
今年のお正月は広島で過ごしてきました。
元日は中国道、山陽道もガラ空きでしたので、のんびり昼過ぎに出て日が暮れる前に到着でした。
2日は竹原市忠海町の二窓(ふたまど)という集落で福餅撒きがあるというので朝から出かけます。
この地域では毎年年末、皆でお餅つきをして、紅白餅、豆餅などをつくります。
そして2日の朝、神社に礼服に赤いたすきを掛けて集まった還暦の方々や年男・年女が、お餅やお菓子、タオルなどのお祝いの品を空高く投げるのです。
餅まきは一か所だけではありません。集落内7つの神社や社を順番に回ります。
この集落は私の母の生まれた地でです。私も還暦を迎えたらここで餅まきをしてみたいな・・・。(^^)
午後は海辺と周辺を散歩してきました。
ここは安芸長浜の長浜海岸です。右手には火力発電所があります。
沖合には瀬戸内海の島々が重なって美しい多島美を見せてくれます。
左の木舟の奥に見えるのが大久野島です。戦時中は毒ガス島として地図から消された島でしたが、近年は「うさぎ島」と呼ばれ人気スポットです。
線路をまたいで氏神さんにも訪れます。
幼いころはこの線路の上を歩いて二窓まで帰ったものです。今だと危ないとか怒られそうですが・・・。
こちらの神社のご神体はこの大きなクスノキの木です。ここに来ると心が休まります。
3日は昼から竹原市の町並み保存地区へ。
私のブログには何度か出てきていますが、江戸時代の町並みが整備、保存されています。
NHKの朝ドラ「マッサン」の生家、竹鶴酒造さんもここにあります。以前は中に入れたのですが、観光客が押し寄せたせいでしょうか?今は非公開になっていました。
代わりにというか、マッサンとリタさんの像が出来ていました。後方に見えるのが京都の清水寺を模してつくられたという西方寺・普明閣です。
裏通りに入ると整備されていない建物も数多く見受けられます。枯れたツタが張った蔵が逆にオシャレです。
日暮れまでまだあと2時間あまり、どこか行こうか・・・と。
レガシィで向かった先は尾道でした。
着いたのはちょうど日が傾き始めた時間。
尾道水道と向島のクレーン群、初めてきた人は何でここが人気なんだろうって思うんです。
尾道は坂と階段のまちとも呼ばれていますね。
尾道のシンボル的存在の天寧寺の三重塔。右奥に見えるのはしまなみ海道です。
狭いエリアに小さな商店や家などが立ち並び、まるでジオラマの模型のようです。
千光寺に行く途中で陽が暮れてしまったので、猫の細道を通って降りることにしました。
夕食は尾道ラーメンの名店、
「壱番館」に訪れました。
以前馴染みにしていたお店は店主がご高齢で閉店してしまったので、初めて訪れましたがとても美味しかったです。
何度も訪れている竹原や尾道ですが、まだまだ見足りない、撮り足らないって感じて帰ることになります。いつかもっとゆっくり歩いてもっとたくさん写真を撮りたいなぁと思います。
今年最初のドライブと写真はのんびりした旅のものになりました。
最後までご覧いただいて有難うございます。
Posted at 2016/01/09 17:30:05 | |
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