
4回目のカメラ学校、2回目の撮影実習は前回と同じ大阪万博公園でした。
前の日からすごい雨でしたが、この日は午前中だけカラッと晴れました。
万博の自然文化園の開園と同時に実習開始だったので、今日は講義からです。
今回のテーマは露出補正。
カメラには自動的に被写体の明るさを測って調整する機能がついています。そのため、一般的には露出計などを使わないのですが、露出計が被写体の明るさを直接測るのに対し、カメラの場合は被写体からの光の反射光で測るという違いがあります。
実際は白いものは光を多く反射し、黒い(暗い)ものは光を反射しません。なのでカメラはその光の量に合わせて、白い(明るい)ものは暗めに、黒い(暗い)ものは明るめにと自動調節するのです。
ところが実際に人間の眼で見た目や好みとは異なってしまうことがありますので、これを手動で調整することを「露出補正」といいます。
<1.背景が白い(明るい)場合>

-2 -1 0 +1 +2
<2.背景が黒い(暗い)場合>

-2 -1 0 +1 +2
<3.黒い(暗い)被写体の場合>

-2 -1 0 +1 +2
<4.順光の場合>

-2 -1 0 +1 +2
<5.逆光の場合>

-2 -1 0 +1 +2
AWB、ISO固定、絞りF8固定の条件下で、上のような作例をつくってみました。
通常オート(露出補正なし)にしていると真ん中の0の写真になりますが、マイナス(-)やプラス(+)に補正をすると写真の明るさ、見え方に違いが出てきます。先生からは、「鉄、木(樹木)、石(岩)はマイナス補正と覚えておいて下さい」とアドバイスをいただきました。”クロマイシロップ”は知ってましたがこれもまた面白いです。
またTIPSとして、撮った写真をカメラの液晶で確認する際、「カメラを右手で持ち液晶が目線の位置まで上げて、光が入らないよう左手の手のひらを液晶の上にかざして見る」もんだそうです。
プロ写真家の場合はまず試し撮りをして、画像とヒストグラム表示のプレビュー画面で露出がアンダーなのか、オーバーなのかをこまめにチェックするもんなんだそうです。私はもっぱら写真を拡大してピントが合ってるかどうかばっか見てましたが、同じ見ててもプロは違うもんですね。勉強になります(^^)
講義の後は7~8分咲きのちょうどいい感じの梅まつりを楽しみました。
先日の
CP+の講演(Youtube)の中で女性プロ風景写真家の方が、「広角がメインであと標準ズーム、望遠は自分が近づけない場合ときくらいしか使わない」というお話がありました。ただ広く撮るっていうんじゃなくて、(広角レンズの基本ですが)川にでも入って踏み込んで目一杯近づいて撮ることってそういうことなんですね。
「望遠ズームでアップばかり切り取って、便利に撮ってると、何処に行って撮ってきたかわからなくなるでしょ?」ってのも、すごく納得です。
現像してる間がなかったので、すべてJPEG撮って出し、トリミング無しです(^_^;)。
フォト蔵の1024x683pxに自動縮小。画像をクリックすると2048x1365pxで見られます。
短い時間でしたが、久しぶりに晴れて気分爽快でした!(^^)
Posted at 2015/03/10 01:12:15 | |
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