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イイね!
2021年04月08日

びわ湖疏水船で大津から京都を巡ってきました♪

びわ湖疏水船で大津から京都を巡ってきました♪ 前のブログの続きです。
NEW AGEさんとの旅が続きます。

大津の三井寺を出た後は琵琶湖疏水の大津乗下船場に行きまして「びわこ疏水船」に乗り込みます。






琵琶湖の水を京都まで引く疏水にはいくつかのトンネルが有りその入口には門構えと石でできた扁額が掲げられていて見どころのひとつとなっています。扁額の文字を揮毫したのは創設当時の政治家たちです。






乗船したのは最新の「令和号」開放的で外に向かって座るようになっていてコロナ感染対策にもバッチリです。これに乗って約55分の船旅がスタートします。
NEW AGEさんが早く予約してくれていたおかげで最前列に座ることができました♪(^o^)







第一トンネル東口洞門の扁額は「気象萬千」意味は「様々に変化する風光はすばらしい」揮毫したのは初代内閣総理大臣の伊藤博文です。





当時日本最長、全長2,436mの第一トンネルは抜けるまでに約20分、真っ暗な水の流れの中をモーターで加速しながら進みます。ガイドさんが流暢に説明してくださるので退屈せずに過ごせます。





トンネルの中でしか見られない扁額も何とか撮りました。「寶祚無窮」意味は「皇位は永遠である」揮毫者はこの疏水をつくった第三代京都府知事北垣国道です。






トンネルの途中には工事のために垂直に開けた竪坑が2ヶ所あり、真上から地下水が降ってきます。船にはアクリルの屋根があるのですが雨の後などは乗客も濡れるほどの水量になるんだとか。







暗闇に慣れた眼には眩しい外が迫ってきます。






長い長いトンネルを抜けると桜の鮮やかな新緑に包まれました。もう少し早かったら桜のトンネルだったらしいです。







これは平成に作られた緊急遮断ゲート。船はこの下をギリギリ通る寸法でつくられています。大地震による堤防決壊時に水流を自動停止するらしいです。






荷のあげおろしや人の乗り降りなどのために広くつくられた舟溜(ふなだまり)と諸羽トンネル(520m)の入口。






ここの菜の花は地域の方が植えて大切に育てておられるそうです。






この疏水船が復活してまだ3年と目新しいので、近所を散歩している人たちも船が通ると手を振ってくれるのです。







桜と本圀寺正嫡橋。ここは紅葉の名所なんだそうです。







第2トンネルの東口の扁額は「仁以山悦智為水歓」意味は「仁者は動かない山によろこび、智者は流れゆく水によろこぶ」揮毫は初代内務大臣井上馨。伊藤博文と同じ長州出身ですね。






トンネルを出た西口には「随山到水源」意味は「山に沿って行くと水源にたどりつく」で揮毫したのは初代海軍大臣西郷従道。薩摩の西郷隆盛の弟ですね。







第3トンネルの東口は「過雨看松色」意味は「時雨が過ぎると、いちだんと鮮やかな松の緑をみることができる」で揮毫者は初代大蔵大臣松方正義。薩摩の島津久光の側近だった人です。








出たところの西口は「美哉山河」意味は「なんと美しい山河であろう」。揮毫したのは三条実美。幕末には尊王攘夷・討幕派の中心的だったお公家さん出身の政治家ですね。






赤いレンガの「御所水道」が蹴上の乗下船場になっていてここで疏水船の旅は終わりです。なかなかできない貴重な体験をすることができました。







京都の観光のメッカ、蹴上インクラインです。ここも桜の名所ですね。







ここへ来るのはいつ以来だろう…?と記憶が無かったのですが帰宅してカミさんに聞いたら「何度も一緒に行ってるやん」とのこと。最近物忘れがひどいです。





南禅寺の水路閣に着いて疏水を巡る度は終了。青もみじがきれいでした。







水路閣でのお約束写真もオマケで撮りました。





この後は雨が降ってきたので電車で京都の街中に避難して晩ごはんを食べてコーヒーを楽しんで解散となりました。有意義な1日をご一緒いただいたNEW AGEさん、有難うございました!

この日に大阪ではコロナのまん延防止等重点措置が始まったのですが、どんどん感染者数は増えるばかりで気が重くなりますね。早くワクチン接種がすすんでコロナが無くなる日が来てほしいです。


最後までご覧いただきありがとうございました!
ブログ一覧 | ツーリング&ドライブ | 日記
Posted at 2021/04/15 18:59:00

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sino07さん

この記事へのコメント

2021年4月15日 19:43
へぇ~
こんなステキな所があるんですね~☺️
船乗って写真
撮ってる姿がまたカッコいい👍️と
思います(๑^ ^๑)
ちょいとアンダー気味に撮って雰囲気出すのもまたカッコいいですね👍️
コメントへの返答
2021年4月15日 20:30
のっぽ.さん、こんばんは♪
京阪神に住んでても知らないしなかなか行くことは無いんじゃないかという体験ができました。
撮ってる姿?どこかにへっぴり腰が写ってましたか?(^o^;)
雰囲気伝わってるとうれしいです♪

コメント有難うございました!(^^)
2021年4月15日 21:27
こんばんは(^^)/

とても神秘的な風景ですね(^^)d
感動的です!
有り難うございました。
コメントへの返答
2021年4月15日 21:39
Patio. さん、こんばんは♪

この風景が73年間誰も見ることがなかったなんて、もったいないですよね。
洞門の形も様々で個性的ですし。

こちらこそコメント有難うございました!(^^)
2021年4月15日 23:15
学生時代に近くに住んでいたので、熟知しているものだと思ってましたが、見る人の角度によって、また違った場所のように思え、久しぶりに行きたくなりました❣️
コメントへの返答
2021年4月15日 23:43
MR さん、こんばんは♪
疏水を上から見ることはあっても下から見上げる景色はまた違うかもですね。明治の人達が眺めていたんだなぁと思うと感慨深いです。いいとこですね。

コメント有難うございました!(^^)
2021年4月15日 23:35
こんばんは。

蹴上インクライン、南禅寺の水路閣
いったなぁ・・・
また いきたいなぁ・・・

(´Д`)ハァ…

FLAT4 さんの ブログを拝見して 
行った気になるしかないかなぁ・・・

直接関係ないですが
哲学の道ものんびりあるきたいなぁ
って 思ってしまいました・・・

なんとか 乗り切りましょう♪
コメントへの返答
2021年4月15日 23:49
たこ焼き太郎3さん、こんばんは♪

若い頃にデートで行ったきりだったりして…と思ってたのは私です(^^)

平日だとこのあたりはそんなに観光客もいなかったですよ。外国人に人気だったからかも。

哲学の道から銀閣寺方面とかいいですよね。

感染対策を万全にして罹らないようにしましょうね。医療も逼迫してますしね。

コメント有難うございました!(^^)
2021年4月16日 0:46
こんばんは(^_-)-☆
これ一度乗ってみたいと思っていました。
良いですよね
子供頃から何回か遊覧船の構想は出ては消えを繰り返していたので、2018年に運航を開始したときは、よく事業化できたな…と思いました。
コメントへの返答
2021年4月16日 7:55
どんみみさん、おはようございます♪
ご存知だったのですね。私はぜんぜん知りませんでしたが良い経験でした。
今でもかなりコストが掛かっているようなので、この先もずっと継続できるのかなかなか難しいと思います。乗るなら今のうちかもですね。

コメント有難うございました!(^^)
2021年4月16日 6:40
FLAT4さん

おはようございます。
船に乗ると喧騒から解放され
見上げる世界が好み^ ^
ご紹介有難うございます。♬
コメントへの返答
2021年4月16日 8:11
こしのさんさん、おはようございます♪
狭くて浅い疏水の上を滑るように進んでいく船に乗っていると、これをつくられた明治の雰囲気に包まれます。遷都で寂れた京都にこれだけのものがつくられたのは素晴らしいですね。

コメント有難うございました!(^^)
2021年4月16日 16:42
こんにちはー

> カミさんに聞いたら「何度も一緒に行ってるやん」と

ヤバいですよ
トラップですよそれ
「あぁそうやったなぁ」なんて言おうものなら…
まぁほんとに身から出た錆なんなら仕方ないですけど(違

冗談はさておき、楽しかったですね
いい写真もいっぱいで、1番席取れた甲斐がありました
いっぽう私のほうは…まだ現像出付けられてませんσ(^_^;)
コメントへの返答
2021年4月16日 17:14
NEW AGEさんこんにちは♪

え!やばかったですかね(汗)
でも覚えてない顔してたので大丈夫かも…。

いい席をいただいたので写真も満足しています。トンネルの中からの新緑の写り込みなんてなかなかこの時期しか撮れない写真だと思います。

現像するまでに時間をおくと熟成されていい写真になると思いますよ♪(^^)
2021年4月17日 17:51
FLAT4さん、こんにちは。(^-^)

おおっ、これがコメで書かれてた
関西はもう新緑の時期ってやつですね!!

琵琶湖疏水の一枚目の場所、
以前に桜本か何かで見ましたが、
桜がMAXの時だったら相当感動ものの景色でしょうね!
また、舟べりから川面に映った緑を切り撮るって、
なかなか乙じゃないですか!!

それはそうと、この疏水船に乗って、
京都まで行けるの知らなかった。(^^;
上りと下りって言うんですか、両方向あるんですね!
桜か紅葉の時期に一度乗ってみたいなぁ。
私の行った事のない蹴上インクライン、
疏水船の終点になるんですかね?
それとも途中下車?
桜の季節は超人気なんでしょうね。
京都は車が混むってイメージあるので、
この疏水船で旅するってのも
かなり風情があって良いですね!
あっ、お値段は結構するみたい。(^^;
ダメだこりゃぁ。(笑)
コメントへの返答
2021年4月17日 18:16
アガサさん、こんにちは♪

そうなんですよ。アガサさんの桜のブログと私の新緑のブログが同じ日にアップされてたんですよね(^^)

乗り口のところの桜の木はすごかったですね。伊藤博文も眺めたんだなぁと思うと感慨深かったですよ。

トンネルの出口の新緑の写り込み写真は私のお気に入りです。さすがアガサさんわかってくれますね~!

大津への下りは逆流を進むので35分と少し忙しないのだそうです。でもどっちも一度は乗る価値があるそうですよ。

疏水船は蹴上で終点です。インクラインはちょっと前は外国人の方でいっぱいでしたけど、今年はどうだったのかなぁ。でも写真映えする場所ですよね。

お値段はちょっとびっくりしますよね。私もランチクルーズの値段かと思いましたから。でもプロのパフォーマーがガイドさんだったり、少人数客なのにサポートするスタッフは充実してたり、大事な友人との旅にはプライスレスの価値がありましたよ。
死ぬまでには一度は乗ってみてください♪(^^)
2021年4月21日 7:08
FLAT4さん
おはようございます^^
琵琶湖でこんな企画があるんですね✨
全然知りませんでしたが、船に乗って川の下から桜見ができるなんて素敵ですよね*^-^*
トンネルの中はちょっと薄暗くて怖そうですが(^-^;
トンネルの出口から見える緑の景色と、水面への映り込みはとても綺麗ですね~(*´◡`​*).*☆
ふと、以前にFLAT4さんと一緒に行ったなばなの里の光のトンネルを思い出しました✨が、覚えておられますか!?(笑)
あの時も映り込みが綺麗で、あの時撮った写真もお気に入りです♪
早くコロナが落ち着いて、気兼ねなくオフ会ができる日が来るといいですね*^-^*
コメントへの返答
2021年4月21日 8:14
カースさん、おはようございます!
私も疏水って狭い印象だったので船で往来できるとは知りませんでした。
あと一週早ければ桜がみられたんですけど。
トンネルの中は暗くてまるで夜の船みたいでしたね。だから出口が近づいて緑が見えたときは鮮やかさに驚きました。
なばなの里のトンネル、雨が降ってたお陰で道が光ってキレイでしたよね~。

コロナも感染してるのは大人数での会食と飲酒と判明してきたので、少人数でマスク会食なら大丈夫かな?なんて思ってます。でも早く落ち着いてほしいですよね(^^)
2021年4月25日 23:51
こんばんは〜。

しゃ、写真が美しいですね〜。

ビックリしました。

神レベルでございます。

線路と水路は僕のフェティッシュを直撃しました!

良い写真をありがとうございます〜!
コメントへの返答
2021年4月25日 23:59
セラフィムさんこんばんは♪

トンネルの写真ばっかりで退屈しませんでしたか~?

写真はまだまだ修行中で学校通ってるレベルです(^^)

感じてもらえる部分があればよかったです!
コメント有難うございましたm(__)m
2021年4月26日 0:12
いやいや、言い忘れてました。

トンネルも大好きなんです。

男の人ってトンネル好きが多くて、心理学的には産道のイメージがあるって聞いた事あります。

すみません、何度もコメントしてしまいました。
コメントへの返答
2021年4月26日 0:18
トンネル好きの方にはここの洞門の形とか扁額とかなかなか興味深かったのでは~?
何せ明治の元勲たちの言葉がタイムカプセルみたいに残ってるんですよ~!

男はみんな産道を通って生まれたことを頭の何処かで覚えてるんですかね?(^^)

コメント有難うございました!

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