福井・恐竜博物館ナイトツアーに行ってきました♪の続きです。
翌日はただ帰るだけだともったいないので、自分で一人旅ツアーを計画し福井・一乗谷朝倉氏遺跡に行ってきました♪
一乗谷はJR九頭竜線(越美北線)で福井駅から約18分と意外と近いのですが運行本数が少ないのです。前日に時刻表を確認して時刻通りにホテルを出発しました。
2. 一乗谷駅は無人駅なのでPiTaPaが使えなくて、レトロな紙の切符です。都会っぽい福井駅から汽車が走るとあっという間に田園風景です。ここの駅はソフトバンクの携帯電話のCMで有名になったそうです。
3. オレンジ色の一両編成の汽車が可愛いです。撮ってる気分は鉄道写真家の中井精也さんです。(腕は全然違いますが…)
4. 駅から歩いて3分で
「福井県立一乗谷朝倉氏遺跡博物館」に到着です。ここは2022年10月にオープンした新しい施設で
前回2016年11月に訪れたときには無かったものです。朝倉館の原寸再現、映像による遺跡紹介、体験を通して学習できる施設だそうです。
5. こちらでは博物館建設時にこの場所から発掘された石敷遺構がそのまま展示されています。この石敷遺構は長さ38m、幅5.6mの巨大な遺構。土砂で埋まって浅くなった川を横断するように河原石が並べ敷き詰められています。
6. 発掘調査で見つかった土器や銅銭、木工道具や調度品などが所狭しと並べられていました。織田信長にまちを焼かれた当時の焼けた木材が残ってるのってすごいと思いました。
7. 遺構の発掘調査から、朝倉館と家臣団の屋敷を中心に城下町が計画されていたことが分かっています。このジオラマでは遺跡内の城下町を1/30スケールで再現。南北に貫く幹線道路沿いに50件以上の町屋がならび、武士や商人、職人など多種多様な職業の人が生活していたといわれる城下町の様子が、細かなところまで丁寧に再現されています。
8. 一乗谷の栄華を物語る、5代当主 朝倉義景の居館の一部が、なんと原寸大で復元されています。つまりココを歩けば、戦国時代に朝倉義景公たちが生活していた様を体験することができるんです。
9. 義景公と同じ目線、同じ視点で建物を鑑賞・体験することで、朝倉氏が育んだ文化水準の高さを理解することができるのではないでしょうか?
10. 分館には笏谷石(しゃくだにいし)でできた一乗谷のシンボルの唐門が展示されてました。バックの桜のポスターと一緒に撮るとリアルな感じが伝わってきます。福井の足羽山でしかとれない笏谷石は「ふくいブルー」とも呼ばれ、美しい淡い青色と柔らかな質感のきれいな石です。福井城の石垣や、寺社や家屋の礎石として使われており、一乗谷でも、朝倉館や井戸枠、石臼などに使われています。
ここからは一乗谷の遺跡と復原町並に向かいますが歩くと15分くらい掛かるそうなのでバスに乗って移動しました。
11. バスを降りて
「一乗谷レストラント」さんへ。ここでもまた越前そばをいただきました。そばは、地元のそば打ち名人が大野在来の粉を使って、毎朝手打ちしているそうです。だしはそばの風味を生かすように、カツオと昆布ですっきりと。大根おろしには辛味大根を使用。ピリッとした程よい辛さを効かせてて美味しかったです。
ここは福井の友人も知らなかったようです。
12. 朝倉氏遺跡は、戦国時代に越前国を支配していた朝倉氏が栄華を誇った城下町跡です。103年間にわたって支配していた城下町の武家屋敷・寺院・町屋や道路などの街並みがほぼ完全な姿で発掘され、現在は国の重要文化財・特別史跡・特別名勝に指定されている貴重な場所なんです。発掘されたのが1967年とまだそんなに昔じゃないことに驚きました。日本のポンペイと呼ばれるだけのことはあります。
13. 一乗谷のシンボルの「唐門」を冬らしい雰囲気が出るように撮ってみました。また雪が積もったりしたら風情が出るでしょうね。
14. ここは、全国で唯一発掘整備された戦国大名の館跡である朝倉氏5代目の朝倉義景の館跡です。「唐門」は、豊臣秀吉が朝倉氏最後の当主:義景(よしかげ)の善提(ぼだい)を弔うために寄進したものと伝えられているそうです。
15. 唐門を抜けて「復原町並」に歩いて向かいます。この一乗谷川は足羽川へと繋がり、船による水運に利用され当時の物流に重要な役割を果たしたそうです。
栄華を極めた城下町跡は、町並みがほぼ完全な姿で発掘・再現され、歴史ロマンに浸ることができます。
16. 一乗谷は山に囲まれた盆地なので天気が変わりやすく、いきなり吹雪いてきたり、その後すぐ青空が出てきたりしました。うまく施設の中に避難したので雪に濡れることはありませんでした。
17. 帰りは電車が無いのでバスで福井駅まで帰ります。こちらのバスも2時間おきなので時間のことを気にしながら散策しました。車や観光バスであれば半日で一乗谷と永平寺ぐらい観光できるので、やっぱり福井はモータリゼーションの波に押されているようです。
帰りの福井駅では焼鯖寿司と水ようかん、越前そばをお土産に買って帰りました。
新幹線の切符を買うとなんと1時間待ちだったので、観光案内所の中にあるカフェ「さんじのおやつ」でカフェラテをお代わりしながら今回のひとり旅をふりかえりながらしみじみしました。
最後の新幹線の写真は向かってくるのを高速連写で撮りました。EOS R6 MarkⅡには乗り物モードがあるので正確に運転席にピントを合わせ続けてくれます。これでサンダーバード、JR九頭竜線の汽車、京福バス、北陸新幹線つるぎと、今回乗った乗り物をコンプリートすることができました♪
まだ病気が完治してないのによく行くなぁという声も聞こえてきそうですが、自分なりに1日の行動時間は数時間以内、人混みには行かないとルールを決めてました。
行き当たりばったりの旅ではなく、Google Geminiに行く場所、時間配分、食べる場所、お土産物のメーカーなどを細かく逐一相談しながら旅をしました。AIとの二人旅だったかもしれません。(福井の友人にも相談してました)
帰ってきて身体的には疲れてましたが、すぐその後の病院の検査ではこれまでより数値などがよくなってまして、先生から「生モノ解禁」の許可が出ました。(ただし牡蠣はNG)さっそく刺し身の盛り合わせとか生野菜サラダとか食べてます(笑)このままよくなって通院頻度を減らすことができたらなぁと祈ってます。
また元気になってWRXでみんなと行きたいですね♪
撮影機材:
カメラ:キヤノンEOS R6 MarkⅡ
レンズ:キヤノンRF14-35mm F4 L IS USM
Galaxy S22 Ultra(切符と車窓の風景と吹雪の写真のみ)
最後までご覧いただき有難うございました。
Posted at 2025/12/21 13:31:54 | |
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史跡めぐり | 日記