
この日は子どもたちの運動会の代休ということで朝からドライブに出発です。
「美味しいお蕎麦を食べに行こう!」ということで兵庫県は豊岡市の
出石町という
出石そばで有名なところにまず行くことに。
中国道・池田ICから高速に乗りいざ播但道まで中国道を走ります。
最近は山陽道が便利になってあまり使わなくなった中国道ですが、やはり設計が古いせいか道幅が狭く路面の凹凸も昔に比べると悪くなったような気がします。西宮北を過ぎたあたりのワインディングは昔スゴイスピードで走っていましたが、今の路面状況では多分無理でしょうね。
昔ながらのまだETCすら付いていない播但道を経て
出石町に到着。
江戸時代の趣が残る城下町の町並みの出石町ではおいしくお蕎麦をいただきました。江戸時代城主仙石家はもとは信州から移ってきたそうで、その際に信州のそば職人を一緒に連れてきたのだそうです。小さな小皿に複数盛られたお蕎麦が特徴です。
その後は趣味の歴史探索です。
幕末の志士、桂小五郎(木戸孝允)が幕府に追われて潜伏していたことで知られる出石町ですがガイドなどには一箇所しか潜伏場所は載っていません。
近くを歩いていた地元の方に尋ねると「そりゃ幕府に見つかると大変だからね~。幕吏が来たら、こっちの路地こっちの路地を走り回って逃げて大変だったんだよ~。だから今でも潜伏地はねぇ、(口に人差し指を当て)内緒なのよ(^^)。自分で聞きながら探してみてね。」とまるで今でも小五郎が隠れているかのような口ぶりで親切に教えていただきました。ちなみに大きく3箇所、細かく探せば6箇所は見つかるそうです。石碑しか残っていないところもありますが、家族で歩き回って4箇所までは見つけることが出来ました。(^^)
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そこからは家内に運転を代わって京都・丹後半島を目指します。
有名な舞鶴や天橋立は通り過ぎ
伊根の舟屋で知られる伊根町が今日の最終目的地です。昔、
NHKの朝ドラ「ええにょぼ」の舞台になった地で、日本海の小さな湾に水際いっぱいまでに建てた家の1階部分が漁船のガレージになっている「舟屋」が200軒以上立ち並んでいるのが特色で重要伝統的建造物郡保存地区になっています。(写真)
実はココにはそのドラマで興味を持った当時にFDのRX-7で家内と来たことがあります。その時のイメージが忘れられずまた訪れたのですが、ドラマ放映が1993年、もう13年も経っていたんですね…。でもここは当時と変わらない時間が流れているようでした。
昔は主要交通手段が舟で、家からいきなり舟に乗って宮津や舞鶴に買い物などにいっていたのでしょう。道が狭いので多分今でも舟のほうが便利かも知れません。
高台にある道の駅に車を駐め、そこから波のほとんどないおだやかな伊根湾を眺めていると本当に心が洗われるようで穏やかな気持ちになれました。
帰路は舞鶴若狭自動車道を利用してそこを経て中国道で帰ります。
あいにく山間部は激しい雨で安定しない天候でしたが、ここは気持ちのいいハイスピードなワインディングロードです。トンネルを出るといきなり豪雨とかのシチュエーション等も数度ありましたが、レガシィはハンドルを取られることもなく終始安心して走ることが出来ました。
多分に私の趣味性が強い今回のドライブでしたが、お蕎麦やたくさんのお土産に子どもたちも満足していたようでした。(^^)
Posted at 2007/10/02 12:15:49 | |
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ツーリング&ドライブ | 日記