
今朝、大阪府のほうから職員の方が大阪の千里川に来られて、千里川樹木伐採説明会が行われました。
市民側も伐採賛成の方1人が冒頭に乱入してきて大声で叫ぶハプニングがありましたが、集まった残りの人たちは「自然を残してほしい」という方ばかりでした。
行政側の説明の後、参加者から質疑応答がありました。
・何故ここだけを狙い打ちするのか?
・河川敷の樹木何本かだけでも残せないか?
・木を切ると葛が生い茂りかえって伐採の行政コストが上がるのではないか?
・この自然と生態系をなくさないでほしい。
主だった意見はこんな感じでした。
この地区の伐採には、私と他の方で伐採反対の署名を全国から合計のべ約1000筆集めました。
オンライン署名 862筆(2024年7月26日現在)
https://chng.it/vy5n4HpKpZ
私より上の世代のこの地域の方々が
「千里川を考える会」をつくり、行政とともにこの地域の自然の生態系を長年守ってきたこと、今は高齢化により活動が滞ってしまったことも現在の府の担当者の方々に説明し、ご理解いただきました。
結論としては、折衷案として「伐採はするが、市民の方と相談して護岸の上の背の低い樹木は伐採せず残す。」という提案が行政側からありました。
私としても、この千里川の自然保護についてできるだけのことは精一杯やりましたので、最低限の妥協点がみつかったのではないかと受け入れたいと思います。他の方々はわかりませんが…。
近年の異常気象により、線状降水帯やゲリラ豪雨などにより河川の氾濫、越水などの災害が数多く発生しています。河川や護岸の防災管理上、河川敷や護岸の樹木は無くしていく方向なのは致し方ないですね。
私も若い頃、地元青年会議所(JC)やとよなか市民環境会議で活動しており、雑草を大阪府に伐採してもらった上で、市民をまきこんで毎年千里川全域の清掃活動などに携わってきたので、行政側の立場もよく理解できるのです。
今日は平日で市民側で来られてる方も少なかったので、明日もう1日説明会が行われます。行政の責任者の方から私に個人的に「できたら明日も来てもらえないか?」と打診されましたので、明日も参加して今日参加されなかった方々のご意見を広くお聞きしたいと思います。
説明会は千里川の樹木の木陰で行われたので、涼しくて快適でした。この自然がなくなり、多くの野鳥や狸、イタチ、などの動物がいなくなってしまうと思うとさびしいですね。仕方ないです…。
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一言放言 | 日記
Posted at
2024/07/26 12:38:06