つ鮮やかな色彩と質感を浮き彫りにしました。








12. 「境界の向こう側」
石鳥居の重厚な横一文字を前ボケとして使い、その隙間から奥に鎮座する朱色の社殿を覗き見る構図です。神域の深まりを感じさせる、レイヤーを意識した一枚です。








13. 「神牛の眼差し」
撫で牛の角と瞳に鋭くピントを合わせ、鈍く光るブロンズの質感を強調しました。背景にある絵馬掛けの赤をぼかすことで、被写体の存在感をよりドラマチックに引き立てています。








14. 「陽だまりのまどろみ」
抱っこされたBEBEの穏やかな表情をクローズアップ。背後に広がる朱塗りの鳥居を、光の粒のようなボケとして処理することで、新春の暖かな空気感とともに愛犬を優しく包み込みました。








15. 「薬師如来様への祈り」
境内の一角に祀られた薬師如来様へ、持病との向き合いに、静かな光が差すことを願って。あえて手前の灯籠を大きくぼかし、御堂の奥へと視線を導くことで、心の内にある祈りが薬師如来様へと届くような、奥行きのある構図を意識しました。








16. 「朱のリズム」
連続する鳥居の笠木を、斜めのラインで切り取りました。規則正しい構造美と、冬の澄んだ青空への抜け感を強調したグラフィカルな視点の一枚です。








17. 「BEBEと共に、飛躍を誓う」
力強い干支の絵馬と「飛躍」の文字を背景に、大切な家族であるBEBEを抱き上げ、新しい一年の幕開けを記録しました。








18. 「御恵(みめぐみ)の言葉」
「大吉」という結果以上に、そこに記された「苦悩の日々も去り」という一節を、自分自身へのエールとして鮮明に記録しました。指先の質感を出すことで、その言葉をしっかりと受け止めた実感を表現しています。






今回の初詣では、昨年末新しく手にした RF45mm F1.2 STM の実力を試すべく、あえて日中の屋外で ND64 という非常に暗いフィルターを装着して撮影に臨みました。

F1.2」 という絞り値の圧倒的な明るさを再確認すると同時に、日中の強い光の下でそのボケ味を最大限に引き出すためには、NDフィルターがいかに不可欠であるか、改めて身をもって学ぶ良い機会となりました。機材の特性を理解し、表現のために光をコントロールする面白さは、やはり写真の醍醐味ですね。

新年のはじめ、神域の澄んだ空気の中で手を合わせ、静かに祈りを捧げました。不思議と心が穏やかに、そして透き通っていくのを感じるひとときでした。

最後に受け取った温かな言葉を道標に、BEBEと共に、一歩ずつ地を踏みしめて進んでいける一年にしたいと思います。

皆さまにとっても、幸多き一年となりますように。

撮影機材:
カメラ:キヤノン EOS R6 MarkⅡ
レンズ:キヤノン RF45mm F1.2 STM
フイルター:マルミ EXUS ND64 NDフイルター

最後までご覧いただき有難うございます!☺️
Posted at 2026/01/08 18:07:30 | コメント(5) | トラックバック(0) | 史跡めぐり | 日記
2026年01月07日 イイね!

一写入魂 — 私のカメラ遍歴📸

一写入魂 — 私のカメラ遍歴📸年が明け、少し落ち着いた時間に自分の防湿庫を整理していると、ふと、これまでの歩みを支えてくれたカメラたちの顔ぶれが懐かしくなりました。

私の写真人生を遡ると、一台の小さなカメラに行き当たります。父が大切にしていたOLYMPUS PEN EES(1962年発売)。それが、私が人生で初めてシャッターを切ったカメラでした。ハーフサイズカメラならではの軽快な操作感。何も知らなくても、構えてシャッターを押せば、そこには確かな記憶が定着されていたのです。

画像引用元:
https://www.olympus.co.jp/technology/museum/camera/products/pen/pen-ees/?page=technology_museum&museum-type=series




やがて時が経ち、初めて手にしたフィルム一眼レフはPENTAX SFXn(1988年発売)。当時付き合っていた彼女からの贈り物でしたが、「NikonかCanonがいい」という私のリクエストに対し、彼女が選んだのはなぜかPENTAX。「他より安いから」と店員に勧められるがまま買ってきたと聞き、正直がっかりしたのを覚えています。

その落胆のせいか、使い方も覚えずプログラムオートで数枚撮る程度。結局、この一台がきっかけで一眼レフにのめり込むことはなく、しばらくは「写ルンです」ばかりの休眠期に入ってしまいました。



画像引用元:
https://photoandculture-tokyo.com/contents.php?i=258




そんな私が再びカメラの面白さに引き戻されるのは、OLYMPUS C-900 ZOOM CAMEDIA(1998年)との出会いからでした。スマートメディアがまだ全盛の頃でカバーを開けてさっと撮れる便利さがよかったです。3倍ズーム131万画素CCD。



画像引用元:
https://www.olympus.co.jp/technology/museum/camera/products/digital/c-900z/?page=technology_museum




次に選んだのがPanasonic DMC-F7『LUMIX』(2001年発売)です。ライカを銘打った光学2倍ズームレンズと200万画素CCD。キヤノンのIXYDIGITALと迷って買ったんです。



画像引用元:
https://panasonic.jp/dc/products/DMC-F7.html





この頃から写真で撮影するのが好きになって次に買ったのがCanon PowerShot S2 IS(2005年発売)光学12倍ズーム500万画素CCD。このカメラは本当に写りが良くて性能もよかったです。テレコンバーターも買ったのを覚えています。ここからキヤノンとの長い付き合いが始まったんです。



画像引用元:
https://global.canon/ja/c-museum/product/dcc511.html





次に買ったのがCanon IXY DIGITAL 3000 IS Premium(2008年発売)。光学3.7倍ズーム1470万画素1/1.7 型CCDで最後のCCD大型センサー採用コンデジです。この頃がコンデジブームのピークだったのでしょうね。キヤノンのコンパクトデジカメ1億台出荷を記念した500台限定モデルのREDカラーなんです。『これなら一眼レフにも負けない』と本気で思わせてくれるほど、濃密な写りをするカメラでした。今でも手放せない一台です。



画像引用元:
https://dc.watch.impress.co.jp/cda/review/2008/11/20/9659.html




その後10年ほど勤めた家電量販店でデジタル一眼レフを扱うようになり、キヤノンの営業マンが私に個人的にしばらく貸してくれたのがCanon EOS Kiss X2(2008年発売)でした。1220万画素CMOSセンサー(APS-C サイズ)。これを使うようになると周りの友人がこぞって一眼レフを購入しだし、私もいつしか一眼レフの魅力にハマりました。お店でもバンバンこのX2を売るようになりまして営業さんの思惑通りでした(笑)



画像引用元:
https://global.canon/ja/c-museum/product/dslr797.html




そして私のデジタル一眼レフデビューとなったのがCanon EOS Kiss X3(2009年発売)1510万画素CMOSセンサー(APS-Cサイズ)。標準と望遠のWズームレンズKITが手ぶれ補正機能付きになったのが決め手でした。このカメラでレンズ沼にもハマり、趣味が車とカメラに増えました。



画像引用元:
https://global.canon/ja/c-museum/product/dslr801.html





そして私にとって初めてのフルサイズとなったのがCanon EOS 6D(2012年発売)。2020万画素の35mmフルサイズCMOSセンサー。世界最軽量フルサイズで高感度耐性も強くて今でも私の中では現役です。キヤノン最後の液晶薄膜の無い光学ファインダーでマクロ撮影なんかのピントの山の見え加減は随一です。
このカメラで独学に限界を感じ、本格的に写真の学校でプロ写真家に学ぶようになりました。



画像引用元:
https://global.canon/ja/c-museum/product/dslr813.html






そしてキヤノンから初めてのフルサイズミラーレス一眼のCanon EOS R(2018年発売)が出てすぐに買い増ししました。3030万画素の35mmフルサイズCMOSセンサー。キヤノンR SYSTEMのAFエリアの広さ、EVFの没入感はキヤノンの言う「写真の革新」そのものでした。マグネシウムボディとダイヤルの硬質感は高級感があります。これのMFバーは世間では不評でしたが、私はピント位置拡大に割り当てていて今でもとても便利に使っています。今でもサブ機です。



画像引用元:
https://global.canon/ja/c-museum/product/dslr877.html





長くなりましたが現在のメイン機がCanon EOS R6 Mark II(2022年)です。2420万画素フルサイズCMOSセンサー。ボディー内5軸手ブレ補正機構搭載と常用最高ISO102400の高感度耐性は私にとって魅力的でした。キヤノン自ら「5Dmark4の画質を凌ぐ」とうたい5Dシリーズの3ダイヤルの操作I/Fを引き継ぎました。初代R6からの画質アップ、被写体検出性能とトラッキング性能向上、電池持ちの向上は私に買い増しさせるに十分なスペックでした。
実際、今まで買った一眼カメラの中で一番使いやすいです。MarkⅢが発売になりましたが私の用途にはこちらのMarkⅡのほうが優れている面(高感度耐性、電池の持ち)があるので買い替えることはありません。



画像引用元:
https://global.canon/ja/c-museum/product/dslr905.html





なぜCanonなのか?

かつて販売員としてあらゆるメーカーの機材を扱ってきた私にとって、キヤノンは最も「顧客満足度」が高いブランドでした。 消費者の方には見えにくい部分ですが、不具合への対応やアフターサービスの充実度、そして何より初期不良の少なさは、他社を圧倒していました。

壊れない、裏切らない。その信頼感があるからこそ、撮り手は表現に没頭できるのだと確信しています。

一ユーザーとしてCanonの一眼カメラを使うようになるにつれて多くのキャノンのプロ写真家さん達とも知り合うことができ、キヤノンのカメラが描く写真の美しさを知ることができました。キヤノンの写真教室に10年通い、キャノンのサービスセンターにも知り合いが多くいます。

将来はキヤノンのフォトクラブに入るかもしれません。




こうして振り返ってみると、一台一台のカメラにその時々の自分と、忘れられない記憶が宿っていることに改めて気づかされます。

現在は、圧倒的な機動力を誇るEOS R6 Mark IIをメイン機に据え、高画素と独自の操作感が気に入っているEOS Rをサブ機として運用しています。そして、ピントの山を肉眼で追い込む楽しさを教えてくれる一眼レフのEOS 6Dも、今なお大切に出番を待つ現役の相棒です。

信頼できる道具を使い込み、その性能を限界まで引き出して、自分にしか撮れない一枚を紡ぎ出す。それこそが、写真という趣味の真髄だと思っています。

次はどんな景色を、この相棒たちと切り取っていくのか。
本年も、機材への感謝を忘れず、一枚一枚のシャッターを大切に積み重ねていきたいと思います。

最後までご覧いただき有難うございます!☺️
Posted at 2026/01/07 17:59:51 | コメント(12) | トラックバック(0) | カメラ | 日記
2026年01月04日 イイね!

写真で振り返る2025年。WRX STIと共に、彩りに救われた一年の記録✨️

写真で振り返る2025年。WRX STIと共に、彩りに救われた一年の記録✨️謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
喪中につき新年の祝詞は控えさせていただきますが、昨年撮り溜めた写真たちを見返しながら、新しい年を静かに迎えました。

2025年は、私にとって「命」と「景色」の尊さを深く噛み締める一年となりました。

5月には、父が他界いたしました。 私の「車好き」は、まさに父譲りです。幼い頃から父の運転する車の助手席で眺めた景色や、車について語り合った時間。今の私の趣味の根底には、いつも父の影響がありました。父を見送った後、愛車のハンドルを握るたびに、共に過ごした時間が思い出されます。

また、私自身も昨年は約4ヶ月間の入院治療を経験しました。 自由に出歩けない時間があったからこそ、かつてファインダー越しに見ていた世界の鮮やかさが、どれほど幸福なことだったのかを痛感しました。

今回作成したコラージュは、そんな激動の一年の中で出会った大切な瞬間のかけらです。

春の柔らかな桜、秋の燃えるような紅葉。 父から受け継いだ車好きが高じて手に入れた愛車の白いボディ、そして大阪万博の大屋根リングの力強い造形美。 それら一つひとつの色彩が、沈みがちだった私の心を何度も勇気づけてくれました。

ようやく体調も落ち着き、こうしてまたカメラを携えて日常を歩み出せることに、心からの喜びを感じています。

2026年は、焦らず、一歩ずつ。 父が見せてくれたような美しい景色を、これからも丁寧に見つけながら、心穏やかな一年にしていければと思っております。

本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2026年1月4日 FLAT4

Posted at 2026/01/04 09:38:21 | コメント(10) | トラックバック(0) | 一言放言 | 日記
2026年01月03日 イイね!

冬から春へ、色彩のバトンパス ―大阪城梅林にて―

冬から春へ、色彩のバトンパス ―大阪城梅林にて―本年もよろしくお願いいたします。

前回の記事に続きまして、今回は大阪城公園でのひとときを。 前回は少し遊び心のある風景を中心にお届けしましたが、今日はそのまま梅林へと足を向けた際のお話です。

まだ冬の寒さは残るものの、梅林では早咲きの花々が静かに、しかし力強く春の準備を始めていました。 近代的なOBPのビル群を背に、古くから愛されてきた梅や水仙が織りなす「今だけの空気感」を切り取っています。

都会の喧騒と季節の移ろいが交差する、公園の冬景色をお楽しみください。

1.は『水鏡のアーバン・フロンティア』
画面の半分以上を占める空と、それをお堀の静かな水面が映し出すことで、都会の無機質なビル群に奥行きと透明感を与えています。広角で捉えた広がりが、冬の凛とした空気を感じさせます。




2. 『現代の「いぬ侍」』
背景のユニークな看板(アイスを持つ武士)と、手前のうちのBEBEを重ねた一枚です。看板の武士がちょうどBEBEを見守っているような位置関係を計算し、あえて背景を少しボケさせることで、現実とイラストが混ざり合うような不思議な奥行きを狙っています。








3. 『2026年、地上のメッセージ』
広場に描かれた巨大な落ち葉アートを、俯瞰の天地逆のアングルで捉えています。点在する人々との対比によってアートのスケール感を強調しつつ、画面端に木の幹を配置することで、公園らしい自然の額縁効果を狙っています。








4. 『冬の日の忘れもの』
誰かが遊び心で残した、キャラクター風の落ち葉アートを主役にしています。 周囲の落ち葉を整理し、被写体の「顔」がはっきりと浮かび上がるように構図を整えることで、無機質な地面に宿った一瞬の表情を愛らしく切り取っています。








5. 『冬の日の「大阪城」』
落ち葉で描かれた力強い「大阪城」の文字を主題にしています。文字の周りに余白(砂地)を広く取ることで、冬の公園の静寂な空気感を表現。右下に小さく写る人々の動きが、静止した文字に「今」という時間の流れを添えています。







6. 『魁(さきがけ)の一輪』
曇天の柔らかな光を活かし、背景を大胆にハイキーに飛ばすことで、紅梅の鮮やかさを際立たせています。枝のラインを対角線状に配置し、一輪の主役に視線を誘導する構成です。








7. 『蝋細工の鐘』
蝋梅(ロウバイ)特有の質感を最大限に引き出すため、あえて少しアンダー気味な背景の中で黄色を浮かび上がらせています。複数の花を重ねることで、香りが漂ってきそうなボリューム感を演出しています。








8. 『黄色い語らい』
二つの花に極限まで寄り、被写界深度を浅くすることで、まるで花同士が身を寄せ合って内緒話をしているような物語性を生み出しています。








9. 『黄金の蕾(つぼみ)』
完全に開花する前の、生命力が凝縮された「球」としての形をセンターに据え、周囲を同系色のボケで包み込むことで、春を待つ静かなエネルギーを表現しています。








10. 『夢心地の輪舞(ロンド)』
サザンカそのものよりも、後方の玉ボケの美しさを主役級に扱っています。光の滲みが幻想的な雰囲気を作り出し、写真全体に柔らかさと華やかさを与えています。








11. 『樹影に咲く』
荒々しい樹皮の質感と、繊細な水仙の対比。画面左に重厚な縦のライン(木)を置くことで、右側に群生する水仙の白さと可憐さをより強調しています。








12. 『陽だまりの旋律』
水仙を垂直のラインとして捉え、リズム感のある配置を意識しています。背景をシンプルに整理し、花の向きや高さの違いが織りなす「動き」に焦点を当てています。








13. 『都市のヴェールと梅』
背景のビル(クリスタルタワーでしょうか)の幾何学的な模様を、キャンバスのように利用しています。硬質なビルのブルーと、有機的な梅の枝ぶりの対比が、都会の公園ならではの一枚です。








14. 『白練(しろねり)の調べ』
縦構図を活かし、画面中央から上へと流れるような枝ぶりに沿って花と蕾を配置しています。主役の白梅にしっかりとピントを合わせつつ、背後の柔らかなボケによって、花の清廉さと「静」の美しさを強調しています。








15. 『天守を望む水仙』
画面左下の水仙を起点とし、右上へ向かって広がる梅の枝越しに、遠く大阪城天守閣を配置した遠近構成です。手前の花をあえて小さく扱い、背景を大きくぼかすことで、歴史ある風景の中に咲く小さな生命の健気さを表現しています。








16. 『ミクロの鼓動』
おしべの一本一本まで捉える超マクロ撮影。肉眼では見ることのできない造形美を追求し、鮮やかなピンクと黄色のコントラストで視覚的なインパクトを狙っています。








17. 『春の予感に包まれて』
蝋梅の蕾を主題に、背景に散りばめられたピンクや白の眩い玉ボケで「光の洪水」を演出しています。非常にソフトなトーンで仕上げることで、寒さの残る空気の中でも確実に近づいている春の暖かさを、視覚的な温度として伝えています。






前回のOBPの風景写真から一歩進めて、今日は梅林の微かな春の兆しをお届けしました。

同じ場所、同じ季節でも、視点を変えるだけでこれほどまでに豊かな表情に出会うことができます。 広大な都市の風景から、花びらの一枚一枚が奏でる繊細な調べまで、カメラを持って歩くことで見えてくる発見は尽きることがありません。

本格的な梅のシーズンはまだこれからですが、寒さの中に灯るこうした小さな色彩が、一番の楽しみだったりします。

季節は確実に移ろっています。 皆様の周りでも、小さな春が見つかりますように。

撮影機材
カメラ:キヤノンEOS R6 MarkⅡ
レンズ:
キヤノンRF24-105mm F4 L IS USM
キヤノンRF70-200mm F2.8 L IS USM
キヤノンEF100mm F2.8Lマクロ IS USM
フイルター:マルミEXUS CIRCULAR P.L Mark II x 2枚

最後までご覧いただき有難うございます!☺️
Posted at 2026/01/06 13:44:06 | コメント(9) | トラックバック(0) | カメラ | 日記
2026年01月03日 イイね!

【ロケ地検証】「大阪のマンハッタン」の“あの”絶景写真はどこから撮れるのか?

【ロケ地検証】「大阪のマンハッタン」の“あの”絶景写真はどこから撮れるのか?TOP画像は私が撮影したものではありません。

昨年大阪ビジネスパークに撮影に行ったブログを書く際に参考にした大阪観光局のwebサイトに掲載されている大阪ビジネスパークのイメージ写真です。
引用元:
https://osaka-info.jp/spot/obp-osaka-business-park/

先月の撮影ではこういう写真は撮ってなかったので、私も撮ってみたいと思い調べてみることにしました。


Googleマップで見ると大阪ビジネスパークがある辺りは、寝屋川と第二寝屋川に挟まれたあたりにあって、この写真が撮られたのはこれより西の「京橋」あたりということになるようです。






Googleストリートビューでたどっていくと、どうやらこの辺りから撮られたもののようです。遊歩道はあるようですが特に展望台的なものは無さそうです。






地図を拡大するとこの辺りが角度的にベストなのかな?周辺に駐車場もあるようなのでまずはこの辺りを探ってみることにしました。

ちなみにGeminiにも聞いたのですが「これが撮影されたのは新鴫野橋からです」という答えでした。これは角度的に間違ってますね…。








1.ここからは私が現地で撮った写真になります。この日は午前中だけが晴れの予報だったので急いで行きました。まずは小手調べ。導入したばかりのPLフィルターを最弱の状態で。冬の低い光線状態を確認しながら、まずは素の描写でOBPのビル群を捉えます。








2. 同じ位置でフィルターを最大に効かせた1枚。空の深みは増しますが、澄み切った冬の空気感に対しては少し過剰な演出に見えるかもしれません。この「引き算」の判断が、後の仕上がりに響いてきます。








3. 少し移動し「京橋」の真上から。OBPの半島形状が正面に据わる、幾何学的に整った構図です。誰もが一度はカメラを向ける定番の1枚ですね。








4. ビルの垂直線と、それを鏡のように映し出す水面。この対比を強調するために縦に切り出しました。PLフィルターの効果で、水面の反射をコントロールしています。








5. 画面右側に城の石垣、左に遊歩道の柵を配し、奥行きを持たせました。ここではあえてフィルターを弱め、自然なヌケ感を優先しています。








6. TOP画像の再現に欠かせない「水上バス」が通過。連写で最高の位置を探ります。右側の石垣を入れることで、近代的なビル群との対比が生まれ、大阪らしい風情が漂います。








7. 船を追いながら縦構図へ。ここで一つの違和感に気づきました。ターゲットとした元画像にある「川の先の広がり」が、この京橋の上からは写らないのです。








8. 直感を信じて最初のポイントへ。大阪城の石垣、第二寝屋川の合流点、そしてビル群。すべてのパズルが噛み合った、ここが真のベスポジでした。残念ながら船は去った後でしたが、場所を特定できた達成感は、シャッターを切る喜び以上のものがありました。



ファインダー越しにはニューヨークのような洗練された風景が広がっていますが、足元に目を向けると放置された家具などの現実が。大阪観光局が観光のプロ組織を自称するのであれば、美しい写真を広める努力と同じくらい、その場所を美しく保つ行政への働きかけも重要ではないでしょうか。

写真を見比べると完璧な再現はできませんでしたが、まぁまぁ満足な写真は撮れました。場所とかはわかりましたのでまたいつか撮りに来たいですね。

この後は大阪城公園に散歩に行ったのですがそれはまた次回にします。

撮影機材
カメラ:キヤノンEOS R6 MarkⅡ
レンズ:RF24-105mm F4 L IS USM
フイルター:マルミEXUS MarkⅡ C-PLフイルター

最後までご覧いただき有難うございます!☺️
Posted at 2026/01/05 14:54:18 | コメント(10) | トラックバック(0) | カメラ | 日記

プロフィール

「1人あたり8,000円得する施策は久しぶり!夫婦二人で16,000円で何を買おうかな~!」
何シテル?   01/08 08:44
水平対向4気筒エンジンにちなんだHNで”FLAT4(フラットフォー)”と申します。 お出掛けと写真と愛車メンテの記録が中心です。 2006年にみんカラを...

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一写入魂 — 私のカメラ遍歴📸 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2026/01/07 23:20:29
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