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FLAT4のブログ一覧

2022年06月19日 イイね!

写真のプロにクルマ写真を講評してもらいました♪

写真のプロにクルマ写真を講評してもらいました♪岡山・夢二郷土美術館に行ってきました♪の続きです。

今回は車の写真の撮り方についてのお話です。

岡山のアサノカメラさんで開催された「魅力的に伝える写真の選び方」~表現のための写真セレクト~を受講してきました。

今回のセミナー講師は三村漢(みむらかん)さん」一眼カメラを本気でやってる方なら一度はメディアや雑誌などで見たことがあるはずの、今日本で一番売れっ子のアートディレクター。有名写真家の写真展や売れる写真集を数多く手掛けておられます。




有名写真家が「これは写真展に飾りたい!」と思ってもあっさり「これはボツですね」とバッサリ渾身の作品を斬っちゃう辛辣で率直なレビューをされることでも知られています。

ちなみに私の写真の先生の写真集写真展「Japanesque」も三村漢さんがアートディレクションをされた作品です。



写真展の時のこちらのブログにも三村漢さんが写ってます。


そんな方に写真を講評してもらいたいとはるばる大阪から来たわけです。三村漢さんに講評してもらえる機会なんてなかなか無いですからね。




”アートディレクターとは、デザインをするだけでなく、デザインしたものを、完成後、どうやって拡げていくかまで考えます。立ち上げから販売までのすべてをデザイナーの立場から作り上げる仕事です。”




アートディレクターは、主観的な写真家に対し客観的、俯瞰的視点なのである意味真逆の存在です。








私が今回セレクトしたのはこの15枚。私の写真の先生には見せたことのない「車」の写真です。それをプロのアートディレクターの視点で斬ってもらいました。








下記は三村漢さんの講評を文字起こししたものです。

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おっ見ますね。「車!」です。

これはコンセプトみたいなものはありますか?

FLAT4「映えるような写真です。」

やっぱりどこかいい意味で車雑誌で見るようなカットが多いです。
単写真で撮るなら観光地とか名所で撮っていくのがいいんですけど、もし写真展とか写真集にまとめるとするとただの「車LOVE」になっちゃうんで。

これどうしたいと思ってますか?

FLAT4「いつかフォトブックにでもしてみたいと思っています。」


そうするとどうしても親戚の家族のアルバム。5枚あればいいじゃないですか。いくら仲が良くても、飽きちゃうんですよ。なので飽きさせないには、車以外だったり、引きのカットだったりをどう入れていくか。キメの強いのはこう大っきい「車~!」ってのでいいんですけど。


「車~!」ってほうで見ると、光の使い方ですね。
まだ車のボディと背景との兼ね合いで撮られているので、どういう時間に光が来て差し込んで反射して光るとか、そこまでやらないと最後まで行けないかなと。

逆に風景を先に優先するなら風景が一番映える時と所をロケハンして、狙ってそこに車をどう置けばいいか、ある意味「撮り鉄」的な手法になるのかなと。

どっちでもいいと思うんですけど、このカーブミラーに写ってるの可愛いですね。






フォトブックにまとめるとしたら、まず一番に「距離感」ですかね。
真正面から撮っちゃってヘッドライトを思い切り寄りで切り抜くとか…。まぁパーツパーツをどう切り抜くかはLOVEにおまかせしますけど…。




あと流し撮りとか、光、動き、強さ、スピード感っていうのが大事ですね。色んな技術を駆使してやるのがいいかな。

ある意味、自分の車だったら動きは操作はできるので鉄道に近いのかなと。
動きは予想できるからちょっとそれを友達とやり合うとか、鉄道の撮り方勉強してみるとか。そうするともっと面白いカットが撮れる。よくあるのはブレーキランプだけ夜に長めに写すとか三脚で。遊びがあるともっと色々できるはず。

これはただまだ「車を撮ってる」ってイメージなんで、この縦位置2枚だけ動きが作れていると思うんですけど。






こういう写真と、写ってないけど車を感じたりとか、パーツ、ハンドル、タイヤとか色々自分の中で「LOVE」を挙げていって、どう撮ったらそれが一番伝わるかなを、考えてから撮ったほうが面白いすかね、多分。撮りながら悩んじゃうとなかなか難しいところがあると思います。

あとまぁどこまでやるか「季節感」。雪が降ったら頑張って撮るとか。春、夏、秋はあるか…。




何かあんまりガソリンスタンドとか見せられても…(苦笑)。これ光の加減とかキレイですけどね。



FLAT4「最近映えるスポットって人気なんですよ。」(会場笑い)

きれいなんですけどね、ちょっと情報が多すぎる。無駄な四隅は削ぎ落としてください。


うーん「夜」欲しいなぁ。「霧」とか。写っていないのに感じられるものが一番欲しいですね「余韻」とか。そこにいた「音」みたいな。極端に言うと「水の波紋」があってもいいと思うんですよ。低音が効いてるってイメージになるし、そこまで遊んじゃっていいと思うんで。車車車になんないで自分の中でイメージ拡げて。そうするといいかもしんないですね。

あと「引き」。つまり長い坂を超遠くから長玉で撮るとか。どうしても半分くらいは「車」になっちゃってるので。展開を考えるともっと面白くなんじゃないかと思います。橋の上から見下ろして撮るとか。有効的に使うといいかも知れませんね。


「夜」欲しいなぁ~。ガソリンスタンドが「映え」か…。(会場笑い)

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<講評を受けての私の気づき・感想>

・昼間にばかり撮ってて夜明け、夕景、夜景の写真が少ないこと。
・光と影を生かした写真をあまり撮ってないこと。
・車全体の似たような距離感の写真ばかりをセレクトしたこと。
・車の動いている写真なんかを撮るようにしたい。
・車の音や余韻を感じる写真を撮ってみたい。
・車の一部分を切り取った構図の写真をもっと撮らなきゃ。
・夜の光を生かしてもっと遊んだ写真を撮ってみたい。
・組写真、モノクロなどにも挑戦してみたい。
・もっと美しい絵画を見て審美眼を鍛えたい。
・他の受講者に比べ、写真そのもの(撮影&現像)についての☓評価が無かったのはまぁホッとした。



<他の受講生への講評の中で印象に残った三村先生の言葉>

・組写真は物語性。順番が大事。
・視点と距離感を動かすことが大事。
・彩度を上げすぎるのに注意。人の目は40歳代から彩度が下がっている。
・ゴールを決めてレタッチをする。考えながらやらない。
・イメージが広がる(写真の)タイトル。イメージを狭めるタイトル。
琳派を勉強する。構図のトレーニングになる。
・ラインで撮る。構図で撮るよりは打率が良くなる。
・写真集はコンセプト。誰に何を見せたいかが大事。
・モノクロを撮るときはモノクロの気持ちで撮る。

みんカラで写真やっておられる皆さん、40代から徐々に彩度は上げすぎる傾向にあるみたいですよ。ご注意くださいませ(笑)

車の写真のプロ(商業カメラマン)っておられますけど、基本カタログみたいに全体的に光がまんべんなく当たっててパンフォーカスでないとみたいなとこありますよね。そこをもっと光と影で切り取った作品みたいな方向も目指してチャレンジしてみたいなって思いました。写真展は見てないけど熱田護さんみたいな車写真には憧れますね。

これまで美しい風景写真の中に愛車を配置するってのを撮影コンセプトにしてましたが、今回の講評を受けて自分がまだ撮ってなかったモノに気づき、またイメージの幅が広がった気がします。

他の受講生は風景写真やスナップが大半でした。普段写真教室で風景写真については学んでいるので、車の写真について自分を振り返る機会になってよかったと思います。なかなか一度に15枚もまとめて講評いただける機会は無いので、遠方まで足を運んでよかったと思います。



最後までご覧いただいて有難うございます!
Posted at 2022/06/25 17:11:48 | コメント(13) | トラックバック(0) | カメラ | 日記
2022年06月19日 イイね!

岡山・夢二郷土美術館に行ってきました♪

岡山・夢二郷土美術館に行ってきました♪明石市・魚住住吉神社の紫陽花を撮ってきました♪の続きです。

明石市からさらに西へ向かい向かったのは岡山市。市内のGoogleマップを眺めていて興味が湧いたのが「夢二郷土美術館」でした。

竹久夢二は大正ロマンを代表する画家で、独特な美人画が私の好みなんです。岡山県瀬戸内市の生まれで生家はまだ残っていて、昔広島の母の郷里に帰る際に岡山ブルーラインを走っていると「夢二生家記念館」の看板をよく見かけたのです。(訪れたことはありません)

2019年にツーリングで長野県中野市の「中山晋平記念館」を訪れた際、中山晋平の「カチューシャの唄」の楽譜の表紙に夢二の絵が使われていたのを見て、いつか夢二の絵をまとめて見てみたいと思っていました。

写真はすべてGalaxy S22 Ultraです。


岡山の市内を流れる旭川のたもとにレンガ造りで建っています。駐車料金は無料でした。








夢二が活躍した大正時代の風情がかおる建築。入館料は800円。







入口の脇には黒い猫の看板。これが今は人気だと後から知りました。







特別展の絵は撮影OKでした。









夢二についての映像なんかもありました。私が好きな歴史学者の磯田 道史さん(そういえば岡山出身です)の解説なんかもあって面白かったです。(YouTubeにも同じものがありました。)











撮影可能だったのはここまで。この後も大作がたくさんあり、満足しました。








美術館には観覧客もまばらでのんびり鑑賞することができました。







これがここの人気者の黒猫「黑の助」。これはレプリカです。今日はお休みだったようです。









元は捨て猫だったようですが、いつしか黑の助を目当てに来館する方ばかりになったとか。夢二の絵にもよく猫が出てくるのが由縁だとか。








ミュージアムショップは撮影OKだったのでクリアファイルなどで夢二の作品を紹介します。








夢二の大正時代の美人画の儚げな感じ、令和の今の女性とは随分違いますね。








写真を拡大してみたら額付きで6,270円。けっこうお手頃ですね。








こちらは木版画だからかけっこうお高いです…。









今考えるとここで土産を買っておくんだった。








色紙は1,000円。でもこれを飾って似合う部屋がうちには無いんだよな。









もっぱら黑の助グッズのほうが飾るという前提なら買いやすいかも。





このブログを書くために”竹久夢二”を検索したら、夢二の美術館は東京や群馬にもあるんですね。京都にも寓居跡があるようです。けっこう知る人ぞ知る画家なのかもしれません。



この後、17時から始まる本来の目的地に向かいます。R1だと岡山-大阪往復はできないので給油しておきました。この続きはまた別のブログにて。



最後までご覧いただいて有難うございます!
Posted at 2022/06/24 16:57:07 | コメント(6) | トラックバック(0) | ツーリング&ドライブ | 日記
2022年06月19日 イイね!

明石市・魚住住吉神社の紫陽花を撮ってきました♪

明石市・魚住住吉神社の紫陽花を撮ってきました♪撮影実習で兵庫県明石市魚住にある「住吉神社」に行ってきました♪

ここには「あじさい神苑」というあじさい園が境内にあり、松林の中に約2500株の紫陽花が咲きほこることで有名です。

いつものようにR1で中国道から阪神高速を経て現地に向かいました。駐車場は無料なので神社のある住吉公園内に駐めました。

先生からのアドバイスは下記のとおりでした。

・森の中に紫陽花が咲いています。
・通路が狭いところがあるので周りの方に注意してください。
・望遠でもマクロでも撮ることができます。
・WBはRAWで撮っておいて後から変えてください。
・マクロはPLフイルターは不要です。
・望遠で葉っぱのテカリが入るときにはPLフイルターが有効。
・多重露出なども使うといいと思います。
・絞りは開放と2~3絞ったものを撮っておきます。
・三脚使用の場合、ISO感度は400上限で十分です。
・撮影する視点の高さを変えて撮ることを心がけましょう。
・ピント位置は拡大してMFで合わせてください。
・神社にお参りしてから撮影してください。
・あじさい園の入口に寄付金箱があります。
・紫陽花に飽きたら海側を撮ってみてもいいです。

私の当日の撮影機材はEOS RにRF70-200mmF2.8LISUSM+PLフイルター、EOS 6DにEF100mm F2.8LマクロISUSMそして三脚です。あとRF35mmF1.8の単焦点も使ってます。

フォト蔵がまた不調のようなのでGoogleフォトの写真を貼り付けています。Googleフォトをみんカラで使う方法はみん友のHyper MWSさんが先日詳しく解説されてますのでよろしければご覧になってください。

googleフォトにアップした画像をみんカラブログで表示する方法 ~ 実践動画説明 ~



1. 今年の紫陽花はすこし花が小ぶりなんだそうです。








2. 見頃の時期ではあるんですけど、ポツンポツンと咲いてる感じでした。









3. よく見ると花びらも少し傷んでたかな~。









4. ガクアジサイ好きなんですよね。








5. この日の予報はもともと雨だったんですけど晴れてました。









6. 雨用の機材を買って準備してたのに拍子抜けでした。










7. 買ったのは傘を三脚に固定するクランプです。また雨の撮影の機会を楽しみにしたいですね。









8. このピンクの紫陽花もきれいですね。花は真ん中のつぶつぶらしいですけど。









9. この白いのもキレイ♪うちにも植えたいな~。









10. このあたりからだんだん撮影にリズムがのってきました。










11. 紫陽花の青い色って好きなんです。こんな色の傘が欲しい。










12. 直射日光に照らされた紫陽花と背景の青い紫陽花。重ならないように注意して撮りました。









13. 青い紫陽花と玉ボケ。色温度をDPPで下げています。










14. ガクアジサイはマクロで撮るのが好きですね。露出もアンダーにして色を引き出しています。










15. 淡い色の紫陽花。背景の濃い色と重ねるようにしています。









16. 先生を見ているといつも三脚の高さを細かく調整しておられます。けっこう面倒なんですけどね。私も真似して被写体に目線を合わせるようにしています。











17. こんな紫陽花もあるんですね。ピンクの色がキレイ♪











18. 玉ボケがまるでシャボン玉みたいになりました。










19. カラフルな背景でカワイイ感じに撮ってみました。











20. ピンクの紫陽花は土がアルカリ性なんだそうです。











21. 透き通った白い紫陽花の花を表現するためにDPPで色温度を下げています。











22. もう少し絞った写真をとっておけばよかったな…。











23. 紫陽花の葉っぱにピントを合わせて撮ってます。








10時から約2時間の紫陽花撮影でしたが自分なりに満足できたのでよかったです。また来年は大きい花が咲いてくれるといいなと思います。撮影実習は教室の仲間とちょこちょこ話ができるのが楽しいですね。

解散後はお友だちと丸亀製麺でうどんを食べて、ここからさらに西に向かいます。それはまた次のブログで。



最後までご覧いただいて有難うございます!



Posted at 2022/06/23 19:18:57 | コメント(8) | トラックバック(0) | カメラ | 日記

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