撮影実習で大阪・堺市にある旧堺燈台に行ってきました。
今日の撮影のテーマは夕景の撮影ということで、集合も15時半と遅い集まりでした。当日は雨が降っていたのですが、昼から雨がやみ何とか撮影できる天気になりました。
旧堺燈台は明治10年築造された高さ11.3mの六角錘形の小さな木造洋式灯台です。昔、クルマとセットで撮影できないものかと探し回ったことがあります。通常走っている道路からはほとんど見えないところにあり、南海高野線「堺駅」から徒歩で15分、大浜北公園の近くにあります。
先生からは下記のような撮影前アドバイスがありました。
・空に露出を持ってくる。灯台はシルエットにする。
・露出をマイナス補正にする
・ライブビューやミラーレスの場合、最初に灯台にピントを合わせたあと、AFフレームを空に移動させると、空の明るさを自動で露出計算してくれる。
・夕景、夜景、薄暮の時間帯を撮る。
・絞りはF11~F16 ISOは低めで100~400
・右や左と移動して色んな角度から撮る。
・ホワイトバランスはRAWでOKですが、夕暮時はくもりや日陰、太陽が沈んだあとはAUTOがきれいなこともある。スカッとさせたいときは白色蛍光灯などもよい。
当日の天気予報では最高気温は9度、海沿いなので体感気温はもっと低かったです。16時ごろから撮影を開始し、18時過ぎまでほとんど大きな移動もなくずっと寒風が吹きすさぶ中で撮影していたので、めっちゃ寒かったです。
当日は標準レンズがメインで少し望遠レンズを使用。三脚とリモートスイッチは必須。PLフイルターは無しで撮影に臨みました。同じような景色の写真ですがよろしければご覧ください。
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午前中までの雨が嘘みたいに晴れ上がりました。
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これが今日のメインの灯台です。
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灯台から煙が出ているように見えますが、実は工場の煙突がこの後ろにあります。右下の船の絵はその昔、堺の港には海外からの貿易船がたくさん訪れていたことをイメージしたものです。
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少しずつ太陽が落ちてきました。
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まるで大きな宇宙船のような雲が浮かんでました。
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灯台を完全に真っ黒なシルエットにもできるのですが、多少ディテールが残るような露出にすることにしました。
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太陽は海に沈まず、クレーンの向こうに沈んでいきました。
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EOS学園のPR広告写真です(^^)
こんな風に場所を譲り合って横並びとかで写真を撮っていました。
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日が沈み、マジックアワーが訪れました。
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EOS RのEVFだとこの暗さでもピント合わせは容易です。
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雨が降って空気中のホコリを落としてくれたおかげで、とても空がキレイでした。
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高速道路の明かりも徐々にオレンジから白にかわっていきます。
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灯台もライトアップすればいいのにと思ったりしますが、この灯台近づかないとどこからも見えないんですよね。
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灯台が徐々に高速道路の明かりの反射でピンク色に染まっていきます。
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暗くてだんだんシャッタースピードも遅くなってきました。風が強いのでストラップを三脚に巻き付けて風でぶれないように気をつけます。
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堺港の対岸にも明かりが灯りだしました。どこらへんになるのでしょうね。
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空と海の境い目の赤い色が何とも美しいです。
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高速のライトがきれいに灯台とその下の階段を照らしていたので、角度を変えてもう1枚。
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最後はバルブで15秒シャッターを開いたままで、高速降り口を降りるクルマの光跡を撮って終わりとしました。
みなさんも大阪の堺に来られたら、少し足を伸ばして旧堺燈台のあたりをぶらり散歩されてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき有難うございました。m(_ _)m
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カメラ | 日記
Posted at
2019/02/02 18:00:37