
2月以降コロナの影響で閉鎖されていた写真の教室が10月から再開されることになりました。写真教室がないと撮影に行く機会も減りますし、先生の指導がないと色んな写真作品を見てもどれがどういいのかわからなくなってきてしまいます。おかげで写真の作品展などに行く機会も減って、写真から少し遠ざかっているような気分になってしまっていました。
今回は久しぶりの撮影実習に行ってきた写真をブログに掲載したいと思います。場所はタイトルにある
大阪駅ステーションシティ周辺ということで、きれいになったJRの大阪駅周辺でのスナップ撮影ということです。スナップ撮影は好きな方なんですけどやはりキーとなるのは「カラー」であるということでしたので、今回のテーマ「モノクロ」はかなり私にとっては斬新でハードルの高いものとなりました。
先生からは下記のようなアドバイスをいただきました。
・ピクチャースタイルをモノクロにして撮影をします。
・一眼レフの方はライブビューで撮影します。
・ミラーレスの方はファインダーでもモノクロになっているので白黒で撮影することになります。
・太陽が出ている時に光と影を利用して撮影します。
・影を意識すると画面が明るいなと意識することになるので露出はマイナス補正を多様することになります。
・影を強調するときはマイナス補正、暗いときにはプラス補正をするという露出補正の勉強をします。
・建物の光る壁に人の映り込みをとるのもよい。
・シャッタースピードを1/15や1/8に遅くして撮るのもよい。
・電車のホームに人が入るところ、電車が発車するところを撮るのも良い。
・駅を上から見下ろして人々の流れをぶらして撮るのも良い。
・絞り優先モードならISO感度を落として絞り値でシャッタースピードを調整するとよい。
・オブジェや横断歩道などモノクロを強調するものを撮るのも良い。
・露出補正値は間違うなら暗い方で間違うほうが後からDPPで調整できる。
・後からモノクロにもできますが、光と影の勉強のため最初からモノクロで撮ります。
・撮影においては肖像権に留意し顔の真正面にピントを合わせる場合は一声了解を撮ってください。
2 天井からの影が真正面の壁に映り込んでいます。
 
3 階段の明暗と登る人の長く伸びる影。
 
4 広角でオブジェと秋の空を。
 
5 ビルの窓に映り込む雲と太陽の光芒。
 
6 大阪駅ステーションシティ最上階から見る屋根の造形は美しい。
 
7 1階下から見るとエレベーターホールが丸く切り抜かれている。
 
8 そのため丸い影ができてくるんだよね。
 
9 大阪市バスも上から見るとOSAKA CITY BUSロゴのおかげでPOPに見える。
 
10 このオブジェもモノクロにすることによって造形の面白さが見えてくる。

11 定点観測として。今しか見ることができない駅前のクレーンたち。
 
12 OSAKAロゴとその影も露出をコントロールすることで見えてきた。
 
13 百貨店の隣のビルの窓ガラスに映り込む模様。
 
14 橋の上から下を歩く人を欄干の隙間から。
 
15 横断歩道のシマシマが引き立つのはモノクロならではか。
 
16 大阪で最も通行量が多い?JRと阪急の間の交差点をスローシャッターで。
 
17 阪急百貨店の前をスローシャッターで。Hankyuのロゴにピッタリピントを合わせているのがポイント。
 
18 道路の↓の矢印が引き立つのもモノクロならでは。
 
19 自転車用の標識とタイルの光と影。
 
20 ビルのガラスに映り込んだ空と雲。
 
21 シルエット
 
22 大阪駅を行き交う電車をスローシャッターで。
 
23 ビルの窓に映り込む空と雲。
 
24
 
25 こうした造形を水面の反射が引き立つのもモノクロならではかと。
 
26 消火栓のメタルな雰囲気が味わえるのもモノクロの良さかな。
 
27 モノクロにするとストーリーのある写真になる。
 
10時から13時まで3時間大阪駅の周辺を歩き回りたくさん撮影をすることができました。やはり都心部ということもあって人出も多かったです。
大阪駅という人の多いところでも撮影ができるのも撮影実習で撮影ポイントを案内してもらえるところもあります。自分だけで行ってたらこんなたくさんのバリエーションは撮れないですからね。そういった意味でも写真教室の再開はうれしいです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
  Posted at 2020/10/17 18:39:13 |  | 
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