
本年もよろしくお願いいたします。
前回の記事に続きまして、今回は
大阪城公園でのひとときを。 前回は少し遊び心のある風景を中心にお届けしましたが、今日はそのまま
梅林へと足を向けた際のお話です。
まだ冬の寒さは残るものの、
梅林では早咲きの花々が静かに、しかし力強く春の準備を始めていました。 近代的なOBPのビル群を背に、古くから愛されてきた梅や水仙が織りなす「今だけの空気感」を切り取っています。
都会の喧騒と季節の移ろいが交差する、公園の冬景色をお楽しみください。
1.は
『水鏡のアーバン・フロンティア』
画面の半分以上を占める空と、それをお堀の静かな水面が映し出すことで、都会の無機質なビル群に奥行きと透明感を与えています。広角で捉えた広がりが、冬の凛とした空気を感じさせます。
2.
『現代の「いぬ侍」』
背景のユニークな看板(アイスを持つ武士)と、手前のうちのBEBEを重ねた一枚です。看板の武士がちょうどBEBEを見守っているような位置関係を計算し、あえて背景を少しボケさせることで、現実とイラストが混ざり合うような不思議な奥行きを狙っています。
3.
『2026年、地上のメッセージ』
広場に描かれた巨大な落ち葉アートを、俯瞰の天地逆のアングルで捉えています。点在する人々との対比によってアートのスケール感を強調しつつ、画面端に木の幹を配置することで、公園らしい自然の額縁効果を狙っています。
4.
『冬の日の忘れもの』
誰かが遊び心で残した、キャラクター風の落ち葉アートを主役にしています。 周囲の落ち葉を整理し、被写体の「顔」がはっきりと浮かび上がるように構図を整えることで、無機質な地面に宿った一瞬の表情を愛らしく切り取っています。
5.
『冬の日の「大阪城」』
落ち葉で描かれた力強い「大阪城」の文字を主題にしています。文字の周りに余白(砂地)を広く取ることで、冬の公園の静寂な空気感を表現。右下に小さく写る人々の動きが、静止した文字に「今」という時間の流れを添えています。
6.
『魁(さきがけ)の一輪』
曇天の柔らかな光を活かし、背景を大胆にハイキーに飛ばすことで、紅梅の鮮やかさを際立たせています。枝のラインを対角線状に配置し、一輪の主役に視線を誘導する構成です。
7.
『蝋細工の鐘』
蝋梅(ロウバイ)特有の質感を最大限に引き出すため、あえて少しアンダー気味な背景の中で黄色を浮かび上がらせています。複数の花を重ねることで、香りが漂ってきそうなボリューム感を演出しています。
8.
『黄色い語らい』
二つの花に極限まで寄り、被写界深度を浅くすることで、まるで花同士が身を寄せ合って内緒話をしているような物語性を生み出しています。
9.
『黄金の蕾(つぼみ)』
完全に開花する前の、生命力が凝縮された「球」としての形をセンターに据え、周囲を同系色のボケで包み込むことで、春を待つ静かなエネルギーを表現しています。
10.
『夢心地の輪舞(ロンド)』
サザンカそのものよりも、後方の玉ボケの美しさを主役級に扱っています。光の滲みが幻想的な雰囲気を作り出し、写真全体に柔らかさと華やかさを与えています。
11.
『樹影に咲く』
荒々しい樹皮の質感と、繊細な水仙の対比。画面左に重厚な縦のライン(木)を置くことで、右側に群生する水仙の白さと可憐さをより強調しています。
12.
『陽だまりの旋律』
水仙を垂直のラインとして捉え、リズム感のある配置を意識しています。背景をシンプルに整理し、花の向きや高さの違いが織りなす「動き」に焦点を当てています。
13.
『都市のヴェールと梅』
背景のビル(クリスタルタワーでしょうか)の幾何学的な模様を、キャンバスのように利用しています。硬質なビルのブルーと、有機的な梅の枝ぶりの対比が、都会の公園ならではの一枚です。
14.
『白練(しろねり)の調べ』
縦構図を活かし、画面中央から上へと流れるような枝ぶりに沿って花と蕾を配置しています。主役の白梅にしっかりとピントを合わせつつ、背後の柔らかなボケによって、花の清廉さと「静」の美しさを強調しています。
15.
『天守を望む水仙』
画面左下の水仙を起点とし、右上へ向かって広がる梅の枝越しに、遠く大阪城天守閣を配置した遠近構成です。手前の花をあえて小さく扱い、背景を大きくぼかすことで、歴史ある風景の中に咲く小さな生命の健気さを表現しています。
16.
『ミクロの鼓動』
おしべの一本一本まで捉える超マクロ撮影。肉眼では見ることのできない造形美を追求し、鮮やかなピンクと黄色のコントラストで視覚的なインパクトを狙っています。
17.
『春の予感に包まれて』
蝋梅の蕾を主題に、背景に散りばめられたピンクや白の眩い玉ボケで「光の洪水」を演出しています。非常にソフトなトーンで仕上げることで、寒さの残る空気の中でも確実に近づいている春の暖かさを、視覚的な温度として伝えています。
前回のOBPの風景写真から一歩進めて、今日は梅林の微かな春の兆しをお届けしました。
同じ場所、同じ季節でも、視点を変えるだけでこれほどまでに豊かな表情に出会うことができます。 広大な都市の風景から、花びらの一枚一枚が奏でる繊細な調べまで、カメラを持って歩くことで見えてくる発見は尽きることがありません。
本格的な梅のシーズンはまだこれからですが、寒さの中に灯るこうした小さな色彩が、一番の楽しみだったりします。
季節は確実に移ろっています。 皆様の周りでも、小さな春が見つかりますように。
撮影機材
カメラ:キヤノンEOS R6 MarkⅡ
レンズ:
キヤノンRF24-105mm F4 L IS USM
キヤノンRF70-200mm F2.8 L IS USM
キヤノンEF100mm F2.8Lマクロ IS USM
フイルター:マルミEXUS CIRCULAR P.L Mark II x 2枚
最後までご覧いただき有難うございます!☺️
Posted at 2026/01/06 13:44:06 | |
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カメラ | 日記